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2021年5月11日 (火)

TSUTAYAで5本、BOOKOFFで1冊

練馬のTSUTAYAでDVDを5枚レンタル。
サイレント・トーキョー
罪の声
望み
さくら
はちどり
日本映画はサスペンスばかりです。
『サイレント・トーキョー』は、面白かったこともない劇場犯罪サスペンスですが、ひたすら石田さんと広瀬さんのために。>たとえば“相棒”の1話だったら許されるでしょうが、映画として成立しているのかと言えばそんなことはありません。石田さんにあれだけの犯罪を起こす説得的な意思も能力も犯罪全体を構想する工夫も感じられませんでした。広瀬さんもバカなお嬢さん以上の何かがあったでしょうか。残念です。
『罪の声』は、私の不得意なまっとうなサスペンス。なんせメインは男ばかり。心配です。>しっかりと作られてます。最後までよどみなく観ることが出来ました。星野源のキャラクターのなせる業でしょう。ただし、ストーリーが面白いかと言えばまた別。もうひとつ“声”の悲惨な家族についてはあれで良かったのでしょうか。あの少年の心がめちゃくちゃになっていないのが奇跡的なぐらい。ラストも尻切れトンボというか、結局何の映画だったんでしょうという感じです。
『望み』は、流行の家族&犯罪映画。嫌な気分になりそうで怖い。>こちらもちゃんと作られているサスペンス。事件そのものは嫌な気分にさせられるし、マスコミやSNSの扱いはいつも通りの皮相的なものだけど、救いは主要な登場人物にイヤな人間がいないこと。それにしても、死んでからいい息子だとわかっても親としてはツラいだけだと思うです。
『さくら』も家族映画だけど、いつも気になる作品を作り続ける矢崎監督のこと、今作も相当な変化球らしい。期待以上の小松さんに期待しましょう。>そうとうマイナス要素の多い作品です。兄を愛する妹の物語と思えば矢崎監督の傑作『三月のライオン』を想起させるのですが、あのヒリヒリするような映像には遠く及びません。そのなかで兄が不幸になればなるほど生き生きしてくる妹を演じる小松さんは素敵でした。兄の恋人も、弟の恋人(彼女の部屋が最高です)もへんてこなキャラで楽しめました。ただし、話はめちゃくちゃ。兄の死に相当の責任があるはずの妹も含め、幸せそうに終わっているのが不思議です。で、タイトルのさくらはどこへ行ったでしょう。
『はちどり』は、少女の生き難さを描いた韓国映画。どこまで感情移入できるかが決め手でしょう。>女の子の表情が、そしてそれをとらえる映像が素晴らしい。岩井俊二の作品を思い出しました。彼女のまわりのくそったれな父親、兄、教師、塾、ボーイフレンド、すべてが彼女を孤独にしていく。唯一彼女が心を開くことのできた漢文塾の女性講師も理不尽な事故で死んでしまう。でも嫌なことをされたら立ち向かわなくちゃだめだという教えを胸に彼女は生き続けていくに違いない。ただ修学旅行(?)に向かうラストは、年代は違うけれど、2014年の海難事故を連想させて悲しくなりました。

ついでに寄った階下のBOOKOFFで1冊購入。
通過儀礼
Vangennep_lesritesdepassage
いま読み通す体力はないでしょうが、
古書店の棚でいつも探していた文化人類学の古典。
ここで出会うとはラッキーでした。
蔵書のうち解説の本文や参考文献にあったのは
金枝篇」「古代社会」「生と再生

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