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2017年7月31日 (月)

自慢話不発

最近、上の子の国語の教科書や問題集、演劇の台本に出てくる文章を覗いていると、私の書棚にあるものに出会うことが増えて来ました。カフカだとか中島敦だとか、これだろうと見せて自慢していたのですが、今日のは“天稚彦草子”。当然あると思った「日本架空・伝承人名事典」に載っていなくてびっくり。岩波文庫版の「御伽草子」にもなく。残念ながら自慢できませんでした。うっとうしい父親です。

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2017年7月29日 (土)

8月新刊

8月の新刊から気になる新書・文庫・選書をピックアップしてみました。

◎岩波新書「一茶の相続争い―北国街道柏原宿訴訟始末―」高橋 敏
一茶について知ることはないので、隠された本性が明かされて、作家と作品が違うといっても驚きはしません。

◎岩波新書「日本文化をよむ 5つのキーワード」藤田正勝
漠然として捉えどころのないタイトルですが著者は京大哲学系の人です。おそらく気のきいた思い付きのエッセイでしょう。

◎講談社現代新書「ニッポンの奇祭」小林紀晴
昔NHKのBSの深夜の番組で奇祭をずいぶん観ました。

◎講談社現代新書「ハプスブルク帝国」岩崎周一
ハプスブルクといえば江村 洋「ハプスブルク家」「ハプスブルク家の女たち」や菊池良生「戦うハプスブルク家」「神聖ローマ帝国」と新書で量産している両氏のものや、「カール五世」「ドイツ史10講」あたり。

◎講談社ブルーバックス「カラー図解 進化の教科書 第3巻 系統樹や生態から見た進化」カール・ジンマー,ダグラス.J・エムレン
シリーズ第3弾。系統樹は楽しみ。

◎ちくま新書「誰も知らない熊野の遺産」栂嶺レイ
どうやら誰も知らないことを著者だけは知っているようです。カメラマンでお医者さんだそうです。

◎ちくま新書「入門ユダヤ思想」合田正人
著者の専門はレヴィナスです。そっち方面だと私にはとっつきにくい感じです。

◎平凡社新書「一遍 捨聖の思想」桜井哲夫
日本の仏教者ではたぶん一遍がいちばん好きです。うちにあるのは「日本思想大系〈10〉法然・一遍」「鎌倉新仏教の誕生」ですが、聖絵の一遍は実に興味深いですからね。

◎白水社文庫クセジュ「『百科全書』」マドレーヌ・ピノー
百科全書」「百科全書」「世界の名著〈35〉ヴォルテール・ディドロ・ダランベール」が書棚にあります。

◎岩波文庫「ヨーロッパの昔話――その形と本質」マックス・リュティ
同じ著者の「昔話の本質」や本書の訳者による「昔ばなしとは何か」が参考になるでしょう。
また、「民間説話」「魔法昔話の研究」も欠かせません。買うかもしれません。

◎ちくま学芸文庫「図説 和菓子の歴史」青木直己
とりあえず、チェック。読むなら大きなオリジナルにします。

◎ちくま学芸文庫「ムッソリーニ: 一イタリア人の物語」ロマノ・ヴルピッタ
ヒトラー、ナチスについてはそこそこ手元にあるのに、なぜかムッソリーニ、ファシスタ党については1冊もありません。

◎講談社学術文庫「儒教 怨念と復讐の宗教」浅野裕一
イデオロギーは真逆ですが「儒教とは何か」も説得力のある儒教解説です。

◎講談社学術文庫「十二世紀のルネサンス ヨーロッパの目覚め」チャールズ・ホーマー・ハスキンズ
同じテーマで「十二世紀ルネサンス」「アラビア文化の遺産」。本当なら買っとかなくてはいけない本です。

◎講談社学術文庫「言語学者が語る漢字文明論」田中克彦
田中氏の著作は共著も含めて6冊、訳書が1冊あります。
漢字文化については「文字の文化史」ぐらい。

◎河出文庫「我が心は石にあらず」高橋和巳
新潮文庫版を持っています

◎河出文庫「バビロンの架空園」澁澤龍彦
うちの本棚にも澁澤さんの著書では文庫で4冊、ほかに訳書が5冊ありますがこれは持っていません。

◎講談社選書メチエ「セックス・イン・ザ・シー」マラー・J・ハート
生態学でしょうか。おもしろいでしょう、きっと。

◎講談社選書メチエ「浮世絵細見」浅野秀剛
浮世絵の歴史というよりも、浮世絵とはどんなものかというそもそも論のようです。

◎角川選書「明治国家と万国対峙 近代日本の形成」勝田政治
明治六年政変」「西郷隆盛」「文明開化」あたりが関連するでしょう。

◎筑摩選書「新・風景論: 哲学的考察」清水真木
似たようなテーマなら「日本の風景・西欧の景観」「暗い山と栄光の山」あたりでどうでしょうか。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「帝都防衛: 戦争・災害・テロ」土田宏成
荒俣さんみたいなタイトルですけれど、うちにあるのは「東京の都市計画」ぐらいでしょうか。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「出雲の中世: 地域と国家のはざま」佐伯徳哉
中世の出雲地方といわれても、うちのでは「戦国時代」に尼子氏が登場してくるぐらいです。

今月の目玉は新書の3冊「進化の教科書」「一遍」「百科全書」。
文庫では「ヨーロッパの昔話」「十二世紀ルネサンス」の買うべき2冊
選書の「新・風景論」は当たるかはずすか微妙です。

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2017年7月28日 (金)

三者面談

下の子の中学の三者面談。
高校進学に向けたもので、わかってはいるものの厳しい内容です。
まずは内申を上げることに専念しなくてはなりません。
時間がなさすぎます。

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2017年7月27日 (木)

追悼 山川啓介

作詞家の山川啓介氏が亡くなりました。

いずみたく系のテレビ主題歌から出てきたフォークっぽい作詞家というイメージです。
代表曲といえば
青い三角定規「太陽がくれた季節」
中村雅俊「ふれあい」
矢沢永吉「時間よ止まれ」
ゴダイゴ「銀河鉄道999」
岩崎宏美「聖母たちのララバイ」
主題歌が多いですね。

手元にある氏の作詞曲の音源は34曲。私の作詞家リストのなかでは30番目ぐらいに位置していてあまり目立った存在ではありません。
氏の誠実な作風が、アイドル好きの私にとってピッタリくるタイプではないせいでしょう。
84年の「悲しきカレッジ・ボーイ」が唯一わたしの年間BEST30に入っている作品です。

ちなみに手元にあるシングル盤は9枚。
わたしのシュガー・ボーイ/目黒ひとみ
Daddy/堀川まゆみ
レモン感覚/堀川まゆみ
タッチ・ユー/中山圭子
聖母たちのララバイ/岩崎宏美
レンズ・アイ/久保田早紀
風のノスタルジア/杉村尚美
ねがい/久保田早紀
悲しきカレッジ・ボーイ/北原佐和子


Meguro_hitomi_watashinosugarboyHorikawa_mayumi_dady

Horikawa_mayumi_lemonkankakuNakayama_keiko_touchyou

Iwasaki_hiromi_madonnatachinolullabKubota_saki_lenseeye

Sugimura_naomi_kazenonostalgiaKubota_saki_negai

Kitahara_sawako_kanasikicollegegirl

70~80年代のヒットメーカーの時代のひとりがまた亡くなったという印象です。

合掌

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2017年7月24日 (月)

追悼 小川寛興

作曲家の小川寛興氏が亡くなりました。
キングレコードの専属作曲家で代表曲は「さよならはダンスの後で」。
そのほかは、あまりよく知りません。

私の手元にある音源は、
中村晃子の3曲
「虹色の湖」
「砂の十字架」
「風とバラの荒野」
と、ザ・ヴィーナスがカバーをした「さよならはダンスのあとで」。

中村晃子の奇跡のヴォーカルが聴ける「虹色の湖」を残しただけでも感謝すべきでしょう。

合掌

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2017年7月23日 (日)

追悼 平尾昌晃

作曲家の平尾昌晃さんが亡くなりました。

言うまでもなくロカビリー歌手でスターとなり、50年代後半に山下敬二郎やミッキー・カーチスとともにロカビリー三人男として一世を風靡しました。日劇ウェスタン・カーニバルなどでの無数に投げ込まれるテープに絡まれた熱狂的なステージはニュース映像などでもおなじみです。
60年代に歌手から作曲家に転身。66年の「霧の摩周湖」布施明から、「渚のセニョリーナ」梓みちよ、「恋のしずく」伊東ゆかり、「みずいろの世界」じゅんとネネなどポップスをヒットさせました。
70年代に入ってからは、小柳ルミ子、五木ひろしをはじめとするドメスティックな路線でビッグヒットを連発してそちらでの評価が一般的と言っていいでしょうが、、沢田研二「あなただけでいい」、天地真理「ふたりの日曜日」、アグネス・チャン「草原の輝き」、アン・ルイス「グッバイ・マイ・ラブ」、山口百恵「赤い絆」などアイドル・ポップスでも名作を残しています。80年代以降はより歌謡曲・演歌的な傾向が強くなり残念ながら私の興味からは離れています。
平尾の作曲家としての功績は、同時期に活動をスタートした井上忠夫や筒美京平とともに、和製ポップスの方向性を開拓したことといっていいでしょう。実は、歌手から作曲家となった例は決して多くありません。作曲の多くは楽器のプレイヤー出身です。シンガー・ソングライター以外の歌手出身で成功した作曲家といえるのは中村泰士ぐらいです(もっとも中村の歌手としての実績ははかばかしいものではありませんが)。その点でも平尾は特筆すべき存在です。

私の手元にある平尾作曲の音源は全部で95曲。
私のシングルA面音源中では、8番目に多い作曲家です。
ちなみにベストテンは
ぶっちぎり1位が筒美京平の500作。以下、都倉俊一150、鈴木邦彦116、井上忠夫(大輔)107、三木たかし104、後藤次利103、馬飼野康二98、平尾昌晃95、林 哲司91、森田公一88と続きます。
また、平尾作品の作詞者では安井かずみ(「恋のしずく」「草原の輝き」など)16作、山上路夫(「瀬戸の花嫁」「ふたりの日曜日」など)15、山口あかり(「愛するってこわい」など)8、なかにし礼(「グッバイ・マイ・ラブ」など)7、阿久悠(「京のにわか雨」など)と松本隆(「はだしの冒険」など)が6作ずつ。

ちなみに平尾昌晃歌唱の音源は「星は何でも知っている」をCDからコピーしたものがあるだけです。

シングル盤で手元にあるのは25枚です。

Awaji__masamiKoyanagi_rumiko_koiniyurete

Ai_miyoko_mikangaminorukoroAi_miyoko_wakakusanochikai

Koyanagi_rumiko_hananoyounihisoyakaAzusa_michiyo_hutarideosakewo

Fubuki_jun_aigahajimarutokiFubuki_jun_namidanihohoemiwo

Sanuki_yuuko_aruharetahiniYamamoto_yukari_komugiironoomoide

Nonaka_sayuri_hutarinotaketonboHayasi_hiroko_kikengaippai

Hosi_masumi_mnagisadoorinodiscohousTougou_yuki_asahinoataruies

Nishi_kaori_koihadaipinchAraki_yumiko_frustration

Lovelies_benisuzurannodensetuAimoto_kumiko_hiroin

Hatanaka_youko_romeotojuliet79Tsuboi_mutsumi_jitenshatsuugaku

Satou_eri_lovesketchChiba_manami_sousyunhu

Tiba_manami_tokimekinokisetuMizutani_yutaka_heartful

The_janet_longagoandfaraway

最後に、私の好きな平尾作品BEST10を選びましょう。

1位 草原の輝き/アグネス・チャン
2位 愛の迷い子/アグネス・チャン
3位 ヒロイン/相本久美子
4位 美しい季節/ザ・ジャネット
5位 愛がはじまる時/風吹ジュン
6位 ふたりの日曜日/天地真理
7位 恋は大ピンチ/西 かおり
8位 ある晴れた日に/讃岐裕子
9位 渚通りのディスコハウス/星 ますみ
10位 グッド・バイ・マイ・ラブ/アン・ルイス

1,2位は文句なしです。アグネスのなかでも私のお好みの2曲が平尾作品とは意外といえば意外でした。
布施明、伊東ゆかりやじゅんとネネあたりの60年代の作品は上記の曲以上に口ずさんでしまう曲なのですが、残念ながらはみ出てしまいました。

それにしても改めて聞き直すとウキウキしてきます。
本当に素敵な曲をありがとうございました。

おまけに出演映画について。
60年代前半までは人気歌手として映画出演もしていたので約20本の出演作品があります。
そのうち私が観ているのは『恋の片道切符』の1本。1960年公開篠田正浩監督のデビュー作で、ヌーベルバーグ張りの刹那的な青春映画。平尾は小坂一也とともにロカビリー歌手役で熱演。お勧めの1本です。
もう1作見ているのは1987年の『別れぬ理由』。これは、津川雅彦演じる医者の友人役というゲスト的な出演です。


合掌

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2017年7月20日 (木)

直木賞に佐藤正午

芥川賞・直木賞が決定しました。

芥川賞の人は知りませんが、直木賞の佐藤正午はとても懐かしい名前でびっくりしました。
なんせ手元には1984年の第1作「永遠の1/2
から「王様の結婚」「リボルバー」「ビコーズ
と最初期の4冊が揃っています。
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それ以降はばったりと読まなくなっていたので、受賞のニュースに今さらなぜというのが感想でした。
まったく失礼な話です。こちらが読んでいないだけで佐藤氏は着実に作品を重ねていたようです。

ところで、佐藤氏の小説の映画化は4本あり。そのうち3本を観ています。
観ているどころか
『永遠の1/2』は1988年の9位
『リボルバー』は1989年の10位
ジャンプ』は2003年の7位
とすべて私の年度別ベストテンに入っています。
きっと佐藤氏の原作が私と相性がいいのでしょう。
こうなるとあと1作2012年の『彼女について知ることのすべて』も観てみたいですね。


午後から銀行や郵便局、コンビニでもろもろ支払いや振り込みの繰り返し。
ようやく一息です。


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2017年7月19日 (水)

久しぶりのDVDレンタル

ようやく時間に余裕ができたので近所のレンタルショップで1本。
何者』。
借りようか迷っていたけれど、ま、二階堂さんと有村さんですから、たとえ私の好みでなくとも観て損はないでしょう。>まさしくそういったレベルの作品でした。就職に失敗し続けてきたくそ爺ゆえ、今どきの就職事情なぞ同情する気もさらさらなく、若い女性の部屋に入った男が、彼女が感情露わに泣いていたりするというのに、何の興味も示さないのが不思議でならないという下卑た感想しか持ちませんでした。最後のあれは本人だけはハッピーエンドなのかもしれません。バブルのころの『就職戦線異状なし』と比べたくはなりました。どちらにしても、若者は悩ましいのですが。

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2017年7月15日 (土)

図鑑いただき物

お手伝いをした図鑑が届きました。

Photo

深海生物 (学研の図鑑LIVE) 」です。

ありがとうございました。


夕方図書館へ。
5冊返して予約してある1冊を受け取り、ついでに開架から2冊借りました。
物語 オランダの歴史 - 大航海時代から「寛容」国家の現代まで
カラー版 - ダ・ヴィンチ絵画の謎
アダム・スミス 競争と共感、そして自由な社会へ

参考文献に挙げてあるるもので手元にあるものはありませんでした。

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2017年7月14日 (金)

どうにかこうにか

どうにかこうにか、最悪の状態は脱した気がします。
ほったらかして取っ散らかっていた部分を正常に戻しましょう。

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2017年7月 9日 (日)

切羽詰まってます

もろもろ切羽詰まってます。
とにかく思った資料が集まらない。
相手方の要求とこちらの思いがうまくかみ合わない。
ほとんど、私の責任なのですが、すっかり頭のなかが滞ってしまってます。

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2017年7月 5日 (水)

中公新書7月新刊

中公新書の7月新刊が発表になりました。
その中から気になるものを4冊。

中公新書「物語 ポーランドの歴史 - 東欧の「大国」の苦難と再生」渡辺克義
中公新書「観応の擾乱 - 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い」亀田俊和
中公新書「海賊の世界史 - 古代ギリシアから大航海時代、現代ソマリアまで」桃井治郎
中公新書「カラー版 最後の辺境―極北の森林、アフリカの氷河」水越 武

うちの本棚で関連ありそうなのは、順に
ポーランド入門」「物語バルト三国の歴史」「東欧革命
皇子たちの南北朝
世界史をつくった海賊
極北シベリア
ぐらいでしょうか。


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