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2017年2月27日 (月)

3月の新刊

3月新刊から気になる新書・文庫・選書を選んでみました。

◎岩波新書「日本の近代とは何であったか――問題史的考察」三谷太一郎
取り上げられているテーマでは「明治デモクラシー」「日本財閥史」「韓国併合」「国家神道」あたりが手元にあります。

◎岩波新書「モラルの起源――実験社会科学からの問い」亀田達也
じつは「ダーウィンの思想」あたりも関連しているのではないでしょうか。

◎岩波新書「『レ・ミゼラブル』の世界」西永良成
いうまでもなく「レ・ミゼラブル」ボナパリストの小説でして、私の蔵書では「メディア都市パリ」の時代です。

◎講談社ブルーバックス「地球はなぜ「水の惑星」なのか 水の「起源・分布・循環」から読み解く地球史」唐戸俊一郎
生命の起源を探る」もちょっとかすっているのかも。

◎文春新書「火山で読み解く古事記の謎」蒲池明弘
古事記にはスサノオや天孫降臨、オオヤマツミなど山をめぐる神話に事欠かないのですが、そこからどのようなストーリーが展開するのでしょうか。

◎岩波文庫「徳川制度 補遺」加藤 貴 校注
江戸時代について何か書こうというときには読みたい本ではあります。

◎岩波文庫「重力と恩寵」シモーヌ・ヴェイユ
うわさに聞く程度でどのような内容なのか見当もつきません。

◎岩波現代文庫「自由の秩序――リベラリズムの法哲学講義」井上達夫
ま、この人の場合は自由よりも秩序を重んじるリベラリズムだから、さほど食指は動きませんけれど。

◎岩波現代文庫「「萬世一系」の研究―「皇室典範的なるもの」への視座(上)(下)」奥平康弘
天皇の祭祀」「天皇と日本の近代」あたりも絡むでしょう。

◎ちくま学芸文庫「頼山陽とその時代(上)(下)」中村真一郎
頼山陽については「江戸の歴史家」で触れています。

◎ちくま学芸文庫「増補 十字軍の思想」山内 進
著者の本では「北の十字軍」「決闘裁判」があります。

◎ちくま学芸文庫「カント入門講義: 超越論的観念論のロジック」冨田恭彦
私の書棚には「カント入門」なんて本もありますが、なかなかピンとこない思想家です。

◎ちくま学芸文庫「北欧の神話」山室 静
北欧神話なら「エッダとサガ」「ゲルマン,ケルトの神話」なんてのがありますが、高名な山室氏の著作は持っていません。

◎講談社学術文庫「再発見 日本の哲学 石原莞爾――愛と最終戦争」藤村安芸子
石原莞爾なら「偽満州国論」「満洲帝国」とかありますけど、哲学なんですか。

◎講談社学術文庫「アルキビアデス クレイトポン」プラトン
我が家には「世界の名著」「国家」「法律」がありますが、本書は魂とか徳とか、もっとソクラテス寄りの対話篇のようです。

◎講談社学術文庫「『老子』 その思想を読み尽くす」池田知久
荘子は読んでいますけど「老子」は読んでいません。

◎講談社学術文庫「江戸の春画」白倉敬彦、辻惟雄
春画は相変わらず人気ですねえ。

◎中公文庫プレミアム「水滸伝 - 虚構のなかの史実」宮崎市定
宮崎氏の著作では「史記を語る」「謎の七支刀」「東西交渉史論」があります。
水滸伝は読んだことありませんが「「水滸伝」を読む梁山泊」を持っています。

◎角川ソフィア文庫「マルクスを再読する 主要著作の現代的意義」的場昭弘
今こそマルクスを読み返す」ぐらいでしょうか。古典の現代的意義は読む人の問題意識によるのでしょう。きっと。

◎角川ソフィア文庫「日本の地霊(ゲニウス・ロキ) 」鈴木博之
タイトルほど胡散臭い本ではないのでしょう。「東京の空間人類学」とか関係しそうです。

◎角川ソフィア文庫「日本中世に何が起きたか 都市と宗教と「資本主義」」網野善彦
網野氏の著作は9冊手元にありますから、まあ何となく雰囲気はつかめます。

◎角川ソフィア文庫「古代研究IV 民俗学篇4」折口信夫
まだまだ続きます。

◎光文社古典新訳文庫「人生の短さについて 他2篇」セネカ
セネカやストア派については「西洋古代・中世哲学史」がありますし、皇帝ネロについては「皇帝たちの都ローマ」にもあります。

◎講談社選書メチエ「コンスタンツェ・モーツァルト 「悪妻」伝説の虚実」小宮正安
小宮氏の著作で手元にあるのは「ヨハン・シュトラウス」「愉悦の蒐集」。話はうまいのできっと読ませてくれるでしょう。

◎講談社選書メチエ「氏神さまと鎮守さま 神社の民俗史」新谷尚紀
この辺の話なら「江戸のはやり神」「冠婚葬祭」の宮田民俗学でしょうか。

◎角川選書「足利尊氏」森 茂暁
うちにある「皇子たちの南北朝」の著者による尊氏論。今更という気もしますが、新しい尊氏像というのだから期待しましょう。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「列島を翔ける平安武士: 九州・京都・東国」野口 実
意外と移動をしていた平安武士。という視点のようです。著者のものでは「武家の棟梁の条件」があります。


今月の目玉は
新書「『レ・ミザラブル』の世界」
文庫「日本の地霊」「日本中世に何が起きたか」
選書「氏神さまと鎮守さま」
あたり。
なかでは「『レ・ミザラブル』の世界」かな。


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