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2011年9月26日 (月)

フランス上院議員選挙

フランスの上院議員選挙で社会党を中心とする野党左翼グループが過半数を獲得するという歴史的な勝利を得た。
フランス上院は、国民による直接選挙ではなく地方議員など投票人による間接選挙という特殊性もあり、長い間保守の金城湯池だったが、社会党政権時代に地方と都市の定員格差の是正や比例制の拡大を進めて来た。そこに原子力施設での事故やEUの財政危機、アフガン派兵など、現政権に対する批判が相俟ってのこと。
これでフランスもアメリカ日本に次いで上下両院がねじれ現象。ますます政策実行には時間がかかることになりそう。
とまあ、ありきたりなことしか書けないのは、フランスの新聞の選挙報道の分かりにくさのせい。
普通選挙があったらどの党が何議席獲得しましたというところから記事は始まらないのか。上院は定員の半数づつ3年ごとに選挙が行われるのだから、前回3年前の各党の獲得議席と今回の獲得議席、その合計議席を表にしてバーンと一面に出すべきじゃないのか?
ところがこれがない。
ルモンド紙を見ても、あるのは与党が170議席、野党が178議席という横棒グラフ、それに各選挙区の与野党議席配分だけ。どの党が何議席なのかもわからない。
リベラシオン紙には各党の議席が半円グラフになっているが、これも前回と今回の合計。
それによると左から
共産  21
社会 127
環境  10
急進  17
中道  26
UMP  144
(グワドループ島の3議席は未定)
*他の新聞を見るとこの3議席は社会2共産1

さすがに社会党系の新聞だけに今回の議席も載っている。と思ったら、
社会 60
急進  5
環境 10
共産 16
合計 91
自分のところの野党系だけ!いったいどうなってるんだ。

フィガロ紙にあるのも地図上に表示された選挙区ごとの獲得議席のみ。

フランスの新聞は数字が嫌いなんだろうか。
それとも上院選はあまり興味ないのだろうか。


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