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2017年3月28日 (火)

4月新刊

4月新刊から気になる新書・文庫・選書を私の蔵書とリンクして紹介します。

◎講談社現代新書「タロットの秘密」鏡 リュウジ
占い師の著者のものでは「月世界大全」という訳書を持っていますが、本書の内容的には「占星術の世界」が近いのでしょう。

◎講談社ブルーバックス「生物はウイルスが進化させた」武村政春
ウィルスと進化論の絡みでは「進化論が変わる」に触れています。

◎講談社ブルーバックス「巨大ブラックホールの謎 宇宙最大の「時空の穴」に迫る」本間希樹
宇宙論の入門書みたいなのでは当然ブラックホールは登場しますが、新しい知見も知りたいところです。

◎ちくま新書「建築から見た日本古代史」武澤秀一
伊勢神宮や飛鳥寺についてはうちの蔵書では「聖徳太子」「古代朝鮮と日本文化」などで触れていますが、建築そのものが主題ではありません。

◎ちくま新書「日本語全史」沖森卓也
大野先生の「日本語をさかのぼる」は持っていますが、日本語の歴史全般をどうまとめるのか楽しみです。

◎ちくま新書「ロマン派の音楽家たち: 恋と友情と革命の青春譜」中川右介
音楽家については「ヴァーグナー家の人々」「ヨハン・シュトラウス」ぐらいしか持っていません。

◎角川新書「本当に悲惨な朝鮮史 「高麗史節要」を読み解く」麻生川静男
物語韓国史」は手元にありますが、高麗史はほとんど抜けていますから丁度いいかも。

◎文春新書「超能力微生物」小泉武夫
我が家のもので微生物に触れているのは「有限の生態学」ぐらいでしょうか。

◎白水社文庫クセジュ「近東の地政学:イスラエル、パレスチナ、近隣のアラブ諸国」アレクサンドル・ドゥフェ
うちの本棚のでは「物語 中東の歴史」「民族と国家」あたりでどうでしょうか。

◎岩波文庫「バウドリーノ(上) (下) 」ウンベルト・エーコ
もう文庫化されるんですね。ハードカバーはあります。プレスター・ジョンあたり私の好みにズバリ過ぎてかえって物足りなさもあります。

◎岩波現代文庫「定本 昔話と日本人の心〈〈物語と日本人の心〉コレクションVI〉 〈物語と日本人の心〉コレクション」河合隼雄
まだまだ続いています。

◎ちくま学芸文庫「ヨーロッパの帝国主義: 生態学的視点から歴史を見る」アルフレッド・W・クロスビー
生態学が何のことかよくわかりませんが「コロンブスは何を「発見」したか」とか「近代世界システム 1600~1750」に近いのでしょうか。

◎ちくま学芸文庫「哲学の誕生: ソクラテスとは何者か」納富信留
基本的には「ギリシア哲学者列伝」でいいのかもしれませんが、「ソクラテス以前以後」「古代ギリシアの思想」あたりも重要でしょう。

◎講談社学術文庫「アーネスト・サトウの明治日本山岳記」アーネスト・サトウ
同時代の日本旅行記では「イザベラ・バードの日本紀行」があります。

◎講談社学術文庫「死に至る病」セーレン・キェルケゴール
岩波文庫版は持ってます。けっこう読み込みました。実存主義のなかでも昨今あまり言及されない人のような気がします。

◎講談社学術文庫「ハイデガー入門」竹田青嗣
オリジナルは持ってます。彼の語呂遊びは私にとっては何を言いたいのやらチンプンカンプン。なかなか入門できません。

◎講談社学術文庫「哲学塾の風景 哲学書を読み解く」中島義道
著書のでは「カントの人間学」を持っています。たぶん私は哲学に向いていないと思い知らされます。

◎講談社学術文庫「ガリラヤからローマへ 地中海世界をかえたキリスト教徒」松本宣郎
地中海世界というと「パンとワインを巡り 神話が巡る」や「ローマ帝国の神々」はありますが、ちょっと方向が逆ですか。

◎角川ソフィア文庫「わかる仏教史」宮元啓一
同じ著者の「仏教誕生」は手元の類書では群を抜いて新鮮でした。

◎角川ソフィア文庫「古代研究〈5〉国文学篇1」折口信夫
これもまだまだです。

◎河出文庫「わが解体」高橋和巳
ハードカバー持ってます。新左翼的なタイトルという雰囲気は今の人には伝わらないでしょうね。

◎河出文庫「性・差別・民俗」赤松啓介
そのものずばりはありませんが「柳田国男の読み方」に方向性はあります。

◎ハヤカワepi文庫「蝿の王〔新訳版〕」ウィリアム・ゴールディング
新潮文庫版を持ってます。グロテスクな十五少年漂流記です。

◎講談社選書メチエ「ヨハネス・コメニウス 汎知学の光」相馬伸一
コメニウスでは「世界図絵」があります。
普遍の鍵」「完全言語の探求」あたりもコメニウスに章を割いています。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「天皇側近たちの奈良時代」十川陽一
奈良時代といえば「続日本紀」が基本でしょう。政権トップじゃなく側近って?

◎平凡社「異界へいざなう女: 絵巻・奈良絵本をひもとく」恋田知子
内容的には「御伽草子」、異界については「神々の精神史」でどうでしょう。

今月の目玉
新書では「建築から見た日本古代史」「ロマン派の音楽家たち」
文庫では「ヨーロッパの帝国主義」
選書では「ヨハネス・コメニウス」「天皇側近たちの奈良時代」
「コメニウス」は必読ですね。

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