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2010年6月 5日 (土)

図書館巡り

予約していたCDを受け取りに保谷と貫井の図書館を連チャン。
まず保谷で予約していた『sweets~cutie pop collection』を受け取って、ついでにCDの棚から岩田さゆりの『Thank You For...』をピックアップして、新刊棚から竹下節子の「無神論」を借りる。
その後、中村橋へ移動してもうひとつの図書館へ。
こちらでも予約していた櫛引彩香『Essential』に加えて、CD棚の大貫妙子『History』と篠田真由美の建築探偵シリーズ「一角獣の繭」も借りる。
『sweets』は釈由美子「ドラマチックに恋して」1曲がお目当て。
岩田さんはビーイングのガーネットグロウをさらにへなちょこにした感じ。今は歌はうたっていないみたいだけど。
櫛引さんのは「Cycle」を探していたので。アコースティックで心地いいサウンド&歌声です。今はインディーズで、レコーディングのバックコ-ラスやCMソングで活躍しているみたいです。
大貫さんのはベストかと思ったら違ってた。

竹下節子の本は「ヨーロッパの死者の書」「ジャンヌ・ダルク」「ノストラダムスの生涯」の3冊をもっている。それらに比べて本書第1部は古代から現代にいたる西欧思想を無神論という観点から見直すという壮大なもの(その割にコンパクトすぎる気もするが)。ローマ帝国で無神論として批判されていたキリスト教が、中世では逆転してキリストを信じない者たちを無神論と呼ぶようになる。著者は、その時期のスコラ哲学などキリスト教思想のなかに無神論を内包していることを読み解いていく。すなわちキリスト教徒にとっては前提であるべき信仰が、(神の存在証明のような)理性によって担保されるということの逆説である。その逆説が理性による宗教批判現代の無神論へと結びついていくということらしい。ストーリーは面白いかもしれない。しかし、著者の叙述は平板で、その面白さを伝えきれずに、キリスト教に興味のないものにとっては退屈なお勉強に陥っている。
第2部は、無神論というよりは、フランスにおける宗教事情にかんするエッセイの寄せ集めといった感じ。やや雑然としているものの、メインとなるテーマは、フランスでライシテ(政教分離)がなぜ厳格に守られているのかということだろう。こちらはフランスに在住する著者ならではの視点ではあるけれど、これまでの著作とはいささか趣が違う。
手元にある本で参考になりそうなのは、「異端の精神史 (叢書 ヒストリー・オヴ・アイデアズ)」「西洋古代・中世哲学史」「ルネサンスと宗教改革」「フランス啓蒙思想入門」「十八世紀イギリス思想史〈上〉〈中〉〈下〉」あたりかな。
あと「古代神学」も微妙にかかわっているかも。
篠田真由美は、この前の本もまだ読んでいないけれど、とりあえず目についたから。>これはいかん。全然文章が頭に入ってこない。最初の数ページで放棄してしまった。

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