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2014年3月29日 (土)

花見

新宿御苑でお花見。
まだ早いかと思ったが、来週になると気温が下がるとの予報なので御苑までお花見に行く。
11時過ぎについたがほとんど並ばずに入れる。
ゆったりと場所取りが出来て早々にお弁当タイム。
そのあと(いつかは知らないけど)新装なった植物園を見物したり、日本庭園を散策したり。
外に出ると正門前は長蛇の列。
午前中にきて正解でした。

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2014年3月28日 (金)

図書館で3冊

午前中に大宮によって母親と取り留めのない話をした後帰宅する。

夕方図書館に行って期限の切れた図書の借り換えをして予約していた3冊を受け取る。
黙示録――イメージの源泉」「禁欲のヨーロッパ - 修道院の起源」「かなづかいの歴史 - 日本語を書くということ

「黙示録」は、文学や絵画、映画などいまなお多くの作品を生み出されている黙示録のイメージについて多くの実例にもとづいて解き明かしていく。
我が家の本棚では「「黙示録」を読みとく」「至福千年」「千年王国の追求」「フィオーレのヨアキム」「未来の歴史」「世界の終末」などがこれに関連している。

「禁欲のヨーロッパ」は、古代ギリシアからキリスト教修道院にいたる禁欲思想の歴史。
参考文献にあるのでは「砂漠の修道院」「メロヴィング王朝史話〈上〉〈下〉」の2冊。
修道院」というタイトルでもうひとつ「修道院―禁欲と観想の中世」もある。また「ビンゲンのヒルデガルトの世界」あたりも関係あるような。

「かなづかいの歴史」はタイトルそのまま。面白いかも。

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2014年3月27日 (木)

今さらながらの発見

今週頭に昔のアイドルのベスト盤CDの解説のテキストを送ったら、「作詞家名に間違いがあります」と連絡があった。
出先できちんと確認が取れなかったけれど、締め切りがぎりぎりというので、とりあえずその部分を削除してもらった。
空いた時間にざっと調べてもどうも私の間違いではなさそう。
心配なので、再確認するよう連絡を取る。
夜になって分かったのは、もともと40年以上以前のレコードの表記が間違っていたということ。
10年ぐらい前に出たCDでもそれをもとにしていたので間違った表記のまま。
今回も危うくそのまま引き継ぐところだったというわけ。
今さらそんなこと判明してもしょうがないのだけれど、ぎりぎりで妙な発見をしてしまった。

結局作詞家の表記だけは直ったけれど、一度削った原稿は消えたままということでした。

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2014年3月25日 (火)

塾を決める

いろいろ悩んでいた子供の塾。
結局、うちの子の性格やらレベルから考えて個別指導の塾にした。
とりあえず今まったく出来ていない英語1教科にする。
あれこれやっても忙しいだけだし。
きっかけをつかめればいいのだが、

また、上の子が英語でこれだけ苦労しているのを見て、下の子も心配というわけで学校の教科ではないけれど英語をやらせることにした。

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2014年3月21日 (金)

追悼 渡辺茂樹

元ワイルド・ワンズの渡辺茂樹さんが亡くなりました。

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68年にワイルドワンズに16歳で途中加入するとすぐ、「バラの恋人」でメインヴォーカルを担当、甘いマスクと優れた音楽性で人気を集めました。
解散後は、MMPを結成してあいざき進也やキャンディーズのバックバンドとして活躍し、とくに後期のキャンディーズのステージは彼なしには考えられません。最後のシングル「つばさ」の作編曲も担当しています。その縁もあってか80年代後半にアミューズが仕掛けた女性アイドルグループ・エンジェルズの音楽プロデューサーとなっています。
彼が編曲を担当し私が音源を持っているシングルは次の17曲。

天地真理「愛・つづれ織り」
石川ひとみ「秋が燃える」「夢番地一丁目」
エンジェルス「恋はブラック」「天国ギャング」
「ストップ・ザ・ミュージック」「雨に消えた初恋」
「ルビーチューズデイ」「ONE」
キャンディーズ「つばさ」(作・編曲)
ザ・チェリーズ「Begin The愛」(作曲)
トライアングル「ラブ・ロコモーション」「冬が近い」
「恋はてっきりパ・ピ・プ・ペ・ポ」
ザ・ワイルド・ワンズ「オー・ビューティフル・ディ!」

なぜかこんな曲もある。
岡林信康「Good-bye My Darling」
嘉門達夫と小倉久寛「小市民」


Angels_tengokugangAngels_stopthemusicAngels_amenikietahatukoiAngels_rubytuesdayAngels_one
Triangle_lovelocomotionTriangle_huyugatikai
Triangle_koihatekkiripapipupepo


Okabayasi_nobuyasu_goodbyemydarling


合掌


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2014年3月20日 (木)

母親の耳鼻科

大宮の母親のところへ行く。

先日、病院に行った猫は、前足の傷口も悪化せず順調に経過している感じ。
この調子なら次に病院にいくのは1週間後で良さそう。

猫が順調な一方で母親のほうは問題あり。
前歯が1本折れて歯医者に行ったとの事。
聞けば、月曜に歯茎が痛くなり歯科医に行き治療をしてもらったものの、帰宅後歯が折れてしまい、火曜に再度診てもらい削ったという。
根は残っているようなのでそこに何かを被せるのか、今日は歯科が休診日だったので今後の診療計画を聞くことは出来なかったけど、1週間後に来いと言われたというからそれまでに様子を聞いておかないと。
もうひとつ、以前から耳が痛いというのとよく聞こえないというので耳鼻科に行く。
結局は結論は老化による中程度の難聴と、耳垢が硬くなってくっついていたので無理に取ろうとすると痛くなったということのようです。結局、聴力検査と耳垢取りだけで終わり。
帰りに補聴器屋の紹介状をもらいましたが、使いたければどうぞという感じで積極的には薦められませんでした。
ちょっと偏屈そうな年寄りの先生で、診察器具も古く、看護士が聴力検査をしている間に診察室の片づけを始めて看護士が「検査終わりました」と言ってもしばらく無視して延々と片づけを続行するありさま。こちらに対する説明はちゃんとしているのだけれど、あまりお薦めできないタイプの病院でした。

そんなこんなで大騒ぎ。ふうう疲れた。

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2014年3月18日 (火)

追悼 安西マリア

歌手の安西マリアさんが亡くなりました。

73年に「涙の太陽」でデビュー。その年レコード大賞新人賞をとりました。
彼女の現役当時は夏木マリとか山本リンダとかセクシー系のアクティブな女性シンガーが活躍していましたが、ちょっと私の好みではなかったので初期の数曲だけで以後はきちんとフォローしていませんでしたが、数年前に図書館からベスト盤CDを借りて聞いてみたら「センチメンタル・グループ・サウンズ」など後期にもいい曲を歌っていたんですね。
手元にあるのは「涙の太陽」の入ったオムニバスのみです。

映画にも3作出演しています。
私は、『涙のあとから微笑が』と『暴力教室』の2本を観ています。2本ともけっこう好きな映画なのですが、残念ながら女優安西マリアを評価しているわけではありません。
それに『涙のあとから…』は歌手役ですから出演といえるのかどうか。

あまりいい聞き手ではありませんでしたが、合掌

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2014年3月17日 (月)

塾選び

買い物に行く途中に、上の子を4月から塾にやろうと思って近所の塾を数件訪ねてみる。

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2014年3月16日 (日)

大宮の猫

大宮の母親のところに顔を出す。
きちんと薬を服用しているか、きちんと食事を取っているかを確認するとともに、家のなかを片付けたり、コンピュータの調子を見たり、いつもながら。
今日の用事はほかにも猫の爪の様子がおかしいので、動物病院に連れて行くこと。
いつもの病院が日曜休診なので仕方なく別な病院へ。
待合室に入るとまわりは犬ばかり。慣れない雰囲気にすっかり萎縮しちゃった猫はうちじゃ決して乗らない私の膝の上で丸くなる。
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診察室に入り猫の爪を見るなり
「これは可哀想ですね」とお医者さん。
伸びた爪が丸まって指に突き刺さっている。
爪を切って抜いてみると、指に大きな穴が開きなかが化膿している。
消毒をしてクリームを塗り指をなめたりしないようにカラーつけて、はい終わり。

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カラーをつけられビックリ顔。
うちに帰ってからは、あちこちにゴチゴチぶつけて不審そう。
完全に嫌われてしまった。

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2014年3月13日 (木)

歯医者&国会図書館

午後からといっていた雨が朝から降り始める。
午前中に歯医者に行き継続している虫歯の治療に歯槽膿漏の検査。
歯茎の状態はぎりぎりセーフ。
「悪くならないように予防をしましょう」といわれる。
時折診てもらうのはいいことだ。

その足で国会図書館へ。
吉沢京子のディスコグラフィの調査をしていたら、ただのオムニバスと思っていたらLP『ルミ・京子・じゅん』に詩の朗読が収録されていることを発見、試聴させてもらう。
ここに収録されている小山ルミや五十嵐じゅん、ほかにもいちばんのライバルだった岡崎友紀などと比べても一時代前の日活青春女優という感じ(本人は東宝だけど)。

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2014年3月12日 (水)

石神井公園駅

気温も上がりポカポカしてきたので、妻と改装なった石神井公園駅を見にぶらぶら散歩。
高架下が大きく開けて、そこにバスターミナルができて風景は一変していた。
ただ、まだ駅周りの道路整備を大々的にやっていたので、はたして完成形はどうなるのやら。

TSUTAYAでDVDを4枚借りる。
日本一の男の中の男』『ザ・タイガース 世界はボクらを待っている』『ザ・タイガース 華やかなる招待』『ザ・タイガース ハーイ! ロンドン』。
植木等のコメディにタイガース映画を3本。
この全部に出ているのが久美かおり。
68年に新人賞をとった歌手で、デビュー前67年12月31日公開の『日本一の男の中の男』では平山三紀、山室英美子とともに「若いってすばらしい」を歌っている。
タイガース映画では一貫してヒロインを演じ、これからという時期に芸能界を引退してしまう。


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2014年3月 9日 (日)

ペンテコステ派結婚式

妻の従妹の結婚式に出席するため横浜へ行く。
練馬からみなとみらいまで直通で1時間あまり。
ランドマークタワー内のホテルで挙式披露宴が行われた。
ホテル内のチャペルで行われた結婚式では、あまり見かけないガウンのような式服のコーラス(男1女2)と牧師さんが並ぶ。
隣の妻に聞いたら「ゴスペルみたい」という。
たしかに賛美歌の歌いっぷりはただ事ではない。
牧師さんの説教もどこかいつも聞くものと違うような気がする。たんに親しみやすい言葉遣いというだけかもしれないのだけれど。
そのほか、新婦が新郎に指輪をはめるのがうまく出来なくて、新郎が自分でグイグイはめていたとか、フラワーシャワーをやらされたとか面白いこともあったが、とにかくこのキリスト教は何かということが気になって仕方がない。
帰り際、式場の係りの人に牧師さんはどちらの教会ですかと聞いたが、答えられず、しかたなく牧師さん本人に聞いたところ、教会の場所を聞かれたと思い、「○○通り御存知ですか」と地名を言ってくる。いやそうではなくどのような宗派なのですかと聞いたところ、「プロテスタントでペンテコステ派です」という答え。
ペンテコステ?何じゃそれ!
帰宅後調べたら、20世紀初頭にアメリカで誕生したメソジスト系プロテスタントの教会で、ペンテコステとは聖霊降臨祭とか五旬節のこと。どうやら聖霊が憑依して(むろん本人たちは憑依なんていわないで「聖霊のバプテスマ」といいます)異言を発する(訳の分からない言語を発する)ことを重要視する教会のようです。牧師の個人的能力によって教会が成立しているわけですから、その分多くの教会に分かれているようです。また、集団的エクスタシーを高揚させるためもあってゴスペルソングの多くがこの教会から生まれたともあります。
妻の言ってたゴスペルみたいというのはまさに的を射た発言だったわけです。
参列した誰も気にも留めなかったでしょうが、ややカルトがかったアメリカの新興教会といっていいでしょう。
うーん貴重な経験をした。

披露宴ではホテルのディナーを満喫、滞りなく終了しました。

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2014年3月 8日 (土)

図書館で2冊

前回借り残していた予約本2冊を受け取る。

ユダヤ教 キリスト教 イスラーム: 一神教の連環を解く
同じ神を信じる3つの宗教の繋がりから、聖戦、預言者、喜捨、罪、寛容などをテーマに一神教の特質を探る。
参考文献もついてないし、もしかすると思いつきの域を出ないのではないかという不安はある。
むろん著者は比較宗教学者だからそんな無茶はないでしょうが

遊動論 柳田国男と山人
どちらかというと否定的に捕らえられがちな柳田の山人論を現代に蘇らせるものらしい。
著者のタイプで言うとこっちのほうが手堅さよりも大向う受けを狙った観があります。
ただし食指は動く。
参考文献でうちの書棚にあるのは「日本とは何か 日本の歴史〈00〉」「流刑の神々・精霊物語」「共同幻想論」の3冊。
山人についてなら「柳田国男の読み方」にもあるが。

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2014年3月 7日 (金)

日本アカデミー賞決定

日本アカデミー賞が決定しました。

最優秀作品賞:『舟を編む
最優秀アニメーション作品賞:『風立ちぬ』
最優秀監督賞:石井裕也『舟を編む』
最優秀脚本賞:渡辺謙作『舟を編む』
最優秀主演男優賞:松田龍平『舟を編む』
最優秀主演女優賞:真木よう子『さよなら渓谷
最優秀助演男優賞:リリー・フランキー『そして父になる
最優秀助演女優賞:真木よう子『そして父になる』
最優秀音楽賞:久石 譲『風立ちぬ』
最優秀撮影賞:笠松則通『許されざる者
最優秀照明賞:渡邊孝一『許されざる者』
最優秀美術賞:吉田 孝『利休にたずねよ
最優秀録音賞:加藤大和『舟を編む』
最優秀編集賞:普嶋信一『舟を編む』
最優秀外国作品賞:『レ・ミゼラブル

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2014年3月 5日 (水)

中公新書3月新刊

3月新館の紹介で漏れていた中公新書から2冊。

◎中公新書「旧約聖書の謎 - 隠されたメッセージ」長谷川修一
最近旧約関連書が多い。何か流行でしょうか。

◎中公新書「ハンナ・アーレント - 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者」矢野久美子
よく知らないけど、去年彼女を主役にした映画が公開されていたような。

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国会図書館

久しぶりに国会図書館へ。
雑誌がデジタル化されていて、必要なページを呼び出してプリントアウトするといのは以前のようにコピーを依頼するのに比べて安いし早いし快適。
唯一の難点は、見出しにないような細かい記事を探すときにページをパラパラめくることができないことか。
どうにか必要な資料を見つけることが出来た。

帰りに近所のレンタルショップで『共喰い』を借りる。
予告編を見る限り私好みではない話なのだけど、監督が青山さんだし期待も大きい。>地方都市、放縦な父親、うなぎ、嵐の予感。どこか中島丈博の『祭りの準備』というか『郷愁』を思い出した。青山監督だけにリリックなシーンもあったりして悪くはない。でもやっぱり嫌な気分だ。

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2014年3月 4日 (火)

図書館で4冊

貫井図書館で4冊借りる。
以前予約していた本と最近予約した本が一緒になって5冊も通知が来たが、借り出し限度を越えてしまいそうなので今回は3冊だけ受け取る。
古代日本外交史 東部ユーラシアの視点から読み直す」と「〈生きた化石〉生命40億年史」と「分子からみた生物進化 DNAが明かす生物の歴史」。
あと資料として「東宝青春映画のきらめき」を開架から借りる。

「古代日本外交史」は、東アジアにおける日本の地位を資料にもとづき冷静に読み解くもの。
シルクロードの終点だの騎馬民族だのといった万人受けするファンタジーを排しようというしているらしい。
私の古い歴史観を変革するに充分な内容と期待できそう。

なぜか別々に予約した進化ものが2冊同時に。
「<生きた化石>生命40億年史」は古生物学で、うちにあるものでは「ワンダフル・ライフ」が関連。
「分子からみた生物進化」は分子生物学で「生物進化を考える」が近い。
「東宝青春映画のきらめき」で扱われているのは、60年代後半から70年代前半の東宝青春映画。
映画ファンにとって東宝青春映画は、日活アクションや東映任侠に比べておおよそ論じるに値しないとされていた。
でも、私は東映や日活、大映もちろん松竹よりも東宝の青春映画が好きでした。
というより当時ほとんど東宝ときどき大映しか観ていませんでした。
ラストのリストで取り上げられている東宝青春映画52本のうち私が観ているのは30本。
ただこの本、内容的には東宝青春映画というより内藤洋子&酒井和歌子本に近い。
鳥居恵子も森和代も吉沢京子も本田みちこにもちゃんとページを割いて欲しかった。

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2014年3月 1日 (土)

光が丘

上の子は部活で出かけたので、
下の子を連れて妻と光が丘へ。
私はシャツを、あとは子供たちのもろもろを買いに。

さくら水産で昼食をとり、買い物をした後、ミスドでひと休み。

気温の変動が激しいせいか、あちこちでグズる子供たちに出会う。

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3月の気になる新刊新書・文庫・選書

3月の気になる新刊新書・文庫・選書を私の蔵書と関連して紹介します。

◎岩波新書「唐物の文化史―舶来品からみた日本」河添房江
著者は源氏物語の専門家。
光源氏がどれほど舶来品に囲まれていたかなどを書いています。
本書は、それを時代的に拡張したものでしょうか。

◎筑摩新書「哲学入門」戸田山和久
科学哲学から哲学の意義を論じている(らしい)。
目次を見たら、参照文献と読書案内が気になる。

◎平凡社新書「牢人たちの戦国時代」渡邊大門
書きなぐっている渡邊大門の戦国物。
牢人の活躍というと大坂の陣のほか、昨今では否定されているようですが伊勢新九郎こと北条早雲とか、主家が滅亡した山中鹿之助とかもそうでしょう。

◎平凡社新書「世界を動かす聖者たち: グローバル時代のカリスマ」井田克征
タイトルだけだとIT長者の話みたいだが、著者は現代インドをフィールドにする宗教学者で本当のカリスマ=宗教的指導者の話。
うちの書棚で現代インドの宗教を論じているのは「ヒンドゥー教とイスラム教」「占星術師たちのインド」ぐらいで、あと「チベット密教」もダライ・ラマに絡んでくる。

◎平凡社新書「ゾルゲ事件: 覆された神話」加藤哲郎
うちの蔵書でゾルゲ事件関連といえるのは「上海1930年」だけ。
でも、覆された神話というのだから尾崎秀樹は批判されるがわなのでしょうか。

◎文庫クセジュ「十九世紀フランス哲学」ジャン・ルフラン
19世紀フランス哲学というのは、啓蒙以後ベルクソン以前でしょうか。
我が家にある古ーい哲学史倫理学の教科書に出てくるのはコントかデュルケムだけ。
フーリエやサン・シモンあたりは哲学って言わないんでしょうか。
いちおうデュルケムの「宗教生活の原初形態〈上〉〈下〉」というのを持っていますが、哲学なのかこれ?
本書の主眼はスピリチュアリスムっていうんでしょうか、心理学的なやつがメインのようです。

◎講談社学術文庫「イギリス 繁栄のあとさき」川北 稔
川北氏の著作は「洒落者たちのイギリス史」、共著に「路地裏の大英帝国」、訳書で「旧世界と新世界」「近代世界システム〈1〉2」「近代世界システム 1600~1750」。
本文庫のオリジナルは良くわかりませんが、練達のイギリス社会史学者ですから面白いことは間違いないでしょう。

◎講談社学術文庫「バルセロナ、秘数3」中沢新一
中沢氏の著作では文庫で5冊、B4変型で2冊、共著が1冊手元にあります。
その多さに比べて、その華麗な論理の飛躍にイマイチピンと来た記憶はありません。
そのなかに本書の中公文庫版も入っています。

◎ちくま学芸文庫「増補 教育の世紀: 大衆教育社会の源流」苅谷剛彦
19世紀末から20世紀初頭のアメリカにおけるハイスクールの大衆化によって巻き起こる問題点を取り上げている。
アメリカの教育を扱った社会学では「脱学校の社会」ぐらいかな。

◎角川ソフィア文庫「八幡神とはなにか」飯沼賢司
八幡神については「神仏習合」や「神々の変貌」などでも触れられていますが、そのものズバリは「八幡信仰」。

◎河出文庫「私のプリニウス」澁澤龍彦
澁澤龍彦の著作では、「サド侯爵の生涯」「幻想博物誌」「秘密結社の手帖」「高丘親王航海記」の4冊がある。
ほかに訳書が5冊。本書も持っていてしかるべき1冊。

◎白水社Uブックス「ゴーレム」グスタフ・マイリンク著
ドイツ幻想文学。ゴーレムについては「幻獣の話」「オカルト」あたりにあります。

◎講談社メチエ「魔女狩り 西欧の三つの近代化」黒川正剛
西欧は近代化することによって魔女狩りを行ったという意欲的な内容です。
逆に言うと近代化しなかったがゆえに東アジア、イスラム圏では魔女狩りが行われなかったということなのでしょうか。
これは面白そう。
魔女狩りについてはうちの本棚にも結構揃っていますが、近代化との関連から説いているものはないかもしれません。
見るとすれば「魔女狩り」「魔女の社会史」「魔女とキリスト教」あたりでしょうか。

◎講談社メチエ「ティムール帝国」川口琢司
ティムールに触れているものとしては「中央アジア歴史群像」「三日月の世紀」「パクス・イスラミカの世紀」「中央アジアの歴史 (新書東洋史 8)」あたりでしょうか。

◎角川選書「日本仏教入門」末木文美士
日本仏教の入門書を何冊も手懸けている著者ですので今さらという気がしないでもありませんが、編集サイドとすれば安心できる1冊でしょう。
私は読まないと思いますが、日本仏教について初めて読むのならいいのかもしれません。

◎角川選書「ビッグバンを観る 宇宙観測の最前線」平林 久
宇宙の話は何度聞いても良くわからなくてもワクワクしてきます。
図解雑学 ビッグバン」なんていう本も持っています。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「大工道具の文明史: 日本・中国・ヨーロッパの建築技術」渡邉 晶
大工といっても私の興味の範囲では「鬼の宇宙誌」だの「経済の誕生」で触れられるような民俗学的な扱いでしか出てこないので、道具の文明史というのは面白そう。
建築技術というと「西洋事物起原」に何かあるかもしれないけれど。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「落書きに歴史をよむ」三上喜孝
各地の寺院に残る落書きに込められた庶民の思いを読み解く。
山形の若松寺観音堂がメインというあたりやや話題が狭すぎやしないかという気もするが、どこまで一般化できるのかが手腕でしょうか。
ちなみに学生の頃、宮城県の絵馬に描かれた祈願の分類を手伝った記憶があります。


今月の目玉は講談社メチエの2冊。
とくに「魔女狩り」は二重丸。
ただし新書・文庫は低調。とくに新書はひどい。

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