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2011年2月28日 (月)

寒い

昼ごろから雪混じりのみぞれ。
寒い。

2月も終了だ。

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2011年2月27日 (日)

アイルランド総選挙

25日に行われたアイルランド総選挙で与党が敗北して政権交代だと新聞各紙が報じている。
今のところ確定しているのは166議席中150議席で
FG(フィナ・ゲール/統一アイルランド党) 68(51)
LAB(労働党) 35(20)
FF(フィアナ・フォイル/共和党) 17(78)
SF(シン・フェイン党) 13(4)
無所属 13(5)
SP(社会党) 2((0)
PBA(利益の前の国民同盟) 2(0)
GP(緑の党) 0(6)
PD(進歩民主党) -(2) 
※()内は前回2007年の獲得議席。PDはその後解党したため今回は立候補していない。

とまあ、長年政権与党であり続けたFFの歴史的大敗という結果になった。
FFとFGは政策的にはともに中道右派という位置づけだが、設立基盤が1921年のアイルランド独立においてイギリスからの完全独立派(FG)と英連邦内の暫定独立容認派(FF)の対立から、血で血を洗う内戦を経て生まれたものだけに政策以上に違いは大きい。ちなみにSFは完全独立派の中の最強硬派IRA(アイルランド共和国軍)の政治組織である。その意味では今回の選挙はEUによる財政健全化の押し付けに反発する国民の心情が完全独立派を母体とする政党の勝利を導いたという見方もできそう。もちろんだからといってFGにどれだけ政策選択の余地があるのかは別問題ではあるけれど(あれ?なんか日本の民主党政権みたいだ)。
緑の党の壊滅的敗北も前回選挙後FFと連立を組んだことが災いしたといえそう。

しかし、選挙ファンに見逃せないのは単記移譲式とも言われる国会議員選挙ではまれなアイルランドの選挙制度の難しさかつ面白さ。
選挙区は定員3~5人の区で、日本が小選挙区比例代表併用制に移行してしまった今世界でも珍しい中選挙区なのだが、投票者は1人に投票するのではなく選挙区の定員分だけ順位をつけて投票する。定員5人なら当選して欲しい順に1位から5位まで立候補者のリストに数字を振っていくことになる。
大変なのは開票。
まずは投票用紙の1位の票を集計する。
ここで投票総数÷(定員+1)+1票(これは当選のための必要最少得票数)以上を獲得した候補がいればその候補者は当選。そして、必要最少得票数以上の獲得票数を、彼へ1位に投票した票のうち2位と書かれた候補者の割合で分配する。ここで新たな当選者が出ればまた同じことを繰り返し、当選者がいなければその時点での最下位(もしくは規定得票に達していない>どうやら規定得票に達しないではなく最下位候補の票が仮に全部渡っても次の最下位順位が変わらない候補のようです)候補を落選と決定する。今度はその落選候補の投票用紙で2位に指名されていた候補へ票を分配する(2位に指名された候補が落選していれば3位、3位が落選していれば4位…)。これを延々定員+1で最後の落選者が決定するまで繰り返す。この制度の最大の利点は他の制度に比べて死に票が圧倒的に少ないことである。
もっとも実際には、すでに結果の出ている39選挙区をみるとこれによって1位票の集計と当選者が変わったのは7選挙区でしかもそのうち2選挙区は同じ政党同士の順位の変動だから、この面倒な手続きを経て選挙結果が変わったのは5選挙区でしかない。これをわずかと見るか大きな影響と見るか。もちろん未定の4選挙区はなかなか結果が出ないだけあって順位の変動の可能性は高いが、仮にすべてで変動があったとして、それを含めても9選挙区ということになる。
効率という面では疑問もあるが、なかなか興味深い選挙制度である。

今回の選挙結果から変動のあった選挙区を例に上記の制度を観てみよう。
取り上げるのは南部のWaterford選挙区。
定員4人有効投票総数は53720票。
必要最低得票数は53720÷(4+1)+1=10745票
立候補者は15人。1位獲得票数の開票結果は、
DEASY, John FG 10718
COFFEY, Paudie FG 9698
KENNEALLY, Brendan FF 7515
CONWAY, Ciara LAB 5554
HALLIGAN, John IND 5546
CULLINANE, David SF 5342
RYAN, Seamus LAB 4638
HIGGINS, Tom IND 1130
COLLERY, Justin IND 967
TOBIN, Joe WP 873
CONWAY, Joe IND 725
POWER, Jody GP 462
NUTTY, Ben IND 257
WATERS, Declan IND 222
KIERSEY, Gerard IND 73
誰も10745票に達していないので最下位候補を落選と決定しその73票を分配する。それでも当選者が出なかったので次のWATERS候補を落選としてその223票(1票増えていた)を分配する。
その結果が
DEASY, John FG 10751
COFFEY, Paudie FG 9737
KENNEALLY, Brendan FF 7555
HALLIGAN, John IND 5569
CONWAY, Ciara LAB 5565
CULLINANE, David SF 5361
RYAN, Seamus LAB 4652
HIGGINS, Tom IND 1150
COLLERY, Justin IND 983
TOBIN, Joe WP 889
CONWAY, Joe IND 738
POWER, Jody GP 465
NUTTY, Ben IND 276
トップのDEASY候補が10745票を越えたので当選が決定。次いで最下位の落選が決定してその276票を分配。これを繰り返して8位以下の候補の落選が決定した時点での得票数は
DEASY, John FG 10751当選
COFFEY, Paudie FG 10703
KENNEALLY, Brendan FF 7968
HALLIGAN, John IND 6448
CONWAY, Ciara LAB 6424
CULLINANE, David SF 5868
RYAN, Seamus LAB 5113
トップの候補の得票が変わらないことから当選決定者もまた落選決定者と同様にそれ以後の計算ではカウントされないことが分かる。ここで労働党の最下位候補の落選が決定して票を分配。
COFFEY, Paudie FG 11236
DEASY, John FG 10751
CONWAY, Ciara LAB 9216
KENNEALLY, Brendan FF 8207
HALLIGAN, John IND 7373
CULLINANE, David SF 6298
労働党候補の5113票は同じ党のCONWAY候補に2792票、無所属のHALLIGAN候補に925票、FGのCOFFEY候補に533票、SF党候補に330票、FFのKENNEALLYには239票回ったことが分かる。
ここで新たにCOFFEYの当選が決定し、またCULLINANE候補の落選も決まる。
その6298票を分けた結果が
COFFEY, Paudie FG 11236当選
CONWAY, Ciara LAB 11182当選
DEASY, John FG 10751当選
HALLIGAN, John IND 9602
KENNEALLY, Brendan FF 8782
CONWAY候補が2000票近くを獲得して当選。HALLIGAN候補が2200票を移譲されて、500票しか貰えなかったKENNEALLYを抜いて4位に。しかしこれで決定ではない。最後に今当選が決まったCONWAY候補の得票から必要最小票を引いた11852-10745=1107票がある。これは下位両候補の票差以上の票数なので、これを両候補への移譲票の割合で分配すると。HALLIGAN候補が9818票、KENNEALLY候補が8845票となり、1位獲得投票数では3位だった候補の落選が決定した。

ふ~こりゃ大変だ。


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2011年2月26日 (土)

「皇紀・万博・オリンピック」

小茂根図書館にCDを返却に行ったついでに江古田のBOOKOFF に寄ってみる。
中世思想原典集成」全巻が揃っているBOOKOFFなんてそうあるものではないけれど、私が購入したのはいつもの105円コーナーから「皇紀・万博・オリンピック」。
僕の手元の本では「博覧会の政治学」「東京の都市計画」「天皇の祭祀」あたりとリンクするのかも。
達者な語り口で既成概念にとらわれない新しい視点を見せてくれる。ただ、軽い口調とは裏腹に紀元節を近代化ととらえるなど、全体に日本は神がかりの国じゃなかった諸外国と同じに経済発展のために戦争しただけだと、自由主義史観の補完的立場が見え隠れするのがいささか気になるところではある。

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2011年2月25日 (金)

BOOKOFFで新書を2冊

朝いちで五十肩のリハビリ。なかなか改善している気がしない。

BOOKOFFで新書を2冊。
岩波新書の「地中海―人と町の肖像」と講談社現代新書の「大英帝国」。
「地中海」は地中海を舞台に活躍した歴史家、科学者、聖者、哲学者・予言者・画家を二人づつ紹介した歴史エッセイ。それぞれのテーマについては私の書棚にも「黄金伝説抄」「地中海 終末論の誘惑」などいろいろあるけれど碩学の手によってどう料理されているか楽しみなところ。
「大英帝国」はヴィクトリア朝の社会史。この分野は、今図書館から借りている「イギリス近代史講義」もそうだけど、「子どもたちの大英帝国」「路地裏の大英帝国」「パブ・大英帝国の社交場」「英国流立身出世と教育」など、内容だけでなく文章の達者な学者が多く充実している。

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2011年2月24日 (木)

目薬4種

白内障の手術を前に、1週間前からさす目薬をもらってくる。
抗菌剤、抗生物質、消炎鎮痛薬に感染症防止の軟膏と4種類の目薬を毎日ささなければならないらしい。
しかも抗生物質は2種類の薬を自分で混ぜ合わせて使用するもの。手術前の準備もいろいろある。

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2011年2月22日 (火)

「チョコレートの世界史」

中村橋で買い物をするついでに図書館で予約していた「チョコレートの世界史」を受け取る。

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2011年2月21日 (月)

今月の気になる新書・文庫

今月新刊の新書文庫から気になるものを。

新書
○岩波新書「王朝文学の楽しみ」尾崎左永子
あまり得意な分野ではないので本棚で関連ありそうなのは「中世に生きる女たち」「平安王朝」ぐらい。
○岩波新書「歌謡曲――時代を彩った歌たち」高護
著者の共著・編集ものでは「定本ジャックス」「定本はっぴいえんど」「日本ロック大系〈上〉〈下〉」「歌謡曲名曲名盤ガイドシリーズ」などがある。この本も購入済み。
○岩波新書「ラテンアメリカ十大小説」木村榮一
本書に登場する作家の本で家にあるのはボルヘスボルヘスの「伝奇集」とガルシア・マルケス「ママ・グランデの葬儀」「族長の秋」だけでバルガス=リョサ「緑の家(上)(下)」は図書館から借りて読んだ。
○中公新書「科学史年表 増補版」小山慶太
なぜか中公新書はまだamazonで買えない。
○中公新書「江戸の思想史人物・方法・連環」田尻祐一郎
おそらく本書に登場する人物についての本は何冊か持っているだろうけど、全体として絡むのは「日本の思想文化」あたり。
○中公新書「『古事記』神話の謎を解く かくされた裏面」西條勉
日本神話好き故、古事記関連書はやたら持ってる。中央公論新社のサイトに紹介がないので本書の狙いがいまいちわからないのだけど、「古事記と日本書紀」「古事記の起源」あたりは関連するかな?
○講談社現代新書「占いと中世人―政治・学問・合戦」菅原正子
手元に占いそのものについての本はないけれど、目次から察するに「神風と悪党の世紀」「徳政令」「龍の棲む日本」あたりでどうだろうか。
○ちくま新書「世界史をつくった海賊」竹田いさみ
本棚にあるので本書の内容にかかわりあるのは「大帆船時代」「東インド会社」「略奪の海カリブ」。
○文庫クセジュ「SF文学」ジャック・ボドゥ
SFの歴史についてまとまったものとしては「SFの変容」、簡潔なものとしては「SFハンドブック」。

文庫
○岩波文庫「コロンブス 全航海の報告」林屋永吉訳
同じ岩波文庫には「コロンブス航海誌」があるけど、こっちは国王宛の報告書間。
○岩波文庫「第三階級とは何か」シィエス
このパンフレットが書かれた三部会開催については「1789年―フランス革命序論」が参考になる。
○講談社学術文庫「元禄文化 遊芸・悪所・芝居」守屋毅
元禄時代については「元禄御畳奉行の日記」「生類をめぐる政治」ぐらいだけど、本書は方向が違うみたいだ。
○講談社学術文庫「満洲 マンチュリアの起源・植民・覇権」小峰和夫
清朝については「大清帝国」、満州については「キメラ―満洲国の肖像」「満洲帝国(歴史群像シリーズ (84))」が手元にある。
○講談社学術文庫「構造主義進化論入門」池田清彦
これって目次から察するに「さよならダーウィニズム」と同じなのか?
○ちくま学芸文庫「萬葉集に歴史を読む」森 浩一
壬申紀を読む」あたりがいちばん近く、「古代農民忍羽を訪ねて」も関係なくはないかも。
○中公文庫「ウィリアム・モリス―ラディカル・デザインの思想」小野二郎
これはオリジナルの中公新書版をもっている。
○平凡社ライブラリー「ルネサンス文化史-ある史的肖像」エウジェニオ・ガレン
ルネサンスについては「ルネサンス精神の深層」「ルネサンスの魔術思想」などちくま学芸文庫に優れた著作が入っており、これもその1冊に加えられた。これは必読だな。同じ澤井訳では「カルダーノ自伝」「ガリレオの弁明」があり、著書では「ユートピアの憂鬱」「錬金術―宇宙論的生の哲学」「イタリア・ルネサンス」を持っている。
○河出文庫「ギフト 西のはての年代記Ⅰ」アーシュラ・K・ル=グウィン
ゲド戦記」は妻が持っていて、私の本棚には「闇の左手」がある。
○河出文庫「ヴァギナ 女性器の文化史」キャサリン・ブラックリッジ
まったく想像できない本だが「セクシュアリティの近代」あたりが関係しているのか?よく分らないが気になる1冊。

今月の一押しはすでに買った「歌謡曲」をのぞけば「世界史をつくった海賊」と「SF文学」。文庫では「ルネサンス文化史」かな。

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2011年2月20日 (日)

焼肉

夕食に石神井公園の焼肉屋へ行く。
うちの近くにおいしい焼肉屋があるのだが、これが人気店でその日の昼に並んで予約を入れても夜の9時過ぎというありさま。しょうがないので石神井まで出掛けることに。
焼き肉好きの子どもたちもほとんど一人前は食べてくれる。

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2011年2月19日 (土)

バースデイ・ケーキ

今日は妻の誕生日。
だが、ここんとこ風邪をこじらせたのか絶不調。せめてケーキだけでも買ってこようかと小さいのを二人連れて池袋へ。西武の地下と東武の地下を渡り歩いて子供たちの意見を聞いてケーキ売り場を探す。上の子は生クリームがあまり好きじゃないのでいろいろ悩んだ末にレアチーズケーキにする。おいおい君のケーキじゃなくてお母さんの誕生日なんだけどね。
そのあとロッテリアでひと休みをしてからリブロで岩波新書の「歌謡曲」を購入。
著者の高護は、歌謡曲の歴史を系統だって語ることのできる数少ない一人。
これまで多くの雑誌や単行本で語ってきたことの集大成的な著作といってよさそう。
それだけにここに込められた情報量の多さは半端ではない。歌手、作詞家、作曲家、編曲家それぞれがどのような基盤から音楽に携わっているかというだけではなく、それぞれの技法や洋楽からの影響、参加ミュージシャン、使用楽器、スタジオの機材に至るまで、それぞれの楽曲にとって重要と思われる要素がびっしり。しかもここで論じられているのはあくまでもストイックまでに楽曲についてのことだけ。それだけに社会的な意味や芸能界チックな視点などわかりやすい物語はない。ボンヤリ読んでいると楽曲が羅列されているように見えてしまう。その辺編集的にもう少し一般に読ませる工夫がほしかった気もする。

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2011年2月18日 (金)

第34回日本アカデミー賞決定

日本アカデミー賞が発表になりました。
■最優秀作品賞
『告白』
■最優秀監督賞
中島哲也 『告白』
■最優秀主演男優賞
妻夫木聡 『悪人』
■最優秀主演女優賞
深津絵里 『悪人』
■最優秀助演男優賞
柄本明 『悪人』
■最優秀助演女優賞
樹木希林 『悪人』
■最優秀脚本賞
中島哲也 『告白』
■最優秀美術賞
林田裕至 『十三人の刺客』
■最優秀撮影賞
北信康 『十三人の刺客』
■最優秀照明賞
渡部嘉 『十三人の刺客』
■最優秀録音賞
中村淳 『十三人の刺客』
■最優秀編集賞
小池義幸 『告白』
■最優秀音楽賞
久石譲 『悪人』
■最優秀アニメーション作品賞
『借りぐらしのアリエッティ』
■最優秀外国映画賞
『アバター』
■話題賞
俳優部門:岡村隆史 『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』
作品賞:『SP 野望篇』

こんな馬鹿な話はないわけで『告白』『悪人』『十三人の刺客』しか受賞しないとはどういうことよ。

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2011年2月17日 (木)

久しぶりにリハビリ

先週末連休で行けなかった五十肩のリハビリに行く。
あっためてボキボキ引っ張ったり揉んだりしてもらうとその時だけは動くような気がするんだが…これがなかなか治らないんだなあ。

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2011年2月16日 (水)

新作半額デーで2作

近所のレンタルショップで新作2枚。
春との旅』と『FLOWERS-フラワーズ-』。
『春との旅』はきっといい映画だと思うが、生真面目そうでそこが私好みかどうか心配でもある。>仲代達矢が大滝秀治、田中裕子、淡島千景、柄本明、香川照之と名優たちのもとを訪ねてみごとなやり取りを披露して、そこに体当たりの徳永えり嬢が絡むという贅沢な映画。たしかに演技は見ごたえある。話だって悪くない。だが、悪態をついてもみんなわがまま爺さんが好きで幸せな結末を迎える展開が、どこか予定調和的で不満が残る。
『FLOWERS』は間違いなく感動するような作品じゃないだろうけど、女優さんがいっぱい出ているからそれを眺めるだけで楽しかろうと。>予想通りで何も言うjことはない、綺麗な女優さんを綺麗に撮りましたというだけ。本筋に関係ない東宝サラリーマン喜劇風の田中麗奈嬢だけが面白く、あとは一本調子なだけ。

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2011年2月15日 (火)

図書館で5冊

図書館で予約していた5冊を借りる。
イギリス近代史講義
石と人間の歴史―地の恵みと文化―
異端者たちの中世ヨーロッパ
古語の謎―書き替えられる読みと意味
天文学の誕生――イスラーム文化の役割
新書3冊は今月の気になる新刊で紹介した本。後の2冊はNHKブックスと岩波科学ライブラリーだから選書という括りでしょうか。この5冊に共通しているのは参考文献が充実していること。学術書では当たり前のことですが、新書や選書クラスだと不親切な著作も多いだけにこれは嬉しいところ。
>「古語の謎」は出だし“ひむがしの のにかぎろいのたつみえて~”あたりは興味深かったけど、やや尻つぼみ。枝葉末節のエピソードに終始した印象。現在古語と呼ばれるものは江戸の国学者(古学者)が擬古文を書くために作り上げたものにすぎないという主張がすっきりと見えてこない。

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雪だるま

昨日の夜からの雪が朝にはあがっていて、うちの前の手すりに小さな雪だるま。

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2011年2月14日 (月)

新書大賞

「新書大賞2011」が発表になりましたが、ニュースでは5位までしか出ていませんでした。
(1)村山斉著『宇宙は何でできているのか』(幻冬舎新書)
(2)藻谷浩介著『デフレの正体』(角川oneテーマ21)
(3)内田樹著『街場のメディア論』(光文社新書)
(4)大竹文雄著『競争と公平感』(中公新書)
(5)瀧井一博著『伊藤博文』(中公新書)
うーん1位はともかく、高校の科目でいえば公民系ばかりだな。なぜ地歴系が選ばれないんだろう?『伊藤博文』も著者は法制史の人だしなあ。
6位以下は中央公論本誌を立ち読みしなくっちゃ。
>というわけで追加です
(6)島田裕巳著『葬式は、要らない』(幻冬舎新書)  
(7)古市憲寿著『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想』(光文社新書)  
(8)保坂正康著『田中角栄の昭和』(朝日新書)
(9)若宮健著『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』(祥伝社新書)  
(10)輪島裕介著『創られた「日本の心」神話』(光文社新書)
ますます私の興味とはかけ離れている、

あそういえば今日はバレンタインデー。私には関係ないけれど。

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2011年2月13日 (日)

『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『シャッター・アイランド』

石神井公園のTSUTAYAで『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『シャッター・アイランド』を借りる。
『ボーイズ…』は、黒川芽以さんが出ている。それだけが頼りだ。>これもまたしてもダメ男と恋愛依存女のすれ違いストーリー。ダメ男といっても中小企業の冴えないセールスマンというだけで、会社でスポイルされてるわけじゃなく、犯罪に走ったりドロップアウトしたりするわけでもなく、黒川さんにあんなこと言わせてしかもぶっ飛ばす。そう考えればダメ男の成長物語としてよくできているのかもしれない。でもあんまし心情移入できないなあ。
『シャッター…』は、作品紹介や映画評などでネタバレを含めてすでに見たような気にさせられているけれど、スコセッシ監督だし謎解きだけの作品じゃないかもしれない。>レオ様が童顔で狂おしさが足りないことをのぞけば予想よりもおもしろかった。いろんな伏線も映像として楽しめた。そしてラスト。そっか、最後は自らロボトミー手術を受けることを選択したのか。

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2011年2月11日 (金)

雪の建国記念の日

朝から雪が降り始めた。寒い。
建国記念の日です。
神武天皇が辛酉年春正月庚辰朔に即位をしたという日本書紀の記述に基づくものです。もちろん辛酉革命説によったもので歴史的事実の記述ではありません。

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2011年2月 9日 (水)

日本インターネット映画大賞発表

第15回(2010年)日本インターネット映画大賞結果

日本映画部門
作品賞(ベストテン)
1位 248点 告白
2位 126点 悪人
3位 82点 十三人の刺客
4位 71点 春との旅
5位 59点 ゴールデンスランバー
6位 56点 孤高のメス
7位 52点 最後の忠臣蔵
8位 45点 キャタピラー
9位 44点 カラフル
時をかける少女

監督賞 18票中島哲也「告白」
主演男優賞13票役所広司「十三人の刺客」他
主演女優賞26票松たか子「告白」
助演男優賞15票稲垣吾郎「十三人の刺客」
助演女優賞 8票満島ひかり「悪人」他
ニューフェイスブレイク賞11票桜庭ななみ「最後の忠臣蔵」他
音楽賞 7票のだめカンタービレ 最終楽章 後編
ブラックラズベリー賞4票東京島
投票者数ランキング41人告白
思い入れ度ランキング6.049点告白

外国映画部門
作品賞(ベストテン)
1位 140点 インセプション
2位 121点 トイ・ストーリー3
3位 89点 第9地区
4位 75点 インビクタス 負けざる者たち
オーケストラ!
6位 63点 キック・アス
ハート・ロッカー
8位 61点 息もできない
9位 48点 ヒックとドラゴン
10位 47点 瞳の奥の秘密

監督賞 15票クリストファー・ノーラン「インセプション」
主演男優賞6票ヤン・イクチュン「息もできない」
レオナルド・ディカプリオ「インセプション」他
主演女優賞7票サンドラ・ブロック「しあわせの隠れ場所」他
助演男優賞8票渡辺謙「インセプション」
助演女優賞4票メラニー・ロラン「オーケストラ!」
ニューフェイスブレイク賞9票クロエ・グレース・モレッツ「キック・アス」他
音楽賞 12票オーケストラ!
ブラックラズベリー賞5票アリス・イン・ワンダーランド
投票者数ランキング30人インセプション
思い入れ度ランキング6.000点ヒックとドラゴン

日本映画部門ではベストテン5位の『ゴールデンスランバー』が他と違うぐらいで、まあ順当なところ。
それより『告白』への集中ぶりが驚き。
外国映画部門では『キック・アス』が予想外の大健闘。とか言っても外国映画のことは良く分らん。私の見た数少ない作品の中では『Dr.パルナサスの鏡』が面白かったが、評価はいまいちだし。

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2011年2月 8日 (火)

遅刻と休み

見事に寝坊をして子供たちは遅刻。
と思ったが、下の子は今日も熱で休むことに。
というわけで上の子を連れて学校へ(遅刻をしたときは保護者が連れて行かなければならない規則)。
そのあと、下の子を小児科へ連れていく。
子供だと7度4分ぐらいまでは大丈夫ですよ。
7度5分なんですけど。
悩ましいところですよね。他の症状はないので少し様子を見ましょうか。
というようなやりとりで結局何事もなし。
いや多分そうだとは思っていたんだが、もう少し納得させてほしかった。

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2011年2月 7日 (月)

代休

土曜日に学校公開で授業があったため、子供たちは代休。
その辺を散歩してお買物といういつものパターン。
天気は悪くないが、北風が強く予想ほど暖かくは感じなかった。

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2011年2月 5日 (土)

学校公開&展覧会そしてリハビリ

子供たちの学校公開(授業参観)のため土曜だけど授業がある。
2時間目に下の子の「生活」を見て、3時間目に上の子の「算数」を見る。
下の子の「生活」はこの1年で自分ができるようになったことを発表するというもの。そういえば上の子も2年の学校公開で同じ授業をしていた。上の子のはかくし芸大会のようなもので、剣道や空手、こま回しなどを披露していた。うちの子はといえば覚えたばかりの(下手な)お手玉を自慢そうにやっていた。一方、下の子のはというと「漢字を覚えました」、「九九ができるようになりました」と同じ発表の連続でつまらないこと夥しい。うちの子は「水彩絵の具で絵を描けるようになりました」という他の子とは一味違う発表だったんだけど、惜しいかな彼女は人前で話すのが苦手。声は小さく何言ってるかさっぱり分からずじまい。クラスメイトの感想も「声は小さいけれど最後まで言えてよかったと思います」と、多分リハーサルの時は途中でやめちゃったんだろうなと思わせるありさま。
上の子の「算数」は少数の割り算。まあ先生がかみ砕いて説明しているのがかえってこっちにはわかりにくい。
途中で抜け出して体育館の展覧会へ。
今学年は学芸会ではなく展覧会。全校生徒の作った絵画、工作、手芸などを体育館に陳列してある。
下の子は、空想の魚を描いた紙版画とこんな家に住みたいという工作。なかなか躍動感のあるフォルムの魚と庭の木や洗濯物など小物に凝った家で、予想以上にいい出来。見直した。
上の子は、想像上の花の絵とネームプレートの焼き物。花の絵は斜めの構図でしっかり描いて、本人曰く「まっすぐにしちゃうとヒマワリみたいになっちゃう」と、作戦を考えてある。
展覧会もそこそこに近所の医院で五十肩のリハビリ。思い切りほぐしてもらうが、これがこの前より痛い。相当ひどいらしいからしばらく続きそうだ。

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どうした「キネ旬」!採点表にミス連発

「キネ旬」のベストテン発表号を買った。
日本映画採点表を見てびっくり。
『半分の月がのぼる空』(64位と82位)と『カケラ』(45位と86位)が二度出て来る。『半分の月がのぼる空』は得点を合計しなければならないし、『カケラ』は樋口尚文の投票を2度カウントしている。大勢に影響はないけれど順位が変わってしまうじゃないか。あまりにも基本的なチェックミス。これが今号の命じゃないのか。
その順位で意外だったのは日本映画で『ゲゲゲの女房』が13位と高評価だったことと外国映画の『アリス・イン・ワンダーランド』が無得点だったことぐらい。個人賞は新人男優賞の生田斗真以外は混戦模様で大方の支持を受けた人はいなかったよう。

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2011年2月 3日 (木)

下の子の2連休で鬼は外

昨日発熱で学校を休んだ下の子。
今日もお休み。朝は6度8分ぐらいだが、昼には7度を越えていた。
昨日と同じような経過をたどっている。
さほど調子は悪くなさそうだが、熱っぽく赤い顔をしている。

今日は節分ということで、太巻きを食べたり豆を食べたり。
いろんな風俗が混ざっている。
もっとも私が子供の時の豆まきも、ちょっと外に豆をまいたあとは、殻に入った落花生や小さなお菓子を部屋の中で親が撒くの兄弟で取り合うという全然本旨から外れた行事だったから、太巻きを食べようが、ロールケーキを食べようが、たいしたことは言えない。


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2011年2月 2日 (水)

レンタル2作

近所のレンタル店の新作半額デーで2本借りる。
瞬 またたき』と『必死剣鳥刺し』。
『瞬』は北川景子の記憶喪失もの(?)。>話とすれば喪の儀式というか、親しい人の死を受け入れる葛藤を描いたものなんでしょう。だから無理やりあんな事故にしなくてもよかったんじゃないでしょうか。他に助かり方がありそうに思えるでしょう。あれじゃ。それにどうなんだ?北川さんの柄ではないような。例えばちょっと前の小西真奈美がやっていた感じ。乗り切れませんでした。
『必死剣…』はこのところ毎年のように映画化されている藤沢周平原作。あらすじを聞いた範囲では似たパターンではある。それにこのタイトルちょっと笑える。そういえば昨年は上の北川さんも藤沢原作の『花のあと』で主演していた。>評判が良かっただけにもうちょっと期待していたけど、残念でした。まず気になるのは事件全体の構図が見えてこないこと。側室を切った藩士がなぜ重用されたのか、本人に分らなくてもいいんだが、観ている方がさっぱりわからないというんじゃ不親切過ぎやしまいか。小日向文世が「結局変わらなかった」といったこと、側室の侍女が「なぜお斬りになった」と聞いたことなどの伏線は放りっぱなし。豊川悦司が思慮なしということでいいのか。ミステリじゃないのなら、海坂藩の美しい景色を撮るか、池脇千鶴嬢の美しさを強調するかして抒情溢れる作品にするかといえば、そちらも不徹底。殺陣の凄さをいう人もいるが私にはその辺の興味はないので。


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2011年2月 1日 (火)

五十肩

昨年からの五十肩がひどくなって、何もしなくても右上腕部が痛くなってきたのでとうとう病院へ行った。
肩を掴んでぐるぐるまわしてみて「右腕の筋肉が固まって左腕より細くなっていますね」。
レントゲンを撮って「骨や関節には異常はないのでマッサージをして筋肉を伸ばしていきましょう」。
というわけでリハビリ室でグイグイ引っ張ってもらってどうにか終了。そのときだけは肩も軽くなったような気分(気分だけね)。これからしばらく週1~2回は通うことになりそう。
ついでにBOOKOFFに寄って「日本魔界案内」を。パラパラめくった感じではたいした内容ではない気もしたけれど、それでも小松和彦が書いているのなら、彼の著作は共著も含めて9冊持っていることだし腐っても鯛(違うか?)というわけで購入することにした。

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