図書館で3冊
貫井図書館で予約していた3冊を受け取る。
壬申の内乱
「天武天皇の企て 壬申の乱で解く日本書紀」
「名づけの民俗学」
「魔女とほうきと黒い猫」
「天武天皇の企て」は、壬申の乱そのものについてというよりも、日本書紀の天武紀の記述について批判的に検討したもの。
参考文献のなかでは
「壬申の乱」亀田隆之
「壬申の内乱」北山茂夫
「古事記と日本書紀」神野志隆光
「壬申紀を読む―歴史と文化と言語」西郷信綱
「壬申の乱―天皇誕生の神話と史実」
「壬申の乱」直木孝次郎
がうちにある。
また、著者遠山美都男の著書では、他に「大化改新」「聖徳太子未完の大王
」「天智天皇
」を持っている。
「名づけの民俗学」は、ややお気楽なエッセイ風。ちょっと食いたりない。
「魔女と…」は、魔女をパブリックイメージから読み解くというのはいい狙いとは思うが、急ぎ足過ぎてもうちょっと突っ込んで欲しい。
そのわりに、参考文献が翻訳のあるものまで横文字のみというのは不釣合いな感じ。
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