« 大宮&BOOKOFF | トップページ | クラムボン »

2015年11月30日 (月)

12月の新刊

12月の新刊新書・文庫・選書から気になったものをピックアップしました。
手元にある関連書をリストアップしてあります。
コメントはのちほど

◎岩波新書「蘇我氏の古代」吉村武彦
吉村氏の著作では「聖徳太子」を持っています。
蘇我氏関連で手元にあるのは「蘇我蝦夷・入鹿」でしょうか。

◎ちくまプリマー新書「だれが幸運をつかむのか: 昔話に描かれた「贈与」の秘密」山 泰幸
たぶん「経済の誕生」が近いような。

◎平凡社新書「オペラでわかるヨーロッパ史」加藤浩子
デパートを発明した夫婦」とかどこかでオペラにからんだ本もないわけではありませんが、オペラをテーマにしたのはありません。

◎平凡社新書「カレル・チャペック」飯島 周
私が持っているのはSFの「ロボット」「絶対製造工場」「山椒魚戦争」。
妻は園芸家としてのチャペックのエッセイを好んでいます。

◎集英社新書「消えたイングランド王国」桜井俊彰
ノルマンコンクエスト以前のイングランド。手元にあるのは「ベーダ英国民教会史」ぐらいでしょうか。

◎集英社新書「ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論」ヤマザキマリ
うちの本棚のルネサンスといっても思想史的なものが多いので、美術といえば、「フィレンツェ―初期ルネサンス美術の運命」。

◎文庫クセジュ「唯物論」オリヴィエ・ブロック
唯物論といって出てくるのは「ダランベールの夢」「人間機械論」「唯心論と唯物論」とかクセジュの「無神論」。

◎岩波文庫「ヘーゲルからニーチェへ――十九世紀思想における革命的断絶(上)」レーヴィット
オリジナルは持っています。見取り図を得るのに重宝する一冊です。

◎岩波現代文庫「境界線の政治学 増補版」杉田 敦
人類学・民俗学的な意味での境界なら「祝祭都市」などいくつかありますがたぶん本書とは違うでしょう。

◎岩波現代文庫「ジャングル・クルーズにうってつけの日――ヴェトナム戦争の文化とイメージ」生井英考
ちくま学芸文庫版はあります。

◎岩波現代文庫「書誌学談義 江戸の板本」中野三敏
氏の著作は「江戸名物評判記案内」「江戸文化評判記」。

◎ちくま文庫「しぐさで読む美術史」宮下規久朗
いろいろな絵の見方を教えてくれたのは若桑みどり氏や荒俣宏氏ですが、これもそんな1冊でしょうか。

◎ちくま学芸文庫「一揆の原理」呉座勇一
一揆に関するのは「一揆論」「一揆」ぐらいです。

◎ちくま学芸文庫「読む聖書事典」山形孝夫
山形氏には大学で講義を受けたことがあります。氏の治癒神イエス論は実に明快です。
著作では「レバノンの白い山」「聖書の起源」「治癒神イエスの誕生」「砂漠の修道院」があります。

◎講談社学術文庫「大政翼賛会への道 近衛新体制」伊藤 隆
まあいちおう挙げておきます。

◎講談社学術文庫「秩禄処分 明治維新と武家の解体」落合弘樹
こちらも多分読まないでしょう。

◎ハヤカワ文庫NF「千の顔をもつ英雄〔新訳版〕上」ジョーゼフ・キャンベル
やや、眉唾な気がしてしまうのはベストセラーのせいでしょうか。
神話好きゆえ書棚にも関連書は多いですが、とりえず「世界神話事典 創世神話と英雄伝説」「冒険の文学」「民間説話」をピックアップしておきましょう。

◎河出文庫「日本の聖と賎: 中世篇」野間 宏、沖浦和光
野間氏では「暗い絵・崩解感覚」だけ。
沖浦氏のものでは「竹の民俗誌」があります。
テーマ的に関連するのでは
異人論序説」「さんせう太夫考」「鎌倉新仏教の誕生」あたり。

◎光文社古典新訳文庫「ニコマコス倫理学(上)」アリストテレス
アリストテレスでは「動物誌」しか持ってません。

◎講談社選書メチエ「ロシアあるいは対立の亡霊 「第二世界」のポストモダン」乗松亨平
関係するのか分かりませんが、現代ロシアの政治思想というと「権力とユートピア」でしょうか。

◎筑摩選書「メソポタミアとインダスのあいだ: 知られざる海洋の古代文明」後藤 健
面白そう。「海のシルクロード史」とか「エリュトゥラー海案内記」とかインド洋交易の原点ですね。

◎角川選書「怪しいものたちの中世」本郷恵子
タイトルだと妖怪みたいですがテーマは山伏、占い師、ばくち打ち、勧進聖だそうです。
当然「増補 無縁・公界・楽」でしょう。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「神と死者の考古学: 古代のまつりと信仰」笹生 衛
多分違いますが、神社の起源ということで「古代朝鮮と日本文化」を挙げておきます。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「タネをまく縄文人: 最新科学が覆す農耕の起源」小畑弘己
近年の考古学の成果があるのでしょう。

今月の目玉は、新書の「蘇我氏の古代」「消えたイングランド王国」。
選書の「メソポタミアとインダスのあいだ」「怪しいものたちの中世」。

|

« 大宮&BOOKOFF | トップページ | クラムボン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182335/62776198

この記事へのトラックバック一覧です: 12月の新刊:

« 大宮&BOOKOFF | トップページ | クラムボン »