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2018年2月28日 (水)

3月新刊

3月新刊からきになる新書・文庫・選書をピックアップしました。

◎岩波新書「インド哲学10講」赤松明彦
うちの蔵書では「はじめてのインド哲学」が近いです。

◎講談社ブルーバックス「鳥! 驚異の知能 道具をつくり、心を読み、確率を理解する」ジェニファー・アッカーマン
当然類書は持ち合わせていませんがあえて言うなら「攻撃」か「知性はどこに生まれるか」ぐらいでしょうか。

◎ちくま新書「世界がわかる地理学入門: 気候・地形・動植物と人間生活」水野一晴
オーソドックスに地理学の基本「人文地理学原理」「大地と人類の進化」はあります。

◎ちくま新書「絶滅危惧の地味な虫たち: 失われる自然を求めて」小松 貴
類書は持ってませんが、覗いてはみたい内容です。

◎ちくま新書「明治史講義 【テーマ篇】」小林和幸
“最新研究で描き直す新しい近代史入門の決定版”というのですから目を通してもよいでしょう。著者は「谷干城」のひとですね。

◎平凡社新書「イギリス肉食革命: 胃袋から生まれた近代」越智敏之
そのものずばりはありませんが、肉食については「食と文化の謎」でイギリス近代の日常については「路地裏の大英帝国」と、関連していけそうです。

◎角川新書「陰謀の日本中世史」呉座勇一
本能寺の変にせよ関ケ原の戦いにせよ、陰謀はなかったというのが基本でしょうか。そう書いちゃうと身も蓋もない気もします。著者の腕の見せ所ですね。

◎角川新書「古写真で見る幕末維新と徳川一族」永井 博
慶喜さんも写真好きだったような。

◎角川新書「日本人の遺伝子 ヒトゲノム計画からエピジェネティクスまで」一石英一郎
目次を見るとやや眉唾じみてますが大丈夫でしょうか。

◎星海社新書「中国古代史研究の最前線」佐藤信弥
今までここの新書は見てきませんでしたがこれはまともな内容みたいなので一読しようかと思いました。

◎白水Uブックス「ペンギンの島」アナトール・フランス
新集世界の文学」版を持っています。抱腹絶倒の傑作です。

◎岩波現代文庫「平面論―1880年代西欧」松浦寿輝
松浦氏のでは「知の庭園」があります。その続きなのでしょうか。

◎ちくま学芸文庫「ホームズと推理小説の時代」中尾真理
ホームズについては「シャーロック・ホームズの履歴書」「シャーロック・ホームズの深層心理」「シャーロック・ホームズの記号論」なんてやつはあります。

◎ちくま学芸文庫「増補ハーバーマス: コミュニケーション的行為」中岡成文
ハーバーマスのでは「近代の哲学的ディスクルス」「ポスト形而上学の思想」「未来としての過去」はありますが肝心のコミュニケーション的行為については読んでいません。

◎講談社学術文庫「精霊の王」中沢新一
縄文の思想だの古代の神々だの検証不能なものを民俗学や宗教学、果ては現代哲学の用語を纏って紡ぎだすやり方は、ある意味刺激的ではありますが、今の私に読む意味は見出せません。

◎講談社学術文庫「ホモ・ルーデンス 文化のもつ遊びの要素についてのある定義づけの試み」ヨハン・ホイジンガ
中公文庫版は持っています。

◎講談社学術文庫「オスマン帝国の解体 文化世界と国民国家」鈴木 董
ちくま新書版は持っています。

◎講談社+α文庫「西太后秘録 近代中国の創始者 上」ユン・チアン
わが家で関連するのは「清朝と近代世界」あたりです。西太后再評価の一冊です。

◎角川ソフィア文庫「現代語縮訳 特命全権大使 米欧回覧実記」久米邦武
上とも関連しますが、近代化へ向かう日本の象徴的一冊です。
岩倉使節団『米欧回覧実記』」は最適な解説です。

◎講談社選書メチエ「危機の政治学 カール・シュミット入門」牧野雅彦
今カール・シュミットを持ち上げるのはいささか危うい気がします。

◎講談社選書メチエ「ラカンの哲学 哲学の実践としての精神分析」荒谷大輔
ラカンについては何冊か目を通しましたが、やっぱり心理学や精神分析は性に会いませんでした。

◎角川選書「日本の風水」諏訪春雄
著者のものでは「日本の幽霊」「安倍晴明伝説」があります。
本棚で風水について触れているのは「道教の神々」ぐらいです。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「墓石が語る江戸時代: 大名・庶民の墓事情」関根達人
江戸の墓制については「墓と葬送の社会史」でどうでしょう。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「近世の巨大地震」矢田俊文
地震と噴火の日本史」でも近世の地震が取り上げられています。

今月の目玉は、
新書で「インド哲学10講」「イギリス肉食革命と近代」「中国古代史研究の最前線」
文庫で「西太后秘録」、
選書で「日本の風水」ぐらいでしょうか。
これぞというのはありません。

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2018年2月25日 (日)

追悼 左 とん平

俳優の左とん平氏が亡くなりました。
印象に残っているのは“時間ですよ”シリーズでテレビの人という感じですが、映画でも60本以上は出演しています。
私が観ているのは17本。
『夜の牝 花のいのち』
『愛するあした』
『ザ・タイガース ハーイ! ロンドン』
『青春大全集』
『喜劇 男は愛嬌』
『喜劇 右むけェ左!』
『吾輩は猫である』
『美女放浪記』
『楢山節考(1983)』
『居酒屋兆治』
『ふしぎな國・日本』
『櫂』
『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ』
『自由な女神たち』
『吉原炎上』
『殺人がいっぱい』
『GONIN2』

合掌

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図書館で3冊

仕事帰りに図書館に寄って返却&予約受け取り。
戦争調査会 幻の政府文書を読み解く
ブッダたちの仏教
ナポレオン時代 - 英雄は何を遺したか

上記の本のうち私の蔵書が参考文献に挙がっていたのは「ブッダ…」だけで、「イスラーム文化」と「風土」。

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2018年2月23日 (金)

都立高校入試

下の子の都立高校の入試がありました。
結果は神のみぞ知るというところでしょうか。
努力が報われればいいのですが。

夕方、上の子の高校の三者面談。
徐々にですが入学のころよりはアップしているということで、大学入試に死に物狂いで取り組めという話でした。上の子の担任は小学校のときからずっとおしゃべり好きというか熱く語る先生ばかりです。子供が嫌がるので、話を盛り上げて長引かせるのは止めておきました。

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TSUTAYAで旧作1枚、BOOKOFFで1980年代アイドル2枚

期限ぎりぎりのDVDを返しに練馬のTSUTAYAに行ったついでに見逃していた旧作をポイントで借りました。
おとぎ話みたい ~LIVE FOREVER Ver.~ 』。
『溺れるナイフ』の監督が以前に取った中編作品です。一部で評価が高く気になっていました。
もひとつついでに階下のBOOKOFFに寄って昔のアイドルのCDを探索。
伊藤智恵理『HELLO』と白石まるみ『風のスクリーン』をゲット。

Itou_chieri_hello


Siraisi_marumi_kazenoscreencd

伊藤智恵理さんは「パラダイス・ウォーカー」のシングル盤を持っています。とっても歌のうまい人です。
Itou_chieri_paradisewalker

白石まるみさんは同タイトルのLP盤を持っています。やっぱりジャケットはLPが断然きれいです。
P1020959
「オリオン座の向こう」は何度聞いてもうっとりするような名曲です。


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2018年2月21日 (水)

追悼 大杉 漣

俳優の大杉漣さんが亡くなりました。
あまりの急な死に驚きました。
出演作が何本あるのかは知りませんが(いくつかのデータベースを組み合わせたら350本以上になりましたが、当然落ちこぼれもありそうです)、私が観ているだけでも(KINENOTEによると)101本を数えています。これはすべての俳優の中で私が観ている2番目に多い作品数です。ちなみに1位は119本の石橋蓮司で101本同数で柄本明がいます。そのあとでJapanese Movie Databaseと突き合わせてみたら112本に増えました。おそらくこれでも完璧とは言えないでしょう。とりあえずリストアップしてみました。なおタイトルの後ろの数字は私の年度別ベストテンに入っている作品で、年度と順位を表しています。

『ガキ帝国』
『TATTOO<刺青>あり』
『ウィークエンド・シャッフル』82-5
『ハーレム・バレンタイン・デイ』
『狼』
『変態家族兄貴の嫁さん』
『ファンシイダンス』90-10
『病院へ行こう』
『1990牡丹燈籠』
『さわこの恋 上手な嘘の恋愛講座』
『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』
『ギャッピー ぼくらはこの夏ネクタイをする!』
『あさってDANCE』
『殺人がいっぱい』
『無能の人』91-4
『ハロー張りネズミ』
『赤と黒の熱情』
『橋のない川』
『地獄の警備員』
『ひき逃げファミリー』
『くまちゃん』
『ソナチネ』
『極道記者』93-6
『眠らない街』
『高校教師』93-4
『さまよえる脳髄』
『青空に一番近い場所』
『愛の新世界』94-5
『みんな~やってるか!』
『のぞき屋』
『マークスの山』
『きけ、わだつみの声 Last Friends』
『勝手に死なせて!』
『幻の光』
『Shall we ダンス?』96-9
『女優霊』
『岸和田少年愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS』
『キッズ・リターン』96-7
『お天気お姉さん』
『新 居酒屋ゆうれい』
『弾丸ランナー』
『パラサイト・イヴ』
『ポストマン・ブルース』
『CURE/キュア』98-7
『HANA-BI』
『卓球温泉』
『ラブ・レター』
『アンラッキー・モンキー』
『犬、走る DOG RACE』
『がんばっていきまっしょい』98-7
『ポッキー坂恋物語 かわいいひと』98-3
『TOKYO EYES』98-1(外国映画扱い)
『踊る大捜査線 THE MOVIE』
『落下する夕方』98-6
『死国』99-5
『ニンゲン合格』
『アベックモンマリ』99-9
『日本黒社会 LEY LINES』
『催眠』
『きみのためにできること』
『秘密』
『発狂する唇』
『カリスマ CHARISMA』
『オーディション』
『スペーストラベラーズ』
『MONDAY』
『仮面学園』
『三文役者』
『PARTY7』
『BROTHER』
『GO』01-4
『DRIVE』
『光の雨』
『化粧師』
『とらばいゆ』02-8
『うつつ』
『Dolls』
『たそがれ清兵衛』
『刑務所の中』
『船を降りたら彼女の島』
『恋愛寫眞』03-1
『ROCKERS』
『アイデン&ティティ』0.3-7
『赤い月』
『この世の外へ クラブ進駐軍』04-10
『ゼブラーマン』
『eiko[エイコ]』
『村の写真集』
『レディ・ジョーカー』
『L’amant ラマン』05-8
『TAKESHIS’』
『悪夢探偵』
『逃亡くそたわけ 21才の夏』
『赤い文化住宅の初子』
『休暇』
『歌謡曲だよ人生は 小指の想い出』
『櫻の園2008』
『ブタがいた教室』
『フライング・ラビッツ』
『アキレスと亀』
『GSワンダーランド』08-9
『色即ぜねれいしょん』
『津軽百年食堂』
『一枚のハガキ』
『ツレがうつになりまして』
『スマグラー おまえの未来を運べ』
『ジーン・ワルツ』
『きろいゾウ』
『箱入り息子の恋』13-3
『はじまりのみち』
『蜜のあわれ』16-2
『シン・ゴジラ』16-5
25作品がベストテン入りしています。
初期の『兄貴の嫁さん』の笠智衆もどき、『蜜のあわれ』の小説家、『シン・ゴジラ』の総理大臣などはもちろんのこと、出演していたかどうか記憶になくても、彼の存在は作品に不可欠だったに違いありません。

それにしても、バイプレイヤーズの共演者に見守られてというのが出来過ぎというか悲しすぎます。

合掌

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2018年2月20日 (火)

散歩

西荻から吉祥寺迄散歩

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2018年2月19日 (月)

誕生日

妻の誕生日なのでケーキを買って帰ります。
Demil


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2018年2月15日 (木)

TSUTAYAで4枚、図書館で5冊

久しぶりに自転車で練馬区役所前のTSUTAYAに行ってみました。
野のなななのか
ナミヤ雑貨店の奇蹟
彼女の人生は間違いじゃない
スウィート17モンスター

『野のなななのか』は大林監督2014年の作品。近所のレンタルショップになくてなかなか見ることができなかったもの。当然期待作。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、娘が舞台で観た演劇の映画化。評判は芳しくないけれど、娘が気にっていたので観ておきましょう。>うーん。小説や舞台ならば手紙の朗読でも可能でしょうが、映像で見せると時間の流れがご都合主義に見えてしまいます。少年たちがなぜ手紙を信じているのかが見えてきません。門脇さんや尾野さんの造形も無理すぎます。残念でした。
『彼女の人生は間違いじゃない』これも廣木監督作品。もちろんこちらが本音でしょう。>同じ監督、同じカメラマンでこうもレベルの違う作品になってしまう。不思議なものです。言うまでもなく圧倒的にこっちを支持します。原発物でもあるし『牝猫たち』に通じるデリヘルものでもありました。それをつなぐ長距離バスという構成。ラストはハッピーエンド?そのへんがいささかもやもやしますが、廣木さんの演出力はいつもながら引き込まれます。
『スウィート17モンスター』は、アメリカの少女成長物語でしょうか。

TSUTAYA帰りに図書館に寄って予約していた5冊を受け取りました。なかなか充実したラインナップです。
兼好法師 - 徒然草に記されなかった真実
義経伝説と為朝伝説―日本史の北と南
大洪水が神話になるとき
剣と清貧のヨーロッパ - 中世の騎士修道会と托鉢修道会
維新史再考―公議・王政から集権・脱身分化へ

わが家の蔵書のうちで参考文献で取り上げられていたのは
「大洪水…」の「世界神話事典」「アトランティス大陸の謎」「ムー大陸の謎」「ギルガメシュ叙事詩」「マヤ神話 ポポル・ヴフ」と「維新史…」の「八十日間世界一周」「日本人の西洋発見」「クビライの挑戦」「国定忠治」「茶の世界史」「ケンペルと徳川綱吉」「玄奘三蔵、シルクロードを行く」「西大西洋の遠洋航海者

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2018年2月13日 (火)

追悼 川地民夫

俳優の川地民夫さんが亡くなりました。
日活の『陽のあたる坂道』でデビュー。以来日活青春・アクション映画のスターとして100本以上の作品に出演しました。日活がロマンポルノ路線に転換するとともに東映ヤクザ映画で活躍しました。
その出演作はおよそ180本。資料によってカウントされていない作品があったり、1990年代以降のヤクザ物では劇場用作品かどうか判断が分かれている作品があるため概数でしか分かりません。
そのうち私が観ているのは24本。彼が最も輝いていた最初の10年をほとんど観ていないのですから仕方ありません。

陽のあたる坂道
太陽は狂ってる
憎いあンちくしょう
風と樹と空と
春婦伝
大空に乾杯
東京流れ者
青春の風
娘の季節
夜の牝 花のいのち
仁義なき戦い
新幹線大爆破
鉄騎兵跳んだ
大日本帝国
女帝
チ・ン・ピ・ラ
結婚案内ミステリー
ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー
べっぴんの町
陽炎
ザ・ギャンブラー
ありふれた愛に関する調査
獅子王たちの最后
スキヤキ

合掌

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2018年2月11日 (日)

結露

今年の寒さが厳しいせいで私の本棚を置いてある壁が結露していました。
全貌はまだわかりませんが、けっこう被害が出たようです。
そろそろ本を処分しようかとおもっていたのですが、残念ながらこれで価値は大幅ダウンですね。
棚の後ろに挟まっていた文庫本などはまるでスポンジのように膨らんでいました。一目で廃棄処分です。
幸いビニール盤については被害はなかったようで、せめてもの救いです。

しばらく部屋を暖めて乾燥させることにしました。

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2018年2月10日 (土)

新書大賞2018

新書大賞2018が発表になっていました。

大賞バッタを倒しにアフリカへ /前野ウルド浩太郎/光文社新書
2位 未来の年表 人口減少日本でこれから起きること/河合雅司/講談社現代新書
3位 日本の近代とは何であったか―問題史的考察/三谷太一郎/岩波新書
4位 ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か/水島治郎/中公新書
5位 定年後 - 50歳からの生き方、終わり方/楠木 新/中公新書
6位 データ分析の力 因果関係に迫る思考法/伊藤公一朗/光文社新書
7位 ルポ トランプ王国――もう一つのアメリカを行く/金成隆一/岩波新書
8位 トラクターの世界史 - 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち/藤原辰史/中公新書
9位 日本史の内幕 - 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで/磯田道史/中公新書
9位 観応の擾乱 - 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い/亀田俊和/中公新書

今年は中公が5冊と半分を占めました。
「日本の近代とは何であったか」と「観応の擾乱」は読みました。
あとで図書館の中央公論で11位以下をチェックします。
これです。
第11位ほんとうの憲法: 戦後日本憲法学批判/篠田英朗/ちくま新書
 同 ロシア革命――破局の8か月/池田嘉郎/岩波新書
 同 キャスターという仕事/国谷祐子/岩波新書
第14位ウニはすごい バッタもすごい - デザインの生物学/本川達雄/中公新書
第15位人工知能の核心/羽生善治、NHKスペシャル取材班/NHK出版新書
 同 死刑 その哲学的考察/萱野稔人/ちくま新書
 同 兼好法師 - 徒然草に記されなかった真実/小川剛生/中公新書
第18位新聞記者/望月衣塑子/角川新書
第19位蒙古襲来と神風 - 中世の対外戦争の真実/服部英雄/中公新書
 同 知ってはいけない 隠された日本支配の構造/矢部宏冶/講談社現代新書
 同 不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか/鴻上尚史/講談社現代新書

11位以下では「ロシア革命」「ウニはすごい バッタもすごい」「兼好法師」「蒙古襲来と神風」の4冊を読んでいます。21冊中6冊。今年は歴史物が多かったせいで例年になく読んでいます。いつもより社会学系が少なかったのはなぜなんでしょうね。思想史系は相変わらず無視されています。


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2018年2月 9日 (金)

日本インターネット映画大賞

日本インターネット映画大賞が発表になりました。

2017年度日本インターネット映画大賞最終結果

作品賞(ベストテン)
1位 73.50点 あゝ、荒野 前篇
2位 52.00点 三度目の殺人
3位 50.00点 君の膵臓をたべたい
4位 42.00点 あゝ、荒野 後篇
5位 38.50点 彼らが本気で編むときは、
6位 37.00点 帝一の國
7位 35.50点 勝手にふるえてろ
8位 31.75点 幼な子われらに生まれ
9位 21.25点 DESTINY 鎌倉ものがたり
10位 20.00点 散歩する侵略者
10位 20.00点 アウトレイジ 最終章

監督賞 8ポイント 6票
岸善幸『あゝ、荒野 前篇』『あゝ、荒野 後篇』

主演男優賞 24ポイント 16票
菅田将暉『キセキ -あの日のソビト-』『帝一の國』『銀魂』『あゝ、荒野 前篇』『あゝ、荒野 後篇』『火花』

主演女優賞 14ポイント 8票
蒼井優『家族はつらいよ2』『東京喰種トーキョーグール』『ミックス。』『彼女がその名を知らない鳥たち』

助演男優賞 12ポイント 7票
役所広司『関ヶ原』『三度目の殺人』

助演女優賞 6ポイント 4票
田中麗奈『幼な子われらに生まれ』
木下あかり『あゝ、荒野 前篇』『あゝ、荒野 後篇』

ニューフェイスブレイク賞 21ポイント 12票
浜辺美波『咲-Saki-』『君の膵臓をたべたい』『亜人』

音楽賞 7ポイント 5票
『あゝ、荒野 前篇』

思い入れ作品賞 平均4.594点
『あゝ、荒野 前篇』

ベストインパクト賞 24ポイント 16票
菅田将暉

ベスト外国映画作品賞 6ポイント 3票
『ダンケルク』

外国映画ベストインパクト賞 7ポイント 4票
ジェシカ・チャステイン『女神の見えざる手』『ユダヤ人を救った動物園』

アニメ賞
『この世界の片隅に』

日本映画作品賞最多投票者数 16人
『あゝ、荒野 前篇』

『あゝ、荒野』の圧勝ですね。そこまでの作品だったでしょうか。私に男の殴り合いを見る目がないということでしょう。

あと、外国映画のベストテンがなくなったのは残念です。

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2018年2月 8日 (木)

中央公論新社2月新刊

中央公論新社の2月新刊から気になるもの、と思いましたが、新書の1冊だけ。

「〈どんでん返し〉の科学史 蘇る錬金術、天動説、自然発生説」小山慶太
小山氏のものでは「異貌の科学者」「道楽科学者列伝」と科学史ものが2冊手元にあります。
本著は人物ではなく学説にスポットを当てたもののようです。

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2018年2月 7日 (水)

図書館で2冊

買い物ついでに図書館で予約していた2冊を受け取りました。
今回はヨーロッパ思想史の2冊です。
トマス・アクィナス――理性と神秘
友愛と秘密のヨーロッパ社会文化史―古代秘儀宗教からフリーメイソン団まで

「トマス・アクィナス」の参考文献は1冊もありませんでした。
「友愛と秘密のヨーロッパ社会文化史」は、うちにある「世界宗教史」「ギリシア案内記」「変身物語」「歴史」「国家」「異教的ルネサンス」「十字軍騎士団」「薔薇十字団」「生と再生」が注に挙がっていました。

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2018年2月 5日 (月)

キネマ旬報ベストテン発表号

キネマ旬報のベストテン発表号が発売されました。早速駅前の書店で購入。
Kinejun20182b

未発表だった読者選出ベストテンです。

日本映画
第1位 あゝ、荒野
第2位 忍びの国
第3位 三度目の殺人
第4位 彼女がその名を知らない鳥たち
第5位 幼な子われらに生まれ
第6位 彼らが本気で編むときは、
第7位 散歩する侵略者
第8位 ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~
第9位 映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ
第10位 帝一の國

外国映画
第1位 ラ・ラ・ランド
第2位 ドリーム
第3位 ダンケルク
第4位 美女と野獣
第5位 わたしは、ダニエル・ブレイク
第6位 沈黙 -サイレンス-
第7位 マンチェスター・バイ・ザ・シー
第8位 メッセージ
第9位 ブレードランナー2049
第10位 ベイビー・ドライバー

嵐が2本。ネットから投票できるようになったせいで、投票者はもはや読者ではありませんね。逆に、編集部で調整してこの辺に落ち着かせたんじゃないかと邪推すらしてしまいます。

毎年注目しているのが投票者がいなかった作品です。『忍びの国』が0票でも驚きはしませんが、『サバイバルファミリー』『恋妻家宮本』『新宿スワン2』あたりは1票ぐらい入ってもと思いました。

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2018年2月 2日 (金)

発表!じんぶん大賞2018

じんぶん大賞2018が発表になっていました。

大 賞「中動態の世界 意志と責任の考古学」國分功一郎/医学書院
第2位「ゲンロン 観光客の哲学」東浩紀/ゲンロン
第3位「うしろめたさの人類学」松村圭一郎/ミシマ社
第4位「裸足で逃げる―沖縄の夜の街の少女たち」上間陽子/太田出版
第5位「文学問題(F+f)+」山本貴光/幻戯書房
第6位「勉強の哲学―来たるべきバカのために」千葉雅也/文藝春秋
第7位「ハンセン病療養所を生きる―隔離壁を砦に」有薗真代/世界思想社
第8位「福岡伸一、西田哲学を読む」池田善昭・福岡伸一/明石書店
第9位「子どもたちの階級闘争」ブレイディみかこ/みすず書房
第10位「実在への殺到」清水高志/水声社
第11位「死刑 その哲学的考察」萱野稔人/筑摩書房
第12位「崇高の修辞学」星野太/月曜社
第13位「大人のための社会科 未来を語るために」井手英策・宇野重規・坂井豊貴・松沢裕作/有斐閣
第14位「擬 「世」あるいは別様の可能性」松岡正剛/春秋社
第15位「死してなお踊れ 一遍上人伝」栗原康/河出書房新社
第16位「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」河合雅司/講談社
第17位「日本の近代とは何であったか 問題史的考察」三谷太一郎/岩波書店
第18位「暗い時代の人々」森まゆみ/亜紀書房
第19位「ハイン 地の果ての祭典 南米フエゴ諸島先住民セルクナムの生と死」アン・チャップマン/新評論
第20位「学生を戦地へ送るには 田辺元「悪魔の京大講義」を読む」佐藤優/新潮社
第21位「五つの証言」トーマス・マン 渡辺一夫/中央公論新社
第22位「マーシャの日記 ホロコーストを生きのびた少女」マーシャ・ロリニカイテ/新日本出版社
第23位「ナチの子どもたち 第三帝国指導者の父のもとに生まれて」タニア・クラスニアンスキ/原書房
第24位「哲学の骨、詩の肉」野村喜和夫/思潮社
第25位「日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで」磯田道史/中央公論新社
第26位「親鸞と日本主義」中島岳志/新潮社
第27位「チャヴ 弱者を敵視する社会」オーウェン・ジョーンズ/海と月社
第28位「われらの子ども 米国における機会格差の拡大」ロバート・D・パットナム/創元社
第29位「メタ倫理学入門 道徳のそもそもを考える」佐藤岳詩/勁草書房
第30位「「大学改革」という病 学問の自由・財政基盤・競争主義から検証する」山口裕之/明石書店

すんげえなあ。このうち読んだことのあるのが「日本の近代とは何であったか」1冊で、ほとんどが存在そのものをまったく知らない本ばかり。しかも読みたいと思う本もほとんどない。人文書好きの私と人文の意味が根本的に違う世界があるということです。降参いたします。

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