図書館で6冊
未明にひと揺れ。びっくりして目が覚めてしまう。
私が開館時間に戻れそうもなかったので、妻に頼んで図書館に予約していた本を受け取ってきてもらう。
「ヘンな日本美術史」
「唐物の文化史――舶来品からみた日本」
「一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教」
「ティムール帝国」
「魔女狩り 西欧の三つの近代化」
「日本語のミッシング・リンク: 江戸と明治の連続・不連続」
「ヘンな…」は、ファンタスティック(?)な日本画でおなじみの山口晃による日本美術の見直しです。
「唐物の…」は、舶来品大好きな日本文化史。豊富な引用文献はうちの本棚にはほとんどヒットしない。それだけに面白そう。
「一神教と国家」は、イスラム学者と売れっ子思想家(?)の対談。お気楽な企画だけどちょっとは気になったので。
「ティムール帝国」は、中央アジアに君臨した英雄とその帝国。
うちのでは「中央アジアの歴史 (新書東洋史 8)」「中央アジア歴史群像
」ぐらいなので、もう少し具体的に知りたいと思って。参考文献がないのは、日本語文献がないってことのなのか。
「魔女狩り」。このなかでは最も私の守備範囲に近い。ただ、目次から見た印象では、やや図式的な近代主義を感じるのだけれどどうだろうか。著者は、魔女狩りそのものよりも魔女についての言説に興味があるようです。
「日本語の…」は、江戸時代の文章から現代の日本語への橋渡しとしての明治期の漢文と口語が混交した文体を取り上げています。
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