2020年4月 2日 (木)

TSUTAYAで5本

いつものように練馬で途中下車してTSUTAYAで5本レンタル。

小さな恋のうた
凪待ち
ブルーアワーにぶっ飛ばす
楽園
人間失格 太宰治と3人の女たち

『小さな恋のうた』は、よくわからないけど気になっていたので。
『凪待ち』は、白石監督×香取慎吾。近年この手の設定が多いような気がします。あまり後味のいい作品には出会えないのですが、これはどうでしょう。
『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は、とにかく夏帆さんです。
『楽園』は、上の『凪待ち』と同タイプなのでしょうか。杉咲さんと片岡さんに期待しましょう。>イライラしました。監督のなかでは筋道は通っているのでしょうが、私には隔靴掻痒でしかありませんでした。メインの綾野剛くんも杉咲花さんもとにかく思いを語りません。何考えているのかさっぱりです。もちろん佐藤浩市も同罪です。みんな溢れる思いがありながら言葉にできない人ばかりです。それでは作品として厳しいですよ。杉咲さんの笑顔は素敵なのですが、それまでの苦しみはどこへ?
『人間失格 太宰治と3人の女たち』は沢尻効果で心配したのですが、普通にリリースされました。評判はともかく、この女優陣で私が見逃すわけはありません。いちばんの期待作です。>蜷川監督としてはお上品な作りになっていますが、期待にたがわぬ女優陣です。いちばん頑張っていたのは二階堂さんです。それだけで納得です。それ以上の何かを望んでいた向きには不評だったのでしょう。三島の部分は、自分の死を太宰のような無意味な死にしたくなかったという皮肉でしょうね。あえていうなら、二階堂さんの役に、もうちょっと作者の愛が欲しかった気がしました。


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2020年4月 1日 (水)

追悼 佐々部 清

映画監督の佐々部 清さんが亡くなりました。
2002年『日はまた昇る』で監督デビュー。以後コンスタントに19本の作品を公開しています。
そのうち私が観たのは7本。
半落ち
チルソクの夏
四日間の奇蹟
夕凪の街 桜の国
日輪の遺産
ツレがうつになりまして
東京難民

監督の誠実な性格が伝わるようなまじめな作品ばかりです。
なかでは『夕凪の街 桜の国』が田中麗奈さんの佇まいが素敵でいちばんのお気に入り。
ただ、『チンソクの夏』の上野さんも『日輪の遺産』の森迫さんも決して悪くはないのに、はじけてきません。
真面目さが裏目に出て遊びのないものにしているようでした。

合掌

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2020年3月17日 (火)

TSUTAYAで5本

いつものTSUTAYA練馬区役所前店で5作レンタル。
旅のおわり世界のはじまり
宮本から君へ
見えない目撃者
COLD WAR あの歌、2つの心
ガーンジー島の読書会の秘密

『世界のおわり旅のはじまり』は、前田敦子さんの評価が高いので期待します。ま、黒沢監督は評論家受けしますからね。>前半グダグダしてどうなるかと思いましたが、最後で一気に前田さんが輝き始めます。ぜいたくを言えばあそこで彼女の歌が観る者を圧倒するぐらいの力を持っていたならと思うのですが、それはまた違う映画ということになるのでしょう。
『宮本から君へ』は、粗筋を見る限り決して気持ちのいい映画ではなさそうなのですが、蒼井優さんを頼りに。>結局力があるものが勝つということになりはしませんか。あそこで宮本が負けたら何にもならないわけで、それでも生きていかなければならないような。ま、負け犬のたわ言なのでしょうが。
『見えない目撃者』は、『暗くなるまで待って』とか似たような設定に覚えはありますが、何といっても吉岡里帆さんが楽しみです。>後半のスプラッターにはいささか辟易しました。刑事さんちゃんとしろよといいたいです。『暗くなるまで…』ネタはちゃんとは使ってませんでしたね。
『COLD WAR あの歌、2つの心』は、男っぽい作品の並んだキネ旬の外国映画ベストテンで唯一のラブロマンス。>最初の映像を見た瞬間からいい映画だとわかります。映画とはそういうものです。ワイダやヴェンダース、ときには『独立少年合唱団』を思い出したりしました。
『ガーンジー島の読書会の秘密』は、昨年の外国映画でいちばん楽しみにしている作品です。評価はいまいちなんですけどね。>設定は面白いと思うのですが、ヒロインの思いに共感できないところが残念ですね。そもそも秘密がうまく機能していないのではないでしょうか。秘密をめぐる連続殺人というわけでもないですし。読書とイギリスのちいさな港というのなら『マイ・ブックショップ』に軍配を上げます。

日本映画3本は新作でTSUTAYAの返却期日が1日短くなったので頑張って観ないと。








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2020年3月 7日 (土)

日本アカデミー賞 発表

第43回日本アカデミー賞各部門の最優秀賞が発表になりました。

作品賞『新聞記者』
アニメーション作品賞『天気の子』
監督賞 武内英樹『翔んで埼玉』
主演男優賞 松坂桃李『新聞記者』
主演女優賞 シム・ウンギョン『新聞記者』
助演男優賞 吉沢亮『キングダム』
助演女優賞 長澤まさみ『キングダム』
脚本賞 徳永友一『翔んで埼玉』
音楽賞 RADWIMPS『天気の子』
撮影賞 河津太郎『キングダム』
照明賞 該当なし
美術賞 斎藤岩男『キングダム』
録音賞 久連石由文『蜜蜂と遠雷』
編集賞 河村信二『翔んで埼玉』
外国作品賞『ジョーカー』

新人俳優賞
岸井ゆきの『愛がなんだ』
黒島結菜『カツベン!』
吉岡里帆『見えない目撃者』『パラレルワールド・ラブストーリー』
鈴鹿央士『蜜蜂と遠雷』
森崎ウィン『蜜蜂と遠雷』
横浜流星『愛唄 -約束のナクヒト-』『いなくなれ、群青』『チア男子!!』

話題賞
作品部門:『決算!忠臣蔵』
俳優部門:星野源『引っ越し大名!』

意表を突きましたね。

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2020年3月 6日 (金)

追悼 仙元誠三

映画撮影監督の仙元誠三氏が亡くなりました。
1968年の『新宿泥棒日記』で撮影監督となり
70年代後半から村川透監督‐松田優作主演による遊戯シリーズ、
薬師丸ひろ子主演の角川映画など1980年代に活躍しました。
手持ちで動きのある作品が多く、青みがかった映像に特徴があります。

テレビでも“大都会”“あぶない刑事”など刑事もので活躍しました。
私が観ている作品は48本。前田米造(森田芳光、伊丹十三作品)の53本に次いで多く見ているカメラマンです(『バカヤロー!3』を1本に数えれば45本、それでも3番目)。

私が観ているのは
書を捨てよ町へ出よう 寺山修司
最も危険な遊戯村川 透
キタキツネ物語蔵原惟繕
殺人遊戯 村川 透
白昼の死角 村川 透
蘇える金狼 村川 透
処刑遊戯 村川 透
薔薇の標的 村川 透
野獣死すべし 村川 透
ヨコハマBJブルース 工藤栄一
獣たちの熱い眠り 村川 透
セーラー服と機関銃 相米慎二
野獣刑事 工藤栄一
汚れた英雄 角川春樹
探偵物語 根岸吉太郎
里見八犬伝 深作欣二
愛情物語 角川春樹
Wの悲劇 澤井信一郎
早春物語 澤井信一郎
キャバレー 角川春樹
めぞん一刻 澤井信一郎
ア・ホーマンス 松田優作
恋人たちの時刻 澤井信一郎
この愛の物語 舛田利雄
ラブ・ストーリーを君に 澤井信一郎
いこか・もどろか 生野慈朗
ジュリエット・ゲーム 鴻上尚史
オルゴール 黒土三男
愛と平成の色男 森田芳光
キッチン 森田芳光
ウォータームーン 工藤栄一
バカヤロー!3「へんな奴ら」こんな混んでどうする 鹿島 勤
バカヤロー!3「へんな奴ら」会社をナメるな 黒田秀樹
バカヤロー!3「へんな奴ら」過ぎた甘えは許さない 長谷川康夫
バカヤロー!3「へんな奴ら」クリスマスなんか大嫌い 山川直人
女がいちばん似合う職業 黒沢直輔
福沢諭吉 澤井信一郎
赤と黒の熱情 工藤栄一
継承盃 大森一樹
リング・リング・リング~涙のチャンピオン 工藤栄一
免許がない! 明石知幸
BE-BOP-HIGHSCHOOL きうちかずひろ
大夜逃-夜逃げ屋本舗3- 原 隆仁
のぞき屋 富岡忠文
時をかける少女 角川春樹
TANNKA 短歌 阿木耀子
笑う警官 角川春樹
行きずりの街 阪本順治

このうち私の年間ベストテンに入っているのは『最も危険な遊戯』
『セーラー服と機関銃』『Wの悲劇』『早春物語』
『ラブストーリーを君に』『キッチン』
なかでも『キッチン』は89年の1位です。

合掌

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2020年3月 1日 (日)

TSUTAYAで5本

いつものように練馬のTSUTAYAで
邦洋アニメ取り混ぜ5本レンタル。
嵐電
岬の兄妹
きみと、波にのれたら
ジョーカー
世界の涯ての鼓動

『嵐電』は、まったくノーチェックでしたが、映芸キネ旬のテンを見て借りねばと。>微妙とししか言いようがありません。ほんのりとして嫌いなsカウ品ではないのですが、あまりの何もなさに、でどうしたと言いたくなってしまいます。誉めている人も少なくないところをみるとたぶん私の見方が違うのでしょう。
『岬の兄妹』は、きっと後味の悪い作品の予感がしますが、見逃せない気もします。>都合のいい解釈だとは思うのですが、妹の存在によって兄は救われていく、そしておそらくは彼女を否定した青年はそのことに苛まれる。そういう意味で聖なる存在として描かれているのだと思います。ほんとにそれでいいのか。というと良くはないはずですが、そう描くことでこの作品は現実の嫌な感じから救われている気がします。
『きみと、波にのれたら』は、子供っぽ過ぎるのではという懸念はあります。>子供っぽいというよりも『シェイプ・オブ・ウォーター』を思わせるエロチックな作品でした。もちろんその部分はソフトに隠されているのですが、きっとそういうことなんだろうと思います。
『ジョーカー』は、ロックファンの友人からの賀状に「ホワイトルーム」がいいとありました。>これぞ今の時代の映画です。分断される格差社会を真正面からピカレスクロマンとして描いています。たとえば、ウィリアム・ゴドウィンのゴシック小説のように。主人公に後悔や後ろめたさは微塵もありません。これが現代社会なのだというかのように。だからといって私にそれを受け入れる準備ができているかといえばそうではないのですが。そこか微妙なところではあります。
『世界の涯ての鼓動』は、私にとっては久々のヴェンダース。やや不安です。>女性科学者が観る海底の熱水噴出チムニーの描写がセクシーで、同じ世界の涯でもも砂漠のテロリストに囚われた恋人との届かない思いが地球の鼓動とともに通っていくというようなことでしょうか。私には理に落ち過ぎた気がしましたが。

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2020年2月18日 (火)

TSUTAYAで4本

久しぶりに練馬のTSUTAYAで4本レンタルしました。
火口のふたり
よこがお
多十郎殉愛記
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
キネ旬、映芸のベストテンを踏まえた期待の4作です。


『火口のふたり』は、荒井晴彦でセックスばっからしいので感動できるかはともかく悪いはずはない。>堕ちていくとかそういうんじゃなくてひたすら気持ちいいというのは分かるのですがそれでどうするつもりなのでしょう。自衛隊とか震災とか関係あるのかな。ただセックスにのめり込んでいくというだけではいかんのかなあ。伊東ゆかりは良し。神代辰巳か石井隆みたいでした。
『よこがお』は、よくわからないけどサスペンスらしい。評価は高いし、筒井真理子さんと市川実日子さんというくせ者の共演。面白いかも。>すみません。よくわからないままです。きちんと作られているまっとうな作品だとは思うのですが、始終イライラする作品でした。筒井さんも市川さんも画面も悪くないはずなのに、たぶん私がバカなせいで腑におちませんでした。理解するためにはもう一回見直すべきでしょうがそんな気力はありません。たぶんにイライラさせることが狙いなような。
『多十郎殉愛記』は、多部さんだけが頼りです。>思った以上に多部さんには納得。もう少し荒んだ感じがあれば言うことなしですが、それはない物ねだりってことで。メインの男たちの話はつまりませんでした。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、役者というより監督がタランティーノだからでしょう。>子役がいいってことで救われてました。ま、そういう映画です。

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2020年2月12日 (水)

キネ旬 読者ベストテン

出し遅れではありますが、キネ旬の読者ベスト・テンも紹介しておきましょう。

第1位 半世界
第2位 凪待ち
第3位 新聞記者
第4位 ひとよ
第5位 天気の子
第6位 愛がなんだ
第7位 台風家族
第8位 宮元から君へ
第9位 よこがお
第10位 カツベン!

第1位 ジョーカー
第2位 グリーンブック
第3位 運び屋
第4位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
第5位 ROMA/ローマ
第6位 アイリッシュマン
第7位 存在のない子供たち
第8位 女王陛下のお気に入り
第9位 家族を想うとき
第10位 COLD WAR あの歌、2つの心

日本映画では5本が評論家のテンに入っていなかった作品。
そのうち『凪待ち』『台風家族』は『半世界』とともに旧SMAPメンバー出演。なんとなく気になるラインナップです。
『カツベン!』のテン入りもですが、むしろ『蜜蜂と遠雷』が入らなかったことの方が意外でした。

外国映画は7,8位以外は評論家と同じ作品が並んでいます。
なんでしょうこの男っぽさは。
まだ1本も観ていませんが、このうち半分も観れればいい方でしょうか。

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2020年2月 6日 (木)

キネ旬ベストテン発表号

昨日発売されたキネマ旬報のベスト・テン 個人賞発表号を購入しました。

Kinejun202002

日本映画・外国映画とも第1位は発表になっていましたが2位以下は

第1位火口のふたり
第2位半世界
第3位宮本から君へ
第4位よこがお
第5位蜜蜂と雷鳴
第6位さよならくちびる
第7位ひとよ
第8位愛がなんだ
第9位嵐電
第10位旅のおわり世界のはじまり

第1位ジョーカー
第2位ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
第3位アイリッシュマン
第4位運び屋
第5位グリーンブック
第6位家族を想うとき
第7位COLD WAR あの歌、2つの心
第8位ROMA/ローマ
第9位象は静かに座っている
第10位バーニング 劇場版

改めて眺めると、順当な日本映画。
11~15位の『新聞記者』『岬の兄妹』『長いお別れ』『楽園』『町田くんの世界』もベストテン入りしておかしくなかったはず。
予想外に低かったのが『閉鎖病棟-それぞれの朝-』24位と『天気の子』25位ぐらいでしょうか。
外国映画についても9、10位のアジア映画以外は入って当然の作品が並んでいます。


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2020年2月 4日 (火)

2019年 第93回キネマ旬報ベスト・テン発表

2019年 第93回キネマ旬報ベスト・テンが発表になりました。
といってもベストは1位だけです。
2位以下は本誌を買ってくれということでしょう。

日本映画ベスト・テン第1位「火口のふたり」
外国映画ベスト・テン第1位「ジョーカー」
文化映画ベスト・テン第1位「i-新聞記者ドキュメント-」
読者選出日本映画ベスト・テン第1位「半世界」
読者選出外国映画ベスト・テン第1位「ジョーカー」

個人賞
日本映画監督賞:白石和彌「ひとよ」「凪待ち」「麻雀放浪記2020」
日本映画脚本賞:阪本順治「半世界」
外国映画監督賞:トッド・フィリップス「ジョーカー」
主演女優賞:瀧内公美「火口のふたり」
主演男優賞:池松壮亮「宮本から君へ」
助演女優賞:池脇千鶴「半世界」
助演男優賞:成田凌「愛がなんだ」「さよならくちびる」ほかにより
新人女優賞:関水渚「町田くんの世界」
新人男優賞:鈴鹿央士「蜜蜂と遠雷」「決算!忠臣蔵」
読者選出日本映画監督賞:阪本順治「半世界」
読者選出外国映画監督賞:トッド・フィリップス「ジョーカー」
読者賞:宇多丸(RHYMESTER) / 三沢和子 連載「2018年の森田芳光」
特別賞:和田誠

監督賞がいちばんの驚きでしょうか。
あとは意外と普通です。

本誌は明日買えないから、明後日を楽しみにしましょう。

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