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2019年12月31日 (火)

今年の10冊

今年読んだ本から10冊を選んでみました。
「天文学と印刷」印刷博物館
記憶術全史 ムネモシュネの饗宴」桑木野幸司 講談社
月下の犯罪 一九四五年三月、レヒニッツで起きたユダヤ人虐殺、そして或るハンガリー貴族の秘史」サーシャ・バッチャーニ 講談社
壱人両名: 江戸日本の知られざる二重身分」尾脇秀和 NHK出版
チェコSF短編小説集」ヤロスラフ・オルシャ・jr 平凡社
来るべき種族」エドワード=ブルワー・リットン 月曜社
進化する形 進化発生学入門」倉谷 滋 講談社
武蔵野をよむ」赤坂憲雄 岩波新書
鷹見泉石-開国を見通した蘭学家老」片桐一男 中央公論新社
奴隷船の世界史」布留川正博 岩波新書

ジャンルでは科学系が2冊
思想史が1冊
西洋近現代史が2冊
日本史(江戸)が2冊
文学(SF)が2冊
文芸評論が1冊
読んだのは日本史物が圧倒的に多かったのですが、意外と適当に散らばりました。
私としてはもっと文化史が欲しかった気がします。

判型でも新書版ばかり読んでいたはずですが、選書から4冊選びました。

「天文学と印刷」は印刷博物館の企画展の図録ですが、ティコ・ブラーエ・ファンの私にとっては今年一番の収穫でした。
「記憶術全史」は博物学、百科事典へと連なるルネサンスの記憶術の全体像を伝えてくれます。画期的な仕事といっていいでしょう。
「月下の犯罪」は、第二次大戦末期ハンガリーで起きたユダヤ人虐殺事件の当事者の子孫が真相を訪ねるというノンフィクションでありながら、まるで村上春樹かエーコの小説でも読んでいるような不思議な高揚感を覚えました。

ほかに「都市空間の明治維新」「宮沢賢治 デクノボーの叡知」も気になりました。

ちなみに、私の蔵書で昨年読んだ本の参考文献に複数回挙げられていたものは、
5回が「日本書紀」
4回が
「源平合戦の虚像を剥ぐ」
「国富論」(「世界の名著37」)
「国家」
「聖書」
3回が
「エジプト神イシスとオシリスの伝説について」
「パンセ」
「プルタルコス英雄伝」
「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」
「ロボット」
「神の国」
「古事記」
「社会契約論」
「世界の名著 42 フーリエ、オーエン、サン・シモン」
「歴史」

さらなる本との出会いを2020年に期待しましょう。


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