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2018年4月29日 (日)

5月新刊

5月新刊

◎岩波新書「武士の日本史」高橋昌明
既存の武士像は見直されているようです。わが家のものでは著者による「酒呑童子の誕生」「平家の群像」に加えて、「武士の誕生」「武家の棟梁の条件」も関連しています。

◎岩波新書「フィレンツェ――比類なき文化都市の歴史」池上俊一
同じ著者のものでは「動物裁判」「魔女と聖女」「狼男伝説」「シエナ」、訳書では「吸血鬼伝説」「中世の夢」「東方の驚異」「皇帝の閑暇」があります。もっとも信頼する学者のひとりです。
また、同じタイトルでは「フィレンツェ」というのもあります。

◎岩波新書「ジョン・ロック―神と人間との間―」加藤 節
ロックの著書は「市民政府論」があります。彼の思想については「十八世紀イギリス思想史」でどうでしょう。

◎岩波新書「ベラスケス 宮廷のなかの革命者」大高保二郎
ベラスケスのついてふれているのは「オルテガ」ぐらいです。

◎講談社現代新書「近代日本の構造 同盟と格差」坂野潤治
同じ著者のでは「明治デモクラシー」。

◎ちくま新書「神道入門」新谷尚紀
神道については時代を追って「神道の成立」「神々の変貌」「神々の明治維新」「国家神道」があります。

◎ちくま新書「仏教論争」宮崎哲弥
テーマは日本の仏教学のようです。宮崎さんに仏教を論じてもらってもという気はしていますが。

◎ちくま新書「遺伝人類学入門」太田博樹
いささか狙い過ぎのようなサブタイトル。たぶんまっとうな内容なのでしょうが。

◎ちくま文庫「世界のことば アイウエオ」黒田龍之助
同じ著者の「羊皮紙に眠る文字たち」は面白い物でした。

◎ちくま学芸文庫「増補 革命的な、あまりに革命的な」〔糸〕〔圭〕 秀実
大学闘争の再評価みたいなものでしょうか。

◎講談社学術文庫「ヨハネの黙示録」小河 陽
アメリカ映画を観るのに不可欠の知識ですね。「「黙示録」を読みとく」ぐらいしかありませんが。

◎講談社学術文庫「はだかの起原 不適者は生きのびる」島 泰三
まったく内容の想像がつきません。興味をそそられますが。

◎講談社学術文庫「地図の歴史 世界篇・日本篇」織田武雄
世界篇」は新書で持っています。入門的な内容です。

◎講談社+α文庫西太后秘録 近代中国の創始者 上 」ユン・チアン
西太后については「紫禁城史話」「中国、一九〇〇年」あたりで登場しますが。

◎平凡社ライブラリー「イザベラ・バードのハワイ紀行」イサベラ・バード
イザベラ・バードの日本紀行」はあります。ハワイにも行ってたんですね。「イメージの「楽園」」の参考文献に原著が上がっています。

◎講談社選書メチエ「歌麿『画本虫撰』『百千鳥狂歌合』『潮干のつと』」喜多川歌麿
歌麿は有名ですが、無粋なうちでは「江戸の本屋」で触れてある程度です。

◎講談社選書メチエ「大正=歴史の踊り場とは何か 現代の起点を探る」鷲田清一,佐々木幹郎,山室信一,渡辺 裕
大正を見直すということでしょうか。うちの本棚で対象に関わるのは「明治大正の民衆娯楽」「東京の都市計画」あたりです。

◎筑摩選書「教養主義のリハビリテーション」大澤 聡
よくわかりません。教養の再構築を目論んでいるのでしょうか。

◎角川選書「今川氏滅亡」大石泰史
戦国時代の領国支配は私たちが思っているのとは異なっているのかもしれません。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「古代の神社と神職: 神をまつる人びと」加瀬直弥
上の神道入門にも関連するでしょう。

◎平凡社ブックレット〈書物をひらく〉「天皇陵と近代: 地域の中の大友皇子伝説」宮間純一
壬申の乱についてなら何冊かありますが、大友皇子の伝説はないですね。

◎平凡社ブックレット〈書物をひらく〉「熊野と神楽: 聖地の根源的力を求めて」鈴木正崇
熊野については「死の国・熊野」があります。

◎平凡社ブックレット〈書物をひらく〉「神代文字の思想: ホツマ文献を読み解く」吉田 唯
神代文字は「偽史冒険世界」にも登場します。

今月の目玉は岩波新書の3冊でしょうか。
文庫選書ともいささか弱い。

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