10月の新刊補遺(中公新書、NHK新書)
早朝、下の子が修学旅行に出発しました。
京都奈良に2泊3日。
間に合わなかった中公新書とNHK出版新書の10月新刊から
◎中公新書「物語 フィンランドの歴史 - 北欧先進国「バルトの乙女」の800年」石野裕子
あれ?「物語 北欧の歴史」にフィンランド入ってなかったっけ?
もちろんフィンランドだけで語るべきことはいくらでもあるでしょう。
わが家でフィンランドに関わるのは「カレワラ」「民俗学方法論
」「サンタクロースの大旅行
」ぐらいかな。
◎中公新書「日本史の内幕 - 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで」磯田道史
たぶん気軽な日本史エッセイでしょう。
◎中公新書「折口信夫 日本の保守主義者」植村和秀
折口といえばマレビト信仰なわけでうちにある「異人論序説」「神と翁の民俗学
」もそのような民俗学的アプローチです。本書はそことは違う政治思想からみた折口なんでしょう。>うん?アマゾンに出てこない。発売延期ですか。
◎中公新書「聖書、コーラン、仏典 - 原典から宗教の本質をさぐる」中村圭志
宗教現象学出の私には宗教の“本質”みたいな話は趣味に合いませんがどうでしょう。
◎中公新書「光明皇后 - 平城京にかけた夢と祈り」瀧浪貞子
惹句を読むと少女漫画の大河歴史物みたいで心配ですが、うちの本棚のでは「続日本紀」でしょうか。
◎NHK出版新書「世界は四大文明でできている」橋爪大三郎
橋本さん、いくら年寄り相手の与太話とはいってもいまどき“四大文明”なんて言って大丈夫ですか?
◎NHK出版新書「〈女帝〉の日本史」原 武史
ちょっと前にも女帝ものが流行っていた気がしますが。
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