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2021年5月31日 (月)

TSUTAYAでDVD5枚

練馬のTSUTAYAでDVD5枚(日本映画×3、外国映画×2)をレンタル。
日本映画は
みをつくし料理帖
約束のネバーランド
佐々木、イン、マイマイン
外国映画は
ヒトラーに盗られたうさぎ
シェイクスピアの庭

『みをつくし料理帖』は、角川春樹監督作品。テレビドラマでの黒木華のイメージが良かったので、こちらの松本穂香さんはどうでしょう。>きちんと作っているとは思いますが、残念ながらテレビを超える何かはありませんでした。女優陣にも見せ場あったのですが、ここぞという輝きは感じられませんでした。
『約束のネバーランド』は、浜辺美波さんが主人公の少女。過去未来的なSFファンタジーをどう映像化しているかが心配なところ。>ほとんど評価されていない作品ですが、原作コミックもアニメも知らない身としては違和感もなく楽しめました。設定そのものはひどい話なのですが、ウェットにならずに子供っぽくしたのは正解でしょう。浜辺さんがあまり感情を表現せずに演技をして、少女というより少年のようでテレビなどよりもいい味を出していました。ラストの一騎打ちは時代劇じみてやり過ぎでしたが北川景子さんもうまくはまっていました。
『佐々木、イン、マイマイン』は、よくわかりませんが、普通に青春している作品かと期待しています。>つい思い出してしまう高校時代のお調子者。現在と記憶を往復しながら、佐々木コールへと収斂する。というとかっこいいが、グダグダしすぎて困ってしまいます。
『ヒトラーに盗られたうさぎ』は、関係ないけど『ジョジョ・ラビット』をタイトルだけで思わせます。ヒトラーとウサギの2題話。>ヒトラー政権成立直前に危険を察知してドイツを離れたユダヤ人一家の物語。ドイツからチューリッヒ、パリ、ロンドンへと亡命。といっても小さな少女の眼からは政治的というより親の都合による見知らぬ地への引っ越し。ドイツ国内に残った親せきや知人に迫害が及んだとの情報はあるものの、一家に切迫感はない。その辺、やや知識人階級のいやらしさも垣間見えるあたりも面白いところ。
『シェイクスピアの庭』は、コスチュームと庭園風景が楽しめればOKかと。>ま、そういう映画でした。ストーリーは淡々と進み、あるのは心のさざ波ぐらい。当人にとっては深刻でも、ほかから見ればおだやかな人生。それもまたよし。

本当はもっと借りたい日本映画がいくつかあったのだけど、
どれも貸し出し中だったり取り扱いがない作品。
外国映画は無理やりの選択です。
このところ在庫がすっかり減ってしまいました。
しらべたところ近辺の店舗にもない様子。
いやそもそも店舗自体が減少しています。
もはや店舗でレンタルする時代ではないのかも。
ほかの選択肢を検討すべきなのかもしれません。


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2021年5月30日 (日)

6月新刊から気になる新書・文庫・選書

6月新刊から気になる新書・文庫・選書をピックアップして
蔵書とリンクして紹介します。

◎岩波新書「東南アジア史10講」吉田元夫
わが家にある東南アジア通史では
東南アジア史 」が内陸部中心、
東南アジアの歴史」が海をめぐる歴史といった感じです。

◎岩波新書「『失われた時を求めて』への招待」吉川一義
高名な長編小説ですが、タイトルだけは知っていてもまったく読んだことはありません。
蔵書でこじつければ「トリストラム・シャンディ」が同じ“意識の流れ派”です。

◎岩波新書「源氏物語を読む」高木和子
さすがに粗筋は知ってはいるものの、本文は教科書で読んだだけ。
関連ありそうなものは「怨念の日本文化 幽霊篇」と
中世に生きる女たち」ぐらいでしょうか。

◎中公新書「東京復興ならず-文化首都構想の挫折と戦後日本」吉見俊哉
著者ので読んだのは「博覧会の政治学」。
これは面白かった。
東京復興については「東京の都市計画」が詳しい。

◎中公新書「藤原仲麻呂-古代王権を動かした異能の政治家」仁藤敦史
政争が繰り返される奈良時代のなかでも最も大きな争乱となった仲麻呂(恵美押勝)の乱。
基本資料は「続日本紀」で。
よみがえる古代文書」でも触れられています。

◎中公新書「高地文明―「もう一つの四大文明」の発見」山本紀夫
四大文明とはアンデス、メキシコ、チベット、エチオピアのこと。
大河流域の文明だけではない文明の在り方という意味のようです。
蔵書では「マヤ文明」「物語ラテン・アメリカの歴史
新書アフリカ史」「栽培植物と農耕の起源」「緑の世界史」あたりで触れられているものです。

◎講談社現代新書「下剋上」黒田基樹
近年下剋上観は変化しているようですが
本書はどのような立場でしょうか。
古いですがうちには「戦国武将」ぐらい。

◎ちくま新書「疫病の精神史 ユダヤ・キリスト教の穢れと救い」竹下節子
著者の作品では「ヨーロッパの死者の書
ジャンヌ・ダルク」「ノストラダムスの生涯」。
ペストについては「ペスト大流行」に詳しく、
死者たちの回廊」や「死の舞踏」がヨーロッパにおける死のイメージを描いてくれます。

◎ちくま新書「埴輪は語る
うちの本棚で古墳時代の考古学関係は「古墳文化と古代国家」だけ。
埴輪から何がわかるのか知りたいところです。

◎ちくま新書「聖母の美術全史: 信仰を育んだイメージ」宮下規久朗
聖母マリヤ像はキリスト教美術で大きな位置を占めています。
キリスト教における聖母の位置は「聖母マリヤ」、
表象の解釈は「キリスト教図像学」で。

◎ちくま新書「廃仏毀釈 寺院・仏像破壊の真実」畑中章宏
それまでの日本宗教のあり方=神仏習合を破壊したのが維新政府の神仏分離政策。
それは分離するのではなく神社を残すために寺院を破壊するものでした。
蔵書では「神仏分離」「神々の明治維新」にあります。

◎ちくま新書「古代史講義【氏族篇】」佐藤 信(編集)
蘇我、物部、葛城、藤原などの氏族の伝承については
わが家では「古事記の起源」「神々の体系」、
大化改新」「蘇我蝦夷・入鹿」あたりが関わります。

◎文庫クセジュ「100語でわかる旧約聖書」トーマス・レーマー
もちろん「聖書」は必読でしょう。
ほかに「聖書の起源」「死海文書
「黙示録」を読みとく」でどうでしょう。

◎岩波文庫「楚辞」小南一郎
「楚辞」そのものはありませんが、
中国の神話」や「崑崙山への昇仙」に言及があります。

◎岩波文庫「パサージュ論 ((四))」ヴァルター・ベンヤミン
先月の続きです。ユートピア論がメインなら読んでみたいところです。

◎ちくま学芸文庫「戦国乱世を生きる力」神田千里
戦国時代の農村・庶民については「中世の風景」「戦国時代」程度しかありません。

◎ちくま学芸文庫「修験道入門」五来 重
山岳宗教の権威による入門書。読む価値はあります。
わが家でも「日本宗教事典」「現代宗教〈2〉
日本のシャーマニズム」「死の国・熊野
など、関連書籍は少なくありません。

◎講談社学術文庫「大乗仏教の誕生 「さとり」と「廻向」」梶山雄一
大乗仏教については「大乗経典を読む
「覚り」と「空」」で。

◎角川ソフィア文庫「マンダラを生きる」正木 晃
実践的な面となると疎いですが、
マンダラの持つ意味なら「密教」にあります。

◎角川ソフィア文庫「日本の方言」佐藤亮一
類書は持っていませんが、地方出身者には気になるものです。

◎角川ソフィア文庫「自然のしくみがわかる地理学入門」水野一晴
蔵書は人文地理関係ばかりですので、
自然地理学っぽいのは「大地と人類の進化
風土の日本」かな。本書の方向性とは異なるでしょうが。

◎筑摩選書「消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神」橋本 努
タイトルが踏まえているのは「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」。
たとえば「「欲望」と資本主義」や「緑の世界史」などでも
資本主義への疑念は書かれていますが、本書では
それを乗り越える新しい提言はあるのでしょうか。

◎NHKブックス「<普遍性>をつくる哲学「幸福」と「自由」をいかに守るか」岩内章太郎
著者は、近年の新しい哲学を紹介しています。
ハッキリ言えば何を言いたいのか(何が問題なのか)ちっともわかっていません。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「女と男の大奥:大奥法度を読み解く」福田千鶴
類書を持っていないし、大奥に閉ざされた話ならあまり興味もありません。

今月の目玉は
新書では「藤原仲麻呂」「高地文明」「疫病の精神史」
文庫では「修験道入門」
選書ではありませんが、
吉川弘文館「『一遍聖絵』の世界」五味文彦が気になります。
日本の宗教者ではいちばん興味をそそられるのが一遍で、
蔵書では「日本思想大系〈10〉法然・一遍」「鎌倉新仏教の誕生」があります。
まして著者は、「中世のことばと絵」「藤原定家の時代
絵巻で読む中世」「源義経」が手元にある五味文彦ですから
これは見逃せません。

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2021年5月28日 (金)

図書館で4冊

買い物ついでに図書館に寄って予約していた3冊と
開架棚の1冊を借りました。
予約していたのが
乱歩とモダン東京 ―通俗長編の戦略と方法
後期日中戦争 太平洋戦争下の中国戦線
16世紀「世界史」のはじまり
開架棚のが
自然の哲学史

蔵書で参考文献に挙がっていたのは
日中十五年戦争史」「エレホン」「自然宗教をめぐる対話
エチカ」「法律」「ノヴム・オルガヌム」「モナドロジー
百科全書」「人間不平等起原論

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2021年5月23日 (日)

川口図書館でDVD3枚と1冊

川口駅前の図書館で外国映画のDVD3枚
ショコラ
潜水服は蝶の夢を見る
黄金のアデーレ 名画の帰還
感動の実話が2作。押しつけがましくなければいいのですが。
ファンタジーの『ショコラ』が『バベットの晩餐会』みたいならいちばんの期待作です。

また開架図書からは
グローバル・ヒストリーとしての独仏戦争: ビスマルク外交を海から捉えなおす
蔵書で参考文献として挙がっていたのは
ドイツ史10講」「清朝と近代世界―19世紀

 

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2021年5月20日 (木)

図書館で2冊

図書館で予約していた2冊を受け取りました。
超解読! はじめてのヘーゲル『法の哲学』
氏名の誕生―江戸時代の名前はなぜ消えたのか
「氏名」は、なんか似たテーマと思ったら「壱人両名」の著者でした。
目次の印象では前著ほど刺激的ではなさそうな。

参考文献は「ヘーゲル」にはなく、「氏名」の参考文献は蔵書にはありませんでした。

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2021年5月15日 (土)

角川武蔵野ミュージアム(続編)

ミュージアムの蔵書とうちの本棚の突合せを続けていました。
結局、4F5Fのエディットタウンにあったのは460冊。
訳本違いや文庫、全集版、増補版など異なるバージョンも含めた大雑把な概数です。
大分類で多い順に並べてみました。カッコ内は10冊以上の中分類
記憶の森へ  123冊
(別世界へどうぞ42冊/神話の神々17冊/昔むかしあるところ15冊
/コズミック・ロマン 12冊/罪の究明・罰の宿命 10冊)
アティックステップ  98冊
世界歴史文化集 56冊 (ゲルマン魂の消息 12冊)
むつかしい本たち  55冊
(西の世界観 16冊/人類と民族の学 10冊/哲人と哲学 10冊)
日本の正体 40冊
イメージがいっぱい  29冊(SFに浸りたい 17冊)
男と女のあいだ 19冊
個性で勝負する 11冊

荒俣宏氏蔵書の陳列棚“アティックステップ”をのぞけば、
“記憶の森へ”が圧倒的で、小分類の“理想都市ユートピア”だけで25冊もありました。
こんな感じです。

Hondana_1 Hondana_2 Hondana_3

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2021年5月12日 (水)

図書館で2冊

図書館で予約していた2冊を受け取りました。
「敦煌」と日本人-シルクロードにたどる戦後の日中関係
古代日本の官僚-天皇に仕えた怠惰な面々

蔵書で参考文献に挙がっていたのは
西域 探検の世紀」「シルクロード

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2021年5月11日 (火)

TSUTAYAで5本、BOOKOFFで1冊

練馬のTSUTAYAでDVDを5枚レンタル。
サイレント・トーキョー
罪の声
望み
さくら
はちどり
日本映画はサスペンスばかりです。
『サイレント・トーキョー』は、面白かったこともない劇場犯罪サスペンスですが、ひたすら石田さんと広瀬さんのために。>たとえば“相棒”の1話だったら許されるでしょうが、映画として成立しているのかと言えばそんなことはありません。石田さんにあれだけの犯罪を起こす説得的な意思も能力も犯罪全体を構想する工夫も感じられませんでした。広瀬さんもバカなお嬢さん以上の何かがあったでしょうか。残念です。
『罪の声』は、私の不得意なまっとうなサスペンス。なんせメインは男ばかり。心配です。>しっかりと作られてます。最後までよどみなく観ることが出来ました。星野源のキャラクターのなせる業でしょう。ただし、ストーリーが面白いかと言えばまた別。もうひとつ“声”の悲惨な家族についてはあれで良かったのでしょうか。あの少年の心がめちゃくちゃになっていないのが奇跡的なぐらい。ラストも尻切れトンボというか、結局何の映画だったんでしょうという感じです。
『望み』は、流行の家族&犯罪映画。嫌な気分になりそうで怖い。>こちらもちゃんと作られているサスペンス。事件そのものは嫌な気分にさせられるし、マスコミやSNSの扱いはいつも通りの皮相的なものだけど、救いは主要な登場人物にイヤな人間がいないこと。それにしても、死んでからいい息子だとわかっても親としてはツラいだけだと思うです。
『さくら』も家族映画だけど、いつも気になる作品を作り続ける矢崎監督のこと、今作も相当な変化球らしい。期待以上の小松さんに期待しましょう。>そうとうマイナス要素の多い作品です。兄を愛する妹の物語と思えば矢崎監督の傑作『三月のライオン』を想起させるのですが、あのヒリヒリするような映像には遠く及びません。そのなかで兄が不幸になればなるほど生き生きしてくる妹を演じる小松さんは素敵でした。兄の恋人も、弟の恋人(彼女の部屋が最高です)もへんてこなキャラで楽しめました。ただし、話はめちゃくちゃ。兄の死に相当の責任があるはずの妹も含め、幸せそうに終わっているのが不思議です。で、タイトルのさくらはどこへ行ったでしょう。
『はちどり』は、少女の生き難さを描いた韓国映画。どこまで感情移入できるかが決め手でしょう。>女の子の表情が、そしてそれをとらえる映像が素晴らしい。岩井俊二の作品を思い出しました。彼女のまわりのくそったれな父親、兄、教師、塾、ボーイフレンド、すべてが彼女を孤独にしていく。唯一彼女が心を開くことのできた漢文塾の女性講師も理不尽な事故で死んでしまう。でも嫌なことをされたら立ち向かわなくちゃだめだという教えを胸に彼女は生き続けていくに違いない。ただ修学旅行(?)に向かうラストは、年代は違うけれど、2014年の海難事故を連想させて悲しくなりました。

ついでに寄った階下のBOOKOFFで1冊購入。
通過儀礼
Vangennep_lesritesdepassage
いま読み通す体力はないでしょうが、
古書店の棚でいつも探していた文化人類学の古典。
ここで出会うとはラッキーでした。
蔵書のうち解説の本文や参考文献にあったのは
金枝篇」「古代社会」「生と再生

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2021年5月 5日 (水)

図書館で1冊

買い物途中で図書館に寄って予約していた1冊を受け取りました。
女帝の古代王権史

蔵書で参考文献に挙がっていたのは
蘇我蝦夷・入鹿」「琉球王国」「木簡が語る日本の古代
日本の誕生」の4冊
ついでに開架棚を眺めようと考えていたら
緊急事態なので開架棚は閉鎖中で残念でした。

 

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2021年5月 4日 (火)

川口図書館でDVD3枚、新書1冊

立ち寄った川口駅前の図書館でDVD3枚と新書1冊を借り出しました。
DVDは
日の名残り
ムーラン・ルージュ
ロスト・イン・トランスレーション
と、外国映画3本。
見逃してる名作だからと期待して観ると意外とピンと来ないことが多かったりします。
見逃してるにはそれなりの理由があるということでしょう。
今回の3作はどうでしょう。

せっかく図書館に来たからついでに新書を1冊。
みんなの民俗学
蔵書のうち参考文献(読書案内)に挙がっていたのは
民俗学への招待」「南方熊楠コレクション」「霊柩車の誕生
共同幻想論」「コーヒー・ハウス
コーヒーが廻り世界史が廻る

 

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