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2011年6月26日 (日)

光が丘から練馬

光が丘でセールをしているので、子供たちの夏物衣料を買いに行く。
曇り空で気持ちのいい気温だったのでサブウェイでサンドを買って舗道のベンチで昼食。

帰りに練馬のおばあちゃんに会って、お茶を飲んだり貰いもののおすそ分けをいただいたりする。
そのあとBOOKOFFで新書1冊とCDS1枚。
新書は「戦うハプスブルク家」。タイトルだけだと江村洋と一緒に“ハプスブルク三部作”を狙ったみたいだけど、内実は同じ著者の「傭兵の二千年史」でも多く扱われている三十年戦争史。ルドルフ2世、フェルディナント2世、ヴァレンシュタイン、グスタフ・アドルフ、リシュリューと次々に登場する英雄たちの物語。ハプスブルクも戦ったけれど、ヨーロッパ中が戦っていたわけだ。三十年戦争関連で付け加えるなら「阿呆物語 上」もお勧めだ。
久しぶりに買ったCDSはホワイトベリーの「かくれんぼ」。ポケモンの主題歌だ。

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2011年6月25日 (土)

図書館リサイクル本

夕食の買い出しのついでに、図書館に寄って前回返し忘れていた本を返却。
そのついでに1冊借りる。
マルセル・モースの世界」。
お勉強の本という感じ。

リサイクル本棚を覗いてみたら、講談社学術文庫が並んでいて久しぶりに成果あり。
古代朝鮮と日本文化
日本文化の中に朝鮮を見るという金達寿の著作は、私が学生の頃評判になってましたが、学問的にはどううなんでしょう。本作は神社についてのエッセー集という感じです。
千島列島黎明記
明治初期の千島列島、北海道、カムチャッカについてのイギリス人ラッコ猟師の記録。これはなかなか興味深い拾い物。
日本教育文化史〈1〉〈2〉〈3〉
オリジナルが昭和8年刊というから、“国家主義教育”が無前提に正しいものとされる怖ろしく古色蒼然たるもの。内容は古いとはいえ、各時代の教育の概略を知るうえでは役に立つかも。珍品(?)ではある。

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2011年6月22日 (水)

図書館で4冊

近所の図書館に寄って予約を入れていた次の4冊を受け取る。
飛鳥の都
陰陽道の発見
宗教で読む戦国時代
マニ教
宗教史関係が3冊もある。

「飛鳥の都」は、岩波新書のシリーズ日本古代史の第3巻。
推古朝から大化の改新を経て、天智の近江京、天武の藤原京へと連なる時代を扱っている。
聖徳太子、大化の改新、壬申の乱など個別の人物や事件についてはけっこう書棚に並んでいるが、「日本の歴史〈3〉飛鳥の朝廷」が時代的にマッチしている。
「陰陽道の発見」は、陰陽道を仏教や神道に匹敵する日本の宗教のひとつとしてとらえているようだ。
うちにある本でも、「安倍晴明伝説」や小松和彦の著書などで陰陽道に触れているが、ざっとみたところ本書は細かい資料を駆使してやや煩雑そう。
「宗教で読む戦国時代」は、宣教師伝来のキリスト教、一向一揆、そして島原の乱という誰もが知ってる戦国時代の宗教も扱っているが、おそらく目玉は“戦国びとの信仰”で扱われている天道信仰でしょう。これはキリスト教や一向宗を弾圧する側(戦国大名)を解き明かしたものとなっているのでしょうか。楽しみです。
宣教師側の日本論として「日本語小文典〈上〉〈下〉」「ヨーロッパ文化と日本文化」があり、また小和田哲男「戦国武将」で天道思想が触れられています。
「マニ教」。今回借りだした本のなかの目玉かな。
グノ-シスや異端との関連で語られることの多いマニ教ですが、マニ教そのものを正面から扱っています。
うちにあるのではエリアーデ「世界宗教史〈4〉」にあります。

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2011年6月20日 (月)

今月の新刊~新書・文庫・選書~

今月は私の興味を引く本はやや少なめです。
新書では、
◎岩波新書「平安京遷都」川尻秋生
桓武の権力抗争と遷都がテーマとくれば、「続日本紀」が基本的資料で、たとえば「平安王朝」あたりの視点が近いのでしょうか。
◎岩波新書「感染症と文明――共生への道」山本太郎
病気と人間の歴史といえば、我が家にあるのは呪術的、民俗学的な本ばかりでまっとうな医学史といえそうなのは、古い岩波新書の「文明と病気〈上〉〈下〉」がいちばんかもしれません。
◎中公新書「物語 食の文化 - 美味い話、味な知識」北岡正三郎
著者は栄養学の人のようなので、どんな内容かはよく分かりませんが、人類学系では「食と文化の謎」なんていうのもあります。
◎講談社現代新書「「神道」の虚像と実像」井上寛司
神道を、太古から連綿と続く固定的なものとしてではなく、それぞれの時代に合わせて変革してきたものとしてとらえているらしい。うちの本棚にある本を並べると、「神道の成立」「神々の変貌」「江戸のはやり神」「神々の明治維新」「国家神道」あたりが関連するはず。
◎平凡社新書「下級武士の米日記」加藤淳子
うちにも「元禄御畳奉行の日記」とか「長崎聞役日記」など日記を紹介した新書はあるが、
こういうものは内容の新鮮さに加えて、書き手の力量で面白くも味気なくもなりそう。
◎集英社新書「長崎 唐人屋敷の謎」横山宏章
上記の本以外にも江戸時代の長崎貿易についてはいくつか持っているが唐人屋敷に注目しているのはなく、オランダ、出島への記述に終始している。その意味でも新鮮
◎洋泉社歴史新書y「戦国関東の覇権戦争」黒田基樹
北条氏の関東制覇の歴史となれば「真説戦国北条五代(歴史群像シリーズ 14)」あたりが近いか?

文庫では、
◎講談社学術文庫「自死の日本史」パンゲ,M.
社会学というよりは、ややロマンチックな視点で自殺をとらえた日本文化史のようです。
◎講談社学術文庫「イブン=ハルドゥーン」森本公誠
オリジナルの「人類の知的遺産」も、森本訳「歴史序説(1)(2)〈3〉〈4〉」(岩波文庫)も持っている。
◎講談社学術文庫「本居宣長」相良亨
語り尽くされていそうでまだまだ出てくる本居宣長。
書棚にも子安宣邦「本居宣長」がある。
◎ちくま文庫「哀しいドイツ歴史物語」菊池良生
ドイツ史の軽いエッセイ。著者の本では「神聖ローマ帝国」「傭兵の二千年史」がある。
◎ちくま学芸文庫「知るということ 認識学序説」渡辺 慧
同じ著者の岩波新書「認識とパタン」は持っているが、現在あまり興味がないので多分読まないでしょう。
◎ちくま学芸文庫「ゲーテ スイス紀行」ゲーテ
ゲーテといってもこれは自然科学系。
◎中公文庫「聊斎志異考-中国の妖怪談義」陳舜臣
中国の妖怪といえばそのものズバリ「中国の妖怪」なんていう本も書棚にある。
◎中公文庫「エリュトゥラー海案内記」村川堅太郎 訳注
これは1993年に同じ中公文庫から出ている。前にも書いたけどこういうのは新刊じゃなく再版じゃないのか?
◎白水Uブックス「芸術家列伝2ボッティチェルリ、ラファエルロほか」ジョルジョ・ヴァザーリ
先月の続き

選書では、
◎角川選書「和本への招待 日本人と書物の歴史」橋口侯之介
たとえば「江戸の蔵書家たち」「江戸の本屋〈上〉〈下〉」あたりも関連するのかも。
◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「歴史人口学で読む江戸日本」浜野 潔
たしか「日本史再発見」にも人口統計があったような。
◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「戦国時代の足利将軍」山田康弘
なぜ戦国時代に将軍家は存続していたのか。いままでにない見方が出てくるのかも。
◎河出ブックス「解放令の明治維新---賤称廃止をめぐって」塩見鮮一郎
江戸時代については「身分差別社会の真実」があるが、それに対する明治維新の実態は?

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2011年6月19日 (日)

石神井公園で古本1冊&レンタルDVD2枚

風もなく蒸し暑い一日、みんなで石神井公園までお散歩。
公園の売店で飲み物を買ってブラブラ池を半周。
ふるさと文化館のベンチでひと休みをしている間、子どもたちはクイズに挑戦。
妻が食料品店で買い物をしている間に、こっちはその向かいにある小さな古書店を物色して「物語 バルト三国の歴史」を購入。
中公の「物語 ○○の歴史」シリーズはお手軽で便利。これでうちにあるのは13冊かな。
内容はというと、全10章のうち第1章が地域概要、2章がヴァイキングとリトワニア公国、3章が北方戦争で、4~5章がロシアの支配、後半5章が現代史(ロシア革命以後)。
私の興味からすると、ドイツ騎士団、ハンザ同盟、リトワニア公国あたりにもっと力を入れて欲しかったが、著者の専門が歴史ではなく国際関係論というから、それも致し方ないところか。
うちにあるのでは「北の十字軍」と現代部分は「東欧 再生への模索」あたり。

次にTSUTAYA準新作から『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』と『ハナミズキ』の2本をレンタル、子どもたちには『ケロロ軍曹』の新作を押し付けられる。
『ヌードの夜』はもちろん佐藤寛子嬢が目当て。竹中直人はむしろ邪魔なのだが、どうだろう。前作でさえうるさかったのに。>最初の数分で辟易してしまった。スプラッターだとは知らなんだ。端からすっかりリズムに乗れなかったためそれ以降も入り込めず残念。構造としては、佐藤寛子さんと真中瞳さんが竹中直人を挟んで相似関係にあるというものなんじゃないかと思うけど、真中さんの方にもう少し何かががあったら良かったのかも。そうなると違う映画なのか。要するに私がこの映画で気になったのは東風万智子さんだけだったということです。
『ハナミズキ』は、予告編を見ただけでほとんど内容が想像付いてしまう気がしたが、そうはいっても新垣結衣さんを見る価値だけはありそうなので、『おにいちゃんのハナビ』か『私の優しくない先輩』と迷ったが、こっちにした。>なんかテレビ小説の総集編を見ている気がした。いろいろなトピックが何年か置きに起きているんだけど、その間の彼女や彼氏の経験というか成長というか時間の経過がさっぱり感じられない。何かありました2年経ちました。こうなりました…。その羅列。新垣さんが悪いとかそういうんじゃなくてドラマとして成立しているのかっていうこと。ただ薬師丸ひろ子さんが魅力的だってことは再確認。新垣さんと一緒に写ると勝っているもの。これも残念だった。

最後にSEIYUに寄って、あれこれお買い物。トイレットペーパーを間違ってシングルを買ってしまい、取って返して交換してもらったりといろろあったが、どうにか無事帰還。
ふう疲れたよ。

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2011年6月18日 (土)

「中世の秋」下巻

近所のBOOKOFFでホイジンガの「中世の秋」の下巻を購入。
上巻だけ持っていたからバラ売りしていたのはラッキーでした。
ただ、索引で気になる個所をピックアップしては眺めるだけで、おそらく全体を読み通すってことはなさそう。

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2011年6月15日 (水)

新作2本

久々に近所のレンタルショップで新作DVDを借りる。
行きずりの街』と『乱暴と待機』。
『行きずりの街』は小西真奈美さん頼み。>うーんこれでいいのか?小西さん以外にも、小池栄子、南沢奈央、谷村美月も出ているのにこの花のなさはどうだ。みんな、何かありそうで何もない。それじゃ、ミステリー、ハードボイルドとしていいかというと、行当りばったりな展開だし、ヒーローもパッとせず生煮えな感じ。いやもっと小西さんが色っぽければそれもありなんだろうけど。ムードだけ。
『乱暴と待機』>こっちも小池栄子。頑張ってるな彼女。おしっこもらしちゃう美波さんもわるくない。だけど、これって何の映画だ?変な映画だと思って見ていると、最後に浅野忠信が再登場して急転直下、元の黙阿弥でめでたしめでたし。小池さん、それでいいのか?こっちは置いてきぼりで呆気にとられてしまう。

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2011年6月12日 (日)

脚本家ベストテン

昨日の続きで私の観た作品数の多い脚本家ベスト10

田中陽造 32『ツィゴイネルワイゼン』『魚影の群れ』など
荒井晴彦 31(32)『遠雷』『ヴァイブレータ』など
神波史男 28『女囚701号 さそり』『狂った果実』など
田波靖男 28『エレキの若大将』『クレージーだよ 奇想天外』など
丸山昇一 26『野獣死すべし』『友よ、静かに瞑れ』など
桂 千穂 25『暴行切り裂きジャック』『HOUSE』など
斉藤ひろし(斎藤 博)23『猫のように』『秘密』など
那須真知子 23『ビー・バップ・ハイスクール』『横須賀男狩り 少女・悦楽』など
橋本 忍 22(23)『七人の侍』『日本のいちばん長い日』など
山田信夫 21『憎いあンちくしょう』『戦争と人間』など
石森史郎 21『旅の重さ』『青春デンデケデケデケ』など

12位以下は
井手俊郎 20『放課後』など
新藤兼人 20(30)『事件』など
笠原和夫 18『仁義なき戦い』『二百三高地』など
高田宏治 17『鬼龍院花子の生涯』など
松田寛夫 17『人斬り与太 狂犬三兄弟』など
池田一朗 17『セックス・チェック 第二の性』など
中島丈博 16(18)『祭りの準備』など
佐治 乾 16『誇り高き挑戦』など
野沢 尚 16『赤と黒の熱情』など
と続く。

※数字は観た作品数。ただし自身が監督をした作品は順位にカウントせずカッコ内に含めた数を表記。
 監督作品も含めると、森田芳光、山田洋次、黒澤明、大森一樹、市川崑なども入ってきてしまう。

こちらも日活のワンツーフィニッシュ。ベストテンの半分はロマンポルノ出身だ。
ただカメラマンに比べるとベテランに偏っている感はある。

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2011年6月11日 (土)

映画カメラマンリストほぼ完成版

先日から調べていた私が観た日本映画のカメラマンのリストがほぼ完成した。
ほぼというのはアニメは除外していること、ピンク映画や自主映画に不明な作品が数多くあることなどです。
それはともかく現状ではこんなもんです。

私が観た作品の多いカメラマンベスト20は以下の通り。

前田米造53
山崎善弘48
仙元誠三47
安藤庄平45
姫田真佐久45
森 勝40
藤澤順一37
佐々木原保志35
長田勇市34
木村大作34
浜田 毅32
鈴木達夫32
柳島克己30
坂本典隆29
高間賢治29
森田富士郎29
笠松則通28
萩原憲治28
川上皓市27
川又 昂27

前回紹介していなかった9人
藤澤順一 日活出身。『櫻の園』『月はどっちに出ている』など
木村大作 東宝出身。森谷司郎、降旗康男作品を多く手掛けている。『八甲田山』『駅 STATION』など
浜田 毅 崔洋一、滝田洋二郎作品を多く手掛ける。『血と骨』『おくりびと』など
高間賢治 金子修介作品を数多く手掛けている。『1999年の夏休み』『春との旅』など
森田富士郎 大映出身。『鬼龍院花子の生涯』以降五社英雄監督作品を多く手掛ける。
笠松則通  自主映画出身で石井聡互、阪本順治作品多く手掛ける。『バタアシ金魚』『悪人』など
萩原憲治 日活出身。『八月の濡れた砂』など藤田敏八作品を多く手掛ける。ほかに『青春デンデケデケデケ
川上皓市 岩波映画出身で『もう頬づえはつかない』など東陽一作品が多い。ほかに『つぐみ
川又 昂 松竹出身。『砂の器』など野村芳太郎作品が多い。ほかに『黒い雨

ついでに監督も観た作品数の多い順に並べてみた。
大林宣彦 33
深作欣二 33
市川 崑 30
藤田敏八 30 
神代辰巳 25
金子修介 24
大森一樹 22
(ウディ・アレン 22)
篠田正浩 21
森田芳光 21
小原宏裕 19
堤 幸彦 19
根岸吉太郎 19
なんと10位でもう20作を切っている。撮影カメラマンでは20作で30位ぐらいだから大違いだ。
海外の監督でいちばん多いのがウディ・アレン、しかも海外2位のトリュフォーが12作だから圧倒的。そんなにウディ・アレンのファンだったとは自分でも意外だ。
脚本家も調べたけど、複数で執筆していたりするのでカウントが面倒臭い。

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2011年6月10日 (金)

図書館で5冊&CD1枚

上の子の忘れ物(今日が締め切りだと言って昨晩描いていた子供夏祭りのポスター)を学校に届けに行った足で図書館に寄る。
3冊返却して予約していた5冊を受け取る。
世界を変えた発明と特許」もう少し文化史的かと思ったが、ビジネス寄りの内容のようだ。ハズレかも。
妄想かもしれない日本の歴史」これもハズレっぽい。まとまったエッセイではなく著者があちこちに書きなぐった文章の寄せ集め。関東憎しで凝り固まった京都学派らしい皮肉のきいた内容も水で薄められた感あり。選書で出すほどのものか。
ギリシア文明とはなにか」ペルシア、エジプトを含む東地中海世界の辺境としてのギリシアという視点が面白そう。
心霊の文化史」イギリスの心霊主義の流れを、降霊会、骨相学、神智学から心理学、田園都市へとたどっていく文化史。高山宏「奇想天外・英文学講義」あたりにも近く、日本の心霊学については「「こっくりさん」と「千里眼」」がある。同じ著者の「フリーメイソン」や訳書「薔薇十字団」は持っている。
遣唐使の光芒
遣唐使そのものについての本は持っていない。大きな流れは「日本文化交流小史」にあり、「日本の国号」「渤海国の謎」「入唐求法巡礼行記」あたりが参考になりそう。

ついでに開架のCD棚を眺めて『アリス ニューベストナウ 70』も借りる。
何をいまさらですが、チューリップ、甲斐バンド、オフコース、かぐや姫、ガロなど70年代のニューミュージック系ビッググループのなかで、アリスだけが私のライブラリーになかったもんで。

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2011年6月 7日 (火)

5月新刊選書の残り

5月新刊の選書の追加です。
山川日本史リブレット人「平清盛―「武家の世」を切り開いた政治家」上杉和彦
山川世界史リブレット「モンゴル帝国の覇権と朝鮮半島」森平雅彦
山川世界史リブレット「十字軍と地中海世界」太田敬子

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2011年6月 6日 (月)

ポルトガル総選挙

ポルトガルで総選挙がありました。

選挙結果は
PSD社会民主党 38,6% 105(81)
PS社会党 28,1% 73(97)
CDS-PP民主社会中道・人民党 11,7% 24(21)
CDUポルトガル共産党 7,9% 16(15)
BE左翼ブロック 5,2% 8(16)
未定4
総数230
()内は前回議席

過半数116ですのでおそらくPSDとCDS-PPの連立政権となるのでしょう。

分かりにくいですけど社会民主党は中道右派で社会民主主義政党ではありません。
社会党が中道左派の社会民主主義政党です。
民主社会中道・人民党が保守政党で、左翼ブロックは共産党より過激な反資本主義左翼諸政党のゆるやかな連合体。

選挙制度は18の県(地方自治としての県は2000年に廃止されたようだが選挙区としてはそのまま使われている)と2つの自治地域ごとの比例代表制。各選挙区の定数は最小2から最大の47まで大きな差がある。
基本的には南部は左翼が強く、内陸部および自治地域が保守的。沿岸都市部で中道勢力が拮抗という図式。
ちなみに共産党の16議席の分布を見ると、13議席がリスボンから南で、それ以外は比例配分の多いポルトで2議席など都市部。
左翼ブロックは都市部限定。

この前のアイルランド総選挙でもそうであったように、EUやIMFの援助のための財政再建路線を変えることはできないので、政権交代をしても政策変更の余地はあまり大きくないのかも。

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2011年6月 3日 (金)

日本映画プロフェッショナル大賞発表

はるさんのブログを見ていたら2010年度日本映画プロフェッショナル大賞が発表になっていました。

ベスト10
第1位 川の底からこんにちは (石井裕也監督 満島ひかり主演)
第2位 へヴンズ ストーリー (瀬々敬久監督 寉岡萌希主演)
第3位 ヒーローショー (井筒和幸監督 後藤淳平主演)
第4位 ゲゲゲの女房 (鈴木卓爾監督 吹石一恵主演)
第5位 春との旅 (小林政広監督 仲代達矢主演)
第6位 イエローキッド (真利子哲也監督 遠藤要主演)
第7位 ケンタとジュンとカヨちゃんの国 (大森立嗣監督 松田翔太主演)
第8位 海炭市叙景 (熊切和嘉監督 谷村美月主演)
第9位 アウトレイジ (北野 武監督 ビートたけし主演)
第10位 カラフル (原 恵一監督 アニメーション)

個人賞
作 品 賞   川の底からこんにちは
         (制作=PFFパートナーズ ぴあ/TBS/TOKYO FM/IMAGICA/
              エイベックス・エンタテインメント/USEN)
監 督 賞    瀬々敬久 (「へヴンズ ストーリー」)
主演男優賞   高岡蒼甫 (「さんかく」)
主演女優賞   内田有紀 (「ばかもの」)
新人監督賞   真利子哲也 (「イエローキッド」)
新人奨励賞   高良健吾(「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」)
新人奨励賞   水原希子(「ノルウェイの森」)
特 別 賞    黒澤 満 (長年の功績に対して)

ベスト10のうち6本観ていた。『さんかく』がベストテンにはいっていないのが残念なぐらいで、“報知映画賞、キネマ旬報ベストテン、毎日映画コンクールの各受賞作品、個人賞以外から選出報知映画賞、キネマ旬報ベストテン、毎日映画コンクールの各受賞作品、個人賞以外から選出”というわりには意外とまとも。『川の底から…』なんて賞取っていなかったっけっていうぐらい評価されていた印象。
ただ、個人賞の内田有紀『ばかもの』はノーチェックだった。観なくっちゃ。

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2011年6月 2日 (木)

不信任案否決

なんか産経あたりがはしゃいでいた菅内閣不信任案があっさり否決されました。
朝からテレビで評論家がやっていた票読みは何だったんでしょうねえ。
少なくとも小沢系の数十人は賛成票を投じるかと思っていたのに、鳩山さんが日和っただけで撤退するとは小沢さんの命運も尽きたのかな。
ここで50人近くの力を見せつけられればともかく、賛成したのが2人、棄権したのが15人じゃ菅さんが強気に全員を除名してもいい程度の人数だ。結局除名はしないでなあなあで終わりそうだけど。
私の選挙区の民主党議員は、選挙区の人も以前選挙区から出て比例区に回った人も棄権していた。
元々そんなに選挙に強いわけでもなく前回勢いで当選しただけだから、彼らの運命も今期限りだろうね。

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2011年6月 1日 (水)

図書館で3冊

もう6月。
国会じゃ内閣不信任案がどうしたと騒いでいますが、どうなることやら。
こっちは図書館に期限の切れた本を返してついでに3冊借りる。
選書日本中世史 1 武力による政治の誕生」「西洋哲学史―近代から現代へ」「日本の偽書」。
「選書日本中世史1」は、鎌倉幕府の意味を武力を朝廷から奪ったことに求めているようだ。ざっと見た印象では、著者が史料編纂所准教授のせいか網野以降の最近の中世史にありがちなアクロバティックな面白さには欠けるのかも。それに文章が読みにくい気もする。
「西洋哲学史」はデカルトからハイデガー、ウィトゲンシュタイン、レヴィナスにいたる近現代哲学史。章立てをみて思うのは啓蒙主義とか実存主義が扱われていないこと。レヴィナスが専門の著者には、そういうのは“哲学”ではないとみなされているのだろうか。現代もサルトル、ドゥルーズ、デリダ、ハバーマスが年表にあるだけ。まだ歴史ではないようだ。それでも一読の価値はありそう。
「日本の偽書」。「偽書の精神史」とか「偽史冒険世界」とかに関連するんでしょう。

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