« かっぱ寿司 | トップページ | ラトビア総選挙 »

2011年9月16日 (金)

デンマーク総選挙

15日に行われたデンマーク総選挙の結果。
確定したのは本土の175議席で、与党中道右派が86議席、野党中道左派が89議席。
海外領土の残り4議席は未定だが、与野党の勢力比に変化はないということで与野党の議席が逆転、中道左派政権が誕生することになった。>どうやら海外領の4議席は与党1、野党3議席となり、最終議席は与党87対野党92で決まった。

まずは選挙結果。
<与党>
自由党 47 +1 26.7%
国民党 22 -3 12.3
保守国民党 8 -10  4.9
自由同盟 9  +4  5.0

<野党>
社民党 44 -1 24.9%
社会主義人民党 16 -7  9.2
急進自由党 17 +8  9.5
赤緑同盟 12 +8  6.7

いつものことながら政党の表記は難しい。
例えば自由党は自由主義政党なのに、デンマーク語では左翼デンマーク自由党で、ウィキでは左翼の部分をデンマーク語のそのままでヴェンスタ と表記している。またその自由党から分裂した急進自由党も母語では急進左翼党で、英語表記では社会自由党、ウィキでは急進のデンマーク語ラディケーリと表記。また国民党の“国民”も社会主義人民党の“人民”も同じ単語。デンマーク語のサイトを見てもさっぱりなので誤りがあるかもしれない。
ちなみに、イデオロギー的には国民党が排外主義の極右、保守国民党が保守政党、自由党が自由主義で自由同盟は中道路線。急進自由党がリベラルで、社民党は当然社会民主主義、社会主義人民党はソ連支配を拒否して共産党からの分裂した社会主義政党、赤緑同盟は共産党を含む社会主義諸政党の連合でとくに緑の党との関連はない。

与野党別の得票率を比べると与党系が49.8%、野党系が50.2%と僅差。
1議席減らした社民党が勝利で、1議席増やした自由党が政権から降りるという不思議な結果。
赤緑同盟の急伸は、日本の原発事故やノルウェーの右翼テロが影響を与えたものだろう。
逆にいえば、その割には国民党が意外の健闘したといえるのかも知れない。

選挙制度は、全国10の選挙区と2つの海外領土からなる12の選挙区ごとの比例代表制。
地域的には社民党が強いのは首都コペンハーゲンとオーフス、オーデンセ、オールボー、エスビャウなどの都市部。それ以外のユトランド半島の大部分とシュラン島などは自由党の地盤。予想通りにハッキリ分れている。

|

« かっぱ寿司 | トップページ | ラトビア総選挙 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182335/52751824

この記事へのトラックバック一覧です: デンマーク総選挙:

« かっぱ寿司 | トップページ | ラトビア総選挙 »