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2020年8月30日 (日)

9月の気になる新刊(新書・文庫・選書)

9月の新刊から気になる新書・文庫・選書をピックアップ。
私の蔵書とリンクさせて紹介します。

◎岩波新書「暴君ーシェイクスピアの政治学」スティーブン・グリーンブラッド
著者の立ち位置はよくわかりませんが、蔵書では
シェイクスピアのフォークロア」と「王の二つの身体
祭りと叛乱」あたりでどうにか見えてくるような気がします。

◎岩波新書「道教思想10講」
老荘ではなく道教というところが味噌ですね。
淮南子の思想」「道教の神々」「不老不死」あたりではないかと。

◎中公新書「ヒトラーの脱走兵-裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー」對馬達雄
帝国陸軍を思えば脱走兵についての研究がありうるだけドイツはちゃんとしていたというべきでしょうか。

◎中公新書「万葉集講義-最古の歌集の素顔」上野 誠
文学としての「万葉集」については蔵書にはありません。

◎講談社ブルーバックス「日本史サイエンス 蒙古襲来、秀吉の大返し、戦艦大和の謎に迫る」播田安弘
同じ理系の日本史では手元に「日本史再発見」なんていうのがあります。

◎ちくま新書「明治憲法史」坂野潤治
同じ著者による「明治デモクラシー」も当然関連するでしょう。

◎ちくま新書「渋沢栄一 ―日本のインフラを創った民間経済の巨人」木村昌人
渋沢が関係したであろう明治期の経済については「日本財閥史」。
旧幕臣系の学校では「工手学校」あたり。

◎新潮新書「天才 富永仲基 独創の町人学者」釈 徹宗
わが家の本棚で富永仲基については、「日本の思想文化」でわずかに触れている程度。
懐徳堂関連では、ほかに山片蟠桃について触れている本があるくらいで、教科書的な上っ面だけしか知りません。

◎文春新書「感染症の日本史」磯田道史
やたらと多い感染症関連。日本史では「江戸のはやり神」ぐらいかな。

◎NHK出版新書「マルクス・ガブリエル 危機の時代を語る」丸山俊一NHK「欲望の時代の哲学」制作班
たぶん読まないだろうとは思いつつ、気にはなっています。

◎NHK出版新書「名著ではじめる哲学入門」萱野稔人
このひとのいう“哲学”はたぶんに実用的なものらしく、最近はやりの社会学の人たちと似た印象があります。
さてどんな“名著”がとりあげられているのやら。

◎白水社文庫クセジュ「キリスト教会史100の日付」ベネディクト・セール
キリスト教会史は知りませんが「守護聖者」には日々の聖人の日が載っています。

◎岩波文庫「白い病」カレル・チャペック
感染症関連の小説が毎月出ますね。
チャペックでうちにあるのは「ロボット(R.U.R)」「山椒魚戦争
絶対製造工場」の3冊。
チャペックは面白い。誰だ彼を殺したのは。

◎岩波現代文庫「定本 酒呑童子の誕生―もうひとつの日本文化」髙橋昌明
オリジナル中公新書は持っています。
同じ題材の「酒呑童子異聞」がより民俗学的アプローチなのに対して、疱瘡神として都を脅かすの酒呑童子を刺激的に描きます。
同じ著者では「平家の群像」も。

◎ちくま学芸文庫「インドの数学―ゼロの発明」林 隆夫
非ヨーロッパ起源の数学」でもインドの数学を扱っています。

◎ちくま学芸文庫「精選 シーニュモーリス・メルロ=ポンティ
高校時代メルロ=ポンティの名前を知ってるだけで、サルトルを語る人よりは偉そうでした。
みすずの白いブックカバーを思い出します。
今はきっと手には取らないでしょう。
概要は「現象学」で。

◎ちくま学芸文庫「朝鮮銀行―ある円通貨圏の興亡」多田井善生
朝鮮銀行そのものの働きはまったく分かりません。
物語韓国史」「韓国併合」で断片的に知ってるだけです。

◎ちくま学芸文庫「「明の太祖 朱元璋」壇上 寛
朱元璋については「中国の大盗賊」で。

◎講談社学術文庫「レヴィ=ストロース 構造」渡辺公三
レヴィ=ストロークの著作は「世界の名著
人種と歴史」「アスディワル武勲詩」のみ。
解説は「レヴィ=ストロース入門」で。

◎講談社学術文庫「食はイスタンブルにあり 君府名物考」鈴木 董
鈴木氏の著作は「オスマン帝国」「パクス・イスラミカの世紀
オスマン帝国の解体」。
氏の著作がオスマン帝国の見方を変えてくれました。
トルコ料理について触れてるものはないんですが。

◎講談社学術文庫「満州事変 戦争と外交と臼井勝美
わが家の「日中十五年戦争史」「日中戦争」でも
当然のように満州事変はその前史として触れています。

◎講談社学術文庫「江戸・東京水道史」堀越正雄
書棚の本では都市計画関連のほか「「清潔」の近代」が関連しそうです。

◎講談社学術文庫「改訂版 神話と歴史叙述
古代史への文学的アプローチでは「神話と国家」。

◎講談社選書メチエ「シルクロード世界史」森安孝夫
同じような展望では「遊牧民から見た世界史」があります。
ただし話が大きすぎると眉唾物になってしまいます。

◎講談社選書メチエ「黄禍論 百年の系譜」廣部 泉
おそらくは「物語 アメリカの歴史」が取り扱っています。

◎講談社選書メチエ「大仏師運慶 工房と発願主そして「写実」とは」塩澤寛樹
通史に名前が挙がる程度の知識しかありません。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「イエズス会がみた「日本国王」: 天皇・将軍・信長・秀吉」松本和也
蔵書では「フロイスの日本覚書」「南蛮太閤記」あたり。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「難民たちの日中戦争: 戦火に奪われた日常」芳井研一
上の満州事変を参照。

今月の目玉。
「白い病」はきっと買うでしょう。
あと岩波新書「暴君」も面白そう。

 

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2020年8月29日 (土)

最後のとしまえん

豊島園が今月で閉園するというので、バイトでいない上の子をのぞいて3人で行ってきました。
夕方から出かけて回転木馬に乗ってあとは園内をながめただけ。
子供が小さいときには何回か行きましたが、練馬育ちの妻とは違いそれほど愛着があるわけではありません。
でも、これをつぶしてハリーポッターといわれてもピンときません。
どうなるんでしょう。

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2020年8月28日 (金)

図書館で3冊

図書館で予約した3冊を受け取りました。
草原の制覇: 大モンゴルまで
マックス・ヴェーバー―主体的人間の悲喜劇
カール・シュミット-ナチスと例外状況の政治学
大戦間ドイツの社会学と政治思想家。当然ナチス問題は避けられません。

蔵書で参考文献に挙がっていたものは
遊牧民から見た世界史」「アジアの歴史
中央アジアの歴史」「古代遊牧帝国」「モンゴル帝国の興亡
クビライの挑戦」「マックス・ヴェーバー入門
プロテスタンティズムの 倫理と資本主義の精神

安倍さん辞めましたね。
いや、まだ辞めてないのか。
いつ辞めるのかな?

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2020年8月24日 (月)

2学期スタート

下の子の夏休みが終了し、都立高校の2学期が始まりました。
近所の小中学校も今日から2学期だそうです。
先生たちもスケジュールを調整するのは大変でしょう。
もちろん受験生のうちの子はなかなか落ち着かないことと思います。

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2020年8月21日 (金)

川口市立図書館

30分ほど時間があったので川口駅前の図書館に寄ってみました。
ついでに利用カードを作成しました。
練馬の図書館には及びませんが、行き帰りに立ち寄って
開架から1冊借りるみたいな使い方はできそうです。

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2020年8月18日 (火)

朝倉彫塑館

この夏はほぼ自宅でしたので、妻と娘と一緒に
谷中の朝倉彫塑館に行ってきました。
日暮里駅前のチュニジアレストランで昼食をとってから
目的地へ。
朝倉文夫の作品群以上に、高い天井と古いガラス窓が素敵な
古い和洋折衷の建物でした。

その後カヤバ珈琲でひと息ついて上野公園へ散歩。

ま、こんな日もいいものです。

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2020年8月17日 (月)

図書館で5冊

買い物ついでに図書館で5冊借りました。
今回は予約はなく久々に開架棚からのピックアップ。
「江戸大地震之図」を読む
中世の富と権力: 寄進する人びと
陸海の交錯 明朝の興亡 (シリーズ 中国の歴史)
新聞・雑誌の歴史
見えない絶景 深海底巨大地形

中国史の中で明朝の持つ意味なんて考えたことなかったので
「陸海の交錯」は楽しみ。

蔵書で参考文献に挙がっていたのは
ヴェニスの商人の資本論」「生命と地球の歴史」2冊だけ。
意外と少なかったですね。

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2020年8月14日 (金)

追悼 渡 哲也

俳優の渡哲也さんが亡くなりました。
日活のアクションスターから石原軍団の刑事役で活躍しましたが、
後半はテレビスターでしたので出演映画本数は88本と少なめです。
71年に日活を退社するまでの6年間で60本!それ以降が28本ですからね。
私が観てるのは25本
東京流れ者
逢いたくて逢いたくて
白鳥
陽のあたる坂道
紅の流れ星
わが命の唄 艶歌
あゝひめゆりの塔
花ひらく娘たち
斬り込み
新宿アウトロー ぶっ飛ばせ
関東流れ者
反逆の報酬
ゴキブリ刑事
人間革命
野良犬
ザ・ゴキブリ
仁義の墓場
続人間革命
時計 Adiue l’Hiver

わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語
誘拐
BROTHER
レディ・ジョーカー
男たちの大和 / YAMATO

 

このうち『白鳥』66年2位
『花ひらく娘たち』69年10位
『新宿アウトロー・ぶっ飛ばせ』70年5位
3本が私の年間ベストテン入り。
最初の2本は吉永小百合の映画ですし、
3本目は原田芳雄のニューアクション。
本当なら『東京流れ者』『紅の流れ星』『仁義の墓場』を選ぶべきでしょう。
石原軍団になってからは日活時代のトッポイ感じが消えてとっつきにくい役柄ばかリ。
体調さえ良ければもう少し幅を広げて活躍ができたのにと悔やまれます。

合掌

 

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手持ちの映画(VHS&DVD)

本当はこんなことやってる場合じゃないのだけれど、
ちょっと煮詰まっているので気晴らしに
手元にある映画のDVDとVHSをチェックしてみました。
VHSは見本でもらった白箱やテレビを録画したものではなく
あくまでもパッケージ(新品、中古、レンタル流れ)だけ。
全部外国映画で16本
『自転車泥棒』
『地下水道』
『灰とダイヤモンド』
『大人は判ってくれない』
『僕の村は戦場だった』
『突然炎のごとく』
『俺たちに明日はない』
『真夜中のカーボーイ』
『地獄に堕ちた勇者たち』
『ある愛の詩』
『ラスト・ショー』
『ゲッタウェイ』
『映画に愛をこめて アメリカの夜』
『フェリーニのアマルコルド』
『天国の日々』
『カメレオンマン』
まとめるとトリュフォーとアメリカン・ニューシネマってことか。


本棚の横積みの本の中に日本映画のVHSが3本隠れていました。
どれも70年代の日活ロマンポルノです。
『エロスの誘惑』
『情事の方程式』
『天使のはらわた 赤い教室』
藤田敏八と根岸吉太郎のはポルノの装いをした青春映画ですね。
これでVHSは合計19本です。

DVDは全部レンタル流れでこちらも16本
外国映画が4本、
『さらば青春の光』
『ある日どこかで』
『ノスタルジア』
『プルートで朝食を』

日本映画は12本。
『東京兄妹』
『神童』
『あしたの私のつくり方』
『アルゼンチンババア』
『ハルフウェイ』
『女の子ものがたり』
『武士道シックスティーン』
『スイートリトルライズ』
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』
『東京公園』
『百瀬、こっちを向いて』
『トイレのピエタ』
すべて近所のレンタルショップがつぶれた時に放出されたもの
だから『東京兄妹』以外は全部21世紀の作品。
そして女の子の映画だけ。

もっと好きな作品はいっぱいあるけれど、パッケージとの出会いは運てことで。


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2020年8月 5日 (水)

もう8月

もう8月です。
久しぶりに文章を書いているんだが、怠け癖のせいかなかなか調子が出ない。
そろそろ本気を出さないとまずいことになる。
いや本気以上じゃないといかんな。

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