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2010年11月22日 (月)

11月新刊新書文庫

11月新刊のうち気になった新書文庫を紹介します。

<新書>
◎岩波新書「ヤマト王権〈シリーズ 日本古代史 2〉」吉村武彦
ここら辺の話は随分読んできたとはいえ古代史ファンには楽しみな一冊。
◎中公新書「石と人間の歴史―地の恵みと文化」蟹澤聰史
なぜか中央公論新社のサイトではいまだに11月新刊が掲載されていないし、amazonにも紹介文がないので、内容はよく分らんが、筆者は地球物理学の人なので、私などが石と文化といって想像する石器、巨石文化、ゴシック建築などとは違う視点があるかもしれない。いちおう手元にある関連しそうなのというと「巨石文化の謎」「世界宗教史〈1〉〈2〉」あたりかな。
◎中公新書「古語の謎―書き替えられる読みと意味」白石良夫
これも内容はよく分らないし、日本語史に関する本もほとんど読んではいないけれど、興味がそそられるタイトルではある。
◎講談社現代新書「天智と持統」遠山美都男
著者の本は90年代に「大化改新」「壬申の乱」「聖徳太子未完の大王」「天智天皇」と4冊読んでいる。最初は面白かったが、続々と新書が出てくるのでもういいやという気分になった。本書も読まないような…。
◎ちくま新書「古事記を読みなおす」三浦佑之
史書としてではなく古代の説話物語として読みなおすというのだから、「古事記と日本書紀」よりは「古事記の起源」に近いのかもしれない。個人的には著者の想像ばかりであまり生産的な気はしませんが、本書はどうだ。
◎文庫クセジュ「イタリア・ルネサンス絵画」ジャン・リュデル
◎平凡社新書「文学者たちの大逆事件と韓国併合」高澤秀次
韓国併合」以外、関連しそうな本はほとんど持っていないが気になるタイトルなので。

<文庫>
◎岩波文庫「完訳 統治二論」ジョン・ロック
旧訳「市民政府論」はあるが、今読みたいというより手元に置いておいておきたい本です。
◎岩波現代文庫「磔のロシア――スターリンと芸術家たち」亀山郁夫
「カラマーゾフの兄弟」の新訳で著名な筆者による大佛次郎賞受賞作の文庫化です。
◎講談社学術文庫「冒険商人シャルダン」羽田正
17世紀ペルシア、インドの旅行記を表したイギリス商人。東西交流に興味があるのでオリジナルは持っている。関連するのでは「ムガル帝国誌〈1〉〈2〉」「レオ・アフリカヌスの生涯」あたり。
◎講談社学術文庫「エウセビオス「教会史」(上)」秦剛平
初期キリスト教史なら「西洋古代・中世哲学史」ぐらい。アウグスティヌスの「神の国」もあるけど。
◎ちくま学芸文庫「アレクサンドリア」E.M.フォースター
「ハワーズ・エンド」「眺めのいい部屋」などで著名なイギリス作家による歴史物語。当然内容は古いでしょうが面白いはず。
◎ちくま学芸文庫「中世の星の下で」阿部謹也
書棚にはちくま文庫版がある。
◎中公文庫「聖者の宇宙」竹下節子
聖者については同じ著者の「ヨーロッパの死者の書」をはじめ「中世の奇蹟と幻想」「守護聖者」などがある。
◎河出文庫「千のプラトー 下---資本主義と分裂症」ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ
これで完結です

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