図書館で5冊
貫井図書館で予約していた5冊を受け取る。
「太古の光景」
「『平家物語』の再誕」
「朝鮮人のみた中世日本」
「古代ギリシアの精神」
「言語学の教室」
「太古の光景」は、人間が存在しない時代の光景がいかに描かれてきたかを論じたもの。
「図鑑の博物誌」を始めとする荒俣さんの諸作に通じるものがありそうな感じ。
参考文献を眺めたら私の書棚の「ナチュラリストの誕生」「博物学の黄金時代
」「ワンダフル・ライフ
」があった。
「『平家物語』の再誕」。平家物語についてなら「平家物語―「語り」のテクスト」とかあるけれど、明治以降平家物語が国家主義的に読み替えられてきたというような話なら、「桃太郎の運命
」みたいなものかも。
「朝鮮人のみた中世日本」は、おそらく「中世倭人伝」が近そう。
「古代ギリシアの精神」は、専門はニーチェとかスピノザの人みたい。そんな人がアリストテレスでいろいろ考えてみたというエッセイ。はずしたかな。
「言語学の教室」。認知言語学は分からないが、参考文献にお気に入りの「言語を生みだす本能」が挙がっているから面白いかも。
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