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2014年11月28日 (金)

報知映画賞決定

報知映画賞が決定しました。

『0.5ミリ』が作品賞とは予想外の結果でした。

作品賞・邦画:『0.5ミリ』安藤桃子
監督賞:小泉尭史『蜩ノ記』
主演男優賞:岡田准一『永遠の0
主演女優賞:宮沢りえ『紙の月』
助演男優賞:津川雅彦『0.5ミリ』
助演女優賞:大島優子『紙の月』
新人賞:小松菜奈『渇き。
     :登坂広臣『ホットロード』
     :西田征史『小野寺の弟・小野寺の姉』
作品賞・海外:『ジャージー・ボーイズ』クリント・イーストウッド
特別賞:『アナと雪の女王
    :高倉健

想像通りだったのは宮沢りえぐらいでしょうか。


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図書館で1冊&追悼 松本健一

銀行やらJAであちこち振り込んだり、夕食の買い物をしたりしながらついでに図書館に寄る。
予約していた1冊を受け取る・
ユートピアの歴史」。
以前から気になっていた本。
私も、ユートピア思想、ユートピア文学には興味があり“日本語で読むユートピア”というページを作っていますので、リストをより充実させるためにも巻末の参考文献を活用しようかと思っています。
とくに、訳者による補充参考文献(本文で言及されていながら註にも参考文献にも挙がっていない邦訳文献)がすばらしい。私のような怠惰な読者には嬉しい限りです。
これは本来買うべき本なのかもしれません。

評論家の松本健一氏が亡くなりました。
戦前の右翼研究で知られています。
雰囲気としては新左翼経由という感じがしますが、プロフィールは知りません。
手元にある著書は「近代アジア精神史の試み」だけです。

合掌

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2014年11月27日 (木)

追悼 ジョニー大倉

元キャロルのギタリストジョニー大倉が亡くなりました。
といってもキャロルそのものに当時も今もあまり興味がありません。
いや、いい曲もあるんだけど、結局私はロックな人間じゃないので、あの手のツッパリ、ヤンキー系文化に馴染めないでしょうね。
ま、それはともかく、ジョニー大倉は俳優としても活躍しています。
劇場映画には31本出演しています。
ビデオ映画に多数出て、劇場用かどうか判然としていない作品もありますので本数については資料によって異同があるかと思います。
そのうち私が観ているのは以下の16本。
『異邦人の河』
総長の首
遠雷
悪魔の部屋
戦場のメリークリスマス
愛情物語
チ・ン・ピ・ラ
CHECKERS in TAN TAN たぬき
野蛮人のように
魔性の香り
キャバレー
ハワイアン・ドリーム
『塀の中のプレイ・ボール』
3-4x10月
『ふたりだけのアイランド』
ハロー張りネズミ

80年代がほとんどです。それ以降はヤクザ映画専門になってしまった気がします。
私の年間ベストテンに入っているのは『遠雷』(81年3位)と『チ・ン・ピ・ラ』(84年8位)、『野蛮人のように』(85年9位)の3作。とくに『遠雷』の破滅する友人役は印象的でした。

合掌


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2014年11月24日 (月)

誕生日プレゼント

仕事用の靴がヘタって来たので、買い換えることに。
妻が、ちょっと遅れた誕生日プレゼントにというので、
練馬の靴流通センターで軽くて防水機能のついたものを購入する。
ありがとう。

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2014年11月23日 (日)

図書館で2冊

買い物に出かけたついでに図書館で予約していた
「棲み分け」の世界史―欧米はなぜ覇権を握ったのか
未来の社会学
の2冊を受け取る。

「「棲み分け」…」は、ヨーロッパが覇権を握った原因を封建制に基づく人口分散に求める読み解こうというもの。
巻末には膨大な参考文献が付されています。もちろん学術書も多いのですけれどが、私でも読まないようなお手軽な書物も並んでいて、いささか心配になってきます。
ちなみに、そのうち手元にあるのは「西洋中世の罪と罰」「十二世紀ルネサンス」「生き残った帝国ビザンティン」「ピープス氏の秘められた日記」「ゾロアスターの神秘思想」「都市フランクフルトの歴史」「講座東洋思想〈5〉〈6〉」「「欲望」と資本主義」「都市の文明イスラーム」「オスマン帝国」「ことばと国家」「時計の社会史」「宗祖ゾロアスター」「共同幻想論」「向う岸からの世界史」「想像の共同体」「オリエンタリズム」「ブッダのことば―スッタニパータ」「歴史」「ヨーロッパとは何か」「中世の知識人」。

「未来の社会学」は、「未来」をどのように取り扱ってきたかを俯瞰しようという試み。
参考文献はリストアップされていないけれど、巻末の註に取り上げられている書籍のうち我が家の本棚にあるものをみると、「宗教生活の原初形態」「未来の歴史」「地図の想像力」「進歩の発明」「原始文化」「人種と歴史」「2001年宇宙の旅」「想像の共同体」「近代の哲学的ディスクルス」「未来予測の幻想」「博覧会の政治学」。

この2冊、参考文献を眺めていてもどこかで通じるものがありそうな気配。

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2014年11月21日 (金)

日刊スポーツ映画大賞ノミネート決定

日刊スポーツ映画大賞のノミネートが決定しました。
この前の報知のノミネートと合わせると今年の傾向が見えてきそうです。
と思ったけれど、報知で予想した『私の男』も『紙の月』も作品賞にありません。

作品賞ノミネート
永遠の0』監督:山崎貴、主演:岡田准一
『柘榴坂の仇討』監督:若松節朗、主演:中井貴一
そこのみにて光輝く』監督:呉美保、主演:綾野剛
小さいおうち』監督:山田洋次、主演:松たか子
ぼくたちの家族』監督:石井裕也、主演:妻夫木聡

監督賞ノミネート
石井裕也『ぼくたちの家族』
呉美保『そこのみにて光輝く』
熊切和嘉『私の男
山崎貴『永遠の0』『STAND BY ME ドラえもん』
山田洋次『小さいおうち』
若松節朗『柘榴坂の仇討』

石原裕次郎賞ノミネート
『永遠の0』監督:山崎貴、主演:岡田准一
『思い出のマーニー』監督:米林宏昌、主演:高月彩良(声)
『小さいおうち』監督:山田洋次、主演:松たか子
『ふしぎな岬の物語』監督:成島出、主演:吉永小百合
るろうに剣心』監督:大友啓史、主演:佐藤健

主演男優賞ノミネート
浅野忠信『私の男』
綾野剛『そこのみにて光輝く』
岡田准一『永遠の0』
佐藤健『るろうに剣心』
役所広司『蜩ノ記』『渇き。

主演女優賞ノミネート
安藤サクラ『0.5ミリ』
池脇千鶴『そこのみにて光輝く』
二階堂ふみ『私の男』『ほとりの朔子
松たか子『小さいおうち』
宮沢りえ『紙の月』

助演男優賞ノミネート
阿部寛『柘榴坂の仇討』『ふしぎな岬の物語』
綾野剛『白ゆき姫殺人事件』『ルパン三世』『闇金ウシジマくんPart2
池松壮亮『紙の月』『ぼくたちの家族』『海を感じる時』『愛の渦』『春を背負って』他
笑福亭鶴瓶『ふしぎな岬の物語』
藤竜也『柘榴坂の仇討』『私の男』『サクラサク

助演女優賞ノミネート
池脇千鶴『神様のカルテ2
黒木華『小さいおうち』『銀の匙 Silver Spoon
竹内結子『ふしぎな岬の物語』
二階堂ふみ『渇き。』『日々ロック』
広末涼子『柘榴坂の仇討』『想いのこし』

新人賞ノミネート
門脇麦『愛の渦』『闇金ウシジマ君 Part2』『シャンティデイズ365日、幸せな呼吸』
上白石萌音『舞妓はレディ』
小松菜奈『渇き。』『近キョリ恋愛』
能年玲奈『ホットロード』
吉永淳『2つ目の窓』『わたしのハワイの歩きかた』他

外国作品賞ノミネート
アデル、ブルーは熱い色』(仏)監督:アブデラティフ・ケシシュ
アナと雪の女王』(米)監督:クリス・バック、 ジェニファー・リー
ゼロ・グラビティ』(英・米)監督:アルフォンソ・キュアロン
チョコレートドーナツ』(米)監督:トラビス・ファイン
ブルージャスミン』(米)監督:ウディ・アレン

予想すると
作品賞は『ぼくたちの家族』か『そこのみにて輝く』
監督賞は『そこのみにて輝く』の呉美保
石原裕次郎賞は『永遠の0』
主演男優は綾野剛
主演女優は宮沢りえか池脇千鶴
助演男優は阿部寛
助演女優は黒木華
新人賞は門脇麦か上白石萌音
でどうでしょう。

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2014年11月20日 (木)

国会図書館

昨日が休館日だったので一日ずらして国会図書館に行く。
求めていた雑誌が収蔵されておらず必要な資料が見つからなかったけれど、想定外の資料が見つかってプラマイゼロというところですか。
ただし、音楽資料には抜けが多く、こちらはやや致命的。参った。
午後早くに切り上げて帰ろうとしたらもう雨。
予想以上に強くなって富士見台駅前の108円ショップで傘を買う羽目に。

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2014年11月19日 (水)

図書館で4冊

子供たちと買い物に行ったついでに、図書館で予約していた
江戸名所図屏風を読む
江戸時代の医師修業: 学問・学統・遊学
地方官人たちの古代史: 律令国家を支えた人びと
フランクフルト学派 -ホルクハイマー、アドルノから21世紀の「批判理論」へ
の4冊を受け取る。
「江戸名所図屏風を読む」は、日本史における図像解読の第一人者黒田日出男による新作。
参考文献で我が家にあるのは「東京の空間人類学」。
ちなみに氏の著書では「謎解き洛中洛外図」「龍の棲む日本」がある。
「江戸時代の医師修行」は、一次資料に基づいて江戸時代の医師の教育環境について論じたもの。
参考文献に挙げられている書籍はうちには残念ながら一点もありません。関係ありそうなのは「日本教育文化史」ぐらい。
「地方官人たちの古代史」は、奈良時代の郡司制度について。
参考文献でうちにあるのは「古代農民忍羽を訪ねて」のみ。
「フランクフルト学派」は、学派の誕生から現代までの流れを、ホルクハイマー、フロム、ベンヤミン、アドルノ、ハーバマスを中心に描いています。
参考文献では「啓蒙の弁証法」「近代の哲学的ディスクルス」ぐらいですけれど、フランクフルト学派関連では、「戦後ドイツ―その知的歴史」をはじめ個々の思想家についても、「ベンヤミンの「問い」」「ヴァルター・ベンヤミン―近代の星座」「アドルノ 」「ユルゲン・ハーバマス」などの解説書があります。

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新作2本

近所のレンタルショップで2本。
百瀬、こっちを向いて。
昔々、アナトリアで
妙な2本立てです。

『百瀬、…』は、元モモクロの(といってもその頃は知りませんけど)早見あかりさん主演。TVの"すべてはFになる"にも重要な役で出ています。ちょっとひねったラブストーリーらしいです。>いいねえ。

『昔々、…』は、知らないで借りたら未公開映画なんだって。ちょっと損した気分。でも、カンヌだし、なんか良さそうな雰囲気で借りたんだから、その勘を信じてみましょう。>参った。たぶん民族浄化とかその辺がバックボーンにあるのだろうけれどいかんせん話が動かない。降参です。


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2014年11月18日 (火)

追悼 高倉健

高倉健が亡くなった。

生涯206本の映画に出演していたそうです。
私が観ている作品はそのうち29本。大体1/7ですね。
彼が最も映画に出てかつ人気のあった60年代の作品をほとんど観ていないんですからそんなもんです。

ジャコ萬と鉄
暗黒街大通り
狼と豚と人間
飢餓海峡
網走番外地
昭和残侠伝 唐獅子牡丹
緋牡丹博徒
人生劇場 飛車角と吉良常
日本暗殺秘録
山口組三代目
三代目襲名
無宿
新幹線大爆破
君よ憤怒の河を渉れ
八甲田山
幸福の黄色いハンカチ
冬の華
野性の証明
遥かなる山の呼び声
駅 STATION
刑事物語
海峡
南極物語
南極物語
居酒屋兆治
夜叉
海へ-See You-
あ・うん
四十七人の刺客
鉄道員

このうち私の年間ベストテンに入っているのは『新幹線大爆破』(75年の10位)だけ。
他には『無宿』『野性の証明』も好きです。
ようするに私は高倉健の魅力が分かっていないということですね。

合掌

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2014年11月14日 (金)

報知映画賞ノミネート

報知映画賞のノミネートが発表されました
毎年のことながらとにかく数が多いので報知のページを観てください

このうち4部門でノミネートされているのが、
『小野寺の弟・小野寺の姉』
『紙の月』
渇き。
『近キョリ恋愛』
『柘榴坂の仇討』
『そこのみにて光暉く』
小さいおうち
『蜩ノ記』
『ぼくたちの家族』
5部門でノミネートされているのが
白ゆき姫殺人事件
『舞妓はレディ』
『るろうに剣心 京都大火篇』
『るろうに剣心 伝説の最期篇』
私の男

『紙の月』『私の男』の争いかなあ。
『舞妓はレディ』や『小さいおうち』はこの監督じゃ標準作だろうし、『ぼくたちの家族』や『そこのみにて光暉く』じゃ報知向きじゃないかも。

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2014年11月11日 (火)

『スイートプールサイド』

DVDのレンタルポイントがたまったので『スイートプールサイド』を借りる。
どう考えてもキワモノっぽい。でも主演の刈谷さんが可愛いから楽しみ。>脱力系のコメディと思いきや歪んだラブストーリーでした。たとえば「月光の囁き」や「バタアシ金魚」みたいな感じ。なかなか悪くない。そこそこエロいし。いやもっとエロくても良かったんだけれど。刈谷さんやっぱり可愛いから許しちゃいましょう。ただし、男の子たちの悪ふざけみたいな描写はあんまし好きじゃなかった。

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2014年11月 6日 (木)

中央公論新社11月の新刊

今月も発表の遅れていた中央公論新社の11月新刊を紹介しましょう。

◎中公新書「明治維新と幕臣 - 「ノンキャリア」の底力」門松秀樹
維新後、旧幕臣たちがどう活躍したか。
山口昌男が論じたのが有名で、うちにはNHKのテキスト「「知」の自由人たち」があります。
ほかにも「工手学校」あたりも本書に通じているはずです。

◎中公新書「天災から日本史を読みなおす - 先人に学ぶ防災」磯田道史
我が家の蔵書では「地震と噴火の日本史」が近いでしょう。

◎中公新書「教養としての宗教入門 - 基礎から学べる信仰と文化」中村圭志
いちおう宗教学を学んできましたのでそれなりに本は読んでいますがあまりいい入門書には出会ったことはありません。
エリアーデの「大地・農耕・女性」「生と再生」のほか「シャーマニズム」とか「葬制の起源」のような宗教人類学が理解しやすかった気がします。

◎中公文庫「日本改造法案大綱」北 一輝
◎中公文庫「大東亜戦争肯定論」林 房雄
なぜか今月の中公文庫は右翼です。

新書の3冊はどれも読んでみたい。

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2014年11月 4日 (火)

新作2本

新作2本
ぼっちゃん』と『ブルージャスミン
『ぼっちゃん』は間違っても私の好きな映画ではないでしょう。でも気になる作品ではあります。>やっぱりだめだなあ。まあ、私だって大差ないダメ人間ではあるのですけれど、結局人殺しだもんなあ。
『ブルージャスミン』は、最近好調のウディ・アレンです。>ヒロインは過去の贅沢な生活を忘れることの出来ずに、転がり込んだ妹の生活を軽蔑しながら自分では何も出来ずに、妄想の世界へと落ち込んでいく。まあ、そんな話なのだけれど、それにしては彼女の周りの人たちに共感できるかというとそうでもない。彼女のずれっぷりを笑えるかというとそうでもない。むしろダメ人間のはずの彼女に共感してしまう。そのへんの微妙なさじ加減がウディ・アレンの真骨頂なのでしょう。

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2014年11月 3日 (月)

11月の新刊

11月新刊

◎岩波新書「グローバル経済史入門」杉山伸也
グローバル経済史というとウォーラースティンあたりが思い浮かびます。
最近流行のなぜヨーロッパだけに産業革命が起こったかみたいな話なのでしょうか。
同じ著者のものでは「明治維新とイギリス商人」。

◎岩波ジュニア新書「人とミルクの1万年」平田昌弘
食物史は面白いに決まっています。
たしか「食と文化の謎」にもミルクの話が載っていたはず。

◎講談社現代新書「昭和陸軍全史 2 日中戦争」川田 稔
陸軍史というわけではないけれど、日中戦争については「日中戦争」「日中十五年戦争史」「日中アヘン戦争」を持っています。

◎講談社現代新書「闘うための哲学書」小川仁志/萱野稔人
タイトルは刺激的だけど22冊の著名な哲学書の紹介だそうです。
薄味っぽい気がしますがどうなんでしょう。

◎講談社ブルーバックス「「進撃の巨人」と解剖学 その筋肉はいかに描かれたか」布施英利
デッサンの怪しい「進撃の巨人」がテーマですか。
どう料理するのでしょう。

◎ちくま新書「幕末史」佐々木 克
幕末関連書はけっこう読んでいますけど、新書で通史というのはどうなんでしょう。
目次をみると第1章が"屈辱の出発"。著者のたち位置は知りませんがこれだけで読むのをためらってしまいます。

◎ちくま新書「古代インドの思想: 自然・文明・宗教」山下博司
うちの蔵書では「インド文明の曙」が近そうで、「ヒンドゥー教」でも触れています。

◎ちくま新書「日本思想全史」清水正之
新書で全史とは大きく振りかぶったものです。
うちの蔵書では「日本の思想文化」「日本文化の歴史」あたりが近いのでしょうか。

◎平凡社新書「戦国武将と連歌師: 乱世のインテリジェンス」綿抜豊昭
戦国武将」に連歌師について触れています。

◎平凡社新書「大仏はなぜこれほど巨大なのか: 権力者たちの宗教建築」武澤秀一
別に大仏がテーマではなく巨大建築と権力者という世界的なテーマ。
風景の現象学」「大聖堂のコスモロジー」「酒池肉林」あたりがかすっているのかも。

◎新潮新書「西田幾多郎 無私の思想と日本人」佐伯啓思
西田幾多郎はまったく歯が立ちません。

◎文庫クセジュ「セクトの宗教社会学」ナタリ・リュカ
ウェーバーを思わせるタイトルですが、もっとジャーナリスティックな視点のような気もします。

◎岩波現代文庫「『涅槃経』を読む」高崎直道
大乗経典を読む」に涅槃経も紹介されています。

◎ちくま学芸文庫「悪魔と裏切者: ルソーとヒューム」山崎正一、串田 孫一
保守主義者による啓蒙批判というよりおちょくりですね。

◎ちくま学芸文庫「工場日記」シモーヌ・ヴェイユ
ぐうたらな私には縁のなかった思想家です。

◎ちくま学芸文庫「官能美術史: ヌードが語る名画の謎」池上英洋
美術には疎いんですけど、面白そう。上の「「進撃の巨人」…」とも関わりがあるのかも。

◎講談社学術文庫「三国志演義 (三)」井波律子(訳)
先月の続き。

◎講談社学術文庫「マッハとニーチェ 世紀転換期思想史」木田 元
マッハについてはどこかで読んだ記憶がかすかにある程度です。
著者の著作では「現象学」「ハイデガーの思想」が手元にあります。

◎講談社学術文庫「東北学/もうひとつの東北」赤坂憲雄
赤坂氏の著作は8冊ほど持っていますがこれは未読です。

◎角川文庫ソフィア「増補「徒然草」の歴史学」五味文彦
徒然草については「徒然草を読む」があります。
五味氏の著作では「中世のことばと絵」「藤原定家の時代」「絵巻で読む中世」「源義経」を持っています。
どれも読ませる内容で、これも読んでおきたい。

◎角川文庫ソフィア「日本の民俗 暮らしと生業」芳賀日出男
◎角川文庫ソフィア「日本の民俗 祭りと芸能」芳賀日出男
写真家として、日本のみならず世界の祭りや民俗芸能の取材を続ける第一人者、だそうです。
民俗学関連もそこそこ読んでいるのですが、なぜか宮本常一には手を出していませんので私とは興味が違うかもしれません。

◎角川文庫ソフィア「武士の絵日記 幕末の暮らしと住まいの風景」大岡敏昭
忍藩の下級武士の日常生活。「元禄御畳奉行の日記」とか「長崎聞役日記」とかうちにある日記系も面白いのですが、これは絵日記。いっそう楽しみな一冊です。

◎河出文庫「隠された神々: 古代信仰と陰陽五行」吉野裕子
日本古代における陰陽五行思想を解明した画期的な論考の文庫化。
我が家にある「ダルマの民俗学」「神々の誕生」はそこから派生されたもの。

◎平凡社ライブラリー「貧困の哲学 下」ピエール=ジョゼフ・プルードン
先月の続き

◎講談社選書メチエ「〈階級〉の日本近代史 政治的平等と社会的不平等」坂野潤治
同じ著者のものでは「明治デモクラシー」があります。

◎講談社選書メチエ「海洋帝国興隆史 ヨーロッパ・海・近代世界システム 」玉木俊明
好きなテーマです。
本棚をさっと眺めただけでも
近代世界システム」「大航海時代」「東インド会社
海の世界史」「文明の海洋史観」「世界史をつくった海賊
略奪の海カリブ」「大航海時代へのイベリア
あたりが飛び込んできます。

◎筑摩選書「映画とは何か: フランス映画思想史」三浦哲哉
映画は観ている方ですし本もすきなのですが、なぜか映画についての本を読む気にはなれません。
関係しそうなのは古い本ですが「ヌーベルバーグ以後」ぐらいでしょうか。

◎筑摩選書「マルクスを読みなおす」徳川家広
マルクスは何度も何度も読み直され続けているようです。
うちにも「マルクスその可能性の中心 」とか「今こそマルクスを読み返す」などがあります。

◎角川選書「日本の古代道路 道路は社会をどう変えたのか」近江俊秀
以前にNHKで古代の道路についての番組を見たことがありましたが、なかなか興味深いものでした。
うちにそのものズバリはありませんが、道路が出てくるのは「古地図からみた古代日本」「古代農民忍羽を訪ねて」「木簡が語る日本の古代 」ぐらいでしょうか。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「墓と葬送のゆくえ」森 謙二
同じ著者の「墓と葬送の社会史」が本棚にあります。同じテーマなのでしょう。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「古代の女性官僚: 女官の出世・結婚・引退」伊集院葉子
時代はややずれますが「中世に生きる女たち」にも女官たちが描かれています。

今月の目玉は
新書の「グローバル経済史入門」「人とミルクの1万年」「「進撃の巨人」と解剖学」
文庫なら「武士の絵日記」「増補『徒然草』の歴史学」
選書の「海洋帝国興隆史」
けっこういいのが揃ったかもしれません。

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