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2008年5月 9日 (金)

琥珀捕り

図書館で予約していた「琥珀捕り」を受け取る。
対蹠地(Antipodes)から回転のぞき絵(Zoetrope)までアルファベット順にならんだ26本のエピソード。
琥珀を隠し味にしたエッセイというか、ホラ話というか、縦横無尽かつ換骨奪胎された引用によって、奇妙に重なり合っていく。
カルヴィーノほどホラではないし、ボルヘスほど重厚ではないけど、これは面白そう。手元に置いておきたい1冊。

TSUTAYAで旧作2本を借りた後、階下のBOOKOFFで「神曲 上」と「Do you remember?」by moumoon。
ダンテは、105円なら買いでしょう。ただしこれはいかにも古い訳。戦前も戦前、大正年間だというからいたしかたないけど。
帰宅してから気がついたんだけど、上の「琥珀捕り」の作者は詩人で「神曲」の英訳をしているのね。偶然だけど。
moumoonは女性ヴォーカルと男性サウンドメーカーのユニット。ヴォーカルが甘くてなかなかアイドルしています。
これは収穫でした。
ちなみにインディーズ時代の名曲「Flowers」が英語版で収録されてる。

恋愛睡眠のすすめ
ポップな妄想映画で、当然ながら現実よりも妄想のなかのほうが楽しい。
それがどう絡まっていくかがいささか弱いあたり、不満が残る。
可愛いというよりももの哀しい映画。

自転車BGMはザ・ジェノヴァの「サハリンの灯は消えず」。
同じ北国を歌ってもブルー・コメッツとは大違い、樺太引き揚げの歌ですからね、今の人に何のリアリティもないでしょうなあ。でも、北海道に住んでいた私には親しみがある曲です。もちろん、サイケデリックとガレージこそがGSという人には、どこがGSなのか意味不明の1曲でしょうが、迫力があってついつい呻ってしまいます。
「さらばサハリン」も同じテーマで、ロシア民謡との親和性を感じます。

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