今年の10冊
年末恒例今年の10冊を選んでみました。
「女王ロアーナ,神秘の炎(上)(下)
」
「On Tycho's Island: Tycho Brahe, Science, and Culture in the Sixteenth Century」
「“世界の果て"の物語: 地上の楽園をめざした34の冒険譚」
「魔女・怪物・天変地異」
「物語 アラビアの歴史」
「イギリス肉食革命」
「書物と権力: 中世文化の政治学」
「東大寺のなりたち」
「倭の五王 - 王位継承と五世紀の東アジア」
「天のろくろ」
昨日も書いたように後半3か月入院生活を送っていましたので、納得のいくような選び方はできませんでした。
新刊が1冊、古書店が1冊、以前から持っていた洋書が1冊、あとは図書館です。
判型は、書籍が3冊、選書が2冊、新書が4冊、文庫が1冊。
出版社では、岩波書店と中央公論新社が2冊、
河出書房新社、筑摩書房、平凡社、吉川弘文館、早川書房
それからCambridge University Pressが各1冊です。
ジャンルでは
海外小説 2冊
科学史 1冊
文化史 2冊
西洋史 1冊
中東史 1冊
日本史 3冊
読んだものでは圧倒的に日本史が多かったのですが、いささか食傷気味です。
もう少し、社会史、文化史、思想史に手ごたえのあるものが欲しかった気がします。とくに講談社メチエに頑張ってほしい気がします。
そんななかで「女王ロアーナ,神秘の炎」は、亡き母の遺品整理のことを思い出させてとても身近に感じた1冊。
「On Tycho's Island」は、子供のころから好きだったティコ・ブラーエですが、やはり抜群の面白さです。
「“世界の果て"の物語」「魔女・怪物・天変地異」の2冊は、興味のど真ん中のでしたが、どこかで聞いたことのあるような内容なのが惜しいところです。
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