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2020年10月31日 (土)

11月の新刊から気になる新書・文庫・選書

11月の新刊から気になる新書・文庫・選書を蔵書とリンクして紹介します。

◎中公新書「もののけの日本史」小山聡子
妖怪の民俗学」「怨念の日本文化
あたりでどうでしょう。
エンタテイメント化した「化物屋敷」も繋がります。

◎中公新書「法華経とは何か」植木雅俊
大乗経典を読む」「「覚り」と「空」」あたりでどうでしょう。

◎中公新書「板垣退助-自由民権指導者の実像」中元崇智
戊辰戦争の英雄であり自由民権のリーダー。
うちのでは「明治デモクラシー」ぐらいか。

◎中公新書「暗殺の幕末維新史」一坂太郎
井伊直弼から始まり、佐久間象山、坂本龍馬、大久保利通、
横井小楠など幾多の政治家たちが暗殺によって倒されています。
いわば維新は暗殺によって生み出されたものなのかもしれません。

◎講談社現代新書「左翼の逆襲 社会破壊に屈しないための経済学」松尾 匡
うちにあるのは、社会の捉え方が真逆の方向であろう
「資本」論」とか
時代錯誤的でもある「今こそマルクスを読み返す」とか。
有効な逆襲はありうるのかについては相当懐疑的です。

◎講談社現代新書「経済学の堕落を撃つ 「自由」vs「正義」の経済思想史」中山智香子
これも↑と似ているのでしょうか。
蔵書では「市場社会の思想史」が関連しそう。

◎講談社現代新書「はじめてのスピノザ 自由へのエチカ」國分功一郎
多くを語られるスピノザですが「世界の名著」ぐらいしかありません。

◎講談社ブルーバックス「連星からみた宇宙」鳴沢真也
◎講談社ブルーバックス「見えない宇宙の正体」鈴木洋一郎
宇宙の本は好きですがなかなか手に取る時間がありません。

◎星海社新書「移動・交易・疫病 命と経済の人類全史」玉木俊明
タイトルには惹かれますが、内実が伴っているか気になります。
海のシルクロード史」「大航海時代」「近代世界システム
あたりと絡むような気がします。

◎ちくま新書「言霊と日本語
日本語に探る古代信仰」みたいなものでしょうか。
やや不安です。

◎ちくま新書「新宗教を問う: 近代日本人と救いの信仰」島薗 進
取り上げられている新宗教が、うちにある情報が古い
新宗教」や「別冊・現代宗教 日本の民衆宗教
あたりとどのくらい変わっているのでしょうか。

◎ちくま新書「村の日本近代史
直接的にこのテーマを扱ったものはありませんが
大きくは手元の「日本社会の歴史」が扱っているでしょう。

◎ちくまプリマー新書「よみがえる天才4アレクサンドロス大王
アレクサンドロス大王東征記」や後世の伝説物語はありますが、
伝記としては「アレクサンドロス大王」「王妃オリュンピアス」程度です。

◎平凡社新書「感染症と民衆: 明治日本のコレラ体験」奥 武則
明治の衛生状況は「「清潔」の近代」。
時代は戦後ですが「エキリ物語」も関連ありそう。

◎平凡社新書「渋沢栄一変わり身の早さと未来を見抜く眼力」橘木俊詔
大河便乗もの。結局偉人伝になりそうで怖いですが。

◎平凡社新書「みんなの民俗学: ヴァナキュラーってなんだ?」島村恭則
よくわかりませんが、蔵書でヴァナキュラーっぽいのは
霊柩車の誕生」「少女民俗学
オトメの祈り」「THE 狛犬!コレクション
違っている気もしますが

◎NHK出版新書「独裁の世界史」本村凌二
著者はローマ史が専門ですから、「皇帝たちの都ローマ」あたり
から「ワイマル共和国」へ至る道筋なのでしょうが、
話を広げ過ぎの気も。

◎ちくま学芸文庫「古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル」フィリップ・マティザック
ガリア戦記」「ローマ五賢帝」あたりも関わってきそうです。

◎ちくま学芸文庫「国家と市場: 国際政治経済学入門」スーザン・ストレンジ
うちで国際政治学と言えそうなのは「国際関係論」ぐらい。

◎ちくま学芸文庫「生き方について哲学は何が言えるか」バナード・ウィリアムズ
私は何も聞きたくはないのですが。

◎講談社学術文庫「中国の歴史3 ファーストエンペラーの遺産 秦漢帝国」鶴間和幸
◎講談社学術文庫「中国の歴史4 三国志の世界 後漢 三国時代」金 文京
通史としては「物語 中国の歴史」。
トピックスとしては「秦の始皇帝」「漢帝国と辺境社会
三国志演義」ぐらいです。

◎講談社学術文庫「アステカとインカ 黄金帝国の滅亡」増田義郎
同じ著者のものでは
新世界のユートピア」「コロンブス」「略奪の海カリブ
黄金郷への旅」「物語ラテン・アメリカの歴史」。
訳書では「民族の世界」「太平洋探検史
世界の名著 マリノフスキー/レヴィ=ストロース
インカ帝国史」「インカ帝国地誌」。
太平洋から新大陸までお世話になっています。
なかでは「略奪の海カリブ」がいちばんでしょうか。

◎講談社学術文庫「幻獣の話」池内 紀
オリジナルは持っていますが、やや食い足りない感じ。

◎角川ソフィア文庫「よくわかる山岳信仰」瓜生 中
現代宗教〈2〉」がいちばん近そう。

◎講談社選書メチエ「イスラエルの起源 ロシア・ユダヤ人が作った国」鶴見太郎
ふつうに「物語 イスラエルの歴史」かな。

◎講談社選書メチエ「自由意志の向こう側 決定論をめぐる哲学史」木島泰三
ドゥルーズの哲学」が関連しそうですがよくわかりません。

◎中公選書「非国民な女たち 戦時下のパーマとモンペ 」飯田未希
近いところでは「暮らしの中の太平洋戦争」。
亡母は優等生の軍国少女でしたので、非国民を持ち上げられても複雑な心境です。

◎角川選書「旅する神々」神崎宣武
同じ著者では「物見遊山と日本人」「盛り場の民俗史」。
テーマ的には「異人論序説」や「異人論」が
近かろうと思います。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「ものがたる近世琉球 喫煙・園芸・豚飼育の考古学」石井龍太
沖縄で生活関連なら「沖縄の神話と民俗」ぐらいですが、
きっと違うでしょう。

今月の目玉は
新書では「もののけの日本史」「みんなの民俗学」
「移動・交易・疫病 命と経済の人類全史」
選書では「非国民な女たち」「旅する神々」
文庫には目ぼしいものはありませんでした
他に単行本で
河出書房新社のロシアSF「サハリン島」(エドゥアルド・ヴェルキン)が気になるところです。

 

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図書館で3冊

仕事帰りに図書館で予約していた3冊を受け取りました。
徒然草-無常観を超えた魅力
時空を翔ける中将姫
世界哲学史6 --近代I 啓蒙と人間感情論

蔵書で参考文献並びに本文に挙がっていたのは
啓蒙の弁証法」「国富論」「カント入門
人間精神進歩の歴史」「人間不平等起原論
方法序説」「リヴァイアサン」「エティカ
政治二論」「社会契約論」「エミール」「法の精神
モナドロジー」「宗教の自然史」「自然宗教に関する対話
カンディード」「ペスト
時代遅れの啓蒙好きですのでこんなもんでしょうか。

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2020年10月30日 (金)

畠田理恵『PREMIER』

 高野台のBOOKOFFで畠田理恵の1st『PREMIER』。
Hatada_rie_premier
再発ではなく1987年発売のオリジナル。

 

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2020年10月24日 (土)

TSUTAYAで5本、BOOKOFFで1枚

TSUTAYAでDVDをレンタル。
日本映画3本と外国映画2本
ホットギミック ガールミーツボーイ
弥生、三月 君を愛した30年
一度死んでみた
冬時間のパリ
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
残念ながらお目当ての『Red 』と『星屑の町』はレンタル中でした。

『ホットギミック ガールミーツボーイ』は、昨年の作品がようやくDVD化されたもの。何より山戸監督の映像が楽しみ。>ストーリーは最悪。前半はヒロインのあまりの主体性のなさに怒り狂ってみていました。でも途中から彼女によって回りのバカ男たちが動き出して、併せて映像も躍動し始めます。東京湾岸の高層マンションのロケが素晴らしくもはやストーリー云々ではなくなります。これは、堀未央奈も桜田ひよりもふたりともキュートでセクシーでした。でも、間違いなく山戸監督の映画でした。
『弥生、三月 君を愛した30年』は、大甘ストーリーでがっかりする気もするけれど、波瑠さんはいいに違いないでしょう。>がっかりはしませんでした。主人公二人の都合に合わせてドラマが展開する連続ドラマの総集編みたいな話を、時間軸をずらしながら変化をつけたかったのでしょうが、あまり意味はない気はします。よく考えれば『火口のふたり』と似たようなところもあるのだけれど、当たり前ですが波瑠さんではそうはなりませんでした。もちろんですが波瑠さんは魅力的です。
『一度死んでみた』は、広瀬すずさんだけが頼り。というかほかに観るところはないでしょう。>デスメタルはどうでもいいんですね。びっくりしました。逆にいえばデスメタルを抜けば昔のクレイジーキャッツのやっていたような普通のドタバタコメディです。広瀬さんの魅力もよく出ていました。
『冬時間のパリ』は、おしゃれなパリの生活が描かれていればたとえお空疎な話でも見る価値はあるのかも。
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は、有名な若草物語の映画化。とにかく女の子が4人出てくるんですから観てみましょう。>残念。彼女たちのこころの動きに何の共感もなく、ひたすらストーリーを追うだけでした。楽しめたのは小説が出版される最後のくだりだけでした。

階下のBOOKOFFで伊藤咲子の2枚組。
なんたってアイドルポップ ~つぶやきあつめ~
Ito_sakiko_nantettatteidolpop
結局レコードを捨ててもCDで持っていたいってことです。

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2020年10月21日 (水)

日比谷で筒美京平を語り合う

日比谷ミッドタウンで旧友と筒美京平談義。
それぞれのベストシングルを出し合って、京平さんについての思い出を語り合いました。
彼は私より5歳以上若いので「木綿のハンカチーフ」が最初の出会いだということや
そのころ聴いてた洋楽との関係など。ディープかつ懐かしい話満載の3時間でした。
彼のベストは
卒業/斉藤由貴
あの空は夏の中/守谷 香
木綿のハンカチーフ/太田裕美
センチメンタル・ジャーニー/松本伊代
あたり。
私は30曲以上も選んでしまいそのうち10は
恋のレッスン/小林麻美
ひとかけらの純情/南 沙織
フレンズ/平山三紀
木綿のハンカチーフ/太田裕美
お嬢さんお手やわらかに/高見知佳
日曜日はストレンジャー/石野真子
夕立ち日記/古賀栄子
センチメンタル・ジャーニー/松本伊代
女の子なんだもん/麻丘めぐみ
二重唱/岩崎宏美
とほぼ70年代のみになってました。

帰りに図書館に寄り予約していた2冊と開架棚から1冊を借りました。
予約していたのが
北朝の天皇 「室町幕府に翻弄された皇統」の実像
悪党たちの大英帝国
開架にあったのが
大仏師運慶 工房と発願主そして「写実」とは

 

蔵書で参考文献に挙がっていたのは
室町の王権」「金枝篇」の2冊。

 

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2020年10月15日 (木)

池袋でポータブルHDと渡辺典子

最近ポータブルハードディスクのモーター音があやしくなってきたので
買い換えるために池袋のヤマダ電機へ。
結局、いちばん値段が手ごろだったこんなのに。

別に1TBもいらないんだけど。

ついでにTSUTAYAにも寄って渡辺典子『ベスト』もゲット。
Watanabe_noriko_best
歌手としてはあまり評価はしていないんですけど
タケカワユキヒデの名曲「ここちE」のためです。

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2020年10月13日 (火)

『ビクターアイドル 超絶レアトラックス(1970年代編)』

アマゾンで『ビクターアイドル超絶レアトラックス<1970年代編>』を購入。
お気に入りの古賀栄子「夕だち日記」をCDでも欲しくなってのこと。
選曲や解説には大いに不満はあるし、発売日も明記されていないのは困ったことです。
とにかく古賀栄子を聴いて京平さんを偲びましょう。
Victoridol_raretracks1970  

 

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図書館で3冊

買い物ついでに貫井の図書館で予約していた2冊を受け取り、開架棚から1冊を貸し出しました。
椿井文書―日本最大級の偽文書
人口の中国史―先史時代から19世紀まで
天神様の正体: 菅原道真の生涯

蔵書のうち参考文献に挙がっているものはありませんでした。

 

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マイベスト筒美京平

手元にある京平さん作曲のシングル・ジャケ写92枚のうちから愛する10枚を選んでみました。
Minami_saori_hitokakeranojunjou_20201013094201 Takami_chika_ojousanoteyawarakani Koga_eiko_yuudatinikkiSatou_akiko_bluebutterflyMorio_yumi_asiaticdoll Okuda_keiko_singlewoman Itou_yukari_romantistImai_miki_yaseinokazeMoritani_kaori_anosorahanatunonaka Mizusawa_aki_musumegokoro

「木綿のハンカチーフ」や「恋のレッスン」「二重唱」「処女航海」はいまさらですのであえて外しました。
ただ、永遠のマイベスト南沙織さんだけは入れましたけど。

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2020年10月12日 (月)

追悼 筒美京平

作曲家の筒美京平さんが亡くなりました。
この世代の作家が亡くなっていますから驚きはしませんが
日本のポップス史をひとりで作り上げたといってもいい偉大な作曲家の死に対していうべき言葉もありません。
京平さんがいたから日本のポップスはこんなにも豊かなのだし
京平さんがいたから私は日本のアイドルを愛し続けて
生きているのだと思うと感謝しかありません。
本当に本当にありがとうございました。

合掌

書きたいことは山ほどあります。
それはまたあとで。

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2020年10月 3日 (土)

川口図書館で1冊TSUTAYAで4本。

仕事帰りに初めて川口駅前の市立図書館に寄って1冊借りました。
ルネサンス・バロックのブックガイド—印刷革命から魔術・錬金術までの知のコスモス

見出しで取り上げられたおよそ120冊のうち手元にあるのは以下の18冊。
ルネサンスの神秘思想」「ミクロコスモス
存在の大いなる連鎖」「古代神学
ルネサンス精神の深層」「普遍の鍵
ルネサンスの魔術思想」「東方旅行記
奇怪動物百科」「怪物のルネサンス
魔術の帝国」「科学革命
完全言語の探求」「チーズとうじ虫
痴愚神礼讃」「わが人生の書
薔薇の名前」「ファウスト

私の好きな分野ですからこのくらいあってもいいでしょう。

練馬のTSUTAYAで4本。
ある船頭の話
影裏
初恋
コレット

『ある船頭の話』は、オダギリジョー初監督作品。何事もなく生きてきた老人と謎の少女の邂逅。ありがちではありますが嫌いではありません。>う~ん長い。いや長くてもいいのだけれど、長く感じさせてはまずいでしょう。作りかったアイデアはよくわかりますし、映像も美しい。寡黙な老船頭と饒舌な客。船頭の前に現れた謎の少女と幻のような謎の少年。それらが有機的に絡み合っていない感じです。自身で書いた脚本も含めて構成力の問題なのだと思います。ラストで靄の中に消えていく船頭と少女はアンゲロプロス作品のようでもありました。
『影裏』は、失踪した友人の本当の姿とは。ま、これもありがちなテーマで、主演の綾野剛と松田龍平というだけで謎めいています。女優が筒井真理子さんに永島瑛子さんじゃ、癖が強すぎですが。>何の解決もありません。謎は謎のまま。それはそれでいいのだけれど、あの手紙は友人がまだ生きている証ということなのでしょう。主人公はさっぱりしてしまいましたがあれで良かったのでしょうか。腑に落ちません。
『初恋』は、タイトルとは大違いの三池監督の新宿裏社会アクション。ま、小西さんとベッキー頼りで観てみます。>今さら三池監督に言う言葉ではないですがこれは拾い物です。人はバンバン死ぬ、首は飛ぶ、バンいちのオヤジは踊りだす、かと思えば撃たれても死なないヤツもいるし、ストーリーはハチャメチャですが目を離せません。ベッキーのホラーががった狂気の演技も最高です。
『コレット』は、キネ旬じゃ1票も入らなかったみたいですけど、ベルエポックのフランスの風俗というか風景というかその辺が楽しみ。


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