図書館で1冊
買い物ついでに図書館で予約していた1冊を受け取りました。
「ルクレティウス 『事物の本性について』―愉しや、嵐の海に」
蔵書で参考文献に挙がっていたのは
「物の本質について」「神々は渇く」「ギリシア哲学者列伝」
買い物ついでに図書館で予約していた1冊を受け取りました。
「ルクレティウス 『事物の本性について』―愉しや、嵐の海に」
蔵書で参考文献に挙がっていたのは
「物の本質について」「神々は渇く」「ギリシア哲学者列伝」
買い物ついでに貫井図書館で予約していた2冊を受け取りました。
「日本の包茎 ―男の体の200年史」
「〈驚異〉の文化史―中東とヨーロッパを中心に―」
「包茎」は新刊だけど、「驚異」は2015年刊の論集で
中世ヨーロッパの驚異を中東イスラム世界の驚異と対照させようというもの。
驚異の旅行記は私の最も大きな関心のひとつでもあるので
蔵書で参考文献に挙がっているものも、
「イブン・ジュバイルの旅行記」「大旅行記」
「ヴォルガ・ブルガール旅行記」「インドの驚異譚」「神の国」
「アレクサンドロス大王東征記」「東方の驚異」
「中央アジア・蒙古旅行記」「ケプラーの夢」「聖書」
「聖ブランダン航海譚」「皇帝の閑暇」
「アレクサンドロス大王物語」「聖パトリックの煉獄」
「学問の進歩」「歴史」「東方見聞録」「マンデヴィルの旅」
「黄金伝説」「コロンブス航海誌」「本当の話」
「山海経・列仙伝」「異人論序説」「バロック科学の驚異」
「中世幻想世界への招待」「イスラーム思想史」
「怪物のルネサンス」「幻想の東洋」「異教的ルネサンス」
「異境の発見」「愉悦の蒐集」「中国の青い鳥」
「幻想の中世」「中世の夢」と少なくありません。
これは入手したくなってきました。
久しぶりに高野台のBOOKOFFでCDを購入。
立花理佐『ゴールデン☆ベスト』。
それほど気に入りというわけではないけれど、格安で拾い物でした。
湯川れい子/かまやつひろしによるイタリアンツイストっぽい
「大人はわかってくれない」が聴きどころ。
下の子の大学の入学式。
式場は大学ではなく、中野サンプラザホール。
保護者の入場はなく、学生だけだそうです。
あいにくの天気で寒い寒いといってスーツ姿で出かけました。
来賓の挨拶もなく式は簡潔にすんだそうです。
かえって良かったのかもしれません。
リモート授業に備えて学生全員にポータブルPCが貸与され、上の子は羨ましがることしきり。
何はともあれこれで名実ともに大学生。
楽しんでくれればいうことなしです。
俳優の田中邦衛氏が亡くなりました。
生涯出演映画は約260本。
『若大将』シリーズはかなり観ていますが、『網走番外地』は1本のみ。
“北の国から”も本シリーズは観たことがなく、
純と蛍が大きくなってからのスペシャルのみなので、
どうしても五郎のことが好きにはなれませんでした。
というわけで好きな俳優なのかと言われると微妙ではありますが、
私が観ている出演作は92本で全俳優中の6位ですので間違っても嫌いな俳優ではありません。
ちなみにベスト10は
1位 石橋蓮司 124 本
2位 柄本 明 110 本
3位 光石 研 105 本
4位 大杉 漣 104 本
5位 岸部一徳 103 本
6位 竹中直人 92 本
6位 田中邦衛 92 本
8位 田口トモロヲ 91 本
9位 室田日出男 89 本
10位 原田芳雄 85 本
バイプレイヤーばかり癖のあるメンツが揃っています。
(本数はKINENOTNOTE調べで、助演俳優の場合
漏れている出演作もあるので確実とはいえません。)
観た作品の中では
『アフリカの光』のショーケンとの絡みがいちばん印象的です。
合掌
買い物がてらに図書館で予約していた1冊を受け取り、
開架棚から2冊借り出しました。
予約していたのが
「日本史サイエンス 蒙古襲来、秀吉の大返し、戦艦大和の謎に迫る」
開架棚が
「連星からみた宇宙 超新星からブラックホール、重力波まで」
「日本の歴史的建造物-社寺・城郭・近代建築の保存と活用」
私の興味からすると、やや脇道の3冊です。
蔵書で参考文献に挙がっていたのは
「神々の明治維新」のみ。
練馬のTSUTAYAで新作DVDを5作レンタルしました。
日本映画4本
『浅田家!』
『映画『映像研には手を出すな! 』』
『朝が来る』
『喜劇 愛妻物語』
外国映画1本
『ポルトガル、夏の終わり』
『映像研~』以外は評価の高い日本映画が揃っています。期待大です。
『浅田家!』は、震災物と言ってしまえばそれまでですが。多彩な助演陣が見所でしょう。>いい話で海岸の家族写真には泣かせてもらいましたが。突き抜けてくるものは感じませんでした。
『映画『映像研には手を出すな! 』』は、アニメ版もドラマ版も大いに楽しんだので当然期待します。>ちょっと期待し過ぎました。ドラマ版で良かったかかも。とはいえ、文化祭が迫ってからは引き込まれました。齋藤さんにはワンアンドオンリーのキャラになる気がします。
『朝が来る』は、河瀨監督作品。永作さんと蒔田さんの出会いに。>臨海の高層マンションに住む夫婦の物語と中学生で妊娠し子供を手放さなければならなかった少女の物語。現実はどうあれ、私は少女の物語に加担します。そんなことは百も承知で、それは新聞販売店の主人が泣きながら心配しているからという程度のことだと河瀨監督は言いたいのでしょう。ヤクザがお前がバカだからだというのも、同じことなのかもしれません。夫妻が奇跡のようにいい人だったとしても、少女の痛みが癒えるわけではありません。そして映画全体にすべてを女性に帰している点も気がかりなところです。父親の存在が希薄です。それでも、そんなマイナスをすべて乗り越えてこの映画はいい映画に違いありません。ラストに至って、たとえ見せかけだとしても朝は来ると思えてきますから。永作さん蒔田さんの素晴しさは予想を超えていました。
『喜劇 愛妻物語』は、ドタバタだと不安もありますが、水川あさみさんの評判がいいみたいで楽しみです。>わが身を振り返り、妻の怒りはマジで突き刺さります。そういう映画です。うまく作ってはいますが、それ以上ではありませんでした。『浅田家!』と並べて観ると、夫のキャラは作り過ぎだったような。
『ポルトガル、夏の終わり』は、イザベル・ユペールが往年の大女優役で主演。なんか『真実』を思わせます。>ストーリーは特段の見せ場もなく淡々と流れますが、景色はきれいですし、建物も味がありました。それだけでもゆったりした気分になれます。
4月新刊から気になる新書・文庫・選書を蔵書とリンクして紹介します。
◎岩波新書「モダン語の世界へ: 流行語で探る近現代」山室信一
手元のでこの時代を扱っているのは「明治大正の民衆娯楽」あたりでしょうか。
◎中公新書「宗教と日本人 葬式仏教からスピリチュアル文化まで」岡本亮輔
日本人は宗教心がないと言われるけれど、正月には初詣、お盆に墓参り、テレビも雑誌も占い三昧、怪しげなスピリチュアルもマスコミでもてはやし、これで無宗教とは言わせはしません。
というわけで蔵書にも「冠婚葬祭」「物見遊山と日本人」
「「こっくりさん」と「千里眼」」など関連本が盛りだくさん。
◎中公新書「鉄道と政治」佐藤信之
類書は持っていませんが、鉄道好きとしては目を通しておきたい1冊です。
◎講談社現代新書「生物はなぜ死ぬのか」小林武彦
生物とは何かということと同じ問いかもしれませんね。
◎講談社現代新書「日本人と神」佐藤弘夫
タイトルだけだと分かりにくいですが、同じ著者の「偽書の精神史」の延長線でしょう。
蔵書ではほかに「神仏習合」「中世神話」あたりも重要です。
とにかく日本の中世は面白い。
◎講談社ブルーバックス「重力のからくり」山田克哉
同じ著者では「宇宙のからくり」があります。
当然関連しそうです。
◎ちくま新書「ことばは国家を超える ―日本語、ウラル・アルタイ語、ツラン主義」田中克彦
田中氏の著作は「ことばと国家」「言語からみた民族と国家」
「言語学とは何か」「エスペラント」「ノモンハン戦争」
と5冊書棚にあります。
ちょっとヤバそうな匂いもしますがどうでしょう。
◎ちくま新書「氏名の誕生 ―江戸時代の名前はなぜ消えたのか」尾脇秀和
類書は持ってませんが興味深いテーマです。
◎角川新書「後期日中戦争 太平洋戦争下の中国戦線」広中一成
日中戦争については「日中十五年戦争史」「日中戦争」があります。
◎NHK出版新書「新世紀のコミュニズムへ」大澤真幸
このところ資本主義・民主主義の行き詰まりをいかに乗り越えるか的な著作が多くありますが、これはどうでしょう。
著名な社会学者による本書のお手並み拝見というところです。
◎NHK出版新書「異形のものたち」中野京子
著者は美術史家ですが、私の興味は描かれた異形のものたちの表す意味みたいなこと。
蔵書では「怪物のルネサンス」「黒い聖母と悪魔の謎」
「グリーンマン」「ブックス・ビューティフル」などでどうでしょう。
◎岩波現代文庫「増補 オーウェルのマザー・グース: 歌の力,語りの力」川端康雄
オーウェルでは「一九八四年」「カタロニア讃歌」があり、
マザー・グースについては「マザー・グースの唄」「童話の国イギリス」あたり。
◎岩波現代文庫「法の哲学: 自然法と国家学の要綱 ((下))」ヘーゲル
先月の続き。
◎岩波文庫「パサージュ論 ((三)) 」ヴァルター・ベンヤミン
これも続きです。
◎岩波文庫「王の没落」イェンセン
デンマークのノーベル賞作家による歴史小説です。
描かれているのは16世紀のデンマーク王クリスチャン2世。
時代背景は「物語 北欧の歴史」で。
私の好きなティコ・ブラーエの2世代前の時代です。
◎岩波文庫「ペスト」カミュ
新潮文庫版はあります。
コロナのおかげ(?)で売れたみたいです。
◎ちくま学芸文庫「近代とホロコースト〔完全版〕」ジグムント・バウマン
「啓蒙の弁証法」が哲学ならこっちは社会学。
近代の暗部としてのホロコーストをどう乗り越えるか。
日本では歴史を認めない勢力が権力を持ち、乗り越える対象すら明言できない状況です。
◎ちくま学芸文庫「世界市場の形成」松井 透
蔵書では「近代世界システム」「東インド会社」「大英帝国」
「イギリスとアジア」あたりが世界市場を扱っているでしょうし、
「新書アフリカ史」も関連しているはずです。
◎ちくま学芸文庫「フォン・ノイマンの生涯」ノーマン・マクレイ
手元にあるノイマンは「ノイマンの夢・近代の欲望」。
◎ちくま学芸文庫「フィヒテ入門講義」ヴィルヘルム・G・ヤコプス
名前が知られているわりに手ごろな紹介のなかったフィヒテ。
書棚の本では「弁証法」で触れられているぐらいでしょうか。
◎講談社学術文庫「一外交官の見た明治維新」アーネスト・サトウ
岩波文庫で親しまれてきた本書の新訳。“本書の歴史的意義を問い直す、懇切な解説掲載”とあります。重要な読み直しがあるのでしょうか。
うちにある維新期の外国人による記録はは「ワーグマン日本素描集」「日本渡航記」。
解説としては「明治維新とイギリス商人」。
◎講談社学術文庫「メッカ イスラームの都市社会」後藤 明
中公新書版はあります。「都市の文明イスラーム」など1990年代前半のイスラム史見直しの1冊です。
◎講談社学術文庫「中国の歴史10 ラストエンペラーと近代中国 清末 中華民国」菊池秀明
19世紀から20世紀前半の中国史は日本の侵略が絡むだけに、どう読み解くか難しいところです。
とりあえずうちにあるのは「紫禁城史話」「中国、1900年」
「清朝と近代世界」「洪秀全と太平天国」あたりです。
◎角川ソフィア文庫「東方の言葉」中村 元
中村訳の「ブッダのことば」は大好きな1冊です。
◎角川ソフィア文庫「茶の湯の歴史」神津朝夫
手元の本で茶道が出てくるのは「秀吉の経済感覚」「女学校と女学生」ぐらい。正面から扱った本はありません。
◎講談社選書メチエ「夢と虹の存在論 身体・時間・現実を生きる」松田 毅
ライプニッツ専門家によるまっとうな哲学入門の本のようです。
とりあえず「世界の名著 (30) 」でライプニッツとスピノザを押さえ。
デカルトは「方法序説」で。
全体的に方向が近いのは「問題群」かもしれません。
◎筑摩選書「ヨーロッパ思想史 ―理性と信仰のダイナミズム」金子晴勇
あまりにもでかいタイトルなので想像がつきません。
全体をなぞるだけではなければいいのですが。
副題に近いのは「理性と信仰」ですがこれは自然的宗教。
ほかに「西洋古代・中世哲学史」「デカルト=哲学のすすめ」
「新しいヘーゲル」あたりも関連するでしょう。
◎筑摩選書「日本回帰と文化人 ―昭和戦前期の理想と悲劇 (筑摩選書)」長山靖生
著者のものであるのは「偽史冒険世界」「奇想科学の冒険」ですが、近頃すっかり真面目になってしまったみたいです。
◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「アクセサリーの考古学: 倭と古代朝鮮の交渉史」高田貫太
「倭国」「古代の東アジアと日本」「謎の七支刀」あたりでしょうか。
◎吉川弘文館歴史文化ライブラリー「山寺立石寺 霊場の歴史と信仰」山口博之
直接山寺を扱ったものは手元にありませんが、「密教」がかするでしょう。
今月の目玉は、
新書なら「モダン語の世界へ」「日本人と神」「異形のものたち」
文庫では「王の没落」は手元に置いておきたい1冊です。
「増補 オーウェルのマザー・グース」も気になります。
選書は「夢と虹の存在論」ですが、手に負えないかもしれません。
新書が楽しみです。
川口の図書館で開架棚より1冊借りました。
「和算-江戸の数学文化」
もっと和算の問題が載ってるかと思ったけれど。
数学的意味とか勉強になりそう。
蔵書で参考文献にあったのは「科学革命の歴史構造」だけ。
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