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2006年10月17日 (火)

ジュール・ヴェルヌの帝国主義

「文明の帝国」だけど、ひねりがない直球勝負という感じ。
ジュール・ヴェルヌも時代的制約から差別意識を持っていたとか、帝国主義の片棒を担いでいた、というのでは当たり前すぎやしませんか。たとえば第Ⅱ部第2章冒頭で、著者自身が“本章の結論は、「フランス人は優れている」という自意識をヴェルヌは持っていた、ということになります。(中略)このように結論を急げばまったく身もふたもない話ですから”と書いているように、身もふたもない結論に合致した部分をヴェルヌの著作から引用してきているという感じです。ここで描かれているヴェルヌに新しい発見はほとんどありません。
この本の有用なところは、巻末の“主要小説のあらすじ”でしょう。

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