2018年1月20日 (土)

女王、ロアーナ神秘の炎

ウンベルト・エーコの遺作「女王ロアーナ,神秘の炎(上)(下)」を池袋の三省堂で購入。

Umberto_eco_loana1

Umberto_eco_loana2

挿絵満載でいい紙を使い、しかも横組み。やや贅沢な作りになっています。
帰りの電車でパラパラと挿絵を見ましたが、イタリア未来派、アメコミ、ファシストなど、楽しそうです。
エーコはちょうどおととし逝った母親と同世代、遺品を整理した時のことを思い出しました。
戦前の教科書や、相撲の雑誌、映画の対訳シナリオなどともにファシスタ伊太利亜大展覧会のパンフレットなんていうのもありました。
P1020686
関係ないんですが。


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2018年1月11日 (木)

図書館で4冊

買い物ついでに図書館に寄って予約していた4冊を受け取りました。
珈琲の世界史
日本神話はいかに描かれてきたか: 近代国家が求めたイメージ
よみがえる古代の港: 古地形を復元する
蒙古襲来と神風 - 中世の対外戦争の真実
なかでは「蒙古襲来…」が、どれだけ通説をひっくり返してくれるか楽しみです。

いつものように私の蔵書で参考文献に挙がっていたものをピックアップしてみました。
完訳 東方見聞録」「コーヒーが廻り世界史が廻る」「コーヒー・ハウス
古事記」「日本書紀」「風土記」「古語拾遺」「神々の明治維新
下の2冊の参考文献はまったくうちにはありませんでした。


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2018年1月 9日 (火)

中央公論新社1月新刊

中央公論新社の1月新刊から気になるものを
と思ったら2冊とも東アジアから見た日本古代史

中公新書「倭の五王 - 王位継承と五世紀の東アジア」河内春人
中公叢書「古代韓半島と倭国」山本孝文

新書が対中国外交、叢書が三国時代の韓半島という違いはありますがほぼ同じ時代を扱っています。当然内容的にもダブってくるはずです。ややもったいない気もします。
わが家の蔵書では「倭の五王」「謎の七支刀」「古代の東アジアと日本」「三国史記倭人伝」「宋書倭国伝」あたりでどうでしょうか。

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2018年1月 7日 (日)

図書館で4冊

図書館で予約していた4冊を受け取りました。
ケルト 再生の思想―ハロウィンからの生命循環
ロシア革命100年の謎
聖書、コーラン、仏典 - 原典から宗教の本質をさぐる
国民国家と戦争 挫折の日本近代史

うちの書棚の本で参考文献にあったものは、
「ロシア革命…」以外の3冊で
ベーダ英国民教会史」「グリーンマン」「夏の夜の夢」「金枝篇」「ケルトの宗教ドルイディズム
「聖書」「ブッダのことば
想像の共同体」「吉里吉里人」「世界の名著」「ナチズム」「武市半平太」「国防婦人会

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2018年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます&昨年の10冊

2018年もよろしく。

今年の最初に、昨年私の読んだ本から10冊を選んでみました。

◎「新・風景論: 哲学的考察
景色を眺めることは絵画を鑑賞することから生まれたもの。という逆説的な真実は、例えば高山さんや荒俣さんも書いていたような気もするけれども、その辺のまとめ方が手際がよくすっきりしています。惜しむらくは著者自身の結論が意外と陳腐で腰砕けになるところでしょう。

◎「カラー版 - ダ・ヴィンチ絵画の謎
絵画そのものではなく、地質学や手稿からさぐるダ・ヴィンチ絵画。科学と芸術のはざ間がスリリングですらあります。

◎「ガラス玉遊戯
ヘルマン・ヘッセのユートピア小説。訳が古くて読みにくいのが難ですが、長年読みたかった1冊です。

◎「系外惑星と太陽系
唯一の理科系。難しい内容を難しいままキチンと伝えようという著者の本気度が伝わります。

◎「平安京はいらなかった: 古代の夢を喰らう中世
作った時点から維持困難だった古代の都の顛末を、ユーモアをこめながら実証的に描きます。

◎「核の誘惑: 戦前日本の科学文化と「原子力ユートピア」の出現
やや冗長に流れはしますが、原子力がどのように夢想されどのように実現されてきたかを跡付けています。

◎「世紀末の長い黄昏――H・G・ウェルズ試論
ヨーロッパ文明の衰退を予感しつつ新しい世界を夢想したH・G・ウェルズ像です。

◎「ケイレブ・ウィリアムズ
社会派ミステリーというより正義も悪も超えた人間の暗黒面を描くゴシック小説。

◎「凱旋門と活人画の風俗史 儚きスペクタクルの力
活人画というあまり知られていないジャンルへの招待。上の「新・風景論」とも重なります。

◎「騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編/第2部 遷ろうメタファー編
これまでの作品と似たイメージで、決して著者のなかで上出来の方ではありません。それでも先を読みたくさせる話術と内容は込められています。

本の形態別では
新書(中公、岩波、白水Uブック)
文庫(角川)
選書(筑摩選書、歴史文化ライブラリー、講談社メチエ)
単行本 3(勁草、春風、新潮)
なんと出版社が10冊すべて異なっています。まったく意図していなかったことなのですが。

入手経路では
書店 1
BOOKOFF 1
古書店 1
図書館 7

ジャンルでは
哲学 1
文化史 1
美術史 1
文学評論 1
科学史 1
(私としてはこの5冊はすべて文化史ですが)
日本史 1
天文学 1
日本文学 1
外国文学 2


別格なのが「原典 ルネサンス自然学〈上巻・下巻〉
全巻通して読むようなものではないでしょうが、フィチーノからティコ・ブラーエ、コペルニクス、ジョン・ディーと、目のくらむような内容です。これで各巻1万円以下というのは破格の安さ(もちろん私には高価ですが)。私はアンドレーエをコピーしただけですので選びませんでしたが、もちろん10冊のトップにおくべき1冊です。

また、上の10冊と入れ替え可能なのが
教育者だけではなく知の運動家としての「ヨハネス・コメニウス 汎知学の光
ロシア正教の異端がソヴィエトを作ったという「神と革命: ロシア革命の知られざる真実
そのままコミック・アニメやラノベにでもなりそうな「光明皇后 - 平城京にかけた夢と祈り
能や歌舞伎を生み出したものまねを描いた「〈ものまね〉の歴史: 仏教・笑い・芸能
東国の無学で粗野な在地領主ではなく、官吏として力を培った武士という視点の「列島を翔ける平安武士: 九州・京都・東国

おまけです。
私の書棚にある本のうち、読んだ本の参考文献に載っていた回数をカウントしました。
5回が「古事記」「日本書紀」「続日本紀」
3回が「国家」「歴史」「東方見聞録」「人間不平等起原論」
「中世の秋」「想像の共同体」「オリエンタリズム」「日本の誕生」
ま、順当なところでしょう。


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2017年12月31日 (日)

1月の新刊

1月の新刊から気になる新書、文庫、選書をピックアップしてみました。

◎岩波新書「近代日本一五〇年 科学技術総力戦体制の破綻」山本義隆
西欧科学史での成果をものしてきた著者が、日本の政治経済体制批判を著したというところでしょうか。タイトルで結論が出てしまっている気もしますがそれ以上のものがあるでしょうか。

◎岩波新書「マルクス 資本論の哲学」熊野純彦
うちにも「今こそマルクスを読み返す」なんていうのはありますが、本書は革命とは無縁のマルクスのような気がします。

◎岩波新書「イスラーム主義――もう一つの近代を構想する」末近浩太
たぶん手元にある「現代アラブの社会思想」と関連するのでしょう。

◎岩波新書「ガンディー 平和を紡ぐ人」竹中千春
子どものころ伝記を読んだ記憶はありますが、うちの本棚では「近代アジア精神史の試み」が辛うじて絡む程度です。

◎岩波新書「茶と琉球人」武井弘一
琉球王国史の新たな視点を見せてくれればいいのですが。通史としては「琉球王国」があります。

◎講談社現代新書「王政復古 天皇と将軍の明治維新」久住真也
これまたまっとうすぎるタイトル。明治維新の本ならそこそこありますが、読むべき何かがあるのでしょうか。

◎ちくま新書「ひとり空間の都市論」南後由和
都市社会学なのでしょうか。なら「都市の文化」なんてのがあります。「東京の空間人類学」も関係あるのでしょうか。

◎ちくま新書「古代史講義─邪馬台国から平安時代まで」佐藤 信
新書で扱うには随分と幅広い時代設定です。「日本の誕生」みたいなものでしょうか。

◎平凡社新書「吉原の江戸川柳はおもしろい」小栗清吾
江戸出版文化についてなら「江戸の本屋」「江戸文化評判記」ぐらいです。

◎文春新書「オッペケペー節と明治」永嶺重敏
うちの蔵書で扱っていそうなのは「明治大正の民衆娯楽」。

◎岩波文庫「後期資本主義における正統化の問題」ハーバーマス
ハーバーマスの著作では「近代の哲学的ディスクルス」「ポスト形而上学の思想」「未来としての過去」があります。
解説本では「ユルゲン・ハーバマス」ですが、あまり上出来ではありません。

◎ちくま学芸文庫「ニーチェ入門」清水真木
ニーチェは大好きですからけっこう入門しています。「ニーチェ」「ニーチェ」「ニーチェ入門」「これがニーチェだ」。結局最初に読んだ実存主義ニーチェがいちばん好きです。

◎ちくま学芸文庫「歓待について: パリ講義の記録」ジャック・デリダ
デリダはともかく歓待についてなら「歓待のユートピア」という本があります。

◎ちくま学芸文庫「花鳥・山水画を読み解く: 中国絵画の意味」宮崎法子
中国絵画についてふれているのはまったく本筋から外れている「中国の妖怪」か「怪物誌」ぐらいです。

◎ちくま学芸文庫「呪われた部分: 全般経済学試論・蕩尽」ジョルジュ・バタイユ
象徴交換と死」「バタイユ入門」かなあ。故栗本慎一郎の「幻想としての経済」も関係していたような。

◎講談社学術文庫「日本の土偶」江坂輝彌
古代史好きですが、考古学の本はあまりありません。

◎講談社学術文庫「興亡の世界史 大清帝国と中華の混迷」平野 聡
そのものずばり「大清帝国」なんて本があります。

◎講談社学術文庫「天皇の歴史2 聖武天皇と仏都平城京」吉川真司
結局奈良時代のことは「続日本紀」ですね。

◎角川ソフィア文庫「感染症の世界史」石 弘之
古い本ですが「文明と病気」はあります。

◎河出文庫「ザッヘル=マゾッホ紹介: 冷淡なものと残酷なもの」ジル・ドゥルーズ
新書の「ドゥルーズの哲学」がありますが、よくわかりませんでした。

◎講談社選書メチエ「こころは内臓である スキゾフレニアを腑分けする」計見一雄
また新しい概念が生まれているようです。気にはなりますが、私の不得意な分野の気がします。

◎講談社選書メチエ「なぜ世界は存在しないのか」マルクス・ガブリエル
これまた手におえそうもありません。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「中世の喫茶文化: 儀礼の茶から「茶の湯」へ」橋本素子
茶については「茶の世界史」があります。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「畜生・餓鬼・地獄の中世仏教史: 因果応報と悪道」生駒哲郎
仏教の土俗化というなら「仏教民俗学」がありますし、その表現としては「さんせう太夫考」「鬼の宇宙誌」「日本の幽霊」あたりにも展開しています。中世はまだまだ奥が深そうです。


今月の目玉は、新書の「茶と琉球人」「オッペケペー節と明治」と選書の「畜生・餓鬼・地獄の中世仏教史」
全般に不作です。
でも、1月末にウンベルト・エーコの遺作「女王ロアーナ,神秘の炎(上)(下)」が出ます。これは必ず買わねばなりません。

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2017年12月22日 (金)

図書館で3冊

買い物ついでに図書館で予約していた3冊を受け取りました。
イスラームの歴史 - 1400年の軌跡
物語 フィンランドの歴史 - 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年
ルネサンス再入門: 複数形の文化


この3冊の参考文献で手元にあるのはけっこうありました。
アラブが見た十字軍」「オリエンタリズム」「ヨーロッパとイスラム世界
物語 北欧の歴史」「カレワラ」「サンタクロースの大旅行
イタリア・ルネサンスの文化」「星界の報告」「中世の秋」「カルダーノ自伝」「痴愚神礼讃」「ユートピア」「ルネサンスと宗教改革」「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」「君主論」「神曲」「太陽の都」「無限,宇宙および諸世界について」「自然魔術」「ガリレオの弁明」「ルネサンス精神の深層
特に「ルネサンス再入門」は265頁の新書版というのに引用参照が山盛り。むしろ読書案内という印象です。

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2017年12月18日 (月)

図書館で4冊

昨日受け取り損ねた本を図書館で受け取りました。
光明皇后 - 平城京にかけた夢と祈り
漢字とカタカナとひらがな: 日本語表記の歴史
享徳の乱 中世東国の「三十年戦争」
訳された近代

参考文献に挙がっているものでうちにあったのは、
「光明皇后」の「聖徳太子」「続日本紀」「日本の誕生」と
「訳された近代」の「百科全書」「百科全書」「天皇の肖像」「神々の明治維新」「博覧会の政治学
ほかの2冊の参考文献は手元にありませんでした


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2017年12月17日 (日)

予約本受け取れず

借りてた書籍を返して予約していたのを受け取ろうと図書館に出かけました。
ところが、延滞本を1冊持ってくるのを忘れて、残念ながら受け取れず。大失敗でした。

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2017年12月13日 (水)

忘年会

夜の19時半から神保町で大学時代の同期生が集まって忘年会。
せっかく神保町に行くのならと、ちょっと早めに行って古書店街をブラブラ。
以前から欲しかった「ガラス玉遊戯」を見つけてつい購入してしまいました。

コーヒーショップで本を読みながら時間をつぶしてから、会場の中華料理店へ。
いつものメンバー6人に、海外勤務の長かったやつと静岡から駆け付けた高校教師も加わって総勢8名。彼らとは卒業直後に会って以来ほぼ40年ぶりの再会でした。
それでも、学生時代の思い出から近況まで、話は尽きることなく、あっという間に昔の友人のように戻れるから不思議なものです。

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