世界の名著、日本の名著
大宮の実家に行って諸々片付けや掃除を手伝ってくる。帰りに書棚から亡父の本を3冊持って来る。「世界の名著 ヘーゲル」と「日本の名著」の「新井白石
」「杉田玄白・平賀源内・司馬江漢
」。父は本好きだったとはいえ、ヘーゲルに興味を持っていたとは思えないんだが、数冊ある「世界の名著」(他は、トインビー
、バラモン教典,原始仏典
、エラスムス,トマス・モア
、マキアヴェリ
、マリノフスキー,レヴィ=ストロース
)のなかに何故かあった。もちろん箱つきのやつ。歴史好きだったから、日本の名著の方は持ってても納得できるところ。
私にしても、ヘーゲルについてはレーヴィットの「ヘーゲルからニーチェへ (1)(2)
」が基本で「歴史哲学〈上〉
〈中〉
〈下〉
」は面白いけど「精神現象学」はチンプンカンプンというくち。「新しいヘ-ゲル
」や「ヘーゲル・大人のなりかた
」を読んでも何が面白いのかさっぱり。ただ、もしかして「法の哲学」は理解可能じゃないかと。
白石については、邪馬台国本で畿内説のはじめと紹介されたり、「雨森芳洲」や「江戸の歴史家
」に断片的に出てくるぐらい。「読史余論」くらい読んでおいて損はないでしょう。
玄白・源内・江漢については、本書に解説書いてる芳賀徹関連の「日本人の西洋発見」「平賀源内
」が手元にあるぐらいだもの私の興味にぴったり。
| 固定リンク
コメント