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2019年5月15日 (水)

TSUTAYAで5本

しばらく忙しくて行けなかったTSUTAYAでDVDを5枚借りました。
羊と鋼の森
菊とギロチン
きみの鳥はうたえる
ビブリア古書堂の事件手帖
生きてるだけで、愛。
 全部日本映画。期待作ぞろいです。

『羊と鋼の森』は、あまり世評は高くありませんが、ずっと貸し出し中でなかなかレンタルできなかったので、期待感だけ高まっています。>ピアノからいい音が響くと北海道の森に抱かれたような気持になるというシンプルな映画です。それを美しい映像と音楽で表現しています。誰も評価してませんがいいんじゃないでしょうか。上白石姉妹も頑張っていたし、両親を亡くした少年のエピソードも悪くはありません。主人公が泣き叫んだりしない方が良かったでしょう。ほとんど原作の力だと思うのですが小説で読んでいいと思うかはまた別だと思います。
『菊とギロチン』は、アナキストと女相撲という設定に勝手に妄想して惹かれます。>頭でっかちのアナキストたちよりも女力士たちは自分の土俵を自分の力で立っています。彼女たちは差別や偏見と文字通り体ごとぶつかっていきます。それでも私は役にも立たないアナキストたちにあこがれます。そして満州を夢見て果たせないテロリストに神代監督の傑作『宵待草』を思い出しました。ただし3時間は長すぎます。
『きみの鳥はうたえる』は、石橋さんが主演で舞台が函館、それだけでも普通に考えていちばんの期待作です。>石橋さんが可愛い。バーで踊っているところ、「オリビアを聴きながら」を歌っているところ。ラストの表情まで全部可愛い。ただ柄本くんは性に合わない。嫌いになっちゃいます。男がわかりません。というわけで作品全体とすれば微妙なところです。
『ビブリア古書堂の事件手帖』は、評判の良くなかった剛力さんのテレビドラマ版も好きでしたけど、黒木さんのほうがピッタリでしょう。>夏帆さんのエピソードに比べてメインの黒木さんの話が展開しません。隠されたエロスみたいなものを描きたかったような気はしますが、私にはうまく伝わりませんでした。漱石だ太宰だという前に本そのものへの愛があればなあと思いましたが、それは違う方向なのかもしれません。黒木さんの雰囲気だけではやや上滑りが過ぎた気がしました。残念。
『生きてるだけで、愛。』は、ヒロインのキャラクターにはずれの危険性も感じながら、それでも観る価値はあるはずです。>あらすじを書いたりすると嫌になっちゃいそうな作品です。ヒロインだって決して好きではないのですが、身につまされて忘れられなくなりそうな作品です。

あと昨年公開の邦画で残っている目ぼしいのは『日日是好日』と『鈴木家の嘘』ぐらいでしょうか。
この5本が良かったこともあってなかなか2018年度の年間ベストテンが決まりません。とりあえずは選んでも次の日にはまた順位が変わってしまいます。けっこうぜいたくな悩みです。
外国映画はゼロ。私の好きな外国映画ってあるんでしょうか。観ようかとリストアップしているのは『メアリーの総て』『悲しみに、こんにちは』『ライ麦畑で出会ったら』と昔の小説をテーマにしたやつばっかりです。

 

 

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