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2010年7月12日 (月)

つかこうへい死去

つかこうへいが死んだ。
70年代に人気を呼んで小劇場をメジャー・シーンに押し上げて、鴻上尚史、野田秀樹ら第三世代へ大きな影響を与えた。などといっても演劇にはさらさら興味がないゆえ舞台は見たことはない。

そんな私でも文庫本を4冊も持っているんだからいかに人気が高かったかが知れるというもの。
うちにあるのは
初級革命講座 飛龍伝
ジャイアンツは負けない
弁護士バイロン
いつも心に太陽を
相互依存的で被虐的な人間関係を中心にすすむ常識をひっくり返したような物語。
“ブスを殺したぐらいで死刑にしてたまるものか”みたいな話は、実に逆説的でその時は面白かったんだろうが、申し訳ないが今となってはあんまり心に残っていない。やっぱり私は演劇向きな人間ではないんだろう。

一方、彼のかかわった映画も結構見ている。
古い方から
大林宣彦『金田一耕助の冒険』(79)ダイアローグライター
深作欣二『蒲田行進曲』(82)原作・脚本
井筒和幸『二代目はクリスチャン』(85)
高橋和男『熱海殺人事件』(86)原作・脚本
松原信吾『青春かけおち篇』(87)原作・脚本
舛田利雄『この愛の物語』(87)原作・脚本
後藤秀司『ペエスケ ガタピシ物語』(90)脚本
薬師寺光幸『幕末純情伝』(91)原作
若松孝二『寝盗られ宗介』(92)原作・脚本
工藤栄一『リング・リング・リング~涙のチャンピオン』(93)原作・脚本
斎藤耕一『薔薇ホテル』(96)原作・脚本
と、11本もある。
彼がかかわった作品で見ていないのは『菜の花配達便』(96)原作・脚本ぐらいだ。
でも、このなかで成功したと言えるのは『蒲田行進曲』ぐらいで、戯曲の代表作といっていい『熱海殺人事件』や『幕末純情伝』でさえ映画としては相当?です。個人的には『薔薇ホテル』は好きですけどね。


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