2020年5月31日 (日)
2020年5月30日 (土)
図書館で1冊
再開後初めて図書館へ。
休館前に予約していた「室町の覇者 足利義満─朝廷と幕府はいかに統一されたか」を受け取りました。
同じ著者の「平安京はいらなかった」「武士の起源を解きあかす
」ともに意表を突くだけではなく緻密な資料に基づいた刺激的な著作でしたからこれも楽しみです。
参考文献で手元にあるものは「室町の王権」のみでした。
2020年5月29日 (金)
秋ひとみ『ゴールデン☆ベスト』
買い物帰りに高野台BOOKOFFで秋 ひとみ『ゴールデン★ベスト』を購入。
アイドル歌手としての活動期間は1978~80年と短かく印象はやや弱い感じですが、シングル7枚とアルバム2枚を残しています。
そのうちシングルは6枚持ってましたし、「哀愁BOY 」は1980年の私のベスト10入りをしています。
2020年5月28日 (木)
6月の気になる新刊(新書・文庫・選書)
6月新刊から気になる新書・文庫・選書を私の蔵書とリンクしてピックアップしました。
◎中公新書「ビザンツ帝国-千年の興亡と皇帝たち」中谷功治
ビザンツ再評価のきっかけは「中世ローマ帝国」でしょうか。
同じ著者による「コンスタンティノープル千年」が本書に近いかも。
◎中公新書「カール・シュミット-ナチスと例外状況の政治学」蔭山 宏
シュミットについて直接ふれたものはないけれど、ナチス関係本や「現代思想を読む事典」に。
◎講談社現代新書「戦国大名の経済学」川戸貴史
先月の順延です。
◎ちくま新書「世界哲学史6: 近代I 啓蒙と人間感情論」伊藤邦武,山内志朗,中島隆博,納富信留 編
評判のいいシリーズ。個別項目ごとに蔵書を覗けば、
「啓蒙のヨーロッパ」「フランス革命の文化的起源」
「十八世紀イギリス思想史」「カント入門
」
「「イスラムvs.西欧」の近代」
「明末の文人 李卓吾」「江戸人とユートピア
」
などそこそこ並びますが、それをどう繋ぐのかが腕の見せ所です。
◎ちくま新書「人事の古代史: 律令官人制からみた古代日本」十川陽一
律令については「続日本紀」。
「木簡が語る日本の古代」にも律令官人の日常が垣間見えます。
◎平凡社新書「日本マンガ全史: 「鳥獣戯画」から「鬼滅の刃」まで」澤村修治
どういうくくりなのか分かりませんが、ストーリーがうまく出来ていれば面白いでしょう。
◎岩波現代文庫「近代家族の成立と終焉 新版」上野千鶴子
氏の著作では「資本制と家事労働」があります。
家族については文化人類学の古典「世界の名著〈第59〉」や
フェミニズム「女性の権利」社会史的な「セクシュアリティの近代
」など
いくつかの視点で見ることができます。
◎ちくま文庫「隔離の島」ル・クレジオ
ル・クレジオの著作では「大洪水」「巨人たち
」
「海を見たことがなかった少年」「黄金探索者
」
の4冊があり、本書は内容的に「黄金探索者」に関連します。
◎ちくま学芸文庫「イタリア絵画史」ロベルト・ロンギ
美術には疎いのですが「絵画を読む」に接点がありそうです。
◎ちくま学芸文庫「最初の礼砲: アメリカ独立をめぐる世界戦争」バーバラ・W・タックマン
当然ながら「物語アメリカの歴史」で触れています。
◎ちくま学芸文庫「オリンピア: 遺跡・祭典・競技」村川堅太郎
このテーマでは「古代オリンピック」があります。
◎講談社学術文庫「日本の庶民仏教」五来 重
うちの本棚にも類書はいくつかあるけれど
「仏教民俗学」がいちばん近そう。
◎講談社学術文庫「武士の町 大坂」藪田 貫
中公新書のオリジナルオリジナル
は図書館から借りて読んでいます。
◎講談社学術文庫「ミシェル・フーコー [増補改訂]」内田隆三
オリジナルはあります。
◎講談社学術文庫「ローマの哲人 セネカの言葉]中野孝次
セネカ並びにストア派については「エピクテートス」
「西洋古代・中世哲学史」などがありますが、
私は人生論のために本を読むわけではないので、
本書とは視点が違うでしょう。
◎角川ソフィア文庫「平野が語る日本史」日下雅義
蔵書で関連しそうなものは「地震と噴火の日本史」
「中世の東海道をゆく」でしょうか。
環境地理学だとややテーマが大きすぎて本書から外れそうです。
◎光文社古典新訳文庫「ほら吹き男爵の冒険」ビュルガー
岩波文庫版は持っています。大好きな1冊です。
◎講談社選書メチエ「贈与の系譜学」湯浅博雄
著者の専門であるバタイユは不得意ですが、
「幻想としての経済」「世界の名著59 マリノフスキー」
「はじめての構造主義」あたりでなんとか。
◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「六国史以前: 日本書紀への道のり」関根 淳
「日本書紀の謎を解く」「古事記と日本書紀
」など記紀の解読は興味深いものがあります。
◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「日本の開国と多摩: 生糸・農兵・武州一揆」藤田 覚
本書のテーマは書棚にはありませんが「文明開化」がわずかにかすっているかも。
来月も当然刊行予定は少ないようです。
目玉といっても、いつもの「世界哲学史」に「隔離の島」「贈与の系譜学」ぐらいでしょうか。
図書館も部分再開しました。
休館以前に予約をしていたものが確保できたら貸し出すそうです。
予約貸出は6月1日から可能ですが、開架棚から直接借りるのはまだ先のようです。
2020年5月26日 (火)
2020年5月24日 (日)
アベノマスク到着
待望久しいアベノマスクが到着しました。
スギ薬局でも普通にマスクが売られているというのに、
何のための配布なのでしょう。
添付されていた文章も、時季外れでいながら
押しつけがましい内容で、まことに残念な品物。
家族から押し付けられ私の手元にあります。
2020年5月21日 (木)
少数派の映画愛
毎年度映画のベストテンを選んでいますが、その作品がキネ旬のKINENOTEのページで観た人の登録者数がどのくらいか、まったく無意味な調査ですが、気になって調べてみました。
もちろん世評の高い作品やヒット作の登録者数は多いでしょうから、逆に、私のベストテンに入っていて登録者数が少ない作品をピックアップしてみました。
日本映画で登録者数が一桁なのは23作品。
私が1位にしているのは1970年『学園祭の夜・甘い経験』で6人、
2位だと91年『真夏の地球』の6人、94年『恋のたそがれ』の4人、2001年『女学生の友』8人、
3位だと89年『花物語』の3人、93年『人間交差点 不良』の9人。
いちばん登録者数が少ないのは78年9位の『東京からきた女の子』の2人。2人のうちの1人は私ですから、私以外1人だけってことです。
まあ、映画館ではなく自主上映の作品ですから致し方ないでしょう。
登録者一桁の作品のチラシをおまけに。
外国映画では一桁は3作品。
『モスクワ・天使のいない夜』(94年2位)が5人で最少。
『イタリア不思議旅』(89年2位)が7人。
『ヴィルコの娘たち』(97年10位)が8人。
10人台は12作品で20人台は8作品。
1位では1986年『ドリームチャイド』の30人が最少でした。
2位では上記2作のほかに『ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー』
(78年16人)、『フールズ・オブ・フォーチュン』(92年12人)
『陽だまりの庭で』(97年12人)、『LIES/嘘』(2001年26人)。
3位は『恋愛小説のできるまで』(92年14人)、『バルジョーでいこう!』(93年10人)、『(モンド)』(97年27人)。
こちらもチラシ付きです。
日本映画はマニアっぽい作品が多いですが、外国映画の方はまっとうな作品なのに意外に登録者が少ないというのもある気がします。
近年の作品はマイナーな作品でも登録者が多くなっているのは当然でしょう。
2020年5月20日 (水)
2020年5月17日 (日)
マスク箱買い
石神井のイトーヨーカドーにマスクが箱で売っていました。
50枚入り2200円。中国製です。これでしばらくは心配しなくて大丈夫。
食料品がメインのスーパーだからマスク目当てに来ている人はいないし、商品棚が一列違えば見えない場所だったので手に取る人もほとんどいないようでした。ほかのスーパーでも置いてるんだろうか。
アベノマスクはまだ来ません。
2020年5月14日 (木)
PCR検査
上の娘が火曜日にPCR検査を受けて来ました。
というのも、微熱が1週間以上も続いたので
金曜日にかかりつけの内科に行ったところ、
即、区のPCR検査センター行きの予約をされたというもの。
保健所ではなく区が実施するドライブスルー方式によるもの。
結果判明まで3~4日かかるといわれましたが、もう連絡がありました。
陰性でした。ほっと一安心。
2020年5月13日 (水)
TSUTAYAで5本
相変わらずコロナ対応で時間に余裕があるので、練馬のTSUTAYAでDVDをレンタルしました。
『惡の華』
『アイネクライネナハトムジーク』
『閉鎖病棟-それぞれの朝-』
『記憶にございません! 』
『イエスタデイ』
『惡の華』は、嫌な気分にさせられそうで、期待半分、心配半分です。もちろん玉城さんが頼りです。>前半もたついた感じがありましたが、変態が炸裂するあたりからグイグイ引き込まれていきます。変態である自分を認めることで、抑圧された自分らしさを解放していく。彼と彼女たちの青春はとっても生真面目です。それが痛々しくもあり滑稽でもあり、僕自身へも跳ね返ってきます。もちろん作者はまわりのみんなは変態を隠している残念なやつらだといっているのです。玉城さんも飯豊さんももちろんですが、秋田汐梨さんには泣けました。ま、ゲス野郎の私としてはあらぬ期待をしてしまいましたが。それでもいい映画です。見逃さなくって良かったです。難を言えば、主人公が美少女に囲まれたモテモテ少年に見えてしまうことでしょうか。
『アイネクライネナハトムジーク』は、多部さんが主演ですからいちばんの期待作です。何事もなさそうで怖いですが。>多部さん出番少なし。ストーリーを動かしていません。可愛いだけじゃないでしょうと思うと残念でなりません。それは貫地谷さんも同じこと。映像にも力を感じませんでした。みんなの思いが交差するということなのでしょうが、まるでテレビドラマの総集編のように流れて行ってしまいました。返す返す残念な仕上がりです。
『閉鎖病棟 それぞれの朝』は、どうかな。小松さんだけじゃ辛いかも。>実際の病院の体制としてあれでいいのかという疑問は残ります。あんな犯罪が院内で起きるようでは困るわけだし、彼女のDV被害についてだって察知しなければならないはずです。ただ嫌になりそうな話をキチンと見続けることができたのも演出のなせる業だと思います。演技にしろ撮影にしろ作品として良く出来ていたんだと思います。おまけですが、裁判所に出てきた小松さんきれいでした。
『記憶にございません!』は、とにかく女優がすごい。石田ゆり子に斉藤由貴、小池栄子、木村佳乃。これじゃ、つまらなくても許します。>やっぱりつまらないのは許せないや。何じゃこりゃです。記憶がなくなったことで、政務に支障はないのか?それをどうカバーするのかっていうことがなければだめでしょう。ただ適当に乗り切れましたっていうだけでいいのか。小池さんだけは評価しますけど。それだけでした。
『イエスタデイ』は、パラレルワールド物?音楽ファンタジー?面白そう。>悪くはないけどフックのない軽い作品。ビートルズの曲はいいなあ、という感想しかありません。それでもいいんですけど。
評価的にはやや弱い5本ですが、どうでしょう。
2020年5月11日 (月)
2020年5月10日 (日)
2020年5月 9日 (土)
2020年5月 8日 (金)
2020年5月 6日 (水)
2020年5月 5日 (火)
ミニシアター・エイド
今さらですけれど、ミニシアター・エイド基金に応募しました。
子供ができてからというもの映画館からは足が遠のいてほとんどレンタル鑑賞ですが、私の愛する映画はミニシアターがなければ世に出ることのなかった作品ばかりです。だから、たとえレンタルショップを通したものだとしても私の映画にはミニシアターが必要なのです。
2020年5月 1日 (金)
マスクぼちぼち
陽気に誘われ散歩っていうのは嘘だけど、近所へ買い物に。
気になるのはマスク。
路地裏の調剤薬局にあるのは不思議じゃないけれど、街角のデリバリーカーに無関係なマスクがあったり、駐車場横の屋台で売っていたり、不思議なところにチラホラ。どれも50枚3000円ぐらいで、いつもよりは高いけどぼったくりというほどではない。
それでいて、コンビニやドラッグストアには見かけない。不思議な流通が起きているらしい。
アベノマスクは相変わらず届きませんね。
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