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2014年10月 6日 (月)

中公新書&文庫10月の新刊から

中央公論新社10月の新刊から気になった新書と文庫を紹介します。

◎中公新書「吉田松陰とその家族-兄を信じた妹たち」一坂太郎
またしても大河関連書籍。

◎中公新書「フランクフルト学派 -ホルクハイマー、アドルノから21世紀の「批判理論」へ」細見和之
1980年代現代思想盛んなりし頃、時代遅れの啓蒙主義者の私は、脱構築派の空中戦よりは今村哲司や三島憲二の議論の方向性のほうが(理解していたのかどうかはともかくとして)性に合っていました。それは多分彼等がフランクフルト学派に親和性があったからでしょう。
フランクフルト学派の著作としては、「暴力批判論」「啓蒙の弁証法」「近代の哲学的ディスクルス」があり、
人物の解説としては「ヴァルター・ベンヤミン」「ベンヤミンの「問い」」「アドルノ」「ユルゲン・ハーバマス」があります。
現代思想のなかでの位置づけは「世紀末を越える思想」「戦後ドイツ―その知的歴史」「現代思想のキイ・ワード」あたりに出てきます。

◎中公文庫「評伝 北一輝 - IV 二・二六事件へ」松本健一
先月の続き。

◎中公文庫「人民の戦争・人民の軍隊 - ヴェトナム人民軍の戦略・戦術」ヴォー・グエン・ザップ
インドシナ戦争については「東南アジアの歴史」に触れてある程度。
人民戦争については「軍事思想史入門 ~近代西洋と中国~」、ホー・チ・ミンについては「近代アジア精神史の試み」に若干。

◎中公文庫「抗日遊撃戦争論」毛沢東
毛沢東の著作では「毛沢東語録」。
抗日戦争については「毛沢東五つの戦争」のほか上の「軍事思想史入門」にも。

◎中公文庫「吉田茂とその時代(上)(下)」ジョン・ダワー
多分読まないでしょうけど。

◎中公文庫「「アメリカニズム」の終焉」佐伯啓思
近年ますます保守が高じている著者ではありますが、「隠された思考」「「欲望」と資本主義」と2冊も持っています。
著者の主張の実現の難しいところは、産経新聞を始めとする氏の保守主義の理解者の多くが親米の保守党を支持しているというところにあるのでしょう。

「フランクフルト学派」は要チェックです。
面白く書けてあればいいのですが。

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