悩む皮膚科
午前中にふたりを連れていつもの皮膚科に。
診察室に入ると元の先生、幹部を見るなり「お渡しした薬以外塗ってませんよね」。
看護士が「土曜日に○○先生が・・・(薬の名前)を出しました」。
うーんと唸ったまま、いつものように消毒を始める。
なかなかよくならないので考え込むのか口数も少ない。
たちが悪いんですか?と聞くと、相当悪いね。
本当に大丈夫なのか?
BOOKOFFで「子どもたちの大英帝国」。
同じ著者が後に著した「女たちの大英帝国」が海外で活躍した女性数人をピックアップしたものだったが、こちらは世紀末のイギリス(とりわけロンドン)の若者を“フーリガン”をキーワードに、ミュージック・ホール、貧困家庭、学校教育、ボーイ・スカウト運動を通して群衆として描こうというもの。
本書で描かれたヴィクトリア朝のイギリス社会を扱ったものとしては「路地裏の大英帝国」が基本的で、またフットボールの歴史のなかにひそむ暴力性については「オフサイドはなぜ反則か
」に詳しい。
同時代のドイツを扱った「世紀末ドイツの若者」は、扱う対象が労働者階級ではなく大学生だが、そこで描かれたワンダーフォーゲル運動は、本書のボーイスカウト運動とどこか呼応している。
| 固定リンク
« もう8月 | トップページ | 夏休み後半の予定 »
コメント