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2019年6月20日 (木)

TSUTAYAで新作5本

徹夜明けにTSUTAYAに直行して新作DVDを5本借りました。
ここは退屈迎えに来て
日日是好日
人魚の眠る家
悲しみに、こんにちは
メアリーの総て
日本映画3本は実力のある監督揃い。
で、海外映画は文学っぽい2作。
『ここは退屈迎えに来て』は、廣木監督で橋本さんと門脇さん。監督が本気を出せば雰囲気だけでも悪くなりようがないと期待しましょう。>本気を出してはいるのでしょうが出来は微妙です。高校時代の人気者椎名をめぐる女の子たちのあの頃と現在がないまぜになって、いつでもここではないどこかに憧れ、あなたではない誰かを想い、今ではないいつかを夢見ているという話は魅力的です。ただ、主演の橋本さんが現在をちゃんと生きていてちっとも退屈そうに見えませんし、門脇さんにしても迎えに来てというよりは迎えに行きそうです。それに比べれば、柳ゆり菜さんも片山友希さんも岸井ゆきのさんも木崎絹子さんも他の女の子たちはがぜん魅力的です。全体とすれば気持ちよく見ることができたのですが、これぞという決め手がありませんでした。なっちゃんのその後が気になります。
『日日是好日』は、樹木希林人気で評判となりましたが、私としては多部さんに注目しています。>いい茶器、いい掛け軸、いい和菓子、いいお召し物、素敵な物に囲まれて日々を送ることができれば、そりゃ心が落ち着くでしょう。そういう映画も可能だろうと思いますし、相当程度成功しているでしょう。ただ、そのこととフェリーニは結び付きません。優雅な家庭のお嬢様がお茶を通じてジェルソミーナの何に惹かれたのかそこが見えてきません。黒木さんは全然女子大生には見えなかったし、失恋している風でもありませんでした。それはたぶん彼女の柄に頼りすぎているからだと思います。もっと何かを引き出してほしかった気がします。多部さんも何かしでかしてくれそうで、結局そのままでした。茶道ハウツー的な部分が面白いと思えれば、良かったんですが。
『人魚の眠る家』は、篠原さんの熱演が不安いっぱいの東野ミステリーです。>最悪ではありませんでしたが予想外の発見もありませんでした。説明的な部分はぶっ飛ばしたくなりました。急転直下のハッピーエンド(?)もあれで良かったんでしょうか。
『悲しみに、こんにちは』は、タイトルが似ている小説とは無関係の美少女ロードムービーならOKですが。>残念でした。外れました。私にはひっかかるものがなくひたすら退屈でした。
『メアリーの総て』は、「フランケンシュタイン」の生みの親、メアリー・シェリーの伝記映画。それだけで見逃せません。私の蔵書には「フランケンシュタイン」はもちろん父親の「ケイレブ・ウィリアムズ」や夫の「鎖を解かれたプロメテウス」があります。興味津々です。>想像を超えたものではありませんでしたが、シェリーやバイロンという詩人たちのダメ男ぶりが愉快でした。自由恋愛を唱え逸楽の限りを尽くす。それに対する絶望感からメアリーは自分と亡き子供のためにモンスターを作り上げることになります。映画は生真面目なまでにこのテーマを貫きます。死体をよみがえらせる電気などもっと逸脱すべきテーマはあったのかもしれませんがサウジ初の女性監督はそうはしませんでした。そこが想像の範囲内というゆえんでもあります。

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