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2013年12月31日 (火)

今年の10冊

今年1年私が読んだ書籍から10冊を選んでみました。
ここ数年より読書量は増加しましたが、並べてみるといつもながらの10冊という感じ。
新しい鉱脈を掘り当てたということはありません。

江戸の読書会
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
存在の大いなる連鎖
義経の冒険 英雄と異界をめぐる物語の文化史
愛と欲望のナチズム
南米ポトシ銀山
ハンザ「同盟」の歴史
歴史のなかの大地動乱
太古の光景
農民ユートピア国旅行記

ジャンルでみると
日本史が3冊
西洋史が3冊
科学史が1冊
思想史が1冊
小説が2冊

文庫が2冊(ちくま学芸文庫、平凡社ライブラリー)
新書が2冊(岩波、中公)
書籍が6冊(うち講談社メチエが2冊)

新刊が3冊
BOOK OFFで1冊
図書館で6冊

ほかには
プロト工業化の時代」「江戸幕府と国防」「日独伊三国同盟の起源」あたりも面白かった。

来年もいい本に出合えますように

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追悼 大瀧詠一

大瀧詠一が亡くなった。
ええっ!本当か。

はっぴいえんど時代からマニアックなソロ時代、ナイヤガラトライアングル、『ロング・バケーション』以降はヒットメーカーとしてアイドルへの楽曲提供など、豊富な音楽知識に基づいて大滝サウンドを作り上げました。

いま手元にある大瀧詠一作品をチェックしてみたら。
提供シングルでは
「さらばシベリア鉄道」太田裕美
「怪盗ルビィ」小泉今日子
「風立ちぬ」松田聖子
「カナリア諸島」百瀬まなみ
「探偵物語」薬師丸ひろ子
「うれしい予感」渡辺満里奈
Oota_hiromi_sarabasiberiatetudou

Koizumi_kyouko_kaitourubby


Matsuda_seiko_kazetachinu


Momose_manami_canariashotou


Yakushimaru_hiroko_tanteimonogatari


Watanabe_marina_uresiiyokan


ほかに
「恋のハーフムーン」太田裕美
「夢で逢えたら」北原佐和子
「風が吹いたら恋もうけ」中原理恵
「冬のリヴィエラ」森 進一
「夢で逢えたら」森丘祥子
「夢で逢えたら」吉田美奈子
の音源があり

Kitahara_sawako_twenty
TWENTY』北原佐和子(「夢で逢えたら」所収)

Morioka_shouko_yumedeaetara
夢で逢えたら』森丘祥子(「夢で逢えたら」所収)

大瀧自身が関わったLPやCDもいくつかあったはず。
探してみよう。
Niagara_black_book
『NIAGARA BLACK BOOK』
初期ナイアガラサウンドの
『夢で逢えたら/シリア・ポール』
『TARAO BANNAI SPECIAL/多羅尾伴内楽団』
『DEBUT SPECIAL/大滝詠一』
『LET'S ONDO AGAIN SPECIAL/ナイアガラ・フォーリン・スターズ』
というマニアックな4枚組CDセット

Teihonhappyend
「定本はっぴいえんど」
はっぴいえんどについてならこれが決定版

合掌


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2013年12月30日 (月)

DVD新作4枚

近所のレンタルショップでDVD新作を4枚借りる。
真夏の方程式
くちづけ
最初の人間
孤独な天使たち

『真夏の方程式』は、ガリレオ・シリーズの映画版第2弾。前作も悪くはなかったし、見て損はしないはず。>なんだかはぐらかされたような気がする。何も一刀両断がいいとは限らないがこれじゃ何のカタルシスもない。人を殺したのが子供ばっかりというのはどうなのよ。最初の殺人が殺さなくちゃいけないほどの何かがあったか不可解だし、次の殺人にいたっちゃさっぱり意味不明です。しかも、あんなことした人がHPで大々的にさらすかね。ありえないでしょう。もしかすると小説で読むと納得させられるものがあるのかもしれないが本作ではそれがすべっている気がする。福山くんと子供の絡みというあたり悪い作品ではないのだが、その根幹がピリッとしていないような。付け加えるなら吉高さんどうした。彼女の魅力ゼロです。
『くちづけ』は、竹中直人が父親という時点でそうとうつらい作品なのだが、貫地谷さんの熱演が気になって観ることにした。さてどっちに転ぶか。>観る者を選ぶ映画でしょうね。デブの女子高生なのか、お医者さんの娘なのか、福祉の役人もしくはお巡りさんなのか、それとも当事者なのか。誰だって自分は偏見のない人間だろうと思いたいのでしょうが、はたしてデブの女子高生ではないと言い切れるのか、興味本位の接近じゃないといえるのか。自信はありません。そんな私ですが、とても漫画家の選択を是とすることは出来ません。それを感動的に美しく描くことに違和感いや嫌な感じを禁じ得ません。おそらく作り手は私などよりはるかに誠実なのでしょう。私は選ばれなかったということだと思います。
『最初の人間』は原作がカミュ。カミュの著作は「異邦人」「ペスト」「シーシュポスの神話」など6冊読んでいるが、この遺作は読んでいない。これは去年公開でした。>悪くない。アルジェリア独立戦争寸前の緊張感。フランス人社会とイスラム系住民の軋轢など、と少年時代(第二次大戦前)の想い出が繰り返されながら、小説家の主人公がたどる心の軌跡。もうすこしきらめくようなイメージがあったら傑作になりえたかも。
『孤独な天使たち』はベルトリッチの新作。それだけで観る価値はあるでしょう。>いや価値はないな。青年期の孤独をなぞっただけでヒリヒリするような切実さが感じられなかった。残念。これは観て失敗でした。

夕方には妻と正月用品の買出し。
夜は子供ふたりの年賀状の印刷。
自分の年賀状はまだだ。

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2013年12月28日 (土)

当選

帰宅すると伊藤園から宅配便。
何かと思ったら、以前に応募したTEAS'TEAのプレゼントに当選したのだ。
TEAS'TEAのペットボトルとティーバックの詰め合わせとバーニーズニューヨークのギフトカタログのセット。

当たらないつもりで応募していたが、こんなところで運を使ってしまった。
ま、なんにせよ悪いことではない。

ギフトカタログというとこのところ香典返しでよく貰っている。
今度はどれにしようかな。


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東京都中学校連合演劇発表会

中村橋に買い物に行き、ついでに図書館で予約していた書籍を受け取る。
ヘーゲルとその時代
愛国・革命・民主:日本史から世界を考える
の2冊。
「ヘーゲルとその時代」は、「精神現象学」「法の哲学」「歴史哲学」を通じてヘーゲルの思想形成のプロセスと同時代とのかかわりを明らかにしようというもの。序や目次を見る限り、ある意味まっとうなヘーゲル入門のようだ。
うちにあるヘーゲルの著作は「哲学入門」「世界の名著 (35) ヘーゲル」「歴史哲学〈上〉〈中〉〈下〉」「歴史哲学講義 上・下」。「精神現象学」は学生時代手にしたことはあったが、あまりの意味不明さに手を焼き売却してしまった。
参考文献に挙げられているもので手元にあるのは、「社会契約論」「人間不平等起源論」「道徳形而上学原論」「啓蒙とは何か」「方法序説」「カント入門」「ヘーゲルからニーチェへ」「ドイツ・イデオロギー」「権力への意志 上・下」「存在と時間」「近代の哲学的ディスクルス」。ルソー、カントから影響を受けマルクス、ニーチェへ、そしてハーバーマスへも影響を与えるというオーソドックスなラインが見えてくる。
「愛国・革命・民主」は、市民大学での講義をまとめたもの。明治維新を軸とした日本の近代化を論じたものだが、分かりやすそうだが、その分胡散臭さもぷんぷん。明治維新を持ち上げ他国を上から目線で論じているような第一印象。全部読むかどうかわからない。

午後7時過ぎに上の子が帰宅するというので駅まで迎えにいく。
中学の演劇部が区の大会で優勝し、東京都中学校連合演劇発表会に出場したため。
帰る時間がはっきりしないため駅前のミスドで待ちあわせしたが、予定通りの時間に現れた。
審査員の講評はおおむね良かったと喜んでいた。
もし全国大会なんてことになったら沖縄に行くらしいのだが、はたして・・・。

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2013年12月26日 (木)

大宮&DVD

大宮へ行って母親の飲み薬のセッティング。
3つの医者にかかっているので、薬の種類も多いので毎日飲む分をひとつにまとめるために、週に1回は誰かが行ってセッティングをしている。
母親は、いろいろ拘束されているみたいで嫌がっているのだが、何につけ飲んでもらうことが大事なんだが。
あとはいつものようにPCやプリンターの調子を見たりしながら世間話。

帰りにいつものレンタルショップで『監禁探偵』を借りる。

安手なイメージはするけれど、設定が面白そう。>惜しいね。もう少しでもっといい映画になったんじゃないかな。気の弱い青年が元気な女の子を監禁していながら。女の子に引っ張られて殺人事件を解いていく。まるでアメリカ映画にでもありそうな話。だけど、まず、いちばんの問題は、無理を承知でいえば、映像にお金をかけていないこと。密室でおこなわれるゲームなんだから、そこに金かけないと単調で薄っぺらになってしまう。突然の犯人登場にもビックリ。もともとヒッチコックのいただきなんだから『サイコ』でもいいんだけど前フリが欲しいよね。登場人物のキャラクターも嘘っぽかったりします。それでも嫌いになれない作品です。たんなるエロおやじってことかもしれませんけれどね。

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2013年12月24日 (火)

クリスマス・イブ

クリスマス・イブというわけでプレゼントを買ったり予約していたケーキを受け取ったり、1日出歩いていた。

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2013年12月23日 (月)

図書館&レンタルショップ

夕方中村橋まで買い物に行ったついでに図書館で予約していた書籍&CDを受け取る。
書籍は
バロックの王国: ハプスブルグ朝の文化社会史1550-1700年」で
CDは
郷ひろみベスト・コレクション』。
「バロックの王国」は、「魔術の帝国〈上〉〈下〉 」と同じ著者による17世紀ハプスブルク史。主に、カトリックと対抗宗教改革、中央と地方、ルネサンスからバロックへの知的進展を取り上げ、ハプスブルク家の権威がいかに確立したかを解明するもの。わが家にあるのでは「戦うハプスブルク家」が時代的には合うもののこちらは軍事外交史だからそうとう違う。
「郷ひろみ」は前回借りたベストに収録されてなかった3曲のため。

帰途に近所のレンタルショップに寄って『オブリビオン』を借りる。
>地球を救う大作かと思ったが、意外とこじんまりとした話。映画版ケロロ軍曹に似ている設定があったようななかったような。妻は日本のアニメならこんな話は子供向けだと一蹴。まあそうかもしれないが、変に大げさな奴よりは悪くはない。ただ、ラストはないなあ。

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日本インターネット映画大賞募集開始

毎年参加している日本インターネット映画大賞の投票が開始されています。

現在のところ観ている今年の作品数は日本映画が26本。外国映画が3本。

締め切りは1月16日で、外国映画は10本観れそうにないから、棄権しようか、10本行かなくても投票しようか。
日本映画の方は、正月休みにあと数作品観てから投票しよう。
すべてDVDだから6月公開ぐらいまでの作品しか観ていないけど、今年の日本映画はまずまずベスト10を選べそうな感じ。

日本映画で見落としているので気になるのは、『くちづけ』ぐらいかな。そうそう『監禁探偵』もだ。
これからリリースされる作品で投票までに間に合いそうなのは、
遠くでずっとそばにいる
夏休みの地図
あたり。

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2013年12月22日 (日)

忘年会

大学時代の同期生と東京駅近くのオアゾにある和食レストランで忘年会。
元のJR本社のあったところ。

還暦間近のおじ(い)さんたちが集まって昔話やら病気自慢と親の介護など健康談義に花を咲かせる。
二次会は有楽町近くのガード下の焼き鳥屋。
おまけに、歳はとっていてもみんなそれぞれ学生時代と変わらない知的好奇心を持ち合わせていて、記憶力の衰えは否めないものの仕事の仲間とは違う刺激も受けて、なんだかんだで5時間近く愉快なひと時を過ごせた。
来年の再会を約してお開き。

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2013年12月21日 (土)

追悼 かしぶち哲郎

ムーンライダースのかしぶち哲郎氏が亡くなっていたという。

はちみつぱいやムーンライダースでの活躍はもちろんのこと、作詞・作曲・編曲家として女性アイドルにも作品を提供しています。
ライダースのメンバーは鈴木慶一を筆頭に、岡田徹、武川雅寛、白井良明とサウンドクリエーターが揃っていました。そのなかでドラムスを担当していたのがかしぶち哲郎です。
ドラマーがアレンジャーとして活躍するというのは珍しいんではないでしょうか。

Honey_pie_second

Moonriders_aor

彼が手懸けた作品のうち手元にあるシングルは
Love Fair/岡田有希子 PC 85/10/05(作詞・作曲)
I Love あのコ・夏のMaki/江戸真樹 TA 86/07/23(編曲)
ティーンエイジ・ブルー/金子美香 V 87/04/21(編曲)
マージナル/設楽りさ子  VAP 88/06/08(編曲)
その気にさせて/畠田理恵 WP 88/09/25(編曲)

Okada_yukiko_love_fair

Edo_maki_i_love_anoko_natunomaki

Kaneko__mika_teenage_blue

Shitara_risako_marginal

Hatada_rie__sonokinisasete

なにより忘れられないのがアルバム・プロデュースを手がけた岡田有希子『ヴィーナス誕生』。
きらびやかで幻想的なサウンドが岡田嬢のはかなさを彩っています。涙なしでは聴けない傑作アルバムで、私の好きなアルバムのベスト10には入ります(他の9枚は・・・いや決まっていないんですけど)。

映画音楽でも
初めて担当した『恋する女たち』から
トットチャンネル
「さよなら」の女たち
君は僕をスキになる
良いおっぱい 悪いおっぱい
愛の新世界
などけっこうお気に入りの作品を手懸けています。

それにしても私には急な話でビックリしました。

合掌


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2013年12月19日 (木)

KINENOTEリニューアル

KINENOTEがリニューアルされました。
まだ慣れていないせいか使い勝手がいまいちなのですが、よく観る監督・キャスト・スタッフが10位までじゃなく、監督は20位までキャストは40位、スタッフは30位まで表示されるようになったのは嬉しい。

ちなみによく観るキャストは、

石橋蓮司 113本
大杉 漣 98本
岸部一徳 93本
柄本 明 92本
田中邦衛 91本
室田日出男 88本
田口トモロヲ 85本
大滝秀治 83本
原田芳雄 82本
浜村 純 82本
光石 研 82本
竹中直人 81本
丹波哲郎 81本
殿山泰司 79本
小林稔侍 72本
寺田 農 71本
上田耕一 66本
伊武雅刀 66本
田中要次 66本
根岸季衣 62本
三浦友和 61本
津川雅彦 61本
佐藤浩市 60本
絵沢萠子 60本
井川比佐志 59本
草薙幸二郎 58本
神山 繁 58本
ベンガル 58本
三谷 昇 57本
小松方正 57本
余 貴美子 56本
常田富士男 55本
佐藤 慶 54本
本田博太郎 54本
鈴木瑞穂 53本
寺島 進 53本
峰岸 徹 51本
笹野高史 51本
佐野史郎 51本
樹木希林 50本

当たり前ではあるけれど、ほとんどが癖のあるバイプレイヤー。
また、女優が根岸季衣、絵沢萠子、余 貴美子、樹木希林の4人だけというのはちょっと淋しいが、これもまた当然か。

それにしても観賞本数が観賞回数よりも多いってどういうことよ。
なにか登録の仕方がおかしかったのかな。
まあそのうちどうにかなるでしょう。


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2013年12月18日 (水)

新作半額デー

近所のレンタルショップの新作半額デー。
邦画2本と洋画1本を借りる。
リアル~完全なる首長竜の日~
はじまりのみち
ローマでアモーレ

『リアル』は、綾瀬さんももちろんだけど黒沢監督作品という方で必見です。内容はジャンルもよくわからないので見てのお楽しみ。>黒沢さんらしい色合いの室内のホラーっぽい雰囲気がなかなかいい。佐藤健くんが出ずっぱりという展開に大体のオチは想像ついたけど、霧に侵食されていくような世界とただいるだけのフィロソフィカルゾンビの無機質な感触に魅入られました。ただし、最後の大団円に向かう30分ほどがそれまでの緊張感や底知れぬ恐ろしさを台無しにしてしまっているのではという気はします。はっきり言えば首長竜が必要だったのかもわかりません。それを言っちゃこの原作じゃなくなっちゃうんでしょう。つけくわえると、綾瀬さんが意外なほど控えめな演技で、筋肉質の二の腕だけがやけに印象的でした。いや、感動のラブストーリーかと心配していたけどこれは観て良かった。
『はじまりのみち』は、『しんちゃん』の原監督による実写映画。私好みではないような気もするのですが、ものはためしです。>わかりやすいストレートな作品です。後半の木下恵介ダイジェストは圧巻。ちなみに、この映画でそこを誉めていいのかどうか知りませんが宮崎あおいさんが素敵だったりします。
『ローマでアモーレ』はついつい借りてしまうウディ・アレン作品。はずれもあるけど、外国映画の棚でアクション、ホラー、SF、大作ものを除くと残っちゃうんだよね。>休暇中の大物建築家、田舎からローマに来た新婚さん、娘の結婚式に来た引退した音楽プロデューサー、突然有名になった(筒井康隆風な展開!)中年サラリーマン。いろんなカップルが登場しててんやわんや。これに娼婦に映画スター、恋人の友達、オペラ歌手に泥棒、エグゼブティブが加わって、誤解と勘違いの展開。いつものウディ・アレン。軽快なテンポで楽しめた。

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2013年12月14日 (土)

学芸会&図書館

下の子の小学校の学芸会。
5年生の演目は"走れメロス"。
ちょうど徹夜仕事があり、終了後大急ぎで学校へ直行。
開演には間に合わなかったものの、間一髪下の子のセリフを聞くことは出来た。
娘の役は妹の結婚式に出席する村人、メロスを妨げる濁流、そしてコロスの一員。
いつもの彼女らしくどこか醒めた感じで淡々と。
劇そのものは、ギリシア古典劇風(冗談ですよ)にコロスによって進行する。
ほとんどの出ずっぱりのメロスを演じた男の子の熱演もあってまずまずの成功作となった。
また、メロス以外はほとんど動かないという演出で、子供達の演技のつたなさをカバーしていたのもいいアイディアだった。

夕方、中村橋への買い物ついでに図書館で予約していた書籍2点、CD1点を受け取る。
「福音書」解読 「復活」物語の言語学
マルコの福音書を中心にイエスの復活物語を読み解く。
註で扱われている書籍のなかでうちにあるのは「古代の書物」「ベーダ英国民教会史」「イエスとその時代」くらいかな。

プロト工業化の時代――西欧と日本の比較史 (岩波現代文庫)
産業革命前の農村部の手工業がどのように近代を準備したのかを歴史人口学・経済史からみた議論のようだ。
挙げられている文献で手元にあるのは「国富論」だけ。

THE GREATEST HITS OF HIROMI GO
意外なことに郷ひろみの全シグルを網羅したベスト盤というのはない(みたいだ)。
これも私が探していた曲は収録されていない。いろんなベストやオムニバスを組み合わせていかなければならないのか。それでも無理なのかすら確認できない。面倒くさい。ちゃんとしたの出さないのは本人が承諾しないのかな。

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2013年12月10日 (火)

DVD新作4枚&図書館で4冊

近所のレンタルショップで新作DVD4枚(4枚借りると安くなる)。
箱入り息子の恋
桜、ふたたびの加奈子
二流小説家
桜姫
『箱入り息子の恋』は、夏帆さんに期待大。星野源の評価も高いようだし、観ておくべき映画でしょう。きっと。>ただのいい話かと思いきや意外とはっちゃけた展開。世間知らずの童貞男と思っていたらすんなりと男女交際というわけで、めでたいことこの上なし。お父さんのキャラがありきたりとか、先輩女史の誘惑はどうなったのかとか、不満はタラタラあるもののまずは、合格点の映画でしょう。
『桜、ふたたびの加奈子』は、そうとう心配な設定ではあるけれど、近年とみに魅力を増している広末さん主演だもの、見逃す手はない。大穴狙いです。>大穴とまでは行かないけれど、中穴ぐらいにはなりました。こちらはいい話風でいてホラーななりゆき。張られた伏線もしっかり回収されていたし、きちんとした出来栄えといえそう。ただし、気になったのは転生加奈子の両親。あれで納得できるのか。自分の子が前のママとか言いだして大丈夫なのか。稲垣くんの説得に応じるわけないだろう。あそこは「何言ってるのよ」といって誘拐事件になり、警察に追われて最後は全員射殺というニューシネマチックな展開に…なるわけないか。いうまでもなく、広末さんが二重丸。楽しめました。
『二流小説家』は、原作は評判が良いみたいですが、なんとなくテレビドラマくささが気になるところです。>犯人の目星はだいたい付いたけど、あの展開は唐突だな。アメリカならありえることが日本では不自然になる。戸籍の話や面会室でのやりとり、シリアルキラーの扱いなど。上川くんはちょっとがたいが良すぎて二流っぽさが足りない。姪の女子高生役の子はもう少しセリフどうにかならなかったのかな。全体に脚本をもっと練って欲しかった気がします。
『桜姫』は、ひたすら日南響子さん頼りです。そう思って観ると納得できるのでは。>まあ確かにそうです。ちゃんとがんばっています。例えば塚本晋也の『双生児』だったり鈴木清順だったりを思い出すように断片的には面白いし意欲的ではあるけれど、映画全体とすればおそらくは監督の意図を実現するのにはこのスケールでは追いつかなかったというところでしょうか。まるで安手のエロ時代劇(うん?もしかしてこれはそうなのか?)かテレビのコントみたいになっているシーンも散見。見てる途中はイヤになることもあったが、いろいろ語りたくなる変てこな作品。

いつもの図書館で3冊返して4冊借りる。
アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う
久しぶりに借りた小説はヴィクトリア朝を舞台にしたスチームパンク。

ほんとうの構造主義―言語・権力・主体
レヴィ=ストロース、ラカン、フーコー、バルトなんていう名前を懐かしいと思うのは、思想を流行りものとしか見ていない私の怠慢でしかないのでしょう。わが家の現代思想関連の入門書にはどれも当然登場する名前です。なかでも「はじめての構造主義」が面白かった。

町村合併から生まれた日本近代 明治の経験
地方行政、地方自治に関する本は持っていません。どこまで分かりやすく論じてくれているかが決めてでしょう。

科学の真理は永遠に不変なのだろうか―サプライズの科学史入門
タイトルからだと分かりにくいですが、科学史の常識を疑おうという内容です。
コペルニクスは地動説を初めて唱えたわけではないとか、ニュートンの考えた万有引力はどのようなものだったのかユークリッドの数学は幾何学なのか、など興味深いテーマが並んでいます。

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決定!第26回日刊スポーツ映画大賞

第26回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎映画賞のが決定しました。

作品賞『舟を編む』石井裕也
監督賞 是枝裕和『そして父になる』
主演男優賞 松田龍平『舟を編む』
主演女優賞 真木よう子『さよなら渓谷
助演男優賞 リリー・フランキー『そして父になる』『凶悪』
助演女優賞 伊藤 蘭『少年H』
新人賞 黒木 華『草原の椅子』『舟を編む』など
外国作品賞『レ・ミゼラブル』東宝東和
石原裕次郎賞『少年H』
石原裕次郎新人賞 該当者なし

作品・主演男・女優賞が報知映画賞と同じ。
助演男優賞は、報知がピエール瀧なのに対して同じ『そして父になる』『凶悪』に出演しているリリー・フランキー。
助演女優賞を、テレビ朝日制作『少年H』の伊藤蘭が受賞しているのは系列の強味か。

報知、ヨコハマ、ニッカンと今年度の映画賞の傾向ははっきりしてきた感じですね。

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2013年12月 9日 (月)

追悼 すまけい

すまけい

俳優のすまけい氏が亡くなりました。

演劇とか興味ないので、若い頃の彼はまったく知りません。
映画デビュー作『キネマの天地』のときにはもう50歳過ぎでしたから、監督、編集長、住職、校長、部長など偉そうな役ばかり。

出演映画は全部で28本。
そのうち私が観ているのは16本。
キネマの天地
光る女
BU・SU
椿姫
ダウンタウンヒーローズ
会社物語 MEMORIES OF YOU
風の又三郎 ガラスのマント
善人の条件
よるべなき男の仕事・殺し
ありふれた愛に関する調査
豪姫
学校
怖がる人々
『新 居酒屋ゆうれい』
スリ
姑獲鳥の夏

なかでは『光る女』が強烈なキャラクターで印象的でした。
『風の又三郎』の役人も記憶に残っています。

合掌

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2013年12月 8日 (日)

徳島ついにJ1

ヴォルティス徳島が京都サンガF.C.を2-0で下してJ1昇格を決定しました。
四国初のJ1でもあり、リーグ発足当初からJリーグ入りを目指していただけに喜びもひとしおでしょう。
去年の鳥栖といい徳島といいJリーグの裾野が広がっているといって良いでしょう。
おまけに今日はJ2-JFL入れ替え戦でカマターレ讃岐が勝ちJ2入り。
J1に1チーム、J2には愛媛と加えて2チーム、四国が充実している。

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決定!! 第35回ヨコハマ映画祭

第35回ヨコハマ映画祭の
2013年日本映画ベストテンと個人賞が決定しました。

第1位『凶悪』白石和彌
第2位『舟を編む』石井裕也
第3位『ペコロスの母に会いに行く』森﨑 東
第4位『そして父になる』是枝裕和
第5位『横道世之介』沖田修一
第6位『さよなら渓谷』大森立嗣
第7位『地獄でなぜ悪い』園 子温
第8位『許されざる者』李 相日
第9位『共喰い』青山真治
第10位『チチを撮りに』中野量太
次点『シネマ☆インパクト 恋の渦』大根 仁

2013年日本映画個人賞
作品賞『凶悪』白石和彌監督
監督賞 森﨑 東『ペコロスの母に会いに行く』
森田芳光メモリアル新人監督賞 白石和彌『凶悪』
森田芳光メモリアル新人監督賞 中野量太『チチを撮りに』
脚本賞 是枝裕和『そして父になる』
撮影賞 浜田 毅『ペコロスの母に会いに行く』
音楽賞 安川午朗『凶悪』『フィギュアなあなた』『甘い鞭』『人類資金』ほか
主演男優賞 福山雅治『そして父になる』『真夏の方程式
主演女優賞 真木よう子『さよなら渓谷』
助演男優賞 リリー・フランキー『凶悪』『そして父になる』
助演女優賞 二階堂ふみ『地獄でなぜ悪い』『四十九日のレシピ』『脳男
助演女優賞 渡辺真起子『チチを撮りに』『だいじょうぶ3組』ほか
最優秀新人賞 三吉彩花『旅立ちの島唄~十五の春~』『グッモーエビアン!
 星野 源『地獄でなぜ悪い』『箱入り息子の恋
 黒木 華『舟を編む』『草原の椅子』『シャニダールの花』ほか

おっと、報知に続いてここでも『凶悪』vs『舟を編む』。これが今年の流れか?
個人賞では主演女優賞のみが報知と一緒。TAMA映画賞も真木さんだからこれも強力です。
森崎監督『ペコロスの母に会いに行く』の3位&監督賞がヨコハマ映画祭らしいところかな。

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2013年12月 2日 (月)

円谷優子&星井七瀬

久しぶりのCD購入。
ネット販売で
円谷優子『ナインティーン・トゥエンティ』と
星井七瀬『ななせは僕の宝物
のアルバム2枚。

Tsuburaya_yuuko_1920
円谷優子は、
シングルレコード2枚「OH-NO」「バツグンの気持ち」
(「HELP」も持っているはずなんだがなぜか見当たらない。)
シングルCD2枚「片想い」「せつないかもしれない」を持っている。
「イバラ姫」を聞くために買ったようなもの。
引っ掛かり気味の発声が特徴的な円谷さんのヴォーカルがなかなか良いんですよね。
そして康珍化の歌詞がまたいい。
「イバラ姫」はメルヘン風なタイトルで都会に出てきたお姫様という設定というあたり、松本隆のたとえば「赤いハイヒール」とか「舞姫」に近いものがあるのだけれど、康さんは松本さんより詩的な印象。松本さんが具体的な描写を積み上げて物語をつむぐのに対して康さんはインスピレーションの飛躍でイメージを作り上げる。

Hoshii_nanase_takarabako
星井七瀬は、
CDアルバム『桜の花』を持っているので、こっちは「STAY WITH MY HEART」が欲しかったので。
彼女のヴォーカル大好きだったんだけど、人気はイマイチのままでしたね。
それにコピー制限付きだからHDに落とせない。残念。

Tsuburaya_yuuko_ohno
Tsuburaya_yuuko_batsugunnokimochi

Tsuburaya_yuuko_kataomoiTsuburaya_yuuko_setunaikamosirenai


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2013年12月 1日 (日)

12月の新刊

12月の新刊から気になる新書・文庫・選書を私の蔵書と関連させて紹介します。

◎岩波新書「植民地朝鮮と日本」趙 景達
どんな言い訳したってよその国を植民地にしておいてこんなに良いことをしたって言えた義理はないわけです。
本書の前段が「韓国併合」となるわけです。

◎岩波新書「イギリス史10講」近藤和彦
古代から現代に至るイギリス通史。
わが家にある通史は文化史・社会史的なものばかり。
森のイングランド」「もうひとつのイギリス史」「ユニオン・ジャック物語
ほかでは「英仏百年戦争」「エリザベス一世」「政治家の誕生」「東インド会社」あたりが重要なところかな。

◎岩波ジュニア新書「ヨーロッパがわかる――起源から統合への道のり」明石和康
古代ギリシアから、ローマ帝国、十字軍、ルネサンス、フランス革命、世界大戦、東西対立、EU…。オイオイといいたくなるような忙しい宣伝文句。
うちの本棚では「ヨーロッパとは何か」でいかがでしょうか。

◎講談社現代新書「科学vs.キリスト教 世界史の転換」岡崎勝世
同じ著者のものでは「聖書VS.世界史」なんてのがある。こっちもvsつき。
初期近代の科学を扱っていればケプラーでもニュートンでもガリレオでももちろん関連があるし、全体的なところでは「科学革命の歴史構造〈上〉〈下〉」「なぜ地球が動くと考えたのか 大発見(3) 」あたり。
「18世紀の自然思想」はどうかな?

◎講談社ブル-バックス「古代世界の超技術」志村史夫
真面目な本ですからオオパーツものではないでしょう。古代の建築物とかその辺でしょうか。

◎講談社ブル-バックス「極限からみた生命」長沼 毅
生物学はなにはともあれ興味はそそられる。

◎ちくま新書「思考実験: 世界と哲学をつなぐ75問」岡本裕一朗
哲学的にものを考えるとはどういうことかみたいな本だろうとは思う。
あまり得意ではない分野です。

◎ちくま新書「ユダヤ教 キリスト教 イスラーム: 一神教の連環を解く」菊地章太
ちょっと前に講談社メチアの類書を読んだところ。おまけに著者は今読んでいる「妖怪学の祖 井上圓了」の著者でもある。
随分と私の興味に近いところにある本なんでしょうが、どう解いたところで多分びっくりするようなことはないと思います。
うちの蔵書では「古代オリエントの宗教」「一神教の誕生」あたりが近いかも。

◎ちくま新書「新しい論語」小倉紀蔵
論語かあ。著者は朱子学が専門みたいだから論語のそういう読み方ってことなのでしょうか。

◎平凡社新書「驚きのアマゾン: 連鎖する生命の神秘」高野 潤
うちにあるアマゾンといえば黄金郷か人類学ばかり。でもアマゾンの生物は面白い。

◎平凡社新書「「東京物語」と小津安二郎: なぜ世界はベスト1に選んだのか」梶村啓二
わかりません。私のベスト1ではありませんから。
でも評論家はみんな好きですよね。きっとそういう映画なんでしょう。

◎平凡社新書「5つの謎からわかる宇宙: ダークマターから超対称性理論まで」荒舩良孝
似たような入門書では「最新宇宙論と天文学を楽しむ本」「図解雑学 天文学」なんていうのがある。

◎文庫クセジュ「[新版]ローマ共和政」フランソワ・イナール
ローマ史でもうちにあるのは帝政以降がほとんどで共和政については読んだことがない。


◎ちくま文庫「権力の館を歩く: 建築空間の政治学」御厨 貴
日本の首相たちの邸宅からから権力者たちの本性に迫ろうという試み。
親戚に政治家がいたので、いつでも客が出入りしているという雰囲気は何となくつかめるような気がする。

◎ちくま文庫「書斎の宇宙: 文学者の愛した机と文具たち」高橋輝次 編集
妹尾河童の「河童が覗いた「仕事場」 」に近いのかな。あれは面白かったけど。

◎ちくま学芸文庫「自然権と歴史」レオ・シュトラウス
保守派政治学の巨頭シュトラウスの著書。
自然権の歴史をソクラテスからホッブスとかロックへと描いている(らしい)。
自然という概念はなかなか興味深い。

◎ちくま学芸文庫「仏像入門」石上善應
仏像のことは「お釈迦さま百科」ぐらいかな。

◎講談社学術文庫「斜線 方法としての対角線の科学」カイヨワ,ロジェ
同じカイヨワでは「イメージと人間」があるけど、うちのにはカイヨワの対角線の科学シリーズなんていうシリーズ名はついてなかったはず。まあどっちにせよこれも対角線だ。

◎講談社学術文庫「パンの文化史」舟田詠子
パンについては「パンとワインを巡り 神話が巡る」という愉快な本を持っている。
もちろんパンそのものについて語ったものは持ってない。

◎講談社学術文庫「フロイトとユング」小此木啓吾/河合隼雄
心理学は得意じゃないんだが、「ユングとオカルトフロイト以後」なんて本は持っている。

◎講談社学術文庫「科学の解釈学」野家啓一
科学哲学ってやつですか。

◎角川ソフィア文庫「太平記の群像 南北朝を駆け抜けた人々」森 茂暁
皇子たちの南北朝」の著者。
同時代については「楠木正成と悪党」「太平記「よみ」の可能性」あたりが読み応えあり。

◎角川ソフィア文庫「ダライ・ラマ般若心経を語る」ダライ・ラマ
いうまでもなくチベット密教の人だから日本とは違う解釈があるのかも。
般若思想については「「覚り」と「空」―インド仏教の展開」が分かりやすいかも。

◎河出文庫「日本人の神」大野 晋
国語学者による"日本語の神"論。「日本語をさかのぼる」にもそんな話があったような。

◎河出文庫「フランツ・ヨーゼフ: ハプスブルク「最後」の皇帝」江村 洋
同じ著者による「ハプスブルク家の女たち」に若干の記述があり、「ウィーン」は同時代の帝都を扱っている。

◎講談社メチエ「藤原道長「御堂関白記」を読む」倉本一宏

◎講談社メチエ「教会の怪物たち ロマネスクの図像学」尾形希和子
教会は多くの怪物たちに守られている?怪物たちを見ることはキリスト教の深層に触れることになるのかもしれない。
わが家にも「怪物のルネサンス」「幻想の中世グリーンマン」など怪物にまつわる本が結構ある。

◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「死者のはたらきと江戸時代: 遺訓・家訓・辞世」深谷克己
うちにある似た本は「思わず知りたくなる!日本の名言141」多分もっとまともな本なんでしょう。

目玉は「イギリス史10講」「科学vs.キリスト教 世界史の転換」「教会の怪物たち」
どれも必読です。

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