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2010年5月 9日 (日)

『アリス・イン・ワンダーランド』で3D初体験。

家族みんなでT・ジョイ大泉へ『アリス・イン・ワンダーランド』を観に行く。
娘たちは小学生だから当然吹替版。そして3D眼鏡初体験。
2年生の下の子には眼鏡が大きすぎて面白い顔になっていた。
それはともかく、この内容で109分は短い。
むろん子供連れを当て込んでいればそうそう長くはできないのだろうけど、最初の現実世界をのぞけば、まるでジェットコースター。休む間もなくアリスの冒険が続いて緩急もなければ冗舌もない。ひたすらエンディングに向かって駆け足で進んでいく。ジョニー・デップの演技も発揮されることなく小さくまとまってる感じ。
そのなかでひときわ精彩をはなっていたのがが白の女王。真っ赤な唇と踊るようなしぐさで完璧なプリンセスぶりを発揮して、観る者を不安に陥れる尋常ならざるキャラクターを作り上げていた。いつ赤の女王と正邪が入れ替わって、こちらが悪の女王になってもおかしくない。
ラストで中国に船出するアリス。しかし、「不思議の国のアリス」が出版されたのが1865年。それから13年後となると、アヘン戦争(1840~42)で勝利したイギリスが香港を奪い取り、中国に大っぴらにアヘンを輸出していた時期だ。それを思えば、あのラストは何なのか。ましてや彼女の脇をすりぬける一羽の蝶は胡蝶の夢の象徴。これもまた夢の世界の冒険だとでもいうのだろうか。
などと考えても映画が面白くなるわけではない。
全体に食い足りない印象だ。

子供たちは、怖い映画は嫌いと言って行きたがらなかった下の子もそれなりに楽しんでしたようだ。めでたしめでたし。

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