2017年9月13日 (水)

久々のDVD4本

久しぶりにDVDをレンタルしました。
裏切りの街
牝猫たち
愚行録
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

昨年の作品が1本で、あとは2017年公開の作品です。
『裏切りの街』は、出会い系を題材にした不倫物。寺島さんと池松君というピッタリすぎる配役がわかりやすすぎて心配です。>ふたりの関係は予想通りの展開ですが、むしろ同棲相手とか夫とか妹とか彼らを取り巻く人たちも同じようなもんだということが面白いんですね。それがタイトルの意味ですね。ただ、池松君の演技は私の好みではありません。
『牝猫たち』は、復活ロマンポルノの1作。>いいですね。私好みの青春(やや年上の)映画です。
『愚行録』はよくわからないのですが、例の世田谷一家殺人事件をネタにしているようでその扱いが気になります。>全員愚行から逃れられないという意味では上の『裏切りの街』に通じるものがあります。もちろんこれでハッピーエンドというわけではなく、主人公に裁きが下されることを含意したラストなのでしょう。事件を客観的に伝えるような落ち着いたトーンの映像もぴったりでした。もちろん事件がヒントになってはいるのでしょうが現場を描いていないということが、エクスキューズと言えなくもありません。もし関係者が観たら不愉快になること間違いなしですが。
今回観た邦画三本はどれもこれも愚行の連鎖。
『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』は、ティム・バートンです。最近やや彼の毒気が枯れているような気がするのですが、どうでしょう。>予想通り予告編で十分という期待外れ。永遠に同じ時間を生きる子供たちと時間をさかのぼり祖父の謎に迫ろうとする少年。そして彼らを狙う魔物たち。設定はありなのですが、前半の説明が冗長でテンポが出てきません。後半は、お子様向けのような魔物たちとの闘いが延々続いてあっけないハッピーエンド。監督らしい映像はあるもののこれでは納得できません。ナチの反ユダヤ主義との闘いという寓意は必要だったのでしょうか。

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2017年6月13日 (火)

DVD新作4本

近所のレンタルショップで新作4本。
ぼくのおじさん
アズミ・ハルコは行方不明
映画 続・深夜食堂
千年医師物語~~ペルシアの彼方へ~

『ぼくのおじさん』は、イメージ的に『モヒカン故郷に帰る』にかぶりますがどうでしょうか。>なんじゃこりゃ。ダメなおじさんの話かと思いきや、いつのまにか若大将シリーズに。それを引いた視線でもなく、パロディとしてでもなく、ただダラダラと垂れ流されても何を見ていいのやら。お手上げでした。
『アズミ・ハルコは行方不明』は、全然評価されてないみたいですけど、蒼井さんですから期待してます。>いいじゃない。昔の日活青春映画みたい。ぶっ壊して終わり・・・いやラストは違うか。行方不明になったアズミ・ハルコを捜す話ではなく、ブルキナファソでもどこでもぶっ飛んじゃいたい女性たちの叫びの物語。それが女子高生たちの男狩りだったりするわけで、ま、つながりが意味不明なとこもあるけれど、全体とすれば悪くありません。出演者では蒼井さんは予想の範囲内ですが、高畑さんのおバカぶりが無茶苦茶でいいですね。
『映画 続・深夜食堂』は、なんとなくいい話的ではありますけれど、多部さんファンとしてはいちおう観ておかなければ。>これ何がいいのか?ちゃんと作ったいい話だから文句言うなとでも言いたげな態度が鼻につきます。おまけに多部さんはほとんど出ないし。
『千年医師物語 ~ペルシアの彼方へ~』は、あまり映画として評価はされていないみたいですけれど、なんといってもイブン・シーナの登場する映画というので観ることに。イブン・ルシュド出演(?)の『炎のアンダルシア』も観てみたいですね。>ストーリーを追うのに精いっぱいであまり深い内容ではないけれど、中世イギリスの風景とか、ペルシャの都の賑わいとかそれだけでワクワクします。シャーは暴君ではなかったとかイブン・シーナは宰相だろうとか、いろいろ言う人もいるでしょうが、これはフィクションです。その中にイブン・シーナがいるというだけで嬉しいじゃありませんか。誰も評価していないのが不思議です。


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2017年5月24日 (水)

昭和30年代の夏休み日記

小学生の頃の夏休みの日記が何冊が出てきました。
海に行ったり、兄弟で遊んだり、花火をしたりけっこう楽しそうな夏休みですが、気になったのは観た映画とテレビ番組。

1年には『シンデレラ』と『サーカス小僧』を従姉と一緒に見に行っていたり、3年の時には『わんぱく王子の大蛇退治』の同時上映が『伊賀の影丸』だったり、田舎の二番館ならではの上映ラインナップ。
『サーカス小僧』はまったく記憶にありませんが、子役時代のミッキー・ドレンツ(ザ・モンキーズのメンバー)が主演をしている作品です。

テレビ番組では“若い季節”“ぼくもわたしも名探偵”“ジェットファイター”などが登場していました。ただし“あの時この時”とはどんな番組だったのでしょう。検索してもさっぱりつかめませんでした。今度図書館で調べてみようかな。
この頃はテレビをつけっぱなしにしていなくて、決まった番組しか見ていなかったから、日記に出てきた番組も選んで観ていたはずです。>調べたところ、毎回実際の事件を取り上げるアメリカのTVドラマでした。新聞のテレビ欄を見たらその日のタイトルは“ハイドリッヒ暗殺事件”。もちろんまったく覚えていませんけどね。ナチスのチェコ総督暗殺事件です。小学3年でどう理解してたのか知りませんがいい趣味してます。と自画自賛しときましょう。
ちなみに、今年8月に同事件を扱った映画『ハイドリヒを撃て‼「ナチの野獣」暗殺計画』が公開されるそうです。

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2017年4月28日 (金)

DVD4枚

近所のレンタルショップでDVDを4枚。

永い言い訳
湯を沸かすほどの熱い愛
孤独のススメ
帰ってきたヒトラー
昨年度の各ベストテンで評判の邦画が2本とひねったコメディ洋画が2本。

『永い言い訳』は、西川監督で本木くんですからまっとうな作品なはずです。>
『湯を沸かすほどの熱い愛』は、予告編見る限り私の不得意な肝っ玉母さんの話みたいで心配です。>
『孤独のススメ』は、さっぱりわかりませんが脱力系なのでしょうか。予告編で気になってたので、ついでです。>ダメでした。映像のテンポがつかめないままでさっぱり入ってきませんでした。参りました。
『帰ってきたヒトラー』は、昨年いやにヒトラー物が多くありませんでしたか?トランプとかルペンとかとダブらせてるんでしょうか。いや作ったのはもっと前ですが、ドイツではその予兆を感じているのでしょう。てな暢気なことではないですよね。日本の現状を鑑みるとむしろ欧米の先を行って極右が政権を担っているんですから。>ま、予想どおりでした。もっとぶっ飛んだ何かを期待していたんですが。

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2017年4月12日 (水)

レンタルDVD4本

近所のレンタルショップでDVDを4本。
少女
バースデーカード
ある天文学者の恋文
グランドフィナーレ

目玉は、まったく世評の芳しくない『少女』です。>確かに、ミステリーとしての骨格がちゃんとしていないことが評判の良くない原因なのでしょう。監督の意図はともかく、ただ私のように本田さんや山本さんを愛でたいという類の観客には納得の作品となっていました。もちろん山本さんと本田さんでは女優としての格が違うので、ひたすら本田さんを見続けることになるのですけれど。
『バースデーカード』は、あらすじを見る限り『ニライカナイからの手紙』みたいですが。>これは拾い物です。ただただ宮崎さんの素晴らしさを堪能するためだけの作品ですが、それがきちんとできているという意味で評価に値するはずです。ただクイズ番組のシーンは余計でしたね。話はほとんど終わっているのにあれはないでしょう(あの余計なシーンのために制作された作品なので文句は言えないですが)。
『ある天文学者の恋文』>うん?これも死者からのラブレター。荒唐無稽さは同じでもこちらは全然伝わらない。死後も恋人を自分のものにしたいという気持ちの悪い世界です。
『グランドフィナーレ』>人生をリタイアしたセレブたちが集うスイスの高級ホテル。「魔の山」を思わせます。いい気なもんだという気もしますが、贅沢な映像の連続で、素敵なシーンもあります。ミスユニバースのヌードとか昔の女優たちの幻想とか。

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2017年3月11日 (土)

4枚と2冊

久しぶりに近所のレンタルショップに寄ってDVDをレンタルしました。
セトウツミ
だれかの木琴
火 Hee
キャロル

『セトウツミ』は、私と相性の良くなさそうな作品ですが世評の高さに見ておこうかと思って。>観といて良かった。男同士の会話なんて何が面白いのかと思っていましたが、参りました。大森監督の語り口には脱帽です。もちろん池松、菅田売れっ子ふたりの実力が発揮されての成果なのでしょうが、それをどう見せるかは監督の腕次第でしょう。
『だれかの木琴』は、予告編の常盤さんの美しさに惹かれて。>予想以上に満足しました。人妻がストーカーになる、みたいな話かと思っていましたが、誰もが隠れた欲望を抱いているという作品でしょう。常盤さんだけではなく、夫も美容師もその恋人も、もちろん放火犯も、そして娘もまた…。心にセキュリティはかけられないということです。常盤さんの尋常ならざる雰囲気が見どころです。ところで、ヘリコプターと昼寝というと『家族ゲーム』のラストを思い出しますが、偶然でしょうね。
『火 Hee』は、絶対嫌いなタイプかと思いますが、桃井さんを観る価値はありそうな気がして。>思ったほど桃井さんの演技が嫌味ではありませんでした。むしろ、ストーリーそのものにびっくりするような仕掛けがなかったことの方が残念でした。何かどんでん返しがほしかった気がします。
『キャロル』は、外国映画から1本と思って棚をうろついた結果これに落ち着きました。

夕方図書館で予約していた2冊を受け取りました。
宣教師ザビエルと被差別民
カラー図解 進化の教科書 第2巻 進化の理論

参考文献を挙げようと思いましたが、「ザビエル」には影も形もなし、「進化」は英語文献だけというわけで、今回はなしです。
ただし、「ザビエル」は、本文中に引用文献を引いています。これが日本史関係の不親切なところです。ざっと読んだところでは「東方見聞録」「金枝篇」「大航海時代とモルッカ諸島」「生類をめぐる政治」「どちりなきりしたん」が手元にありました。


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2017年2月10日 (金)

日本インターネット映画大賞

2016年度日本インターネット映画大賞が発表になりました。

日本映画部門
作品賞(ベストテン)
1位 143点 この世界の片隅に
2位 142点 シン・ゴジラ
3位 66点 君の名は。
4位 41点 リップヴァンウィンクルの花嫁
5位 28点 湯を沸かすほどの熱い愛
6位 24点 ヒメアノ~ル
7位 21点 ちはやふる-上の句-
8位 18点 怒り
8位 18点 永い言い訳
10位 15点 葛城事件

監督賞 13票
片渕須直『この世界の片隅に』

最優秀男優賞 7票
三浦友和『64 -ロクヨン- 前編・後編』『葛城事件』

最優秀女優賞 13票
のん『この世界の片隅に』

ニューフェイスブレイク賞 7票
杉咲花『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』『湯を沸かすほどの熱い愛』

音楽賞 11票
君の名は。

思い入れ作品賞 平均4.613票
この世界の片隅に

ベストインパクト賞 13票
片渕須直監督
のん

アニメ賞
この世界の片隅に

日本映画作品賞最多投票者数 33人
シン・ゴジラ


外国映画部門
作品賞(ベストテン)
1位 28点 レヴェナント 蘇えりし者
2位 27点 ブルックリン
3位 26点 オデッセイ
4位 22点 ルーム
5位 15点
ザ・ウォーク
ハドソン川の奇跡
7位 14点 帰ってきたヒトラー
8位 12.75点 ズートピア
9位 12点
サウルの息子
すれ違いのダイアリーズ
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
手紙は憶えている

監督賞 4票
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 『レヴェナント: 蘇えりし者』

クリント・イーストウッド『ハドソン川の奇跡』

最優秀男優賞 4票
レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント 蘇えりし者』

最優秀女優賞 3票
マーゴット・ロビー『フランス組曲』『ターザン:REBORN』『スーサイド・スクワッド』

ニューフェイスブレイク賞 6票
ジェイコブ・トレンブレイ『ルーム』

音楽賞 5票
レヴェナント 蘇えりし者

思い入れ作品賞 平均4.500票
ブルックリン

ベストインパクト賞 8票
ジェイコブ・トレンブレイ

外国映画作品賞最多投票者数 8人
レヴェナント 蘇えりし者

投票結果はともかくとして、外国映画部門の熱気のなさは、どうしたものでしょう。
日本映画が143点で外国映画が28点。
投票総数も違いますがそれ以上に1位の得点の差には愕然とします。
もう少し外国映画好きのサイトを呼び込んだほうがいいのかもしれません。
私も含めて全般的に投票者のサイトが日本映画よりですからね。
ついでに言えば、やはり5位までの投票ではつまりません。
10位までにすればもっと多様な作品が選ばれたり、満遍なく薄く広く得票してベストテン入りするとか面白い結果になったかもしれませんから。

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2017年2月 8日 (水)

ブルーリボン賞授賞式

第59回ブルーリボン賞の授賞式がありました。
ということは結果はとうに発表されていたんですね。
見逃していました。

作品賞 『シン・ゴジラ』
監督賞 片渕須直『この世界の片隅に』
主演男優賞 松山ケンイチ『聖の青春』他
主演女優賞 大竹しのぶ『後妻業の女』
助演男優賞 リリー・フランキー『SCOOP!』『聖の青春』他
助演女優賞 杉咲 花『湯を沸かすほどの熱い愛』
新人賞 岡村いずみ『ジムノペディに乱れる』
特別賞 『君の名は。』
外国作品賞 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

大竹さんが異色ぐらいであとは順当でしょうか。

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2017年2月 3日 (金)

キネ旬ベストテン発表号

キネマ旬報のベストテン発表号を早速買ってきました。

あ、またやっちまいましたね。
日本映画ベストテンで『殿、利息でござる!』が43位と81位の2度登場します。
得点を合計すると33位ですか。大勢には影響しませんけれど。
(キネマ旬報のHPでも訂正が出てます)

ベストテンそのもの以上に興味があるのは、どの作品が投票されてないかっていうこと。『お父さんと伊藤さん』『アイアムアヒーロー』『あやしい彼女』『火 Hee』『映画「信長協奏曲」』『少女』あたりは1人ぐらいは投票するかと思いました。

読者のベスト・テンは
日本映画が
1位 この世界の片隅に
2位 シン・ゴジラ
3位 怒り
4位 君の名は。
5位 リップヴァンウィンクルの花嫁
6位 64-ロクヨン- 前編/後編
7位 湯を沸かすほどの熱い愛
8位 永い言い訳
9位 海よりもまだ深く
10位 淵に立つ

外国映画が
1位 ハドソン川の奇跡
2位 キャロル
3位 スポットライト 世紀のスクープ
4位 ルーム
5位 レヴェナント:蘇えりし者
6位 オデッセイ
7位 ブリッジ・オブ・スパイ
8位 スター・ウォーズ/フォースの覚醒
9位 ブルックリン
10位 トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

まあ順当なところでしょう。
サイトからの投票が可能になった分投票総数も増えたのでしょう。昨年に比べて得点が1.5~2倍ぐらいになっています。そのせいなのか、ベスト30に評論家によるベストテンで1票も入っていない作品が19位『アイアムアヒーロー』、26位『あやしい彼女』と2作品も入っています。これは過去5年間一度もなかったことです(それ以前は検証してません)。本誌を買って投票用紙で投票した人とサイトから投票した人の結果を比較したりすれば面白いのでしょうけど、そんな無意味なこと誰がやるんだっていう話です。

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2017年1月20日 (金)

第71回毎日映画コンクール 発表

毎日映画コンクールの発表がありました。

作品部門
日本映画大賞 『シン・ゴジラ』
日本映画優秀賞 『この世界の片隅に』
外国映画ベストワン賞 『ハドソン川の奇跡
俳優部門
男優主演賞 本木雅弘『永い言い訳』
女優主演賞 筒井真理子『淵に立つ』
男優助演賞 香川照之『クリーピー 偽りの隣人
女優助演賞 市川実日子『シン・ゴジラ』
スポニチグランプリ新人賞 毎熊克哉『ケンとカズ』、中条あやみ『セトウツミ
田中絹代賞 松原智恵子
スタッフ部門
監督賞 西川美和『永い言い訳』
脚本賞 向井康介『聖の青春』
撮影賞 斉藤幸一『64-ロクヨン-前編後編
美術賞 林田裕至、佐久嶋依里『シン・ゴジラ』
音楽賞 コトリンゴ『この世界の片隅に』
録音賞 白取貢『聖の青春』
ドキュメンタリー部門
ドキュメンタリー映画賞 『桜の樹の下』
アニメーション部門
アニメーション映画賞 『君の名は。』
大藤信郎賞 『この世界の片隅に』
TSUTAYA映画ファン賞
日本映画部門 『君の名は。』
外国映画部門 『ズートピア
特別賞
島村達雄(「白組」社長)

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