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2012年5月30日 (水)

新藤兼人逝去

映画監督の新藤兼人さんが亡くなりました。
日本最高齢の現役監督であり脚本家であったただけにその作品数は膨大。
日本映画データベースによれば、
監督作品は46本でそのうち19本がキネ旬のベストテンに入り、3本(『ある監督の生涯』『午後の遺言状』『一枚のハガキ』)が1位に輝いている。
また、手掛けた脚本作品はなんと217本。
そのうち私が観ている監督作品は11本
悪党
『鉄輪』
讃歌

ある映画監督の生涯
『地平線』
墨東綺譚
午後の遺言状
三文役者
ふくろう
一枚のハガキ

脚本作品は監督作品を除けば20本
お嬢さん乾杯!
女の勲章
斬る
しとやかな獣
刺青
けんかえれじい
華岡青洲の妻
『混血児リカ』
『混血児リカ・ひとりゆくさすらい旅』
『混血児リカ・ハマぐれ子守唄』
昭和枯れすすき
『危険な関係』
事件
配達されない三通の手紙
地震列島
積木くずし
映画女優
遠き落日
『おもちゃ』
完全なる飼育

監督作品では、『悪党』がいちばんかな。
キネ旬で1位になった『ある映画監督の生涯』などは、溝口知らずの私にはちっともピンと来ず、
それ以降の後期作品はテーマが前面に出すぎてすぎていささか堅苦しい。
それに比べると、脚本家としてデビューしているだけに、脚本はまさにプロの仕事。
基本にのっとって構成のしっかりした脚本作りで『混血児リカ』もやれば『積木くずし』もやる。
なかでは増村保造、野村芳太郎作品がお気に入り。
ただし、監督作品では観ているのは全体の4分の1程度。
監督第1作の『愛妻物語』をはじめ『裸の島』も『竹山ひとり旅も観ていない。
脚本作品にいたっては量産していた50年代~60年代前半の作品はほとんど観ていないので決していい観客とはいえないな。

合掌

おまけにキネ旬ベストテン入り監督作品リスト。

1951年第10位『愛妻物語』
1953年第10位『縮図
1959年第8位『第五福竜丸
1960年第6位『裸の島』
1962年第6位『人間
1963年第8位『
1965年第9位『悪党』
1966年第7位『本能』
1969年第4位『かげろう』
1970年第10位『裸の十九才
1974年第6位『わが道
1975年第1位『ある映画監督の生涯 溝口健二の記録』
1977年第2位『竹山ひとり旅』
1981年第8位『北斎漫画
1988年第7位『さくら隊散る
1992年第9位『墨東綺譚』
1995年第1位『午後の遺言状』
2000年第6位『三文役者』
2011年第1位『一枚のハガキ』

もひとつおまけにキネ旬ベストテン入り脚本作品(監督作品は除く)
1946年第4位『待ちぼうけの女』
1947年第1位『安城家の舞踏會
1948年第5位『わが生涯のかがやける日
1949年第6位『お嬢さん乾杯』
1949年第9位『森の石松』
1951年第3位『偽れる盛装
1951年第7位『源氏物語
1958年第6位『夜の鼓
1963年第6位『しとやかな獣』
1964年第7位『傷だらけの山河
1967年第5位『華岡青洲の妻』
1972年第2位『軍旗はためく下に
1978年第4位『事件』
1987年第5位『映画女優』
(抜けがあってもご容赦を)

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コメント

積木くずしについては私もブログで取り上げました。まったくその通りだと思います。

投稿: 激動の戦後史 | 2012年8月17日 (金) 17時11分

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