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2016年10月28日 (金)

11月の新刊

11月新刊から気になる新書・文庫・選書を選んでみました。

◎講談社現代新書「日米開戦と情報戦」森山 優
情報戦で負けていたという話でしょうきっと。なんとなく想像はつきます。

◎講談社ブルーバックス「カラー図解 進化の教科書 第1巻 進化の歴史」カール・ジンマー ,ダグラス・エムレン
進化論が変わる」「進化 連続か断続か」なんて本が書棚にあります。

◎ちくま新書「図説 科学史入門」橋本毅彦
手元にある「近代の小道具たち」「科学の考古学」あたりと関連するのかも。

◎ちくま新書「江戸の都市力: 地形と経済で読みとく」鈴木浩三
都市としての江戸を論じたものでは「江戸の無意識」「東京の空間人類学」。ただ、経済を扱っているのは持っていません。

◎ちくま新書「日本文法体系」藤井貞和
目からうろこが落ちるような新しい文法を期待しちゃいます。

◎ちくま新書「柳田国男: 知と社会構想の全貌」川田 稔
真正面から柳田を論じているのは赤坂氏の2著「柳田国男の読み方」「漂泊の精神史」です。

◎集英社新書「『日本書紀』の呪縛 シリーズ<本と日本史>1」吉田一彦
「日本書紀」に呪縛されてます?うちの書棚には「日本書紀の謎を解く」「古事記と日本書紀」がありますけれど。

◎ちくま学芸文庫「有閑階級の理論[新版]」ソースティン・ヴェブレン
あれ?10月の新刊じゃなかったんだ。再録します。
ヴェブレンについては「経済学の考え方」「市場社会の思想史」に出てきます。

◎ちくま文庫「江戸の大道芸人: 都市下層民の世界」中尾健次
大道芸人については「盛り場の民俗史」や「江戸の見世物」などに断片的に出てきます。

◎講談社学術文庫「興亡の世界史 イスラーム帝国のジハード」小杉 泰
イスラム・ネットワーク」「物語 中東の歴史」あたりでしょうか。

◎講談社学術文庫「則天武后」氣賀澤保規
うちには同じタイトルの新書「則天武后」があります。

◎講談社学術文庫「再発見 日本の哲学 折口信夫――いきどほる心」木村純二
折口といってもマレビト信仰ぐらいしか知りません。うちにあるのでは「異人論」でしょうか。

◎講談社学術文庫「『新約聖書』の誕生」加藤 隆
聖書の起源」が近そうです。

◎中公文庫「ルネサンスの歴史 上」I・モンタネッリ、R・ジェルヴァーゾ
ルネサンスは興味がありますが通史となると「イタリア・ルネサンスの文化」「メディチ家」あたりでしょうか。

◎河出文庫「若冲」澁澤龍彦
流行りものですね。

◎河出文庫「過酷なるニーチェ」中島義道
ニーチェ入門の決定版とあります。私も高校以来「ニーチェ」「ニーチェ」「ニーチェ入門」「これがニーチェだ」等々、ずいぶん入門しました。時代遅れでしょうが、結局いちばん最初に読んだ実存主義バージョンのニーチェが好きです。

◎河出文庫「天平の三皇女: 聖武帝の娘の栄光と悲劇」遠山美都男
聖武天皇の三人の皇女、阿倍内親王、井上内親王、不破内親王の運命。奈良時代後半はとにかく陰謀の連続です。「続日本紀」に載ってます。

◎河出文庫「哲学史講義 III」G・W・F・ヘーゲル
先月の続きです。

◎角川ソフィア文庫「円空と木喰」五来 重
木造仏で知られる二人の遊行僧について山岳信仰で知られる著者が論じたもの。木喰聖については「江戸のはやり神」にあります。

◎角川ソフィア文庫「生きるよすがとしての神話 1」ジョーゼフ・キャンベル
神話に意味を持たせるとつまらなくなります。

◎文春文庫「世にも奇妙な人体実験の歴史」T・ノートン
医学史のエピソードとして取り上げられる人体実験について。偽悪的な感じです。

◎平凡社ライブラリー「文字講話 II」白川 静
これも先月の続き。

◎講談社選書メチエ「異端カタリ派の歴史 十一世紀から十四世紀にいたる信仰、十字軍、審問」ミシェル・ロクベール
カタリ派については「正統と異端」「異端審問」など。彼らの運命を知れば泣けます。それにしても3100円ですからね。どう考えてもメチエのスケールじゃない本です。でも、必読でしょう。

◎講談社選書メチエ「絶滅の地球誌」澤野雅樹
理系のかと思ったら、どうやら勘違い。文明論みたいです。読まないなたぶん。

◎角川選書「羽柴を名乗った人々」黒田基樹
秀吉が羽柴姓を与えることで秩序を築いたっていう話ですか。問題は、で、どうしたっていうところでしょうね。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「紀州藩主 徳川吉宗: 明君伝説・宝永地震・隠密御用」藤本清二郎
紀州藩主時代の吉宗を描いてどうしようというのか分かりませんが、それが享保の改革へと続くというのでしょうか。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「平安京はいらなかった: 古代の夢を喰らう中世」桃崎有一郞
不思議なタイトル。いるとかいらないとか判断するものなのでしょうか平安京って。上の「天平の三皇女」あたりが平安遷都にもからむでしょう。うちにあるのでは「平安王朝」ぐらいかな。


今月の目玉は、何といっても「異端カタリ派の歴史」。
新書は「進化の教科書」「図説 科学史」「江戸の都市力」。
文庫なら「江戸の大道芸人」「世にも奇妙な人体実験の歴史」
選書は上記の「カタリ派」のほか「平安京…」も気になります。

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