2019年2月21日 (木)

図書館で3冊 追悼 高橋英夫

図書館で予約してた3冊を受け取りました。
機械カニバリズム 人間なきあとの人類学へ
海と陸をつなぐ進化論 気候変動と微生物がもたらした驚きの共進化
世界を読み解く一冊の本

私の書棚にある本で参考文献に挙げられているのは、
ロボット」「変身物語」「カンタベリー物語」「フィロビブロン
「進化論」は参考文献が挙げられていません。


高橋英夫氏が亡くなりました。新聞では文芸評論家という肩書でしたが、私の中では「ホモ・ルーデンス」の翻訳家であり、神話学者です。手元にあるのはほかにケレーニイ「トリックスター」の翻訳です。

合掌

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2019年2月17日 (日)

追悼 直木孝次郎

日本古代史の直木孝次郎氏が亡くなりました。享年100歳だそうです。

私が高校のころに小樽の本屋には折からの邪馬台国ブームに乗って怪しげな古代史の本がけっこう並んでいました。私も「まぼろしの邪馬台国」にはまったクチですから、その手の本も読んだものです。そのうち、これではいかんと思いまっとうな史学に挑戦しようと買ったのが「日本古代の氏族と天皇」でした。もちろん氏の学問を知っていたわけもなく、偶然その本屋に並んでいたというのが理由でした。大学に入ってから「壬申の乱」も購入しましたが、直木孝次郎という名前を聞くとあの小樽の本屋を思い出してしまいます。確か冨貴堂といったと思います。

合掌

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2019年2月11日 (月)

「原典 中世ヨーロッパ東方記」

原典 中世ヨーロッパ東方記」が出版されました。
ルブルクやマルコ・ポーロ、ハイトンらの旅行記から、書簡、教会壁画、世界地図まで全15編を原典から翻訳集成し、ヨーロッパによるアジア認識の展開をたどる。
という内容です。
本書に収録されている旅行記や書簡のうち、既訳のある
中央アジア・蒙古旅行記
東洋旅行記
東方見聞録
は手元にありますが、是非一度は手に取らなくては。

本書といいルネサンス原典シリーズといい名古屋大学出版会には頭が下がります。値段は張りますが、図書館で借りましょう。

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2019年2月 8日 (金)

発表!2019新書大賞

2019新書大賞が発表になりました。
サイトでは5位までです。

1位 日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実 吉田 裕 中公新書
2位 文系と理系はなぜ分かれたのか 隠岐さや香 星海社新書
3位 陰謀の日本中世史 呉座勇一 角川新書
4位 日本が売られる 堤 未果 幻冬舎新書
5位 原民喜 死と愛と孤独の肖像 梯 久美子 岩波新書

珍しく1位を読んでいました。
2位は科学史家の隠岐さんの著書ですね。読まなくては。

twitterを捜したら以下の順位が判明しました。6位と11位は不明です。後で確認します。書店で確認しました。

6位『昭和の怪物 七つの謎』保坂正康(講談社現代新書)
7位『朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論』橘 玲(朝日新書)
8位『国体論 菊と星条旗』白井 聡(集英社新書)
9位『異端の時代――正統のかたちを求めて』森本あんり(岩波新書)
10位『フォッサマグナ 日本列島を分断する巨大地溝の正体』藤岡換太郎(講談社ブルーバックス)
10位『生きづらい明治社会――不安と競争の時代』松沢裕作(岩波ジュニア新書)
12位『絶滅の人類史―なぜ「私たち」が生き延びたのか』更科 功(NHK出版新書)
12位『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて』藤井一至(光文社新書)
14位『試験に出る哲学―「センター試験」で西洋思想に入門する』斎藤哲也(NHK出版新書)
15位『平成デモクラシー史』清水真人(ちくま新書)
16位『近代日本一五〇年――科学技術総力戦体制の破綻』山本義隆(岩波新書)
17位『日本史の論点-邪馬台国から象徴天皇制まで』中公新書編集部編(中公新書)
18位『なぜヒトは学ぶのか 教育を生物学的に考える』安藤寿康(講談社現代新書)
19位「「右翼」の戦後史」安田浩一(講談社現代新書)
19位『世界史序説』岡本隆司(ちくま新書)
19位『全国マン・チン分布考』松本 修(集英社インターナショナル新書)

全体に意表を突いたものがなく歴史寄りの印象です。
岩波新書と講談社現代新書が3冊。中公新書とNHK出版新書、ちくま新書が2冊。
岩波と講談社の別な新書シリーズから各1冊だから計4冊になり、集英社も別シリーズの新書から各1冊ずつ計2冊になります。うん?星海社新書も講談社のサイトに入っている。だとすると講談社5冊か。
このうち「絶滅の人類史」「異端の時代」「近代日本一五〇年」は読んでいます。


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図書館で3冊

買い物の途中に図書館で予約していた3冊を受け取りました。

武士の起源を解きあかす――混血する古代、創発される中世
宣教のヨーロッパ-大航海時代のイエズス会と托鉢修道会
ジャポニスム 流行としての「日本」

わが家の書棚にあるもので参考文献に挙げられていたのは、
武家の棟梁の条件」「東洋旅行記」「中央アジア・蒙古旅行記」の3冊だけ。

ついでに、貸し出されていたキネ旬1月上旬号が返却されていたので、1980年代日本映画ベストテンをコピーしました。遅ればせですが下にベスト20を載せておきます。

1980年代日本映画ベストテン

第1位 家族ゲーム
第2位 ゆきゆきて、神軍
     ツィゴイネルワイゼン
第4位 戦場のメリークリスマス
第5位 その男、凶暴につき
第6位 台風クラブ
第7位 転校生
第8位 風の谷のナウシカ
第9位 Wの悲劇
第10位 どついたるねん
     となりのトトロ
第12位 さらば愛しき大地
     鉄男
     泥の河
第15位 ションベン・ライダー
     ニッポン国・古屋敷村
第17位 ウンタマギルー
     遠雷
     人魚伝説
第20位 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
     蒲田行進曲
     狂い咲きサンダーロード
     さびしんぼう
     お葬式
     麻雀放浪記

このうち観ていないのは『ゆきゆきて、神軍』『ニッポン国・古屋敷村』『狂い咲きサンダーロード』の3本。
ちなみに1980年代の日本映画は全部で593本観ています。
今回のアンケートで挙がっている302本の6割以上の192本を観ていることになります。70年代よりは本数も割合も挙がっています。
私が10本選ぶとすれば

時をかける少女
ヒポクラテスたち
台風クラブ
精霊のささやき
ねらわれた学園
泥の河
遠雷
1999年の夏休み
細雪
メイン・テーマ

でしょうか。大林、大森、相米、根岸、小栗、森田、金子とエース級が並んでいるのに、なぜか薬師丸ひろ子主演の『ねらわれた学園』『メイン・テーマ』がアンケートでは1票も入っていません。もちろん私の偏愛する『精霊のささやき』に1票も入っていないのは当然でしょう。

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2019年1月31日 (木)

2月の新刊新書・文庫・選書

2月の新書・文庫・選書の新刊のうち気になったものを私の蔵書とリンクさせて紹介します。

◎岩波新書「東アジア仏教史」石井公成
インド、チベット、日本以外の仏教については手元にありません。
本書は中国がメインのようです。

◎中公新書「ナポレオン四代-二人のフランス皇帝と悲運の後継者たち」野村啓介
新しい知見というよりこぼれ話的な面白さでしょうか。

◎中公新書「三条実美-維新政権の「有徳の為政者」」内藤一成
三条実美が有徳だろうが無能だろうがあまり歴史的な意味はないような。

◎講談社現代新書「神とは何か 哲学としてのキリスト教」稲垣良典
キリスト教もしくは神の存在を信じているものにしか通じないような、神についての問いはこれまでも読まなかったし、たぶんこれからも読まないでしょう。

◎岩波文庫「神秘哲学: ギリシアの部」井筒俊彦
ギリシア精神史を描いたものでは「ソクラテス以前以後」「西洋古代・中世哲学史」などがあります。

◎ちくま学芸文庫「マネの絵画」ミシェル・フーコー
よくわかりませんがフーコーですから一応挙げておきます。

◎ちくま学芸文庫「デカルト入門講義」冨田恭彦
デカルト入門ではうちに「デカルト=哲学のすすめ」があり、デカルトの著作では「方法序説」があります。

◎講談社学術文庫「君が代の歴史」山田孝雄
何にせよ文化の歴史はきっちり調べると面白いはずです。

◎河出文庫「夢の本」ホルヘ・ルイス・ボルヘス
ボルヘスでは「幻獣辞典」「伝奇集」のほか、「書物の王国1」に短編が収録されています。

◎講談社選書メチエ「十八世紀京都画壇 蕭白、若冲、応挙たちの世界」辻 惟雄
美術は不得意分野ですので類書は持っていません。もしかすると画壇という社会史として読めるのでしょうか。

◎筑摩選書「「抗日」中国の起源: 五四運動と日本」武藤秀太郎
満州事変や日中戦争だと若干は読んでいますが、この辺は教科書的な知識しかありません。

◎角川選書「渡来人と帰化人」田中史生
渡来人を扱っているのは「日本文化の歴史」ぐらいです。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「大道 鎌倉時代の幹線道路」岡 陽一郎
鎌倉時代の道路については「中世の東海道をゆく―京から鎌倉へ、旅路の風景」でしょうか。

今月の目玉は
新書が「東アジア仏教史」
文庫が「夢の本」
選書が「大道 鎌倉時代の幹線道路」
いや、どれもいまいち押し切れない。

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2019年1月30日 (水)

「来るべき種族」到着

先日注文した「来るべき種族」が到着しました。
わが家のユートピア小説に棚に1冊加わりました。
さっそく読まなくては。
Photo

ちなみに訳者解説の参考文献に挙げられている書籍のうち、
地下世界」「タイム・マシン」「神々のような人びと」「秘密結社の世界史」「薔薇十字団」「フランケンシュタイン」「SFの変容」「薔薇十字の魔法」「月世界への旅」「ユートピアの思想史」「ポオ小説全集 2」「ピーター・ウィルキンズの生涯と冒険」「ニコラス・クリミウスの地下世界の旅」「薔薇十字団」「ユートピア」「ユートピアだより」「南半球の発見」「未来のイヴ」はうちにありました。
その他、訳注に「不思議の国のアリス」「国家」「神曲」が挙げられているし、解説文中には参考文献以外に「ニュー・アトランチス」「ガリヴァー旅行記」「一九八四年」「われら」「すばらしい新世界」「本当の話」「ロボット」「エレホン」などのユートピア小説が挙げられています。

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2019年1月29日 (火)

追悼 橋本 治

小説家の橋本 治氏が亡くなりました。
昨年日本の小説を大量処分して、手元にあるのは「S&G グレイテスト・ヒッツ+1 」1冊だけですが、
「桃尻娘」シリーズは、「桃尻娘」から「雨の温州蜜柑姫」まで全7冊ありました。榊原さんも木川田くんもそして醒井さんも素敵でした。映画もシリーズ3作観て、しかも3作とも各年度のベストテンに入れています。
ほかに文庫本で数冊あった氏の著作も処分してしまいました。
氏にとってはより重要であったと思われる枕草子や源氏物語などは読んでいません。
結局私にとっては、「桃尻娘」の人という印象です。
言うまでもありませんが、1冊残した「S&G…」は孤独な少年たちを一人称で描いたヒリヒリするような傑作です。

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合掌

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図書館で5冊&TSUTAYAで5本&BOOKOFFで1枚

用事で出かけたついでに、まず、図書館で予約していた5冊を受け取りました。
オカルティズム 非理性のヨーロッパ
昆虫考古学
平氏が語る源平争乱
洪水の年(上)(下)

手持ちの本で参考図書に挙がっているのは、当然ながら「オカルティズム」に多くありました。
イタリア・ルネサンスの文化」「イタリア・ルネサンスの哲学者」「ルネサンスの神秘思想」「エジプト神イシスとオシリスの伝説について」「ジャスミンの魔女」「夜の合戦」「闇の歴史」「魔女と魔女裁判」「異端審問」「ルーダンの悪魔」「ファウスト」「エミール」「世界の名著 42」「フーリエのユートピア」「ユダヤ人世界征服陰謀の神話
源平合戦の虚像を剥ぐ


次いでTSUTAYAで日本映画と外国映画を5本。これぞという作品がなく微妙な選択です。
アイスと雨音』>ワンカットなのか~。あんまり意味ない感じでした。女の子たちは頑張ってましたけど、演技なのか演技の演技なのかいささかよくわからなくて最後に全部映画でした~っていうオチかと思ってました。嫌いじゃないけど、いい映画とは言えないかも。
ニワトリ★スター』>不良コンビの話かと思ったら、最後は感動のいい話。無理やりすぎるでしょう。ああでもしないとヤクザと縁は切れないということなのでしょうか。
未来のミライ』>絵はきれいです。でも話がこれでいいのだろうか。子供はわがままで親は無頓着。でもみんないい子でいい人で。たぶんそれが親としての実感なんだろうけど、そのまま出されても、という気はします。
銀魂2 掟は破るためにこそある
グレイテスト・ショーマン』>「バーナム博物館」の話かと思いきや、何の破綻もない素敵な人生の話。モデルとなった本人の方が本作よりも格段に面白いに決まっています。

最後にBOOKOFFで中古CDを1枚。
透明な女の子」花沢香菜。2016年の私のベストワンです。

Hanazawa_kana_toumeinaonnanoko


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2019年1月28日 (月)

「来るべき種族」注文

上の子は連続で大学受験です。

なんとエドワード・ブルーワ=リットンの「来るべき種族」の翻訳が、昨年8月に月曜社から出ているではありませんか。
うかつなことに全く気付かず、昨日偶然ウラゲツブログをのぞいて発見しました。
1870年に書かれたこの小説は、「ユートピアの思想史」に抜粋掲載で紹介され、「世界文学にみる 架空地名大事典」にヴリルーヤ国の詳しい記載があるものの、ユートピア思想史上はあまり顧みられることも少ない作品です。
でも、“(この小説の持つ多くの)矛盾にもかかわらず、いやおそらくはそのおかげで、『きたるべき人種』は一九世紀の、より科学的な多くのユートピアほど退屈なものではない”というベルネリの言葉を信じてみましょう。
もちろん、さっそくamazonで注文しました。
ついでに私の日本語で読むユートピアにも加えておきました。

追加情報です。
2015年1月にもマイサマーラボラトリーというところから(当たり前ですが)別の訳者で出ていました。
来るべき種族
こんな表紙ですがだいじょうぶでしょうか。
Photo_2


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