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2019年3月31日 (日)

4月新刊(新書・文庫・選書)

月の新刊から気になる新書・文庫・選書を私の本棚とリンクさせて紹介します。

◎岩波新書「植民地から建国へ-19世紀初頭まで シリーズアメリカ合衆国史①」和田光弘 「物語アメリカの歴史」で十分でしょう。

◎中公新書「アジア近現代史-「世界史の誕生」以後の800年」岩崎育夫 著者はシンガポールの専門家ですから、アジアというときに中東がどれほど視野に入っているのでしょう。 うちにあるのでは「世界史の誕生」「イギリスとアジア」「東南アジアの歴史」「新世界秩序を求めて」あたりが関連しそうです。 あまり大風呂敷ではないといいのですが。

◎講談社現代新書「平将門と天慶の乱」乃至政彦 直接的には「古代末期の反乱」ですが、「将門記」は「軍記物語の世界」、乱の背景は「武士の誕生」も重要でしょう。

◎ちくま新書「ヨーロッパ現代史」松尾秀哉 著者の専門はベルギー史。EUの本部というわけでヨーロッパをまとめるのでしょうか。 残念ながらうちにある現代史は各国史ばかりでヨーロッパ全体というと「ファシスト群像」か歴史ではないですけど「新ヨーロッパ大全」ぐらいです。

◎ちくま新書「大阪: 都市の記憶を掘り起こす」加藤政洋 類書はありませんが、もしかすると「盛り場の民俗史」あたりと関連するのかも。

◎白水社文庫クセジュ「思想家たちの100の名言」ロランス・ドヴィレール 誰のどんな言葉を扱っているのか知りませんが、うちにある似たのは「遊学」ぐらいです。

◎岩波文庫「モナドロジー 他二篇」ライプニッツ
本棚には「世界の名著 (30) スピノザ・ライプニッツ」がありますがライプニッツの方はほとんど読んでいません。

◎岩波文庫「転換期の大正」岡 義武
最近注目されていますが、大正については「明治大正の民衆娯楽」程度です。

◎岩波現代文庫「はじめての政治哲学」デイヴィッド・ミラー
ホッブスとかロック、ルソーあたりはどうにか読んでますが、全体像となると「国家への視座」があるぐらいです。

◎岩波現代文庫「象徴天皇という物語」赤坂憲雄
象徴天皇については「天皇の祭祀」「天皇の肖像」で赤坂氏のものでは「王と天皇」でしょうか。
著者のものはほかに7冊手元にあります。

◎ちくま学芸文庫「大嘗祭」真弓常忠
こちらも天皇です。やはり「天皇の祭祀」でしょうか。

◎講談社学術文庫「閨房の哲学」マルキ・ド・サド
角川文庫版「閨房哲学」は手元にあります。訳を読み比べたい気もしますがその集中力はなさそうです。

◎講談社学術文庫「江戸東京の庶民信仰」長沢利明
このテーマなら「江戸のはやり神」は欠かせないでしょう。

◎講談社学術文庫「あいうえおの起源 身体からのコトバ発生論」豊永武盛
本人真面目でもやや眉唾的な印象があるのはこちらの頭が固いせいでしょうか。

◎文春学藝ライブラリー「耳鼻削ぎの日本史」清水克行 
刑罰としての耳鼻削ぎから戦利品としての耳や鼻。あまり愉快な話ではありません。

◎講談社選書メチエ「フランス史」ギヨーム・ド・ベルティエ・ド・ソヴィニー
手元にフランス通史はありません。
メロヴィング王朝史話」「英仏百年戦争」にジャンヌダルクもの、フランス革命ものぐらいです。

◎講談社選書メチエ「アンコール」ジャック・ラカン
ラカンについては「別冊宝島 (44)」など現代思想もので流行を追ったぐらいです。
基本的に心理学ですから私に理解できるはずはありませんでした。

◎朝日選書「境界の日本史」近江俊秀、 森先一貴
日本と外国の境界かと思ったら国内の境界なんですね。
うちにあるのは「東西/南北考」でしょうか。

◎吉川弘文館ちくま歴史文化ライブラリー「皇位継承の中世史: 血統をめぐる政治と内乱」佐伯智広
院政がテーマなら「平安王朝」「皇子たちの南北朝」「室町の王権」あたりでどうでしょう。

今月の目玉はこれぞといって取り上げるものがありません。
新書「アジア近現代史」「平将門と天慶の乱」
文庫「江戸東京の庶民信仰」
選書「フランス史」「境界の日本史」
ぐらいは気になりますが。

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