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2014年10月27日 (月)

中野で星村麻衣

久しぶりに妻とふたりでのんびり中野を散策。
セントラルパークでハイチ料理の弁当を食べ、ブロードウェーをブラブラ。
そのあと公園に戻って、芝生でローソンのアイスコーヒーを飲みながら小さい子供たちが遊んでいるのを眺めていました。
気候も最適で休日らしい一日でした。

ブロードウェーをブラブラしたときに中古屋の200円の棚にあったのが
MY LIFE』星村麻衣

Hoshimura_mai_mylife

10枚目のシングル「桜日和」から14枚目の「ひかり」までSME時代のすべてのシングルが収録されています。
私は11枚目の「瞬間、ストロボ。」が気になっていたので買ってしまいました。
彼女のシングルは「EVERY」を1枚持っています。
今はインディーズで活動しているみたいです。なんかこの前買った榎本くるみと似た感じですね。


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2014年10月26日 (日)

日本一早い映画賞2題

ちょっと遅くなりましたが
日本一速い映画賞として知られる(?)
ふたつの映画賞が発表になっていました。

第38回山路ふみ子映画賞
▽映画賞=小泉堯史監督「蜩ノ記」
▽映画功労賞=富司純子(「舞妓はレディ」など)
▽文化賞=周防正行(「舞妓はレディ」)
▽福祉賞=石井裕也(「ぼくたちの家族」)
▽女優賞=宮沢りえ(「紙の月」)
▽新人女優賞=上白石萌音(「舞妓はレディ」)
▽文化財団特別賞=長山藍子(「朽ちた手押し車」など)

第6回 TAMA映画賞
◎最優秀作品賞
『野のなななのか』大林宣彦監督
『ぼくたちの家族』石井裕也監督
◎最優秀男優賞
妻夫木聡(ぼくたちの家族、清須会議ジャッジ! 小さいおうち渇き。、STAND BY ME ドラえもん、舞妓はレディ)
大泉洋(青天の霹靂、清須会議)
◎最優秀女優賞
二階堂ふみ(私の男、ほとりの朔子、渇き。、四十九日のレシピ
池脇千鶴(そこのみにて光輝く、潔く柔くくじけないで神様のカルテ2
◎最優秀新進監督賞
劇団ひとり監督(青天の霹靂)
坂本あゆみ監督(FORMA)
◎最優秀新進男優賞
菅田将暉(そこのみにて光輝く男子高校生の日常陽だまりの彼女闇金ウシジマくんPart2
太賀(ほとりの朔子、男子高校生の日常、人狼ゲーム、MONSTERZ モンスターズ、私の男、スイートプールサイド
◎最優秀新進女優賞
能年玲奈(ホットロード)
門脇麦(愛の渦、闇金ウシジマくん Part2)
◎特別賞
『祖谷物語 ~おくのひと~』蔦哲一朗監督及びスタッフ・キャスト一同

両賞に登場するのは『ぼくたちの家族』だけです。きっといい映画なのでしょう期待大です。
あと『紙の月』は公開前です。いくら日本一早い映画賞だからって先取りしすぎじゃないでしょうか。

ちなみに、私が観ているのは
『ジャッジ!』『小さいおうち』『四十九日のレシピ』
『陽だまりの彼女』『愛の渦』だけ。逆に遅すぎ。


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2014年10月19日 (日)

図書館で6冊

貫井図書館で予約していた6冊を受け取る。
新書が4冊
二〇世紀の歴史
〈運ぶヒト〉の人類学
ヴァロワ朝 フランス王朝史2
一遍と時衆の謎: 時宗史を読み解く
ハードカバーが2冊
博物誌―世界を写すイメージの歴史
夢想と身体の人間博物誌: 綺想と現実の東洋

「二〇世紀の歴史」は、20世紀を帝国主義の時代と捉え、その始まりの1870年からその終結を見る1990年(ソ連をロシア帝国の後継帝国と捉えてその崩壊)までを長い20世紀として叙述しようというもの。
参考文献のうちで手元にあるのは「新書アフリカ史」だけ。
ほかに大英帝国や第三帝国関連、日中戦争関連など雑多には読んではいますけど。

「〈運ぶヒト〉の人類学」は、老大家による気ままな思いつきだけのような。
参考文献といって自著を数冊並べる有様。
スカスカの内容でしかもわずか180ページ足らず。これで720円はひどい。

「ヴァロワ朝 」
14世紀の百年戦争から始まり、16世紀の宗教戦争まで続くフランスの王朝史。
参考文献であるのは「英仏百年戦争」と「カール五世」。
同時代の叙述では「ノストラダムスの生涯」「フランス・ルネサンスの人々」ぐらいかな。

「一遍と時衆の謎」
著者はうちにも「フーコー―知と権力」「ことばを失った若者たち」と2冊の著書がある社会学者にして時宗の僧侶。
そのせいもあるのでしょうが、時宗評価を変えようという護教的な意図を匂わせているのと、全体としての論旨が散漫なのはせっかくの題材を目の前にしながら惜しいことでした。
我が家の書棚では「日本思想大系〈10〉法然・一遍」「無縁・公界・楽」「寺社勢力」「鎌倉新仏教の誕生」「異人論序説」あたりが関係しているんでしょう。

「博物誌」は、博物画の歴史。
日本にはもちろん荒俣宏という怪物がいます。
目玉と脳の大冒険」「図鑑の博物誌」あたりが似たテーマなのでしょう。

「夢想と身体の人間博物誌」は、中国の夢のイメージをつづったものらしいです。
うちにある類書では、「ひょうたん漫遊録」「桃花源とユートピア」「不老不死」あたりでしょうか。

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2014年10月18日 (土)

追悼 中川安奈

女優の中川安奈さんが亡くなりました。
まだ49歳でした。

KINENOTOによると彼女が出演した映画は15本。
そのうち7本を観ています。
敦煌
Aサインデイズ
ボクが病気になった理由
ゴジラvsキングギドラ
『ふたりだけのアイランド』
キャンプで逢いましょう
CURE キュア

このうち黒沢清のサイコホラー『CURE』が私のベストテンの98年度7位だし、沖縄の女性ロッカーを熱演した『Aサインデイズ』もお気に入りです。オムニバス『ボクが病気になった理由』でも彼女のパートが最高でした。
活動の主体が舞台ですので、映画出演はさほど多くなく最近観ていませんでしたが、眼光の鋭い印象的な女優さんでした。
まだ若くご本人もさぞ無念だったでしょう。

合掌

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2014年10月15日 (水)

新作2本

近所のレンタルショップで新作2本。
銀の匙 Silver Spoon
チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像

『銀の匙』は、北海道の農業高校を舞台にしたコミックが原作。吉田監督だからきっと面白いでしょう。>吉田監督らしい感情のずれみたいなのが薄れて、普通の学園映画みたいです。もちろん普通の学園映画が嫌いなわけではないのですが、それにしては薄味。都会育ちの軟弱少年が鍛えられるにしては、あまり苦労してる風でないし、酪農経営の厳しさもどこかで見た風ではあるし、もうひといき何かが欲しいです。そんななかで、以前にもばんえい競馬の映画に出ていた吹石さんがひとり異彩をはなっていました。黒木さんは異彩を放ちすぎて、いささか可哀想でしたが。
『チーム・バチスタFINAL』は、シリーズ第3作。いささか新鮮味はないですがどうでしょう。>どうでしょう。サスペンス要素が薄く、主人公コンビの活躍もそれほどでもないのが致命的でしょう。それに、桐谷さんにこの作品を引っ張るあの役は無理だったのかもしれません。

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2014年10月10日 (金)

久々にBOOKOFFでCD3W

徹夜明けで朝飯も食わずに健康診断を受ける。
おまけにレントゲンで待たされて、待合室でウトウト。
すっかり疲れたので、帰りの駅前でヤケになって開いたばかりのBOOKOFFに入って久々にCD棚を物色してみました。
購入したのは
Enomoto_kurumi_notebook2_3
NOTEBOOK2~冒険ノート中~』榎本くるみ

Kojima__mayumi_sweetheart_of_pablo
パブロの恋人』小島麻由美

Yumyumorange_jelly_beans_2
Jelly Beans』Yum! Yum! ORANGE
の3W。

『NOTEBOOKⅡ』は、シングル5曲が収録されているセカンドアルバム。「夕陽が丘」を聴きたくて購入したもの。
ファースト『NOTEBOOK Ⅰ』は図書館から借りて録音しています。硬質の声の生真面目そうなシンガー&ソングライターです。メジャーデビューから3年間で9枚のシングルとアルバム3枚をリリースして、もとのインディーズ活動に。実際は分かりませんが、才能を喰い散らかされただけという印象は否めません。逆に言えば、喰い散らかされても生き残るだけの才能がなければダメだということでもありますけれど。
『パブロの恋人』は収録されているシングル曲は持っていたんだけど、小島麻由美はお気に入りなので安さに惹かれてついつい。このタイトル、なんかパブロフの犬を連想して時々パブロフの恋人と言ってしまいます。小島さんは他にシングル5枚とアルバム1枚。おしゃれなんだけどどこか下世話な感じがしてそこがまたいいんですね。大好きなシンガーのひとりです。
『Jelly Beans』は今回いちばんの収穫。前から「Brand New Day」を探していたのですが、シングルCDはなかなか見つからなかったのに、アルバムに出会えるとはラッキーでした。

最近いいのが見つからなくて、すっかりあきらめていたんですけれど、やっぱり時折CD棚も覗いていたほうがいいですね。

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2014年10月 6日 (月)

TSUTAYAで2本

久しぶりに石神井公園駅前のTSUTAYAで2本。

シャニダールの花』と『カミハテ商店』。
『シャニダールの花』は、TSUTAYAだけでレンタルしているんですね。どうりで近所に置いてないはずです。
なんか似てると思ったら『クロエ』と同じ原作がもとになっているんですね。一般的評価はさほどじゃないみたいですが、石井監督のファンタスティックSF、期待大です。>うん。きれいな女優さんがきれいに撮れているというだけで納得です。白を基調にした硬質な映像のなか、黒木華さんはじめ、刈谷友衣子さん、伊藤歩さん、山下リオさんみんな固い表情でそこが逆に色っぽかったりします。もちろん説明不足でストーリーが分かりにくいとか、不満はあるのですが、たぶんそんなことは最初から意図されたものなのでしょう。
『カミハテ商店』は、おととしの作品です。やっとDVD化されたんですが、高橋恵子さん頼りというのではいささか心もとない気もします。>もしかすると吉永小百合の新作と似ているのかもしれませんが、なんせ地味すぎました。いろんな要素はあるはずのなのに、どうしてなんでしょうね。上と比べると映像の力の差のような気がします。

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中公新書&文庫10月の新刊から

中央公論新社10月の新刊から気になった新書と文庫を紹介します。

◎中公新書「吉田松陰とその家族-兄を信じた妹たち」一坂太郎
またしても大河関連書籍。

◎中公新書「フランクフルト学派 -ホルクハイマー、アドルノから21世紀の「批判理論」へ」細見和之
1980年代現代思想盛んなりし頃、時代遅れの啓蒙主義者の私は、脱構築派の空中戦よりは今村哲司や三島憲二の議論の方向性のほうが(理解していたのかどうかはともかくとして)性に合っていました。それは多分彼等がフランクフルト学派に親和性があったからでしょう。
フランクフルト学派の著作としては、「暴力批判論」「啓蒙の弁証法」「近代の哲学的ディスクルス」があり、
人物の解説としては「ヴァルター・ベンヤミン」「ベンヤミンの「問い」」「アドルノ」「ユルゲン・ハーバマス」があります。
現代思想のなかでの位置づけは「世紀末を越える思想」「戦後ドイツ―その知的歴史」「現代思想のキイ・ワード」あたりに出てきます。

◎中公文庫「評伝 北一輝 - IV 二・二六事件へ」松本健一
先月の続き。

◎中公文庫「人民の戦争・人民の軍隊 - ヴェトナム人民軍の戦略・戦術」ヴォー・グエン・ザップ
インドシナ戦争については「東南アジアの歴史」に触れてある程度。
人民戦争については「軍事思想史入門 ~近代西洋と中国~」、ホー・チ・ミンについては「近代アジア精神史の試み」に若干。

◎中公文庫「抗日遊撃戦争論」毛沢東
毛沢東の著作では「毛沢東語録」。
抗日戦争については「毛沢東五つの戦争」のほか上の「軍事思想史入門」にも。

◎中公文庫「吉田茂とその時代(上)(下)」ジョン・ダワー
多分読まないでしょうけど。

◎中公文庫「「アメリカニズム」の終焉」佐伯啓思
近年ますます保守が高じている著者ではありますが、「隠された思考」「「欲望」と資本主義」と2冊も持っています。
著者の主張の実現の難しいところは、産経新聞を始めとする氏の保守主義の理解者の多くが親米の保守党を支持しているというところにあるのでしょう。

「フランクフルト学派」は要チェックです。
面白く書けてあればいいのですが。

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2014年10月 3日 (金)

図書館で1冊

中村橋に買い物に行ったついでに図書館で予約していた1冊を受け取る。
マックス・ウェーバーを読む
私たち世代は、知ったかぶりでウェーバーを語り、マルクスを語り、ヘーゲルを語ったわけだが、歴史から隔絶した今の学生にそれを望むべくもありません。とするならば今ウェーバーを読む意味みたいなものが少々でも見出せれば成功なんでしょう。
ちなみにうちにあるウェーバーは
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
宗教社会学論選
アジア宗教の基本的性格
アジア宗教の救済理論―ヒンドゥー教・ジャイナ教・原始仏教
の4冊で宗教社会学だけです。「ウェーバー宗教社会学の世界」なんていうのもあります。
概説書としては「マックス・ヴェーバー入門」ぐらいです。


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2014年10月 1日 (水)

10月新刊

10月新刊から気になる新書・文庫・選書をピックアップ。私の蔵書とリンクさせて紹介します。

◎岩波新書「高野山」松長有慶
同じ著者の「密教」は持っています。
高野山については「日本魔界案内」にも。

◎講談社ブルーバックス「川はどうしてできるのか」藤岡換太郎
類書は持っていませんが、地学も面白そうです。

◎ちくま新書「織田信長」神田千里
うちにもいくつか関連書はありますが、信長ものの人気は衰えません。

◎ちくま新書「東京都市計画の遺産: 防災・復興・オリンピック」越澤 明
蔵書では「東京の都市計画」「皇紀・万博・オリンピック」あたりがタイトル的にも似ています。

◎平凡社新書「森と日本人の1500年」田中淳夫
1500年ってどういう区切りでしたっけ?それはともかく、「風土の日本」「森と文明の物語」「森林理想郷を求めて」あたりが関連しているのでしょうか。へんな日本賛美じゃなければいいのですが。

◎平凡社新書「イザベラ・バードと日本の旅」金坂清則
イザベラ・バードの日本紀行」ならあります。

◎岩波文庫「快楽について」ロレンツォ・ヴァッラ
初期ルネッサンスの人文主義者によるエピクロス的快楽擁護論。
ヴァッラについては「イタリア・ルネサンスの哲学者」に1章がさかれています。
またエピクロスについては「エピクロス 教説と手紙」。

◎岩波現代文庫「丸山眞男を読む」間宮陽介
うちにある丸山真男の著書は「文明論之概略を読む」と共著「日本文化のかくれた形」だけ。
あまり読んではいないということです。
ちなみに、同じ著者のものでは「市場社会の思想史」があります。

◎岩波現代文庫「『維摩経』を読む」長尾雅人
長尾氏のでは「世界の名著〈1〉バラモン教典,原始仏典」の訳と解説があり、
維摩経については「大乗経典を読む」にあります。

◎岩波現代文庫「イエスという経験」大貫 隆
イエスについては「イエスとその時代」が基本的でしょうか。
ほかにも「イエスとは誰か」「人間イエス」「歴史の中のイエス像」などを持っています。

◎ちくま学芸文庫「現代哲学」バートランド・ラッセル
分析哲学はなにが面白いのか引っ掛かりがさっぱり分からないので、高名なラッセルも現代思想の紹介に出てくるぐらいしか知りません。

◎ちくま学芸文庫「梁塵秘抄」植木朝子/訳
いちおうチェックしておきますが、多分手にも取らないと思います。

◎ちくま学芸文庫「解釈としての社会批判」マイケル・ウォルツァー
まったく分からないけどローティとか関連するのなら「哲学の最前線」あたりがかすっているのかも。

◎ちくま学芸文庫「神道」トーマス・カスーリス
アメリカの宗教氏学者による神道論。
我が家の関連書を次代順に並べてみれば
神道の成立」「神々の変貌」「神道の逆襲」「神仏分離」「神々の明治維新」「国家神道」といったところ。

◎講談社学術文庫「三国志演義 (二)」井波律子(訳)
先月の続き。

◎講談社学術文庫「ハイデガー 存在の歴史」高田珠樹
現代思想の冒険者たちシリーズの1冊。このシリーズでは「フーコー」だけがあります。
ハイデガー入門書では「ハイデガーの思想」「ハイデガー」「ハイデガ-入門」。

◎講談社学術文庫「松下村塾」古川 薫
大河もので文庫化。

◎講談社学術文庫「猫の古典文学誌 鈴の音が聞こえる」田中貴子
日本の古典文学に登場する猫たちについてのエッセイ。面白そうではあります。

◎角川ソフィア文庫「廃藩置県近代国家誕生の舞台裏」勝田政治
版籍奉還とともに教科書の必須項目。
うちにあるのでは「文明開化」ぐらい。

◎ハヤカワ文庫「赤の女王 性とヒトの進化」マット・リドレー
進化の話はいくつか読んでいますけど面白いに決まっています。

◎平凡社ライブラリー「貧困の哲学 上」ピエール=ジョゼフ・プルードン
マルクス「哲学の貧困」で批判したアナキスト、プルードンの主著。
彼の思想については「アナキズム〈1〉思想篇」「現代ヨーロッパ社会思想史」に、マルクス主義への影響は「マルクス主義とユートピア」あたりでどうでしょう。全体に古めの本ばかりです。

◎講談社選書メチエ「知の教科書 カバラー」ギラー,ピンカス
歴史としてのカバラーではなく、ユダヤ教的な神秘的実在についての思想としてのカバラーを分かりやすく解説する、とありますから私の興味とは多分異なるのでしょう。
私にとってのカバラは、「錬金術」「ルネサンスの神秘思想」「科学史の逆遠近法」「普遍の鍵」「完全言語の探求」などの歴史的な文脈でのカバラですから。

◎角川選書「陰陽師たちの日本史」斎藤英喜
陰陽師については、「安倍晴明伝説」がメインで「日本の天文学」あたりにも若干触れています。

◎河出ブックス「未来の社会学」若林幹夫
ユートピア小説やサイエンスフィクションが好きですので、当然未来世界の記述も興味があります。
似たようなテーマでは「未来の歴史」「未来予測の幻想」がありますし、軽い読み物では「百年前の二十世紀」なんていうのもあります。
ちなみに著者の著作では「地図の想像力」を持っています。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「江戸時代の医師修業: 学問・学統・遊学」海原 亮
杉田玄白については「日本の名著〈22〉」、ほかにも「江戸人物科学史」「疫病と狐憑き」に江戸時代の医師について触れています。
いろいろ広がりのあるテーマなのですがどこまで面白く読ませてくれるか。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「名前と権力の中世史 室町将軍の朝廷戦略」水野智之
近年解明が進んでいる室町幕府論の一端でしょうか。
うちにある室町将軍関連書は「室町の王権」「源氏と日本国王」ぐらい。


今月の目玉は
新書なら「森と日本人の1500年」、
文庫なら「快楽について」ですが、これぞという決め手に欠けています。
選書の「陰陽師たちの日本史」「未来の社会学」「江戸時代の医師修業」は読みたいものです。
とくに「未来の社会学」は以前なら間違いなく買っていたでしょう。

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