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2016年1月31日 (日)

2月新刊

2月新刊から気になる新書・文庫・選書をピックアップしました。

◎岩波新書「ホッブズ――リヴァイアサンの哲学者」田中 浩
最近人気のホッブスですが、
我が家の書棚にあるのは「世界の名著」のみです。

◎講談社ブルーバックス「日本海 その深層で起こっていること」蒲生俊敬
日本列島誕生についての地学的情報は高校のときに読んだ「日本列島」以外に類書は持ち合わせていません。

◎ちくま新書「宗教に関心がなければいけないのか」小谷野 敦
宗教学を齧ったものとしては「いけないのか」という問いかけの意味が分かりません。
他人およびその人の考えていることに興味があるかどうかの問題なのだと思いますが。

◎ちくま新書「アイヌと縄文: もうひとつの日本の歴史」瀬川拓郎
アイヌ民族と日本の歴史」がいちばん近いかな。

◎集英社新書「愛国と信仰の構造 全体主義はよみがえるのか」中島岳志/島薗 進
新たな戦前としての安倍政権という危機意識なのでしょうか。
多分「国家神道」あたりが関係する。

◎白水社文庫クセジュ「クレタ島」ジャン・テュラール
古代クレタ文明なら「迷宮学入門」「森と文明」だけどそれ以後の歴史は未見。第二次大戦の話は子供の頃テレビで観た気がしますが。

◎岩波文庫「ブッダが説いたこと」ワールポラ・ラーフラ
仏教関係はいろいろありますがタイトルからすると「仏教誕生」が近そう。
もしかすると、中村元さん的なのかも知れません。

◎岩波文庫「ヘーゲルからニーチェへ――十九世紀思想における革命的断絶(下)」レーヴィット
先月の続き。これも持ってます。

◎ちくま学芸文庫「経済思想入門」松原隆一郎
思想としての近代経済学」「市場社会の思想史」ぐらいでどうでしょうか。

◎ちくま学芸文庫「市場の倫理 統治の倫理」ジェイン・ジェイコブズ
上の2冊に加えて「都市の論理」あたりも関係しそうです。

◎ちくま学芸文庫「生物学のすすめ」ジョン・メイナード=スミス
私の生物学への興味はおもに進化論に偏っているので、生物学全体を見渡す意味で読んでみたい1冊です。

◎ちくま学芸文庫「「やさしさ」と日本人: 日本精神史入門」竹内 整一 著
ちくま新書がオリジナル。どうなんでしょう文庫にすべき本でしょうか。

◎ちくま学芸文庫「不在の哲学」中島義道
文庫書き下ろしだそうです。
著者のものでは「カントの人間学」を持っています。
多分読まないな。

◎講談社学術文庫「イヌ どのようにして人間の友になったか」J・C・マクローリン
本書の内容も古くなっているとの指摘もありますが、うちにあるのは「家畜系統史」という年代物だけです。

◎講談社学術文庫「霊山と日本人」宮家 準
著者のものでは「日本の民俗宗教」「宗教民俗学への招待」を持っています。
山岳信仰についてなら「神々の精神史」「死の国・熊野」「地獄めぐり」あたりでどうでしょうか。
この辺も私の学んだ領域です。

◎講談社学術文庫「刺青・性・死 逆光の日本美」松田 修
よく分かりませんが「武士道とエロス」が近いのでしょうか。

◎講談社学術文庫「興亡の世界史 アレクサンドロスの征服と神話」森谷公俊
著者のものでは「王妃オリュンピアス」。
伝記では「アレクサンドロス大王
当時の記録「アレクサンドロス大王東征記
伝説と化した「アレクサンドロス大王物語」や「西洋中世奇譚集成 東方の驚異」など
ペルシャ神話「王書」にも登場します。
けっこうアレキサンドロス好きです。それも神話伝説の方に偏ってます。

◎文春学藝ライブラリー「ゴシック美術形式論」W・ヴォリンガー
ゴシックというと大聖堂ですね。
うちにあるのは「ゴシックとは何か」「幻想の中世」。

◎講談社選書メチエ「易、風水、暦、養生、処世 東アジアの宇宙観(コスモロジー)」水野杏紀
関連するのは「易のはなし」「道教の神々」「淮南子の思想
淮南子の思想」あたりでしょう。

◎筑摩選書「貨幣の条件: タカラガイの文明史」上田 信
うちの本棚のは「貨幣の条件: タカラガイの文明史」「幻想としての経済」「貨幣とは何だろうか」と現代思想っぽいのばかりだけれど、本書とは方向性がちがうんでしょうね。

◎筑摩選書「中華帝国のジレンマ: 礼的思想と法的秩序」冨谷 至
当然ながら同じ著者による「古代中国の刑罰」「韓非子」がいちばん近いんでしょう。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「乱舞の中世: 白拍子・乱拍子・猿楽」沖本 幸子
この手の話には網野さんは欠かせません。うちのでは「中世的世界とは何だろうか」。ほかに女性史的観点では「中世に生きる女たち」。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「琉球王国と戦国大名: 島津侵入までの半世紀」黒嶋 敏
基本は「琉球王国」でしょう。

今月の目玉は
新書の「ホッブズ リヴァイアサンの哲学者」「クレタ島」。
文庫の「生物学のすすめ」
選書では「貨幣の条件」「乱舞の中世」
あたりでしょうか。

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