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2018年12月31日 (月)

2018年の映画賞

これまでに発表になった映画賞を纏めておきました。
TAMA映画賞、山路ふみ子映画賞、報知映画賞、ヨコハマ映画祭、日刊スポーツ映画大賞、毎日映画コンクールノミネートの順です。

第10回TAMA映画賞

最優秀作品賞『万引き家族』是枝裕和
『寝ても覚めても』濱口竜介
特別賞 沖田修一監督及び山﨑努・樹木希林、はじめスタッフ・キャスト一同
上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同
最優秀男優賞 東出昌大
松坂桃李
最優秀女優賞 安藤サクラ
松岡茉優
最優秀新進監督賞 今泉力哉監督
三宅唱監督
最優秀新進男優賞 吉村界人
吉沢 亮
最優秀新進女優賞 深川麻衣
伊藤沙莉

山路ふみ子映画賞
映画賞 濱口竜介『寝ても覚めても』
映画功労賞 大林恭子
文化賞 三上智恵
文化賞 大矢英代
女優賞 安藤サクラ
新人女優賞 唐田えりか
特別賞受賞者 草笛光子

第43回報知映画賞】
▽作品賞・邦画「孤狼の血」(白石和彌監督 配給・東映)
▽監督賞 大森立嗣「日日是好日」
▽主演男優賞 役所広司「孤狼の血」
▽主演女優賞 篠原涼子「人魚の眠る家」「SUNNY 強い気持ち・強い愛
▽助演男優賞 二宮和也「検察側の罪人
▽助演女優賞 樹木希林「モリのいる場所」「万引き家族」「日日是好日」
▽新人賞 南沙良/蒔田彩珠「志乃ちゃんは自分の名前が言えない
▽作品賞・海外 「ワンダー 君は太陽」(スティーブン・チョボスキー監督 配給・キノフィルムズ)
▽アニメ作品賞 「劇場版名探偵コナン ゼロの執行人」(立川譲監督 配給・東宝)
▽特別賞 「カメラを止めるな!」(上田慎一郎監督 配給・アスミック・エース=ENBUゼミナール)

第40回ヨコハマ映画祭
2018年日本映画個人賞
作品賞 「寝ても覚めても」濱口竜介監督
監督賞 濱口竜介「寝ても覚めても」
監督賞 瀬々敬久「菊とギロチン」「友罪」「8年越しの花嫁 奇跡の実話
森田芳光メモリアル新人監督賞 野尻克己「鈴木家の嘘」
脚本賞 沖田修一「モリのいる場所」
撮影賞 佐々木靖之「寝ても覚めても」「体操しようよ」
主演男優賞 東出昌大「寝ても覚めても」「菊とギロチン」「OVER DRIVE
主演男優賞 役所広司「孤狼の血」
主演女優賞 安藤サクラ「万引き家族」
助演男優賞 松坂桃李「孤狼の血」
助演女優賞 松岡茉優「万引き家族」「blank 13」「ちはやふる ―結び―
助演女優賞 伊藤沙莉「寝ても覚めても」「榎田貿易堂」
最優秀新人賞  唐田えりか「寝ても覚めても」
        吉沢 亮「リバーズ・エッジ」「銀魂2 掟は破るためにこそある」「ママレード・ボーイ
        木竜麻生「菊とギロチン」「鈴木家の嘘」
審査員特別賞 「カメラを止めるな!」公開に係る全てのムーブメント、関係者
特別大賞 山﨑 努

2018年日本映画ベストテン
第1位「寝ても覚めても」濱口竜介
第2位「孤狼の血」白石和彌
第3位「万引き家族」是枝裕和
第4位「花筐/HANAGATAMI」大林宣彦
第5位「カメラを止めるな!」上田慎一郎
第6位「菊とギロチン」瀬々敬久
第7位「止められるか、俺たちを」白石和彌
第8位「きみの鳥はうたえる」三宅唱
第9位「鈴木家の嘘」野尻克己
第10位「モリのいる場所」沖田修一
第10位「日日是好日」大森立嗣


日刊スポーツ映画大賞

石原裕次郎賞「カメラを止めるな!」上田慎一郎
石原裕次郎新人賞 岩田剛典「パーフェクトワールド 君といる奇跡」「去年の冬、きみと別れ」「Vision
主演男優賞 松坂桃李「娼年」「不能犯
主演女優賞 安藤サクラ「万引き家族」
助演男優賞 高橋一生「空飛ぶタイヤ」「億男」「嘘を愛する女
助演女優賞 樹木希林「万引き家族」「モリのいる場所」「日日是好日」
新人賞 平手友梨奈「響 -HIBIKI-
監督賞 白石和彌「孤狼の血」「サニー/32」「止められるか、俺たちを」
作品賞「万引き家族」監督:是枝裕和
外国作品賞「スリー・ビルボード」監督:マーティン・マクドナー

毎日映画コンクール ノミネート
◆作品部門
<日本映画大賞、日本映画優秀賞>菊とギロチン▽きみの鳥はうたえる▽孤狼の血▽寝ても覚めても▽万引き家族

<外国映画ベストワン賞>シェイプ・オブ・ウォーター▽スリー・ビルボード▽ファントム・スレッドペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 1987、ある闘いの真実

◆俳優部門
<男優主演賞>柄本佑(きみの鳥はうたえる)▽岡田准一(散り椿)▽東出昌大(寝ても覚めても)▽役所広司(孤狼の血)▽山崎努(モリのいる場所)▽リリー・フランキー(万引き家族)

<女優主演賞>安藤サクラ(万引き家族)▽門脇麦(止められるか、俺たちを)▽黒木華(日日是好日)▽趣里(生きてるだけで、愛。)▽松岡茉優(勝手にふるえてろ

<男優助演賞>新井浩文(犬猿)▽瑛太(友罪)▽酒向芳(検察側の罪人)▽染谷将太(きみの鳥はうたえる)▽塚本晋也(斬、)▽二宮和也(検察側の罪人)▽松坂桃李(孤狼の血)

<女優助演賞>石橋静河(きみの鳥はうたえる)▽韓英恵(菊とギロチン)▽樹木希林(日日是好日)▽樹木希林(万引き家族)▽木野花(愛しのアイリーン)▽原日出子(鈴木家の嘘)▽松岡茉優(万引き家族)

<新人賞(男性)>寛一郎(菊とギロチン)▽城桧吏(万引き家族)▽玉置玲央(教誨師)▽成田凌(ニワトリ★スター)▽前田隆成(斬、)▽吉沢亮(リバーズ・エッジ)

<新人賞(女性)>唐田えりか(寝ても覚めても)▽木竜麻生(菊とギロチン)▽木竜麻生(鈴木家の嘘)▽佐々木みゆ(万引き家族)▽平手友梨奈(響-HIBIKI-)▽蒔田彩珠(志乃ちゃんは自分の名前が言えない)▽南沙良(志乃ちゃんは自分の名前が言えない)

<田中絹代賞>安藤サクラ▽白川和子▽寺島しのぶ▽原日出子▽風吹ジュン

◆スタッフ部門
<監督賞>上田慎一郎(カメラを止めるな!)▽是枝裕和(万引き家族)▽白石和彌(孤狼の血)▽瀬々敬久(菊とギロチン)▽浜口竜介(寝ても覚めても)▽三宅唱(きみの鳥はうたえる)

<脚本賞>瀬々敬久、相沢虎之助(菊とギロチン)▽上田慎一郎(カメラを止めるな!)▽是枝裕和(万引き家族)▽田中幸子、浜口竜介(寝ても覚めても)▽鄭義信(焼肉ドラゴン)▽野尻克己(鈴木家の嘘)

<撮影賞>木村大作(散り椿)▽近藤龍人(万引き家族)▽佐々木靖之(寝ても覚めても)▽四宮秀俊(きみの鳥はうたえる)▽曽根剛(カメラを止めるな!)▽月永雄太(モリのいる場所)▽鍋島淳裕(菊とギロチン)

<美術賞>安宅紀史(モリのいる場所)▽磯見俊裕(焼肉ドラゴン)▽露木恵美子(菊とギロチン)▽林田裕至(パンク侍、斬られて候)▽原田満生、堀明元紀(日日是好日)▽三ツ松けいこ(万引き家族)

<音楽賞>石川忠(斬、)▽tofubeats(寝ても覚めても)▽Hi’Spec(きみの鳥はうたえる)▽細野晴臣(万引き家族)▽安川午朗(菊とギロチン)

<録音賞>石寺健一(散り椿)▽浦田和治(孤狼の血)▽川井崇満(きみの鳥はうたえる)▽北田雅也(斬、)▽冨田和彦(万引き家族)▽吉田憲義(日日是好日)

◆アニメーション部門
<アニメーション映画賞・大藤信郎賞>あの地▽あのねのかぼちゃ▽In the cage▽ケアンの首達▽さよならの朝に約束の花をかざろう▽真珠草▽SCREEEEEN▽旅メーション「死生学」▽タンポポとリボン▽ちいさな英雄▽透明人間▽DREAMLAND▽浜宿海岸のうわさ▽ペンギン・ハイウェイ未来のミライ▽夜になった雪のはなし▽like I used to▽リズと青い鳥劇場版 若おかみは小学生!

◆ドキュメンタリー部門
<ドキュメンタリー映画賞>沖縄スパイ戦史▽彼らの原発▽サムライと愚か者-オリンパス事件の全貌-▽選挙に出たい▽太陽の塔▽ぼけますから、よろしくお願いします。▽廻り神楽▽夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年

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今年の10冊

年末恒例今年の10冊を選んでみました。

女王ロアーナ,神秘の炎(上)(下)
On Tycho's Island: Tycho Brahe, Science, and Culture in the Sixteenth Century
“世界の果て"の物語: 地上の楽園をめざした34の冒険譚
魔女・怪物・天変地異
物語 アラビアの歴史
イギリス肉食革命
書物と権力: 中世文化の政治学
東大寺のなりたち
倭の五王 - 王位継承と五世紀の東アジア
天のろくろ

昨日も書いたように後半3か月入院生活を送っていましたので、納得のいくような選び方はできませんでした。
新刊が1冊、古書店が1冊、以前から持っていた洋書が1冊、あとは図書館です。
判型は、書籍が3冊、選書が2冊、新書が4冊、文庫が1冊。
出版社では、岩波書店と中央公論新社が2冊、
河出書房新社、筑摩書房、平凡社、吉川弘文館、早川書房
それからCambridge University Pressが各1冊です。

ジャンルでは
海外小説 2冊
科学史 1冊
文化史 2冊
西洋史 1冊
中東史 1冊
日本史 3冊
読んだものでは圧倒的に日本史が多かったのですが、いささか食傷気味です。
もう少し、社会史、文化史、思想史に手ごたえのあるものが欲しかった気がします。とくに講談社メチエに頑張ってほしい気がします。

そんななかで「女王ロアーナ,神秘の炎」は、亡き母の遺品整理のことを思い出させてとても身近に感じた1冊。
「On Tycho's Island」は、子供のころから好きだったティコ・ブラーエですが、やはり抜群の面白さです。
「“世界の果て"の物語」「魔女・怪物・天変地異」の2冊は、興味のど真ん中のでしたが、どこかで聞いたことのあるような内容なのが惜しいところです。


 


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11~1月 新刊(新書・文庫・選書)3か月分

私が倒れていた3か月分の気になる新刊です。
私の蔵書とリンクさせて紹介します。

1月
◎岩波新書「情熱でたどるスペイン史」池上俊一
スペイン史では「物語 スペインの歴史」がありますが、
4冊の著書と5冊の訳書を持っている信頼する池上氏の新刊、
ただのスペイン史なわけはないと信じています。

◎岩波新書「ユダヤ人とユダヤ教」市川 裕
いまこのテーマで書いて「ユダヤの民と宗教」みたいになるわけはないと思うのですが…。

◎岩波新書「ユーラシア動物紀行」増田隆一
本棚に並んでいるものでは「動物と地図」「極北シベリア」あたりがかすりそうな気がします。

◎中公新書「古代オリエントの神々-文明の興亡と宗教の起源」小林登志子
著者のものでは「シュメル」があり、宗教の起源に関しては、
ギルガメシュ叙事詩」「古代オリエントの宗教」「世界宗教史〈1〉〈2〉」あたりが重要でしょう。

◎中公新書ラクレ「江戸暮らしの内側-快適で平和に生きる知恵」森田健司
この手の江戸時代万歳ものは眉に唾つけて読みましょう。

◎講談社現代新書「縄文時代の歴史」山田康弘
縄文については手元に入門書はありませんので時々は目を通した方がよさそうです。

◎講談社ブルーバックス「不自然な宇宙 宇宙はひとつだけなのか?」須藤 靖
宇宙については最新の入門書が読みたいものです。

◎ちくま新書「都市空間の明治維新: 江戸から東京への大転換」松山 恵
なんか似たようなタイトルを最近読みましたが、うちのでは
文明開化」「都市空間のなかの文学」あたりでしょうか。

◎ちくま新書「ヨーロッパ近代史」君塚直隆
ルネサンスから第一次世界大戦までのヨーロッパを8名の人物で描いていく。
テーマは宗教と科学。そういわれるとガリレオやダーウィンが思い浮かびますが
著者の専門は政治史。どうなりますやら。

◎ちくま新書「中世史講義: 院政期から戦国時代まで」高橋典幸、五味文彦
概説書でしょう。信頼する五味さんが書いているので挙げておきます。

◎白水社文庫クセジュ「100語ではじめる社会学」セルジュ・ポーガム
社会学入門となるとうちにあるのは「現代社会学の名著」ぐらいです。

◎ちくま学芸文庫「増補 死者の救済史: 供養と憑依の宗教学」池上良正
氏のものでは「津軽のカミサマ」があります。
似たテーマでは「憑霊信仰論」「シャーマニズム」「幻視する近代空間」など

◎ちくま学芸文庫「仮面の道」クロード・レヴィ=ストロース
今さらレヴィ=ストロースという気もしますが、わが家には著書の
悲しき熱帯」「人種と歴史」「アスディワル武勲詩」や
入門書もあります。

◎ちくま学芸文庫「帝国の陰謀」蓮實重彦
同時代を扱ったものとしては「現代史の幕あけ
デパートを発明した夫婦」あたりです。

◎講談社学術文庫「神話学入門」松村一男
いちおう宗教学を学び神話について卒論を書いた身としては、
同タイトルで大林太良による中公新書が懐かしく思い出されます
また、氏の手によるデュメジルの訳書が4冊書棚にあります。

◎筑摩選書「フーコーの言説: <自分自身>であり続けないために」慎改康之
フーコーについてなら「フーコー―知と権力」「フーコー入門」があります。

12月
◎岩波新書「フランス現代史」小田中直樹
ドゴール、ミッテラン、マクロンと個性的な指導者、
そこに五月革命~イエロー・ジャケットという運動もある
戦後フランスをいかに描くか、興味はあります。

◎中公新書「承久の乱-真の「武者の世」を告げる大乱」坂井孝一
鎌倉時代を武者の世と捉えていいのかという気はしますが、
ともあれ承久の乱を正面から論じた中公新書らしい一冊です。

◎中公新書「オスマン帝国-繁栄と衰亡の600年史」小笠原弘幸
講談社の「オスマン帝国」は読みやすく新たな地平を開いてくれました。今度も特別な視点があればいいのですが。

◎講談社現代新書「内戦の日本古代史 邪馬台国から武士の誕生まで」倉本一宏
概説書ですね。面白いとは思いますがたぶん読まないでしょう。

◎講談社現代新書「ジャポニスム 流行としての「日本」」宮崎克己
手元に類書はありません。興味はあります。

◎講談社ブルーバックス「海と陸をつなぐ進化論 気候変動と微生物がもたらした驚きの共進化」須藤 斎
進化論は様々な観点から新たな知見が出てきます。どれも面白いものです。

◎平凡社新書「ガンディー:秘教思想が生んだ聖人」杉本良男
うちの本棚でガンジーが登場するのは「近代アジア精神史の試み」ぐらいです。

◎講談社学術文庫「ナショナリズム」姜 尚中
ナショナリズムについてなら「想像の共同体」を避けて通るわけにはいきません。

◎角川ソフィア文庫「ニュートンに消された男 ロバート・フック」中島秀人
うちには「ニュートン」がありますが、本書はスキャンダラスです。

◎講談社選書メチエ「記憶術全史 ムネモシュネの饗宴」桑木野幸司
著者は「ミクロコスモス 初期近代精神史研究」でルネサンス期庭園を論じていました。
わが家の本棚で記憶術をテーマとするものは「普遍の鍵」「哲学的建築」が挙げられます。
その博物学的百科全書的な広がりは興味が尽きません。

◎講談社選書メチエ「オカルティズム 非理性のヨーロッパ」大野英士
魔術の帝国」「オカルト」「奇想天外・英文学講義

◎角川選書「戦国大名と国衆」平山 優
またしても武田氏が考察の中心。よほど資料が豊富らしい。手元のでは
戦国時代」ぐらいか。

◎角川選書「昆虫考古学」小畑弘己
害虫たちの痕跡から縄文人の食生活から生活全体を復元していく。
考古学の新たな知見にが楽しみです。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「平氏が語る源平争乱」永井 晋
うちの本棚には「源平合戦の虚像を剥ぐ」「平家物語―「語り」のテクスト」が
ありますが、本書にそれを上回る刮目すべき新視点があればいいのですが。

11月新刊

◎岩波新書「百姓一揆」若尾政希
かつての岩波新書「一揆」が一揆一般についての古典であるならば、
本書はかつての百姓一揆のイメージが否定されている現在、では
百姓一揆とは何であったのかという基本的な問いに答えるものに
ならなければならないはずです。さて

◎中公新書「宣教のヨーロッパ-大航海時代のイエズス会と托鉢修道会」佐藤彰一
イエズス会については「イグナチオとイエズス会」「イエズス会」が充実しています。
托鉢修道会については「修道院」ぐらいでしょうか。

◎講談社現代新書「機密費外交 なぜ日中戦争は避けられなかったのか」井上寿一
おそらく著者とは立場は違うでしょうが岩波の「日中戦争」はあります。

◎ちくま新書「チベット仏教入門──自分を愛することから始める心の訓練」吉村 均
手元には「チベット密教」がありますが、密教は難しい。

◎ちくま新書「武士の起源を解きあかす―混血する古代、創発される中世 (ちくま新書)」桃崎有一郎
武士の誕生」あたりが同じテーマを扱っているはずです。

◎ちくま学芸文庫「人身御供論」高木敏雄
日本神話学の古典的文献です。わが家のものでは「神話と国家
カミの人類学」あたりでも扱っていますが。

◎講談社学術文庫「世界史の哲学講義(下) ベルリン 1822/23年」G・W・F・ヘーゲル
10月新刊の続きです。

◎講談社学術文庫「興亡の世界史 インカとスペイン 帝国の交錯」網野徹哉
スペインによる南米侵略については「ペルー征服 上
インカ帝国の滅亡」などがあります。

◎平凡社ライブラリー「中世思想原典集成 精選1 ギリシア教父・ビザンティン思想」上智大学中世思想研究所
本書の内容はさほど私の興味は引きませんが、
このシリーズのライブラリー化には期待大です。

◎講談社選書メチエ「〈海賊〉の大英帝国 掠奪と交易の四百年史」薩摩真介
海賊なら「世界史をつくった海賊」でどうでしょう。
タイトルで受けを狙っているのでなければいいのですが。

◎中公叢書「古墳の被葬者を推理する」白石太一郎
近年の古墳研究の進展は驚くべきものがあります。
わが家には「日本文化の歴史」程度ですが。

◎角川選書「信仰と医学 聖地ルルドをめぐる省察」帚木蓬生
地中海のマリア信仰と聖地の関連では「魔女幻想」「巡礼の道
あたりが該当しそうです。


3か月まとめての目玉はというと、
新書は「古代オリエントの神々」「百姓一揆」
「宣教のヨーロッパ」「武士の起源を解きあかす」
文庫は、
「増補 死者の救済史」「中世思想原典集成 精選1 」
選書は、
「記憶術全史」「オカルティズム」「平氏が語る源平争乱」

なかでも「記憶術全史」は以前サイトを見てお気に入りだった桑木野氏初めての一般向け書籍。期待します。

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2018年12月30日 (日)

3か月振り

9月30日に骨盤骨折をしてしまい。3か月間の入院生活。
ようやく12月30日に一時帰宅が認められました。
おかげで、この間、PCとは無縁の生活となってしまいました。
もちろんDVDも観ることができず、図書館も行けず、これまでとはまったく隔絶した生活となってしまいました。
毎年選んでいた今年のbest10もまだまだ選べそうにありません。
正月明けにはどうにか退院できそうですが、しばらくはリハビリ生活を免れません。

それでも新刊の新書5冊と選書2冊、それにこんな時でもないと読めない積んどく状態の洋書を読むことができました。
魔女・怪物・天変地異
政治の哲学
書物と権力: 中世文化の政治学
ベラスケス 宮廷のなかの革命者
江戸東京の明治維新
初期仏教―ブッダの思想をたどる
On Tycho's Island: Tycho Brahe, Science, and Culture in the Sixteenth Century

このうち参考文献が私の本棚にあったのが2冊。
「魔女・怪物・天変地異」は私の興味と見事にかぶっていたので
神の国」「皇帝の閑暇」「学問の進歩
ノヴム・オルガヌム」「リヴァイアサン
狼男伝説」「怪物のルネサンス
異教的ルネサンス」「フランス・ルネサンスの文明
中世の夢」「本当の話」「聖書」
巨匠とマルガリータ」「闇の歴史
夜の合戦」「ペロー童話集

もう1冊は「書物と権力」
琵琶法師」「太平記「よみ」の可能性
平家物語―「語り」のテクスト」「薔薇の名前

入院生活を支えてくれた妻と子に感謝です。

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