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2020年4月27日 (月)

5月の新刊

5月新刊

◎岩波新書「マックス・ヴェーバー―主体的人間の悲喜劇」今野 元
ウェーバーの著作では「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」、ウェーバーについては「マックス・ヴェーバー入門」がありますが、「社会科学における人間」も分かりやすい。新しいヴェーバー像とはどんなでしょう。

◎岩波新書「紫外線の社会史―見えざる光が照らす日本」金 凡性
おそらくは「「清潔」の近代」がもっとも近そうですけど、
路地裏の大英帝国」「幻視する近代空間」あたりも関連しているはず。

◎岩波新書「陸海の交錯 明朝の興亡 (シリーズ 中国の歴史)」檀上 寛
中国史の流れでいうと「物語 中国の歴史」です。
明朝に限れば、朱元璋なら「中国の大盗賊」、永楽帝は「鄭和の南海大遠征」、北元との戦いは「最後の遊牧帝国」あたり。

◎中公新書「万葉集の起源-東アジアに息づく抒情の系譜」遠藤耕太郎
照葉樹林文化」みたいな発想なのでしょうか。
万葉集について文学的に考察しているのは「神話と国家」ぐらいしか持っていません。

◎中公新書ラクレ「神になった日本人-私たちの心の奥に潜むもの」小松和彦
小松さんの著作では、共著も含めて10冊手元にあります。
日本の呪い」「新編・鬼の玉手箱」「神々の精神史
憑霊信仰論」「異人論」「悪霊論」「日本魔界案内
経済の誕生」「他界への冒険」「日本異界絵巻
ほかにも、人を神に祀るについては「神々の変貌」や「神仏習合」も重要かも。

◎講談社現代新書「戦国大名の経済学」川戸貴史
秀吉の経済感覚」が関連します。

◎講談社ブルーバックス「見えない絶景 深海底巨大地形」藤岡換太郎
難産のようです。いつになったら出るのでしょうか。

◎ちくま新書「世界哲学史5: 中世III バロックの哲学」伊藤邦武、山内志朗、中島隆博、納富信留 編集
これまでのように全体の流れは「世界宗教史」「西洋古代・中世哲学史」で。
個別には「ルネサンスの神秘思想」「エックハルト
イグナチオとイエズス会
バロック科学の驚異」「科学革命の歴史構造」など。
朝鮮の朱子学については「両班」で触れている程度です。

◎角川新書 「キリシタン教会と本能寺の変」浅見雅一
トンデモ本の心配半分ですが、「南蛮太閤記」あたりと絡みそうです。

◎文春新書「遊王 徳川家斉」岡崎守恭
化政文化なら「江戸の本屋」「日本の名著〈22〉」などありますが直接家斉を扱ったものはありません。

◎白水社文庫クセジュ「新聞・雑誌の歴史」ピエール・アルベール
4月新刊から横滑りです。

◎ちくま学芸文庫「フランス革命の政治文化」リン・ハント
革命は何を生み出したのか。
暴力と権力闘争だけではないフランス革命。
うちにあるのでは「フランス革命の文化的起源」や
絵で見るフランス革命」「フランス革命―祭典の図像学
あたりに通じているような。

◎ちくま学芸文庫「増補 普通の人びと: ホロコーストと第101警察予備大隊」クリストファー・R・ブラウニング
普通の人が戦争でいかに残虐になれるのか。
ドイツロマン主義とナチズム」「トーマス・マンとドイツの時代」が重要でしょうか。

◎講談社学術文庫「イマジネール 想像力の現象学的心理学」ジャン=ポール・サルトル
サルトルは「水いらず」「悪魔と神」と創作だけ。
思想については「実存主義」や「フランス現代思想」ぐらい。
本書も縁遠い世界です。

◎講談社学術文庫「国富論(下)」アダム・スミス
先月の続き。

◎白水社Uブックス「職業別 パリ風俗」鹿島 茂
これも4月新刊でした。

◎平凡社ライブラリー「平安貴族」橋本義彦
蔵書で関連するのは「平安王朝」でしょうか。

◎講談社選書メチエ「山に立つ神と仏 柱立てと懸造の心性史」松﨑照明
山岳信仰なら「日本宗教事典」「現代宗教〈2〉」「仏教民俗学」。

今月の目玉
新書では「紫外線の社会史」がいちばん。
シリーズもの「中国の歴史」「世界哲学史」も期待しています。
文庫では「フランス革命の政治文化」。
ただし、コロナ禍の影響でしょうが新刊予定が少なすぎます。

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